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笑いがない。怒りがない。涙がない。腸の中までに晴天を吸い込むような爆笑もなければ、声を震わせるような激昂もない。徹底的に去勢された人と平和から逃れてきた旅人は、ここニューオーリンズで蘇った。生臭い叫びがあった。みずみずしい混沌があった。人間が人間であった。声が声であった。ずうっと人間でいくなら、魂に酔い、魂で酔うことだ。魂が。(開高健)男にとって、最大の休息は、子供に還る時。Amazon.co.jp:"Nanashi"nameless:Englishver
「男は、この世にあって星でありたい」詩人が死んだとき、空に星が一つうまれるという。ある時は、ほろ苦く、ある時は、雄々しく、人生を語り続けてきた詩人は、星になって瞬くという。愛を失った女に、新しい愛を予言するために、人生に力尽きた男に、生きる勇気を与えるために、詩人は星になって瞬くという。男は、この世にあって星でありたい。琥珀色に、またたく星でありたい。(開高健・・・?)TsujiKeisukeWORK5[小説・エッセイ]【株式会社オールコミュニケ
思いついて「立原道造記念館」を検索したところ既に閉館されたことを知った。一度も訪ねることがなかったが,閉館の辞によると「財源を持たない有志による運営では限界があった」らしい。展示されていた関係資料は「軽井沢高原文庫」に移管されたという。そこへは随分前に行ったことがあり,堀辰雄旧宅や中村真一郎先生の詩碑を見たあと先生の『古韻余響』を購入した。流れで「開高健記念館」も検索したら,こちらは無事にまだ運営中であった。茅ヶ崎にあった仕事場が記念館になったことは知っていた。ここはご存命中に一度だけお邪
4月28日今日の名言釣れた魚が大きいか、小さいか。型がいいか、わるいか。よくたたかったか、どうか。そういう鑑賞や、評価は、この一瞬のずっとあとになって、頭と心と体にいろいろなものがもどってきてからのことである。恋、野心、闘争、放浪、友情、酒、そして死などとおなじように、釣りにもまた最良、最高、最善は、一瞬にある。すべてのために一瞬一瞬のためにすべて(開高健)今日ラッキーな干支とら、うさぎ、へびひつじ、いのしし今日の吉方位財
↓またまた、いつもの里川に出かけてしまいましたw早くも、連休突入。でも、自分がいつも行くような、交通のよい近郊の川は、GWの最中では、釣り人以外にも登山客など、人が押し寄せることが多いので、連休直前に、わざわざ有給を1日取って、混みあう前に、釣りすることに。今回は、ちょっと遠方まで行ってみようかと思ったが、最初に乗った電車が、遅延していた事に気づかず、先の乗り継ぎ予定の電車を、逃したことが判明。その便を逃すと、現場への到着も、帰りの時間も遅くなるため遠方は断念。やむな
↓2つのフライリールを持って、いつもの里川へぶらりと行ってきましたwダイワの大昔の、風変わりで個性的なデザインの、トライアンフ#6と、去年30年ぶりくらいに、再度入手した、ツナ缶=マーチン63。これで過去、オイカワさんと、カワムツ君は釣ったが、まだ、ヤマメなどのちゃんとした渓魚は釣ってなかった。とりあえずツナ缶の方では、去年10cmくらいのヤマメのおチビさんを釣ったのだが(笑)これで「入魂」できたとは胸を張って言えないので、あらためて入魂するために、この2つのリールをたずさ
金光図書館では、毎月1回利用者さんの有志で読書会を行っています今回のテーマは開高健著『裸の王様』でした・最初から最後まで違和感を持った。主人公の作品中に登場する様々な職業の人たちや、その他の人々に対する理由のない偏見が目立つ。なぜ子どもが人形だけの絵を描いているのはおかしいのか、人物を描いていないのも変なのか、わからない。などの感想が話し合われました。次回の読書会は5/30(木)10:00~テーマは『山田太一の本』です参加されたい方は、お気軽にカウンターまでお申し出
「漂えど沈まず、されど泣きもせず」は囀る鳥は羽ばたかない第1巻に入っている矢代の高校時代のエピソード。不幸な境遇に育ち、誰とも相容れない矢代が影山に恋しそして絶望するという涙なしに読めない作品です。矢代の本質が描かれており、私も沈みそうになりました。しかしタイトルの意味を調べてみると、救いと希望があることがわかりました。今回は、「漂えど沈まず」というタイトルがつけられた3作品をご紹介します。いつもとは趣向が違いますが、よろしければお付き合いください。「漂えど沈まず」滝田誠一郎作
作家の開高健氏は茅ヶ崎、特にラチエン通りにゆかりのある人物です。もとは自宅であった場所を記念館として開放しています。1989年に亡くなられていますが今もなおファンが記念館に多く訪れます。生誕80周年事業を茅ヶ崎市、サントリーと共に商店街で開催したときには、盟友の柳原良平氏にお会いすることが出来ました。その柳原氏も2015年に亡くなられてしまいましたが、今ではいい思い出です。開館は毎週、金・土・日曜日の3日間と祝祭日です。有限会社インディゴベル〒25
『珠玉』は開高健さんの最後の短編小説集です…🤣✏️『珠玉』には『掌のなかの海』・『玩具喪志』・『一滴の光』の三編が収録されています📕🎵どの話もとても興味深いんですが個人的には一番最後に書かれた『一滴の光』が好きですね🥰『一滴の光』のストーリーは開高健さんと思われる初老の作家が阿佐緒という若い新聞記者の愛人と温泉で戯れ温泉宿で抱き合う姿が描かれています♨️👩❤️💋👨自分が初めて開高健さんの小説を読んだのは高校の現代文の教科書に載っていた『パニック』ですね🏫🤗その後ベトナム戦争に従軍取材し
今日も前回に続き東京がテーマの本を。今週の一冊”東京“”昭和著聞集ずばり東京上下巻”開高健著辻一(まこと)装本朝日新聞社1964年初版若き日の開高健がオリンピック直前の沸騰する東京を活写した60年代ルポルタージュ。辻一の挿絵と装本もいい感じ。大阪人の目に映る、東京で生きる人々の暮し、社会問題、社会現象をシニカルかつユーモラスに、ときに哀愁を含め描く。深夜喫茶、東京オリンピック、地方から上京したスリ集団、国会議員秘書、過熱するペットブーム、在日朝鮮人問題、米軍基地
『ベトナム戦記』開高健旅と本旅と本『ベトナム戦記』開高健(1964-65)僕が初めてベトナムの地を踏んだのは92年2月だった。アメリカがベトナムに対する制裁を解除したのが1994年。それより少し前の話し。この頃のベトナムは、まだ自由旅行が許されない時代で、外国人登録が必須で出入国を厳しく管理されていた。それが逆に面白かった。従軍ジャーナリストに憧れて『ベトナム戦争本』を読み漁っていた頃、開高健の作品に出会った。開高さんが''最前線''の基地としていた、サイゴン川のほとりのマ
5年前に書いたブログより私は今、営業(自営)の仕事をしています。そして毎日のように「仕事ってなんだろう?」「どうしたらうまくいくのだろう?」と考えているのです。考えれば考えるほどわからなくなります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなとき、「孫正義名語録」という本に載っていた「鯉取りまあしゃん」の実話(うそのような本当の話)を思い出すのです。仕事や営業(交渉)はテクニックではない自分が爽やかであること(嘘偽りがない)相手の人に受け入れられるか?(
作家の開口健が通った蕎麦屋「江戸久」。茅ヶ崎市東海岸北5丁目10−42昔、開口健さんの生誕80周年のイベントを商店街でやった記憶があります。江戸久さんには生前、開口健さんが座った席が今もあります。
今回の記事の話しとは違うのですがタイトルでオールドと書いててある事が気になったのでググッてみました。オールド→良し悪しを問わず年を取ってること。ビンテージ→年月が経つ事で希少性が備わり付加価値が付いたもの。アンティーク→古い物の中でも特に古くて希少価値の高い古美術品に使われる言葉。20世紀半ばに国際関税法で定義が定められ現在では法的に「製造から100年が経過した物」を指す言葉になるそうです。つまり「大きなノッポの古時計」は100年休まずってフレーズがあるのでアンティークって事でオッケー👌
杉山大二朗さんの「仁義ある戦い」、読了しました。明日、図書館に行くので、ついでに返却してこようと思い、突貫で読みました。ん?先月も同じようなことがあったような...。↓『「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」読了o(^-^)o』今日、図書館近くまで行く予定があるので、昨夜のうちに中村哲さんの「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」(澤地久枝<聞き手>)を読み切りました(´-`).。o…ameblo.jp仁義ある戦いアフガン用水路建設まかないボランティア日記[文・漫画]杉山
昨日は仕事を早仕舞いして少し早く帰るしかし途中岡山駅に寄って買物をしたついでにさんすての丸善にも行った開高健「ベトナム戦記(朝日文庫)」内田百閒「内田百閒アンソロジー(ちくま文庫)」永井孝尚「世界のエリートが学んでいる教養書必読100冊を1冊にまとめてみた(KADOKAWA)」などめぼしいものがあれもこれもとしかし財布の中身を確かめると何とあと三千円ああ全部は買えないどれかひ
先月主人と福井に行ってきました。福井こばせ。去年の秋頃から予約していました。あの開高健氏の愛した旅館だそうです!主人がずっと行きたいと言っていた場所。夕陽がとても美しくて何枚も写真を撮りました。地図ではこのあたり。この時多分コンビニを探したけどこのあたりにはなかったねお宿の方が地震の時は本当に怖かったと言ってました。ご無事でよかった…。昭和なお宿です、温泉もありました。夕食はもちろん蟹づくしです🦀
なぜ今更、開高健のエッセイに拘るか?と思っていたら、ああ、これだったかと思い当たる節がありました。ベトナムは今やドイモイという経済政策で凄い経済成長する国となっています。サイゴン(ホーチミンシティー)では夜な夜な街の真ん中でライブコンサートで賑やかだとか。開高健は一時期はベ平連で活動していたのですが、意見の相違から離脱しました。ベ平連とは「ベトナムに平和を!市民連合」のことです。ベ平連は反米左翼的な立ち位置だったようですが、開髙健はそんな単純な見方ではなかった。実際にベトナム戦争の取材に
2024年2月3日(土)、サラリーマン現役時代の先輩2人との飲み会でした。行ったのは・・・茅ケ崎に住んでいた作家の故開高健氏がよく訪れていたという「ジンギスカン茅ケ崎店」です。開高健氏がロマノ・コンティを2本持って現れて、ビール会社の名前が印刷されたコップで飲みながら焼き肉を食べた・・・という逸話があるお店です。■ジンギスカン茅ケ崎店茅ヶ崎駅南口から高砂通りに入って100mほど歩くと、二股に分かれます。右方向に10mほど歩いた左側にあります。外観からして、ロマノ・コンティを飲むような
開高健電子全集1漂えど沈まず―闇三部作Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}開高健という作家がいました。エッセイ集というかルポルタージュ「ベトナム戦記」が有るのですが、当時の南ベトナム政府軍に開高健は記者として従軍し、その部隊はほぼ全滅のなか生き残った。生き残った十数名の一人だった。35年前に食道がんで58で亡くなった。サントリーウィスキーのコピーライターでも有名で、グルメで釣りでも有名。ベトナムに行ったときにも、開高健はこのホテルで執筆していた
こんばんは🌃かっぺライダーです❗せっかくの日曜日なのに自宅に籠りっきりなのはいつものパターン(笑)職場の図書館で借りました開高健さんのオーパOPA❗久しぶりに読みましたが惹き込まれるように読んでいます❗そして自転車🚲ペダルの何と言うのか靴のつま先を突っ込むところ劣化して切れていたので外しました新しいパーツを注文しましょう❗夕方のウォーキングどの方向も空は雲ばかり1時間20分ほど歩きましたでもね実質65分ほどですかねウォーキング途中バイクを暖機
令和六年2024甲辰睦月初不動、大安、辛卯ウルトラパワー大幸運!おはようございます。今日も素晴らしい一日になりますように成熟するためには、遠回りをしなければならない。-開高健-(日本の小説家/1930~1989)#ウルトラパワー大幸運#今日も素晴らしい一日になりますように#朝#わそうび#和創美#歳時記#日本礼儀作法講師
“開高健っていいじゃないか!”と一気に関心が高まったのは、古本屋さんでこの一冊を見ていながら、そのままにしておいて数年経った今である。謂わばこの本、数年間古本屋さんの棚でそのままに残っていてくれたのであるが、先般あるサイトを見ていた際に関心が高まるきっかけを得たわけで、こうして私の満載の本棚に今積まれている。短編集を読む際、私は大体において冒頭の一編から読むことが多いので、先ず表題の「裸の王様」を読んでみたのであるが、何とも開高健の文章はシュールで、登場人物にも最低限の呼び名しか与えて
読書日記161「風に訊け」開高健鮮烈な一言半句集英社文庫\700up20240106(Sat)本の読み方は、年代とともに変ってくる。「この風に訊け」は週刊PlayBoyの人生相談(読者の質問と筆者の回答)を一冊にまとめたものらしい。Qは読者からの質問の概略、Aは開高さんの意見の一部。Cはわたし(このブログの作者)のコメント。96Q:お酒の味い方。A:酒を一滴、舌にのせ、歯の裏、舌の全体でころころ回し、歯ぐきにまわし、喉におくりこむ。
読書日記161「風に訊け」開高健鮮烈な一言半句集英社文庫\700up20240106(Sat)本の読み方は、年代とともに変ってくる。「この風に訊け」は週刊PlayBoyの人生相談(読者の質問と筆者の回答)を一冊にまとめたもの。Qは読者からの質問の概略、Aは開高さんの意見の一部。Cはわたしののコメント。96Q:お酒の味い方。A:酒を一滴、舌にのせ、歯の裏、舌の全体でころころ回し、歯ぐきにまわし、喉におくりこむ。唇で飲み、舌で飲み、歯で
***世界最大の流域、褐色の甘い海、史前的世界を秘める大河アマゾン。その水底に棲む名、怪、珍、奇さまざまの魚たち。殺し屋ピラーニャ。跳躍するトクナレ。疲れを知らぬファイター黄金魚(ドラド)。そして淡水最大の巨魚ピラルクー。驚き(オーパ)を求めてさまようこと60日、16,000キロ。2024年の1冊目、開高健の『オーパ!』。雑誌『PLAYBOY』の連載で、昭和五十二年の夏から60日間、ブラジルのアマゾン河を釣りをしなが
常見忠さんから届いた手紙と一緒に入っていたパンフレットだったかかな開高さんがABU500(形式不明)を使っている写真横で微笑んでいる忠さんとの釣行が楽しそう~忠さんの所に遊びに行かせて頂いた際にABU500を見せた所、懐かしいリールですね~って話になり持っていた綺麗なABU503に忠さんのサインを頂きました。オーパ、オーパ!!扁舟にて(カリフォルニア・カナダ篇)開高さんが507?のハンドルを回している写真が有ります。おまけ!マンガ
今日は読書開高健が好きなので開高健ノンフィクション賞受賞作品デスゾーン今さらですが…読み終えた感想は、うーん…同じ賞を取ったインパラの朝って作品が好きなのでどうしても比べてしまうのですがやはり女性のほうがはるかに強くて大人だ本の感想になっていないですね失礼しました。
◆12月30日午後8時半からNHK・Eテレで放送される番組◆「怖い絵本冬のトークスペシャル」作家の京極夏彦さんとのんのトークがある。●12月30日午後9時からNHKBSで「幻解!超常ファイル・スペシャル最新超常映像2023」今日はそんな感じです。●深夜に『クイズ☆正解は一年後2023』フジモンは出てると思うけどどうするのか?●いつもは日曜日に深夜の更新するけど、明日は別に必要ない。大晦日だけど兄が仕事で夜まで来ないので。正月三日間も朝に一度更新できるか