中央競馬のクラシック競走においては、毎回2-3の当該GⅠ競走出走権をかけたトライアル競走というのがある。そもそも30年前までは、トライアルと称された競走は1つだけで、それ以外の優先出走権がかかった競走は「指定オープン」という位置づけであり、トライアルよりも優先出走権を獲得できる馬は確か3-4頭で、それよりも格の高い重賞であるトライアルは5頭ほどが優先出走できていた。1995年に指定オープンもトライアルとほぼ同じという理由で、オープン特別(リステッド)相当は2頭、他は3頭に優先出走権を与えている。