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年末に増える飲酒運転──その背景と私たちにできること年末が近づくと、飲酒運転による事故が増えると言われています。なぜこの時期に飲酒運転が増えるのでしょうか?私たちがそのリスクを理解し、行動を変えるためには、まずその理由を知る必要があります。飲酒運転が増える理由は主に以下の3つです:1.飲酒の機会が増えること年末年始は忘年会や新年会など、お酒を飲む機会が増える季節です。「このくらいなら大丈夫」「少しだけなら平気」という安易な考えが、飲酒運転につながりやすい状況を生み出します。2.
人権教育啓発推進センターが発行する月刊誌「アイユ」10月号、一般社団法人関東交通犯罪遺族の会「あいの会」の小沢樹里さんインタビューの後編です2014年には「自動車運転死傷処罰法」が施行されるなど交通事故に対する厳罰化も進んでいますが〈危険運転致死傷罪〉の適用に関しては、ハードルが高くなっているのが現状だと小沢さん。大分市で起きた法定速度60キロの道を194キロで走行していた車による死亡事故と、宇都宮市で起きた法定速度を100キロ上回る160キロ超で走行していた車による死亡事故は制限速度をか
人権教育啓発推進センターが発行する月刊誌「アイユ」10月号で一般社団法人関東交通犯罪遺族の会「あいの会」の小沢樹里さんにお話を伺いました。残念ながらウェブ上で記事が見られなくなってしまったので少し長くなりますので2回に分けてご紹介させていただきます2008年に飲酒運転による交通事故で義理のご両親を亡くした小沢さん。義理の弟妹さんは重傷を負い、命を取り留めましたが治療のために23カ所の病院に通わなければならなかったそうです。かけがえのない家族の命を奪うだけではなく、当たり前の日常も奪っていく
ここは遺族ブログです。なので自分の子どもの話は基本しません。書くまでもない当たり前のことですが、伴侶をなくした人の前で夫婦仲を語ったり、子どもを亡くした人に子煩悩を披露するのは、配慮のない行為だとわかっているからです。ただこんな風に伝えていきたいということは、時々は書いてはいこうと思います。娘はこの春、小学4年生になりました。3年後には中学生と思うとビックリです。しかしそんな当たり前の人生の流れをある日突然断ち切るのが交通犯罪です。それを実際に
前回の話題をさらに引っ張るかもしれませんが、そもそもなんの落ち度もない人の命を奪った場合、刑務所に入らずに済むこと自体がおかしなことです。少なくともそれが多くの人の感覚だと思います。しかしそんな「国民感情」に裁判官が気づき始め、徐々に判例がより良いものに変わっていく・・・ということはやはり期待できないと思っています。裁判官の世界の中だけに委ねていたら、いつまで経っても何も変わらないと考えるべき。「やはり人の命を奪って執行猶予はおかしい」と考える裁判官が仮にいた
被害者サポートセンターおかやま様にて講演被害者サポートセンターおかやま様にて講演をしました。「交通事故と被害者支援〜ひとりじゃない〜」というテーマで、質疑応答を含め90分間、たくさんの方がご清聴いただきました。今回の講演は「被害者支援」がテーマです。私自身、この立場になるまで、「被害者支援」という言葉を全く知りませんでした。しかし交通事故遺族となり、たくさんの支援者に支援をしていただきました。誰しもが犯罪被害者になり得ます。生きている以上、誰しもが他人事では
10月1日に、岡山県にて講演いたします。公益社団法人被害者サポートセンターおかやま様にお招きいただきました。「交通事故と被害者支援」という内容で講演します。詳細やお申し込みは画像からよろしくお願いいたします。皆様のご応募心よりお待ちしております。
沖縄での講演6月9日。沖縄弁護士会からご依頼いただき、沖縄県で講演してきました。妻のお父さんも一緒に講演しました。沖縄は妻の真菜の故郷です。妻のご家族は、捜査協力や刑事裁判で、何度も沖縄から東京へ足を運ぶ必要があり、本当に大変でした。そして私たち遺族の代理人となった弁護士先生も、当然大変でした。ですが、先生方は遠距離ながらも、刑事裁判、民事裁判共に本当に丁寧に支援くださいました。沖縄弁護士会の先生方には、その経験から感じたこと等をお伝えしてきました。私の担当をしてくださった髙橋
心の支援と最低な栃木検察庁の対応被害者となったら誰が助けてくれますか?警察検察弁護士周りの方会社の方支援センターなど2023年2月14日に事故にあった佐々木さんの会社の対応は大変素晴らしいものです。佐々木さんを理解し、サポートして下さり心のケアにも繋がっていると思います。ところが○○副検事と検察庁がありえないことをしているのです被害者参加をするにあたり、裁判前の証拠は当然被害者参加のために必要なことです。被害者基本法や被害者参加の法律に基づき被害者への対応をすべきで
国土交通省による交通事故被害者の保護増進事業が4月から始まりました。被害者保護増進等事業に関する検討会にもありますが、あいの会(一般社団法人関東交通犯罪遺族の会)代表理事の小沢樹里さん、NPO法人日本高次脳機能障害友の会監事の古謝由美さんも委員に就かれています。小沢樹里さんは、熊谷市の交通事故で高次脳機能障害を負わされた義妹さんがいます。自賠責の枠組みではありますが、国土交通省が被害者保護の増進に事業として取り組み始めたんです。これって、高次脳機能障害当事者全体への支
池袋暴走事故から4年4月19日。妻と娘が亡くなってから4年が経ちました。妻と娘の命は、私にとって何より尊かった。大切だった。だから命日は悲しくなる。死ぬまで2度と会えないということが苦しい。でも、真菜と莉子だけじゃない。この世に生きる命や人生は、全て尊い。今はそう思う。交通事故によって一瞬で命や日常が無くなってしまうことに私は怒りを覚える。こんな理不尽なことは起きてはいけないと強く思う。全ての命は尊い私は立ち会い出産で、松永莉子という娘、1人の人間の誕生をこの目で見ま
国土交通省斎藤鉄夫大臣と面会2月24日、国土交通省斉藤鉄夫大臣にお会いしてきました。面会した理由国土交通省は事故の被害者や遺族のため、「交通事故被害者ノート」を去年12月に作成してくださいました。今回はその御礼と、更なる普及についてお話をさせていただきました。被害者ノートとは?私自身が交通事故被害者遺族となった時、本当に何も分かりませんでした。役所への様々な手続き。報道への対応方法。警察への捜査協力のやり方。刑事裁判、民事裁判のこと。自分自身の壊れそうな心と
国土交通省斉藤鉄夫大臣に面会本日は、国土交通省斉藤鉄夫大臣にお会いしてきました。大変朗らかな斉藤大臣の対応に安心しながら会話をさせていただきました。赤羽嘉一元国土交通省大臣にお会いした時には要望でしたが、様々なニーズを取り入れていただき改めまして、今回は御礼の為うかがってまいりました。社会に伝える力国土交通省では、交通事故被害者の方々に、より分かりくするために様々な先生方や専門家、ご家族や当事者の方の声もノートにとりいれました。改めて被害者支援は、交通事故は、遺族だけではなく
明日、国土交通省斉藤鉄夫大臣に面会をさせていただきます。2019年9月25日に国土交通省元赤羽嘉一大臣に要望を行いました。(※参考1)その後、国土交通省の委員として参加をさせて頂きました。この度の面会につきましては下記の通りです。1交通事故被害者ノート作成へのさらなる周知拡充と作成への御礼2今後の引き続きの被害者救済対策への協力への御礼参加者代表理事小沢樹里副代表理事松永拓也理事中村正文顧問高橋正人顧問松坂大輔国土交通省への取り組みの中
「絶対許さない!!!」妹が心から発した言葉事故直後15年前両親の死を伝えた時の一言だった絶対に許さない!その言葉は私を大きく成長させてくれました守るものがあると人は変わると言いますが、まさに、未知なるものに挑み続けた8年間でした。さらに一般社団法人関東交通犯罪遺族の会も昨年10周年を迎えたところです。知識がない中、色々な方に迷惑を掛けながら辿った15年間でした妊娠や出産への誹謗中傷3つの事件は同時並行で進み裁判が終わってもまた裁判そして裁判。刑事裁判だけで9件(地
変わらない被害者への軽視…許せない!今日開封したのは、加害者の仮釈放についての通知書でした。あいの会では、分かりにくい保護観察制度や通知書について改善の申し出を法務省にたいして2015年に上申書として提出してます。あまりにも分かりにくい#仮釈放通知書だからです!この書類は被害者救済とはならず連絡最終日を見逃したら、二次被害を作り出します分かりにくい書類は被害者救済か?日付が文章に溶け込んでいて分かりにくい法務省は被害者と加害者とのやり取りを、軽視してるようにし
2月3日「ネット社会の闇誹謗中傷被害に必要な対策」下記URLより動画が見ることが出来ます。↓↓↓2月3日「ネット社会の闇誹謗中傷被害に必要な対策」|BS11+(BS11プラス)ゲスト:国光あやの(総務大臣政務官)、松永拓也(関東交通犯罪遺族の会あいの会副代表理事)毎月vod.bs11.jpゲスト:国光あやの(総務大臣政務官)、松永拓也(関東交通犯罪遺族の会あいの会副代表理事)毎月第1・第3金曜日は、ジャーナリストの岸田雪子が、月曜~木曜日で扱う政治・経済・国際問題
生の声を届ける力多くの方に伝わる社会ですが、本当の生の声を経験に接することで少しでも、1人でも気持ちが変わって欲しいといつも活動をしています。「誰もができることでは無い、しなくて良い世の中を作りたい!だからこそ出来る人が、命の尊さの声を届ける」この言葉は遺族の先輩に言われた言葉で今でも胸に響いてます。まさしくです、表に出てるから偉いわけでもなんでもないんです。出れない方が発信する言葉に力があり、その言葉をつたえることはとても大切な事です。松永はもちろまだまだ自分自身の体験を通しメ
【拡散希望】オンラインでの取り組みとなります。ご参加ご検討ください!来年度より、回数や内容の変更があります。どうぞ宜しくお願いします
価値観の押し付けやめてください!#松永拓也または、#犯罪被害者等の方の皆さんへ辞めてもらいたい事この価値観の押しつけは決して松永だけに起きるものではなくこれまで、多くの犯罪被害者が何度も何度も経験してきたことです。罪じゃない私(被害者)を思って言ってるのかもしれませんでもそこから間違えてます言われて傷つくこと#誹謗中傷#勝手な価値観の押し付け#新しい人生をやり直して#素晴らしい人生があるのにあなたは見てない#いつまでも亡くなった人の事を
天羽プロジェクト新しい出会い本日の天羽プロジェクトでは、新しいボランティアメンバーが増えました!彼は、この先の報道関係に関わるという道があり、一生懸命進もうとしています。そのなかで今日の天羽プロジェクトでの思いを書いてくださったので一部引用を許可をとり掲載させてもらいたいと思います。参加してくれたことにも感謝ですが、関わってくれる新しい三名のボランティアさんに感謝します!感想の引用ありがとうございます。僕にとって、「未来」を考えることができた時間になりました。自分にとって
オンライン(ZOOM)開催、参加費無料年齢制限なしです。是非、私たち交通事故遺族の講演を聞いてみませんか?日付:11月27日(日)時間:14時から16時予定参加申込:https://docs.google.com/forms/d/15U9MFCtuFEov6efSgzgcxWpvt8yN5kHeXaDyjWRKjEc/edit定員:約80名、先着順「交通犯罪」聞きなれない言葉ではないでしょうか。毎日流れる「交通事故」のニュース。毎年多くの大切な生命が奪われています。
プルデンシャル生命保険での講演講演は基本的に様々な場所で行ってきましたが、命を取り扱う場所、また新しいフィールドでの講演に、今回はいつもより緊張して応援の準備を行いました。講演の内容に関しては、ご挨拶をして私の家族の事故当時の概要や困ったことについてお話をさせていただきました。その後、あいの会の設立の経緯や、この団体の必要性や活動の内容についてもお話をしました。私達の家族は飲酒運転により家族が一瞬で奪われたこと、そして死亡事案と後遺症事案とそれぞれの家族を持つ遺族であり、当事者家
新しい保護観察制度来年の12月に想定されている、新しく始まる被害者のための保護観察制度の一つの制度の中で、収監されてる最中に心情等伝達制度のようなものが出来るようになります。この制度を使えるようになれば、また非常に大きなフラストレーションが溜まるかもしれません。この新しく始まる制度が、本来の加害者の更生にもつながり、また被害者と加害者にとってより良い方向に向かえるよう願います。被害者のはけ口として使うものではなく、加害者の更生のためだけでもなく、どちらにとっても有益なと取り組みになっ
法務省で講演法務省でハイブリッド形式で講演をしてきました。日本津々浦々の被害者担当保護者の皆様に、、お話しさせていただくことができました。話した内容につきましては、保護観察制度についてです。#通知制度#意見等聴取制度#相談支援#心情等伝達制度裁判直後の重要事項裁判が終わった後の被害者が使える制度についてお話をしてきました。この制度については、本来判決が終わった直後に検察官より丁寧な説明がなければわかりにくい制度だと思っています。裁判が終わった後、使える方は限られてき
学生向け対談イベント「天羽プロジェクト第6回」参加者募集今年度の新しいテーマとして「被害者支援と誹謗中傷」10月23日(日)に学生向けの対談イベントを行います。皆様と対談をしたり、質問にお答えいたします。ぜひお気軽にお越しください。【日時】10月23日(日)14:00〜16:00【場所】Zoom開催【対象】学生、または18歳〜25歳の方【人数】先着50名(予定)【参加費】無料【申込フォーム】https://docs.google.com/
ご報告9月24日、命の里プロジェクトを無事終えました。来てくださった方々、本当にありがとうございました。二人との日常や事故当日の話、そして誹謗中傷についてをメインにお話ししました。命の里プロジェクトはボランティアメンバーの方々によって支えられています。事前準備や当日の進行もボランティアメンバーが中心となってくださいます。以下はボランティアメンバーが書いてくださったブログです。私は感謝の気持ちから涙が出ました。『9/24命の里プロジェクトを終えて』こんにちは《命の里プロジェクト》
報告2022年第2回命の里プロジェクトが終わりました!今回は初めて夜20時より10時まで行うことをしました。その後も質問がかなり多く出たため、様々な質疑応答にも答えることができました。基本的に講演は中村、そして松永小沢が行ないました。中村からは、被害者支援、交通事故の悲惨さ、そして子供を育てていくことの大変さについてお話をさせていただきました松永からは事故の当日の様子から誹謗中傷、侮辱罪について幅広く意見を皆さんにお伝えし二次被害の現状をお伝えすることができました。私、小沢か
声を聞く力がある人に託す本日は祝日にも関わらず、衆議院議員河西宏一先生にお話を聞いていただけました。一般社団法人関東交通犯罪遺族の会に時間をさいてくださいました。声に耳を傾けて寄り添い、さらには知識の共有をして頂きました。現場の人の声を聞きたいと言ってくださる言葉にとても感謝致しました。議題議題は多岐にわたりました。被害者の現状被害者ノートについて犯罪被害者の為の特別休暇制度について交通事故対策について高齢者に優しい社会を目指してバス事故防止について目