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ムツさんの「ムツゴロウ麻雀記」が中公文庫にて再版されます。麻雀をうたない方でも、麻雀を通した人間ドラマ、ムツさんの世界を楽しんでいただける内容となっております。書店で見かけましたら、ぜひお読みいただければと思います。以下、出版社さんにいただきました情報を掲載いたします。====『ムツゴロウ麻雀物語』畑正憲著中公文庫にて3月19日発売予定本体900円(税込み990円)288ページ「動物王国」で知られた著者は、強豪雀士としても名を馳せた。雀荘で生活費を稼
麻雀はできないが、読んでみた。戦後すぐ、という時代設定の小説である。(話の)筋は理解できるが、こと白熱の麻雀のシーンになるとカラキシ理解ゼロである。大四喜十枚爆弾(だいすーしーじゅうまいばくだん)一人天和(ひとりてんほー)きっと凄い手なのだろうけど有難味がわからない。麻雀に詳しいのに聞いてみたら、「あ、それ、イカサマの手ですよ」即答で言うくらいだから有名な手なんでしょう。機械式はなく手積みでジャラジャラやっていた頃の、手
1月末から読み始めた伊集院さんの本『いねむり先生』仕事帰りの電車の中で毎日少しずつ読み進め今日読み終えた。。。最後の一行の文章がグッときた。。。最後の一行のためにこの本を書いたのだろう。。。小説の中で先生を慕って井上陽水も登場。。。陽水もこの小説を読んでいるに違いない。。。この小説は陽水が伊集院さんにリクエストしたのかもしれないな。。。陽水も最後の一行を読んでグッときただろうな。。。そんなふうに思った。。。最後の一行がグッときた良い小説だった。。。
2月5日読書の時間〜【伊集院静】いねむり先生〜※昨年11月24日伊集院静さんは亡くなられました※自伝的長編小説2011年刊行されその後、漫画化、ドラマ化もされた妻を亡くし、身体も心も壊れ東京を離れていたサブロー親しいK氏の紹介で"いねむり先生"と出会う所から物語が始まるサブローは伊集院静自身いねむり先生は色川武大=阿佐田哲也…とは一切書いてないけどね振り返れば私は、この年になるまでそれほど"深い悲しみ"というものに出会ったことがない鈍感なのか幸せなのか、その両方なの
『書楼弔堂待宵』『絡新婦の理愛蔵版』、そして『鵼の碑』。素敵な京極イヤーでした。そしてはじめましては北山猛邦さん、中村あきさん、石井仁蔵さん、真下みことさんなど。2023年の読書メーター読んだ本の数:182冊読んだページ数:63424ページ以下、抜粋です。■書楼弔堂待宵1月22日著者:京極夏彦本と人も合縁奇縁。シリーズ三冊目となる今回は、新しい時代に馴染めない偏屈老人・弥蔵が語り手です。己の過去を決して語ることなく、ひたすら不味い甘酒を拵えているけれど
先日、よくご来室下さるAさんにプレゼントをしました。ご存じの方もいるかもしれませんね。このほかに数冊選択肢があったのですが、『ザ・メタシークレット』、『麻雀放浪記』という全く異なるジャンルの二冊をお選びになりました。このAさん、非常に優秀で人格者でもあり、とてもお世話になっています。そんなAさんがまさか『ザ・メタシークレット』を選ぶとはびっくりしましたが、スピ系になじみがない方でもこの表紙を見たら心理学的、自己啓発の書籍に見えるようですね。また、マージャンもやるとのことですので、マージ
こんにちは。ぼくまんです!今回は僕の好きなことわざなり言い回しについてです。どれも何となく頭の片隅にありまして、ちょっとした行動指針って感じにもなってます。●人事を尽くして天命を待つ人間ができることはすべてやった上で、あとは運命にまかせること。(コトバンクより)この考え方が好きですね。単に一生懸命ガンバレってことではなく、自分でやれる範囲を全力でやったのならもはや自分の責任ではない、という解釈で捉えてます。もちろんやれる範囲と質については日々の上書きが必要ですが。また、これをちょ
ごはん、みそ汁、里芋のゆず味噌がけ、菊の酢の物、ブロッコリーサラダ、鰈の煮つけ“最後の無頼派作家”伊集院静さん無類のギャンブル好き、費やした金額は「数十億円」11/24(金)23:36配信2013年10月27日、天皇賞・秋の表彰式でプレゼンターを務めた伊集院静さん(右)。左は福永祐一騎手小説「機関車先生」やエッセー「大人の流儀」シリーズなどで知られる人気作家の伊集院静(いじゅういん・しずか、本名西山忠来=にしやま・ただき)さんが24日、肝内胆管がんのため死去した。73歳。山口
自分と同じく「麻雀放浪記」の登場人物をリスペクトする友人から本作の存在を初めて耳にして図書館においてなくってAmazonで入手したヤツをようやくチェックです!出目徳の死から10年後、ドサ健は相も変わらずコロシ愛の世界に身を置いていた。そんな中でドサ健は美人だが博打狂いの殿下を誘導し堅気でとりっぱぐれのない手堅い客だけを集められる高級賭場をオープンさせたのだが・・・ってお話♪麻雀放浪記同様に博打狂いのクズ人間が総出で思わずニヤけちゃいました♪本作では的にした相手を破滅に追い込むことを「
秋田市のカフェメリッサで10月のメリッサ読書会が開催されました〜その1📖🦢🦢🦢🦢🦢🦢🦢昨日はちょっと肌寒い感じで最近、なんか朝晩冷え込んできたし🌡️Fさんからなんか最近白鳥がとんでません?とゆー話題が出て🦢そーそーとかいってたら比較的暖かい地域のSマダムの近くにも飛来してきてるよとのコト🦢🦢もーすぐ冬が来るのか?とかおもったり🦢🦢🦢最近熊の出没が多いのも冬が近いからなのかなとかおもったり🐻🐻🐻🐻菊花賞の話題が出てあー秋だなーとかお
9月19日駅裏麻雀倶楽部〜2023年9月17日大会優勝しました!2連覇です(^o^)vはい?勝因ですか?ん〜、忍耐力…ですかね今日は手がきてなかったんで正直しんどかったですしっかり手作りをして攻めどころを待ちましたポイント、ポイントで大きな手が上がれたのが良かったです。そうですね、転勤でメンバーが減るのは困りものですがまぁ残ったメンバーで細々とやりますよはい、はい、はい…そうですね、どうなるかはわかりませんが前に進み、楽しむのみですはい、ありがとうございました【決勝
夏は「姑獲鳥」。そしてついに世に出るという『鵼』。2023年7月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:5065ページ■逡巡の二十秒と悔恨の二十年7月1日著者:小林泰三■単語からスタートTOEIC(R)L&RTEST総合対策入門7月3日著者:成重寿、松本恵美子TOEICビギナー向けの指南書。そもそもTOEICとはどんなテストであるか、どんな形式の問題なのか、どう解いていけばいいのか、その辺の基本的な内容が解説されて
退廃と堕落感極まる麻雀小説。肘の痛み、新聞社就職、破落戸麻雀など業の深い話があり、漫画『哲也』でもそれっぽいエピソードがありましたが、それらの元ネタがここだったのかと妙に感心しました。そして時代が移ろうにつれ、麻雀は「博打」から「娯楽」へと変容した模様。それが世相に合わせた賢い在り方なのか、あるいは堕落の成れの果てなのか、それは分からないけれど、復興と近代化を果たした日本に相反するように、玄人世界の底はより深くなったような気がしました。[内容]銀座の雀鬼土曜の朝から
「プロたるものは継続を旨とすべし」先生はそう仰ったのだけど勝ちすぎてもいけないと勝ちすぎると誰も相手がいなくなって賭場が成立しなくなるからだと僕はいぶし銀のような選手が好きエンゼルスではレンドーン選手、アーシェラ選手が好きそうそう、フレッチャー選手も大谷選手はもう絶対的な選手で相手はもう自分自身だけではなかろうか大谷選手がホームラン打つといつも鳥肌が立つんだけど、今日の2本目のホームランはさにあらずもう鳥肌というか少し泣きそうになってしまった小さい僕も頑張らなければと無
実に四年ぶりだったDIRENGREY。好きな『御伽』が聴けて良かったです。2023年5月の読書メーター読んだ本の数:15冊読んだページ数:5092ページ■巷説百物語5月2日著者:京極夏彦■天に堕ちる5月4日著者:唯川恵行き着く先は破滅と堕落。全十篇。多くの話において、破滅に向かう焦燥感と堕落の快楽が、端正な筆致をもって味わえます。愛と憎と業と欲とセックス。ある者はホストの甘言に弄され、ある者は己の不遇を嘆き、ある者は齢の離れた中学生
やめてよかったと思うことは?以前に完全禁煙したことはこのブログにアップしました。2012年2月の禁煙でしたから既に12年目になりました。後ひとつ完全に止めたものがありました。「麻雀」です。もう牌を握らなくなって10年以上になります。いわゆる健全な「競技麻雀や家庭麻雀」ではないです。元東京高等検察庁検事長の例の「賭け麻雀」の類いです。それも関西では主流の「3人打ち麻雀」(通称サンウチ)を止めました。仲間内でしかしない麻雀でした。親しくない人とは絶対卓を囲まないのがルー
5月27日広島に出張した振替休日朝から行きまっせー・*・:≡(ε:)昨日の出費分を換金しました2万円分を現金化「🐨は験なんか担がねぇよ!」早速、久しぶりの海へ前日はスロットボコボコにイカれたからね😅投資1500でアザマース┏○ペコッやっぱり海はええなぁ(・∀・)ニヤニヤその後3000発打ち込んだけど、あまり期待値は無かったので移動花の慶次4500へキタ━(゚∀゚)━!(˙-˙)スンキタ━(゚∀゚)━!(2回目)(˙-˙)スン(2回目)あれ?先読み
ヒロポン中毒の果てに破滅へ堕ちる。そんなオープニングがインパクト強いこの巻は、主に大阪・京都における関西遠征編です。どこまでも背徳であり狡猾であり、そして情けも無ければ容赦も無い、そんな不成者たちの業が深い関西麻雀。その関西で打たれるはブウ麻雀やツモ麻雀であり、現代の自分たちが慣れ親しんだ通常の麻雀とはまた違うスリルと面白さが感じられます。博打列車に博打寺、げに凄絶たるは巡らされる奸計。そして闘牌のあいだには、男と女の濃やかな情も通じています。生きるも地獄、死するも地獄。やれ無惨やな博打地獄
先日、作家であり動物研究家としても有名な「ムツゴロウ」こと畑正憲さんがお亡くなりになった。自分にとっては学生時代に読んだムツゴロウのエッセイシリーズや、動物をテーマにした「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」などのテレビドラマなどが印象的ですが、一番の思い出は。。「麻雀」でした。畑さんは麻雀が強いことで知られており、その著作「ムツゴロウ畑正憲の精密麻雀」が出版された時は早速購入して読みふけったものでした。先日、その畑さんを偲んでか、YouTubeで畑さんのインタビューがアップされて
おはようございます♪月曜日のガラです😊僕は若い時から麻雀が大好きで、自惚れに近い自信がありました。最近は、ほとんど実際にやることはなくなったので、ひと頃はオンライン対戦の麻雀ゲームをやっていました。ゲームでは5段までいきましたが、そこからは4段に降段したり、また昇段したり。5段以上が参加できる大会があって、そこではベスト32くらいだったように思いますので、上手い人が世の中にはいるなあと言う感じです。自分の自惚れは単なる井の中の蛙だなあと思います。お亡くなりになりましたが、作家の畑正憲
こんばんは!!ブライダルナカノの愛植男です!世界中から集めた愛の名言集♥今日の名言はこの方自分はこういう生き方だけはしたくないこの方が具体的な答えをはるかに出しやすいそれでいくつかの答えを出して消去していくんだそうすると範囲が次第に狭まっていって少しずつ軸になるべきものが見えてきたりする色川武大(阿佐田哲也)純文学作家ですが、実は雀士で本物のばくち打ち。色川武大の名前では純文学作品を発表し、もう一つの有名な名前
勝っても地獄負けても地獄。捨つる果てるの玄人世界。稀代の麻雀小説お目文字の一巻目です。自分は漫画『哲也』の世代なので、それこそ漫画のほうは学生時代貪るように読んでいたわけですが、そのオリジナルたる小説は初読でありどんな内容であるのか、胸の高鳴りを覚えながら読み始めました。実際読み進めるだに滲み出るは、戦後の開放感とうすっ暗さ、そして裏の世界で生きる落伍者たちの堕落と悪徳感。全編通してうらぶれた感が溢れまくっています。そしてその中で綾なす鬼がかった対局と、ガン牌や二の二といった玄人技(もといイカ
今日のことば阿佐田哲也さんの言葉「人生、9勝6敗でいいんだ。勝ち続けるわけにはいかないんですから、いかに上手に負けを拾うか」(作家・雀士)
読書メーター登録2000冊目は、何となく京極夏彦著『今昔続百鬼雲』でした。2023年3月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:5480ページ■甲賀忍法帖3月1日著者:山田風太郎■今昔続百鬼雲3月3日著者:京極夏彦■江戸川乱歩異人館13月5日著者:山口譲司『屋根裏の散歩者』や『人間椅子』など、江戸川乱歩の名著が漫画化されたシリーズ。倒錯と背徳とエロスが遺憾なく相和しており、そしてグロテスクでもあり何とも素敵な趣
『私の旧約聖書』(色川武大/中公文庫/1991.9.10初版)私の学生の頃は、色川武大について『麻雀放浪記』の阿佐田哲也の別名だよ、などとまだ言っていた時代である。本書の雑誌初出は1984年、まさにその当時の文章だ。いきなりギャンブルの話から始まるのも、むべなるかな。旧制中学をドロップアウトして、博打場を渡り歩いていた当時、偶然から旧約聖書にでくわし、文章の道を意識するようになったという。それから30年、あらためて旧約世界に対面し、読みなおしを図ったのが本書である。30年というのは、やはり
ども、本日3月27日が「世界演劇の日」だということを初めて知った岡田達也です。昨日のつづき。*僕が麻雀を覚えた直後のことだった。1984年日本映画界に伝説となるーーいや、それはさすがに言い過ぎか私史上に残る作品が誕生する。その名も阿佐田哲也氏のベストセラー小説を映画化した『麻雀放浪記』監督和田誠キャスト真田広之鹿賀丈史加藤健一名古屋昭髙品格加賀まりこ大竹しのぶ他
パーティなどで大きな卓の上に大皿に盛られたご馳走が並んでいるのを見ても、さほど食欲をそそられない。(中略)ところが米飯と一緒に食卓にそれらが並ぶとなると、ああそのおいしさ、肉や魚や野菜がすべて生き返ったように見える。米飯と一緒に喰わなくて、なんのおのれが桜かな。(阿佐田哲也「白米中毒」集英社文庫)
こんにちはりょうです今日は美容とは全く関係ないつぶやきブログですそれはタイトルにある通り、おそらく人生において覚えないでいいけどずっと気になっていることそれが麻雀とパチンコこれ昔からルールがよくわからなくて、どういうものなんだろうって思うんですよね私が時々見ているYouTuberの方がパチンコの動画をあげていたんですが(普段はパチンコ系YouTuberではないと思います)内容が全くよくわからない左打ちに戻るとか、信用度とか、何段とか当た
学校をサボって浅草六区に通い詰めた幼少の頃から、映画・テレビの普及した今日まで、著者が心ひかれ、熱い視線を注ぎ続けた、忘れがたい芸人たち。かれらは、独特の芸と異才で人気を博したが、どこか危ういはみ出し者でもあった。エノケン、ターキー、金語楼など名だたるスターはもとより、青バットの大下、ヒゲの伊之助から、トニー谷、左卜全、渥美清まで、奇人・変人が総登場。