ブログ記事17件
カウントダウンが始まったあの日、破沙羅の再演だと思い心が浮き立った。日を追うにつれ新作であることが明らかになり、愛しい人たちとの再会の希望を打ち砕かれた想いでひとしきり泣いた。でも、今は心から思う。氷艶は未来に向かって道を切り拓いていく。それは破沙羅の再演であってはならない。新しい分野との競演、新しい風、誰も想像したことのない世界を、限界を超え国境をも越えていけ、氷艶よ。破沙羅はいつか再演が叶えばいい。「時」と「人」を得たときに。ただひとつ残念なのは、2019-月光かりの如く-の本気の
長らく妄想にお付き合い頂きありがとうございました。タイトルの通り「長すぎる」あとがきです。長すぎて、たぶん皆さま途中で脱落されると思いますので、先に挿絵をご担当くださったももはむ君、いえ、ももはむ画伯のご挨拶文をご紹介します。『ショコラさんの素敵な作品世界をご堪能されたみなさま、最後におじゃまいたします。挿絵を描かせていただきました、ももはむでございます。「氷艶婆沙羅」。わたくしはこの美しいショーを、残念ながらLIVEでは観ておりません(まじ残念です!)。ショコラ
<氷艶阿国の舞い>動画を感謝してお借りしますあちらこちらに書き散らかした衣装の話に新たな考察を加筆してまとめておきたいと思いました。はじめに阿国の衣装のテーマとしたい長唄をご紹介します。<長唄元禄花見踊>時は華やかな元禄の世。花見客で賑わう上野の山に派手やかに着飾った一行がやって来て、辺りは一層華やぐ。錦糸銀糸の小袖は及ばず、派手さを競った伊達模様、今最も流行している新奇な小袖模様、と、老若男女が思い思いに装いたてていっそう美しさが増す。濃い紫の地に鹿の子絞りの六尺
<義経さま登場場面>動画を感謝してお借りします>あちらこちらに書き散らかした衣装の話に新たな考察を加筆してまとめておきたいと思いました。はじめに義経さまの衣装のテーマとしたい長唄をご紹介します。<長唄船弁慶>平家追討に武勲を挙げたものの頼朝に憎まれた義経は、都を落ち船で逃れるべく、摂津国尼崎大物の浦に着いた。ここで弁慶は義経に静御前を都へ帰すよう進言する。義経に求められて、静は別れに舞を見せる。舞ううちに船出の時刻となり、静は涙にむせびながら別れていくのだった。
お久しぶりです、ショコラです。氷艷と長唄について書きたいことは書き尽くしたはずですのに、一年過ぎてもこの胸の熱い想いは未だ消えることなく慕わしさが増すばかりです。ちょうど氷艷記念日の明日からの3日間、ブログを更新させていただきます。公演に因み、各日昼夜公演として、6公演分掲載します。<初日昼公演>義経さま衣装の話<初日夜公演>阿国さま衣装の話<中日昼公演>氷艶二次創作ストーリー前編<中日夜公演>氷艶二次創作ストーリー後編<楽日昼公演>氷艶スピンオフショートショートスト
みなさまジェレミーのインスタ埋め込みリンクお借りします(//∇//)デトロイトの振付はジェレミーだったんですね(゜ロ゜)ストーリーに振付の片鱗??短い動画も上げてくださってますよ♪◆idreamofjeremyさんIthasbeensomuchfuntochoreographforthisgeniusrighthere!Thankyou@d1sk_tfortrustingme,andforworkingsohardonall
ブログを最後にします宣言から舌の根も乾かぬうちの更新です。まるで詐欺のようですね、ごめんなさい阿国舞の曲のうち、「鏡獅子」の説明だけしていないことがどうにも気になって落ち着かなく、しばし舞い戻って参りました。これで辞めますぜったい辞めます<長唄鏡獅子>大奥の正月の「御鏡餅曳き」の日。奥女中たちが小姓の弥生を引っ張り出し、殿様の前で踊るよう勧める。弥生は最初は拒むが再び連れ出され、ようやく舞う覚悟を決める。「春は花見に…」と花を眺める様子、「花も散り青葉茂るや夏木立」など
同時にUPしたひとつ前の記事「長唄の聖と俗義経凌辱の場面」https://ameblo.jp/masao-syokora/entry-12323710228.html(↑↑↑あちらを先に読んでくださいね。)で、長唄のエロチックな歌詞を載せようと考えてえーっと、「道成寺」の毬唄と、「浅妻船」もエロいなー。あとは「都鳥」とか「藤娘」とか・・・うーん、もうちょっとパンチの効いたエロはないかなー。そうだここはひとつ専門家に聞いてみよう知人の長唄の師範の方にメールしてみる。「突然すみません。
ここまで氷艶について長唄をテーマに、書きたいことは全て書きました。もうネタが無いのでこれで最後にします。長唄の美しい詞章が大好きです。私のブログ名「雪月花」は長唄「時雨西行」という曲の中の一節から名づけました。作詞は七五調の名セリフを数多く残した河竹黙阿弥です。曲としてもたいへん美しいものです。義経と同時代に生きた歌人、西行法師の物語です。<長唄時雨西行>もとは武士であった西行法師は、世をはかなんで出家し諸国行脚の旅に出る。ある日の時雨の降るたそがれ時、江口の
阿国舞の曲は長唄の「京鹿の子娘道成寺(以下道成寺とします)」「二人椀久」「鏡獅子」の3曲で構成されています。振り付けをされた東京ゲゲゲイの方は、鳴り物の素養があおりになるということですので、日舞や邦楽に通ずる動きが随所に見られます。<道成寺>安珍・清姫伝説の後日譚。桜満開の道成寺。清姫の化身だった大蛇に鐘を焼かれた道成寺にようやく鐘が奉納されることとなった。その鐘供養の日。花子という美しい白拍子がやってきて舞を奉納したいという。女人禁制でありながら、花子の美しさに若
現地に行けなくて残念に思っていましたが、Twitterでたくさんのお写真をUPしてくださっていて、細かい部分もよく見せていただきました。感謝です。まずは、衣装の色ですがやはり水色というご意見が大半です。「空色」、古色でいうなら、「瓶覗色」というご意見もありました。地紋は石畳(市松)だと思っていたのですが、詳しく見て頂いた方によると違うようです。色目も良く見て下さっています。お借りします。https://twitter.com/marisapho/status/918051
阿国の舞の2曲目には長唄の「二人椀久」が使われていました。かねてより思っていたことですが、ブエノスアイレスの春(エキシビション版)は長唄「二人椀久」がテーマではないか?このプログラムが演じられた2013年に歌舞伎好きの集まる新年会でそのように力説したのですが、皆さんと反応が薄く、大輔ファンの友人たちに説明しようにも、まず「二人椀久」が何たるかを説明するのも億劫で…ずっと心にしまっていたのですが、氷艶でスケートファンにも長唄が広く知られた今こそ言いたいミヤソラは二人椀久かもしれない
先日のBS放送をくり返しみるうちに、氷艶で最も好きな場面は、阿国の舞でもなく、吊られ義経さまの露わな太ももでもなく、この連れ舞であることに気がつきました。昔から歴史上のヒーロー義経が大好きでした。きっかけは長唄の「賤の苧環」です。頼朝に追われる義経と雪の吉野山で涙の別れ、やがて捕われの身となり鎌倉に送られてきた静御前。都で随一との呼び声高いその優美な舞を一目みたいと、頼朝は鶴岡八幡宮にて奉納の舞を披露するよう命じます。<長唄賤の苧環>前半は吉野山から鎌倉への
義経さま登場の場面の動画をお借りします阿国の衣装の話の続きです。義経登場場面の歌詞で--紫雲遥かに桜花--とあります。紫雲は瑞兆とされ、義経の辞世の句にも詠まれています。季節は春天空より一羽の鷹が紫雲を突き抜け桜満開の吉野山に降り立ちます。鷹は美しい若武者に姿を変えます。義経召喚の地がなぜ吉野山なのか?歌舞伎「義経千本桜」の舞台であり義経が静と今生の別れとなったのが吉野山です。吉野山峰の白雪ふみわけて入りにし人の跡ぞ恋しき歌舞伎では別れの場面は描かれ
以前にツイッターに書いたものにBS放送で新たにわかったことを追記して、記録用にまとめておきます。<阿国舞>三味線の調弦は主に3種類あります。本調子、二上がり、三下がりです。三味線の弦は、低音から一の糸、二の糸、三の糸といいます。本調子が基本となる調弦に対して、二上がりは二の糸が高く、三下がりは三の糸が低くなります。阿国舞では道成寺、二人椀久、鏡獅子の三曲を繋いでいますが、三曲とも調子が違うため、曲のつなぎ目で変調しています。道成寺(二上がり)→二人椀久(三下がり)→鏡獅子
先日のブログの義経さまの衣装の話のつづきですが→https://ameblo.jp/masao-syokora/entry-12302413361.html水色に見えるが実は紫だとどこかに書いてあった、ポストカードの色はたしかに紫寄りに見える、と書きました。ふと思ったのですが、薄い青紫なので、素直に「竜胆色」と考えればよいのですね。日本の伝統色は、濃淡があったり、やや違う色目である場合でもその色名を使うことがあります。竜胆色の範疇なんでしょう。竜胆色かもしれない、と仮定した上
既出のものと重複する内容があればご容赦いただきたいのですが、衣装の模様を分かる範囲で読み解いてみました。あくまでも個人の勝手な推測であることをご了承願います。義経様の衣装☆鎧と鷹の羽については他の方がブログに書いておられたので省略します書かれた方のブログはこちらです。→momokikuさん、感謝してお借りしますhttps://ameblo.jp/momokamo1995/entry-12283085968.html石畳の地模様に源氏の家紋の笹竜胆の衣装は、水色に見