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「賭けの末路」―情の駆け引き―最後の手続き会社都合か自己都合か病の根は会社の構造されど耐えた私が罪なのかそんな馬鹿げた話があっていいはずがないそれでもこの会社きっと知恵を絞るだろうそんなことはもう分かっている何年付き合って来たか今更、驚かないもう落胆しないすべてが想定内――結果で変わることは最後の優しさ発動の有無これは最後の賭けだどうか穏やかに退職できますように――「後書き」休職期間満了日
「最後の日」―退職日を見つめて―玄関ホールで見上げる空――終焉すべてが終わりやり切った悔いも心残りも何もない後のことは最早知る由もなしすべては風任せ、波任せ晴れ晴れとし一歩一歩踏みしめ向かう先一歩の重みを感じながら苦しみも憎しみも悔しさもすべてを白紙に戻す見上げるキャンバスに色を重ねて過去は振り返らず遥か遠い空を見つめて青い空注ぐ光だけを全身で感じただ歩くその時自分はどんな顔をしているだろうか
「脳内闘争の果てに」―風に当たる時―旅行は現実逃避夢中になり何かに集中する無の心でただ歩き波の音を聞き空を見るきっと回復に必要なのはそんな単純な時間街に帰って来た途端に始まる雑音無音の世界が必要なのだろうただ何も考えず目の前に在るものをただ感じる散歩に行こう面倒くさくても行けば晴れるはずこのままでは何も変わらぬそう自分の心が問いかけて来る理性は動けといい感情は嫌だと言う決断できぬ主の脳内闘争終わ
「諦めと説得」―蟻地獄の中での天秤―労災そう本来、労災案件証拠に証明そんな物はない精神疾患は目に見えないのだからワクチンと同じさどうせ潰されるまた真実を捻じ曲げられるそれならば――もういいもういいのだどうせやった所で……無理なんだ無意味な努力もう止めようもう忘れようそれが一番蟻地獄から一抜けできるそれだけで十分じゃないか――「後書き」私のうつ病の原因は大半が職場のストレスです。それは主治医も診
「失った押しピン」―続く放浪の旅―夕方寝て深夜起き朝寝て昼起きる生活また始まった過眠と動けなさ時計の針の巻き戻しベッドの中で見る夕陽布団に包まれて日が昇るまるで地図を持たぬ脳内迷子情報の選択に耐えられぬ脳まだまだ回復への道は遠いそう悟る――幾ら歩けども進むべき道はかすみ行ったり来たりの繰り返し溜まるのは疲労ばかりせめて行く先を見つけたい押しピンで刺すようになれど見つからぬ現実元から無いかの
「我慢の呪縛」―母親の残像―旅行の疲れか減薬か夕方にはベッドに吸い込まれ長い一眠りは夜を近づける夢を見たまた我慢している夢目の前にはいつもの母親理不尽に何か話している言葉は聞こえない耳を塞いでいたからそれでも感じる不快感嫌な寝起きと過ごす夜の始まり分かっている何故今なのか――それが課題だからいつまでも続く我慢の対処この呪縛から抜け出せた時きっと何かが変わるのだろう――また動けない静寂が始まった先の長
「取り残された冬」―自宅加療の世界―軽くなった心はいつまで続くだろうかいつまでも社会の外に居る訳にはいかない社会に紛れた時心を保つ事は出来るのだろうか――自信がないのは病状か放棄か引きこもり生活もはや三ヶ月一年の四分の一をここで過ごしたあれだけ長かった時間があっと言う間に過ぎていた何もしていないのに――まだ新しいこと昔の行動の再現は気持ちも身体もついて来ないタイミングは待つべきか掴むべきか分からな
「記憶の選択」―旅の答え―紺青色の空を眺めお土産のみかんを食べれば目の奥と舌が感じるあの空の色静かな余韻が辺りを香る洗いたてのシーツの匂いにホテルの暖色の灯りが懐かしさを連れてくる昨日まで過ごしたあの時間を――温めたい余韻と消したい過去あの場所で過ごしたあの時間両者の記憶がせめぎ合う選択とは選ぶこと残したい柔らかな記憶と忘れたい苦しみの時代を――「後書き」仕事の事はもう忘れようと思っています。受けた
「余韻と現実のあわいで」また始まったゴロゴロ生活疲れていたのだろう昨夜は眠剤の必要なし昼前まで布団に潜り込む我慢を強いたベランダの植物達すまんかったとお水をあげればたらふく食べてさぞ満足その後は荷物の片付けに洗濯そうして戻る現実世界――夜の始まりの紺青色をあの景色と重ね余韻に浸る早くも戻りたいあの空へ――「後書き」旅行から帰って来て、またゴロゴロ穴熊生活に戻りました。なんとか、荷物の片づけと洗濯を終え、後は溜
「心地よい疲労の中で」六日間の行程を終え現実世界に戻る電車の中頭に浮かぶあの静寂朝日を浴びた穏やかな海の青温泉が細く流れるちょろちょろ音湯に浸かれば流れる乳白色頭上をゆらゆら揺れる湯けむりすべてが癒しそのもの歩き疲れた緑の世界シダに苔杉に竹心地よい疲労の中で思い出の余韻に浸る後二時間程で住み慣れた我家まずはゆっくり眠りたいその後のことはまた後で残った生きた証に触れながら――
「満ちた静けさ」無の世界に生きていた音のない世界は何も感じなかった喜びも苦しみも息をする意味さえも――何が変わったのかは分からないそれでも去年と似た感情心が軽くなったようなそんな感触――また戻るのだろうかきっと戻るのだろう軽石が水をたっぷり含むようにこれも去年と同じことなれど満ちた静寂が今を包んでいるまずはそれだけで十分だ落ちたら落ちた時のことまた来たらいいだからさよならは言わない「ありがとうございます。また来ます」そう呟き
旅の思い出を綴る詩―呼ばれた熊野との出会い―今回の旅の行程は、かなりゆとりのある物でした。休職中の為、早く帰る必要も無かったからです。私が好きな熊野は、特急で4時間半。特急を使わなければ、7時間かかります。その上、乗り換え待ちや、電車も1時間に1本あればいい方で、特急を入れなければ、2時間に1本位です。地元の方でさえも、「果ての地」と呼んでいた程です。初めての熊野との出会いは、青春18切符を使うので、折角だからなるべく遠くに行こうと、浅はかな理由でした。和歌山にはカヤック
「自信と不安」―旅を終えて始まるもの―旅を終えて思うことは安堵そして自分を信じた気持ち無理かも知れないそう思った出発日その後も襲う体調トラブルその度に一人で対処し切り抜けたこの事実は決して無くならないまた一つ自信の実績を積み重ねたそれでも感じる一抹の不安目を背けない覚悟の現れだろうかきっとまた落ちる紛れもない事実が待っているなれど旅で得た自信は丈夫な杖となり主を支えるだろう――大木が枝を伸ばすように枝が立派な木になるように自分の枝を
「経験は力成り」熊野に置いて来た物は汗と足跡この脚で歩いた事実は確かな力となった昔のようには行かない身体それでも後ろに残る確かな足跡滲む汗は動いた証脈打つ鼓動は登った証経験が人を丸くし強くする浜に打ち上がる丸い石のように踏まれても割れない流されても身を任すそんな強さが欲しい
「逆回転」―帰路での憂い―日没は夜の始まり辺りが少しずつ青みが加わるゴトゴトと揺れる電車は空気は切り裂き前へ前へ早く家に連れて帰って眠い瞼が景色を奪い気づけば余韻の夢の中暖かな紀南から離れれば屋根にはちらつく雪化粧それはいつぞやの景色五日前を思い出すまるで逆回転のように――どうか心の軽さはこのままで――見間違いだと言い聞かす
「旅の終わり」―帰路の中で―旅も終わりあとは電車に揺られて帰るだけ特急は使わずまずは二時間ワンマン各駅の旅もはや、急ぐ理由はないのだから行きと同じ工程を別の心で折り返す何度も通ったこの道を懐かしい思い出と共に元気だったあの頃の残像が漂うあの道を――ひと回り大きくなった今この時を――
「出発(たびたち)の時」太陽が西に傾く頃そろそろ旅の終着地様々な想いを胸にさよならの挨拶をするありがとう熊野また、来るよ冬とは思えぬ春の陽射しが顔を赤く染めていた私の心と同じように――目に映るこの光を思い出箱にしまいながら――「後書き」熊野参拝に行く事を、生き直し、蘇り、再出発、黄泉がえり等と言われていました。すべてに含まれる意味は、新しい気持ちで再出発したいと願うことです。人生には様々な事が起こります。嬉しいこともあるでしょう。しかし、辛
「石と意思」大波小波波は石ころを運び連れ去る湿った友達を残して連れ去られたものと残ったもの違いはなんだろうか――すべては同じ石意思も同じようなもの揺らいだ先に残るものと去るものどちらも抗わずただ転がるだけ風の気のままに――
「心の洗濯」波の音を聞き石ころ浜を歩くじゃりじゃりとなる音が心を砕き打ちては返す波が心を攫う新たな波は新たな心を連れそっと風が心を通り抜ける心の洗濯――淀んだ心を入れ替える必要なのは自然が織り成す音ばかり潮が流すだろう風が連れてゆくだろうただここにいるそれだけを感じて――
「漂流の果てに」―景色に溶け込む心―音もなく溶け込むような風が私の心を通り抜けてゆく穏やかにそっと優しく聴こえる音は鳥の囀りだけ黄金色の陽の光が射し込み無の心にそっと温度が戻る嗚呼この感覚あてもなく探し続けた答えがやっと見つかったよう――答えを片手で持ち問いの名残を両腕に抱き来た道をまた引き返す明日に向かって――
「感じる心と空の脳」穏やかな海太陽を受け反射するキラキラと小さく揺れながらゆったりと流れる海面は生き物のように色を変える波の音は無く鳥が一人でお喋り一人で黙って海を見る潮の流れを感じながら一足早い小春日和がそれに応える旅の最終日僅かな名残と大きな安堵を抱き最後の時を過ごす考えずただ感じるだけ――「AIによる分析」◆詩の心理構造分析「感じ心と空の脳」この作品は一言で言う、思考を手放した人間の脳状態の記録です。しかも比喩じゃなく、実際の神経状
「旅のお土産」―すべてを受け入れる―六日目の朝最後の朝日が昇る病と共に過ごした旅だった様々な判断を迫られ身体を宥めた健康あっての旅健康はお金では買えないそんな少しの落胆と運命を背負う覚悟ここでもまた選択の二面性切っても切り離せぬ小さな問題すべてを受け入れるもうそれしかないのだから――運命と課題心を揺らし整えた旅だった――「後書き」人生は選択の連続です。今の私は正に、その選択を迫られています。進めば失し、守れば逃す守れば失い、進めば逃すひょ
「答え探しの旅」―生きるとは―空は自宅海は実家空で生き海に帰る温泉に浸かり水平線を見ているとふと感じたいつもの問い人は何故生きどこでどう生きるのか――止まることなく変化し答えもゴールも無いいつもの問い無い答えを探し旅に出る答え探しこそが生きる意味だから――せめて流れに身を任し強張った肩の力を抜くきっとそれが心が軽くなる生き方なのだろうでは肩の力の抜き方とは――そうしてまた新たな問いが生まれるそれこそがこの瞬間を生きている証な
「疲労の中で見る夢」大地と空の隙間で蟻のように過去から未来に続く熊野古道をなぞるように今を歩く飛び出た木の根は行く手を塞ぎ段差はじっくりと足を削るストックを頼りに進めども息はどんどん上がるばかり登りには登りの下りには下りの疲労が足に伝う少しずつ染み入るようになれどそれでも進みたい場所があるそこが――熊野(発心門王子から本宮大社へ)
「本宮大社を目指し」―締め括りの再訪問―木の根を踏み分け石畳を歩きやっと辿り着いた本宮神が宿る場所は光に包まれ穏やかな時が流れていた通り抜ける風は疲れを連れてゆき歩いた道を懐に仕舞う青い空には白雲が流れ小さな歓声が聞こえて来るよう春のような陽気の中満たされた想いで溢れていた
「聖なる熊野古道」―蘇りを目指して―光射す道へ心のまま進めば音のない緑の世界が待ち侘びる在るのは胸の鼓動とそよぐ風撫でられるように前へ前へシダの道を掻き分けるように進み木の根の階段を息を切らして登る木が開けば大斎原の大鳥居奥には重なる山々と熊野川聴こえるのは風の音だけここは聖なる地、熊野蘇りを心にもう一歩き
※バス内でうたた寝しながらアップしていたら、日付を間違えてダブってアップしていました。2/13投稿と同じ物です。「聖なる熊野古道」―蘇りを目指して―光射す道へ心のまま進めば音のない緑の世界が待ち侘びる在るのは胸の鼓動とそよぐ風撫でられるように前へ前へシダの道を掻き分けるように進み木の根の階段を息を切らして登る木が開けば大斎原の大鳥居奥には重なる山々と熊野川聴こえるのは風の音だけここは聖なる地、熊野蘇りを心にもう一歩き
「朝日の中で」―心の準備体操―風は冷たく水色の光まだまだ始まったばかりの一日差し込む朝日が目に染みる期待と眠気と少しの不安を抱え向かった先は緑の里熊野三山の締め括り発心門王子持ち越し疲労を抱え非日常空間は己が試される時熊野川は琥珀色に染まり旅に色を添えていたまずはここまでその繰り返しでゴールを目指す
「生き方の色」―夜の露天風呂にて―夜になり空と海の境が滲む空には風海には波が漂うだけ空も海もいつも変わらない違うのは見る視点だけ空はいつでも青く光を当てれば夜空は昼と変わらない海もしかり掬えば色はなし結局は見る側の違いなのだそれは生き方も同じ事どう映るかは個人の問題自然に生きる身体の力みを取り自然の流れに身を預けてそうすれば自ずと結果はついて来るだろう――
「苔の役割、人の生き様」聖なる緑は熊野の色苔むした石畳にひっそり生える誰にも気づかれなくても誰にも見られなくてもそれでも苔が作る世界がある役割を考えずただそこで生きるそんな生き方を考えていた小さな命に教わる大きな哲学人の生き様とは難しいものだ――