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宣教師館・外国人住宅1929年(昭和4年)竣工学院内北端に同じ様なデザインの洋館が建ち並んでます。移設当初、外国人教師、宣教師の住宅として建てられました。現在は外国人教師の宿舎、ゲストハウス等に使用されています。スペイン瓦、切妻屋根、スタッコ仕上げの壁の洋館。統一されてるけど細かい部分は違う様です。その中のうちの1つ、外国人住宅1号館が代表して?ひょうごの近代住宅100選に選定されています。ハミル館1918年(大正7年)竣工W.M.ヴォーリズ
学院本館・本部棟校門を入ってすぐ左手にある建物です。増築・改築が繰り返されたようで、一部分だけ創建時の部分が残っています。中央エントランス、新月池側の回廊や写り込みも良いですね。商学部こちらも文学部、経済学部と同じ様なデザインの大きな建物です。
中央の芝生広場の周りを囲む様に建つ校舎です。W.M.ヴォーリズ設計、1929年(昭和4年)の建物です。文学部芝生広場を挟んで向かいに建つ経済学部と並んで大きな建物です。デザインも似通った様な感じです。エントランス上部に壺飾り、上部に3連の長窓があります。経済学部芝生広場を挟んで向かいに建つ文学部と並んで大きな建物です。デザインも似通った様な感じです。エントランスに円柱の飾り、上部に2連アーチの窓があります。神学部屋根の中央部に小さな塔
阪急甲東園駅から坂道をひと登りして六甲山麓に建つ関西学院へ行って来ました。明治期、原田の森(現・王子公園)に建てられた関西学院は1929年(昭和4年)に西宮市上ヶ原へ移転されました。校舎を全て建て直す設計士となったのがウィリアム・メレル・ヴォーリズ。ヴォーリズがデザインしたのは「スパニッシュ・ミッション・スタイル」の洋風建築。戦後にもヴォーリズの設計による、新しい建物の建設、増築などが続きました。建築年など不明なものが多く、ヴォーリズ氏の死後も一粒社ヴォーリズ建築事務所が関わった建物が
戦前に大阪~神戸で開花した生活様式都市建築阪神間モダニズム建築めぐりも始めてから随分たちました。普段何気なくよく見る洋風建築を調べてみると、素敵な歴史的文化が地元近辺に広がっていると言う事を知ったのが、阪神間モダニズム建築めぐりを始めたキッカケでした。近代建築・洋館に興味を持ち好きになると、興味の対象がそこかしこに点在すると言う神戸の好立地もあり本当に楽しく触れさせていただきました。地元だし、外出が億劫になる夏や冬のウォーキングに~と、初めは軽く考えてたのがまさかこんなにも長く巡
阪急御影駅周辺には大きな邸宅に混じって、戦前から残る洋館が点在、残っています。旧住吉村の頃は観音林と呼ばれた地区で、当時の多くの著名な財界人が居住していた高級住宅街でした。K家住宅1926年(大正15年)竣工小川安一郎設計国登録有形文化財木造モルタル造り、複雑な傾斜のキツイ切妻屋根が目を引きます。19世紀末から20世紀初頭に流行したイギリスの田園住宅様式の影響がうかがえる住宅作品だそうです。道を挟んだ住宅もいい感じの洋館です。K家住宅192
解体・移転が決定してる宝塚ホテルへ行って来ました。外観や内観を一部保存、再現するそうですが阪神間モダニズムを象徴する建築物の1つだったので実に残念です。老朽化なのは仕方ないですけど、阪急梅田駅や宝塚大劇場など、阪急グループのする事にはいささか個人的に思う事はあります。1926年(大正15)竣工古塚正治建築事務所設計
雲雀丘花屋敷洋館探訪その2公開されてない、現在も住まわれてる”生きた歴史的建造物”です。ひょうごの近代住宅100選に選定されてます。K家住宅昭和2年竣工ひょうごの近代住宅100選ウワサでは国に有形文化財登録されたそうですが、まだよくわからないのでイニシャルで。個人的には雲雀丘花屋敷の洋館群の中で1番好きな洋館です。住むならこんな洋館に住みたい笑。ステンドグラスの温室を設けて古さを感じさせないデザインです。K原家住宅昭和初期竣ひょうごの近代住宅100選ロッジ風の外
全国の電車の駅名でも高レベルと個人的に思う(笑)「雲雀丘花屋敷」駅の前の山の斜面に広がる住宅地、雲雀丘は大正~昭和初期に多くの洋館が建ち洋館街が形成されました。多くは無くなってしまいましたが、今でも十数棟残って住まわれてます。高碕記念館・旧高碕達之助邸1923年(大正12)竣工ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計ひょうごの近代住宅100選兵庫県景観形成重要建造物宝塚市景観形成建築物高碕記念館は雲雀丘に残る洋館で一般公開されてる唯一の洋館です。バルコニー上にはパー
宝塚市にある洋館巡りです。JR宝塚駅の裏手に以前は多くの洋館が建ってたそうです。現在は殆どが無くなってしまいましたが、数棟見る事が出来ます。宝塚駅から近くにある洋館。結構目立ってて、ご近所の方にはランドマーク的存在かも。スパニッシュ風な洋館。御殿山には他にも数棟残ってるそうですが、分かりませんでした…。結構な坂道で登ったり下ったり、結構寒い日でしたが汗かきました。宝塚市立中央図書館桜ケ丘資料室国登録有形文化財ひょうごの近代住宅1
巡礼街道を箕面から歩いて池田市へ。池田の旧市街地へ入り、くねくね進むと大きな洋館があります。逸翁美術館旧本館1937年竣工国登録有形文化財西国巡礼道沿いにある阪急電車を創設した小林一三邸宅の記念館。石造りの玄関に2階はハーフティンバーの和洋折衷の近代住宅。どことなくかわいいデザインはとても好感が持てます。とても大きな豪邸です。お洒落でレトロでモダンで、さすが阪急東宝グループの創業者ですね。
1922年、箕面で日本建築協会主催の住宅改造博覧会が開催され25棟の洋館が実物公開されて博覧会終了後、実物展示住宅はそのまま売りに出されて約14ヘクタールに洋館街が築かれました。現在も10棟程が残ってます。それに合わせたのか周りにも洋風建築が見受けられました。新しく建て替えられたリ塗りなおされたりはしてますが、往時の原型を留めてたり、どことなく近代住宅の雰囲気を醸し出すような(笑)そんな建物を。戦後建築かもしれないけどどことなくレトロで良い感じです。少し離れた所に
阪急夙川駅の周辺にある近代建築です。戦前、阪神電車が線路を通し西宮周辺に広く新興住宅地を宅地開発しました。大阪の大富豪や芸術家、文化人が多く移り住んだり別荘として邸宅を建てたり、多くのブルジョアが住むことによって競馬場や遊園地、様々な娯楽施設やホテルも建てられました。そんな娯楽施設と高級住宅地が造られた西宮は「西宮七園」と呼ばれ阪神間に広がるモダニズム文化地域でも特に中心地として発展。夙川もそんな西宮七園の香櫨園、苦楽園、甲陽園を流れてます。日本ゼネラルモーターズ旧社
三田学園は古くから残る校舎が現役で現存しています。三田駅から洋館や九鬼家住宅をまわり歩いて三田学園へ。門柱も往時からのものでしょうか、年期が入ってます。三田学園記念図書館1937年竣工国登録有形文化財レトロな造りの校門から坂道をのぼると見えてくるのが三田学園記念図書館。創立25周年記念に昭和12年に建てられた書庫・図書館です。3階建てと平屋建ての建物が隣接、中で繋がってます。それぞれ様式は違う様ですが全体的に見てスパにシュッシュ様式の建物です。玄関周りは和風にも見
今年度の僕が出演するNEO阪神間モダニズムの会が決まりました。よかったらきてください!
2019.2・11雪が降る天気予報だったのであ、雪見に行こうと三田へ行って来ました。三田の街の近代建築めぐり、洋館巡りです。小島医院昭和初期竣工辻医院昭和初期竣工三田市内の洋館W邸昭和初期前田家住宅1926年竣工国登録有形文化財モルタル仕上げのスパニッシュスタイル。昭和初期にスパニッシュ様式が大流行するなか(ヴォーリズさんの影響でしょうねぇ)大正期に建てられた前田さん家は早い事例ですね。カトリック
阪神間モダニズム建築めぐり、今回は伊丹市です。阪急電車の開通によって伊丹も大阪か程よく近い高級住宅地として発展してきました。主要旧街道も通って江戸時代からも発展した街です。特に灘、伏見と並んで関西の酒処としても有名です。阪急塚口駅から出発。塚口は尼崎市だけど伊丹から近いので一緒に紹介します。塚口駅近くの洋館この辺には何かないかなぁとぷらぷら歩いて偶然みつけた洋館。詳しい事は分かりませんが、見付けた時はををっ!!と思いました。大正期~昭和初期頃と思われます。煙突もあって
六甲山に残る近代建築、阪神間モダニズム建築めぐりです。六甲ケーブル山上駅1932年竣工近代化産業遺産急峻な斜面をケーブルカーに揺られ約10分、六甲ケーブル山上駅に到着します。昭和7年、六甲ケーブル開通時に建てられた駅舎建築です。駅舎建築は山小屋風やハーフティンバー建築が多いですが、こちらはアール・デコ建築です。神戸ゴルフ倶楽部クラブハウス1932年(昭和7)竣工ヴォーリズ設計のクラブハウス。こちらは神戸ゴルフクラブの会員、ゴルフ場を使用しないと入れない
2月16日、土曜日。少し前の話になりますが・・・芦屋市にあるヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)が約2年間の保存修理工事を経て、リニューアルオープンするという事で早速、初日に見に行って来ました。ヨドコウ迎賓館は、言わずと知れた近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトによって設計された国指定重要文化財の建物です。ライトの提唱した有機的建築の思想が息づいた建屋からは、落ち着いたモダンな雰囲気と居心地の良さを改めて感じました。2
旧居留地の南側、海岸線に近代建築が建つ地区があります。神戸税関を中心に近代建築が建ち並んでます。新港地区の埠頭に巨大な倉庫が建ち並んでいます。いずれも新港が築かれた大正期の湾港近代倉庫です。明治から大正期の倉庫と言えば函館や深谷等で見る煉瓦倉庫が多いけど、巨大倉庫には煉瓦では強度が保てず今日に見るようなコンクリート造りになり、このカタチの倉庫は神戸港が日本では始まりと言われてるようです。そんな神戸港新港地区には日本三大財閥企業の三井、三菱、住友の倉庫が建ち並んでます。三井
神戸市兵庫区の近代建築巡り、神戸の近代化産業遺産で水道事業がありました。鉄道が敷かれて大阪の大富豪や異国の商人、文化人が多く阪神間に移り住んで出来た”阪神間モダニズム様式”に大きく貢献した水道事業。神戸の水道事業は明治期に築かれて全国へ広がりました。そんな神戸の水道事業の1つ、烏原貯水池の紹介です。烏原貯水池・立ヶ畑堰堤登録有形文化財神戸の水道ダムとして布引ダムに次いで明治28年に作られました。日本初の重力式ダムとして布引ダム、烏原ダムが作られて日
八栄亭1927年新開地にある焼き鳥屋さん創業は大正元年だそうです。大黒湯昭和初期大黒湯がある平野商店街周辺は昭和なレトロな建物が建ち並んでます。また、平野夢野周辺は平清盛が開いた福原京もこの辺りと言われ、関連した史跡も多くあります。湊川公園駅昭和3年湊川公園から南へ延びる新開地商店街は昔、旧湊川があった河川跡。天井川だった湊川を付け替えて川跡に建てられました。旧湊川が埋め立てられたことによって雑居地区に住む外国人の移
神戸市兵庫区の近代建築を巡りました。工業地域なので住宅よりも、工場が多いです。JR兵庫駅昭和5年明治7年、大阪~神戸間に鉄道が引かれてその後急ピッチで東海道沿いに鉄道が引かれて明治22年には神戸~東京間に鉄道が結ばれました。たった15年で関西~関東まで鉄道を開通させたけど神戸から西にはなかなか進まなかったようで、神戸~下関間が開通したのは明治34年。国の事業ではなくて民間事業だったそうで、その後に山陽本線となったそうです。JR兵庫駅は昭和5年に建てかられた時
いよいよ年の瀬。。毎年そうですが、12月はバタバタでしたまず、毎年恒例の「所沢で第九を」の本番からスタートスタートする前に撮ったお客様からいただいた写真📸指揮者奥田恵悟ソリストソプラノ盛田麻央アルト布施奈緒子テノール小堀勇介バリトン与那城敬合唱指揮者田中豊輝ピアノ赤星裕子今回も合唱のみなさん、8月から毎週一回の稽古の成果がでている素晴らしい演奏でした✨そしてソリストのアンサン
「乾邸、行ったことある?」4年前初めてカルチャーセンターの建築物現地講座に参加した時に同じく参加していた人が私に、そう尋ねたました。私にとって初めての建築講座であり、このあと建築ファンになるので「乾邸」については全く知りませんでした。その時その方から乾邸は神戸市が管理し、春と秋だけ特別公開していて、ハガキに当選しないと内覧ができないと教えてもらったのでした。2018年11月7日(水)今年やっと乾邸通称・旧乾邸を見ることが出来ました。
昨年暮れの「阪神間モダニズムをめぐって」シリーズを1年ぶりに再開します。今回は、宝塚市の旧松本邸です。ふだんは非公開で毎年公開日に内部を公開しているとのことです。このたび、旧松本邸および公開日をはじめて知り、行って来ました。外観です。1937年、神戸を拠点に貿易業を行い、土井商店(土井株式会社)を設立した土井内蔵邸としてアメリカ帰りの建築家・川崎忍により完成。戦後に土井株式会社の社長に就任した松本安弘邸となり、松本氏の逝去後、宝塚市に寄贈された洋風建築です。JR宝塚駅より
こんにちは。兵庫県議会議員の大前はるよです。この度の西日本豪雨災害で被災された皆様、またそのご関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。一刻も早く平穏な日々を取り戻せますように。。さて、7/15、改めて私共の結婚のお披露目パーティーを開催させていただきました。準備の段階から当日まで沢山の方に見守っていただいていること、応援してくださっていることを改めて実感する機会となりました。本当にありがとうございます😊😊井戸兵庫県知事からは御自作の和歌を添えて御祝辞を。石井西宮市長か
細雪は上巻を読み終えて、今月から中巻へ。最初は登場人物たちの上品な関西弁?!(⬅船場言葉というらしい)のテンポになかなか馴染めなかったのと、幸子、雪子、妙子、(鶴子も)らのマイペースぶりに、おしとやかさよりも少しイラっとしたり・・・。⬅お嬢様だからしょうがない。時代背景が現代と違うし、当時の裕福な家庭(すでに傾いてるけど)の四姉妹なので致し方ないのだが。阪神間モダニズム、というのもこれを機に知った。戦前に花開いたモダンな文化、生活様式。その中でも昔ながらの伝統や格式も共存するなかで
今回は北野異人館街周辺、北野から徒歩圏内で行ける近代建築です。水の科学博物館旧奥平野浄水場大正6年国登録有形文化財神戸の水道の歴史や浄水場の仕組みがわかる博物館になってます。関帝廟(長楽寺)元もと大阪にあったのが1892年に神戸に移され、空襲で焼失した後1947年に中国人有志に寄って建てられ今に至ります。日本基督教団神戸教会昭和7年日本最古級のプロテスタント教会。当時は居留地や北野町に住む外国人が通ってたそう