ブログ記事2件
本日は書籍紹介をいたします。このところ少し日本近現代のあり方を考えたいと思いまして、ごくごく基礎的な概論から手に取ってみることにしました。「昭和のスタンダード」と呼ばれて名高い中公文庫の「日本の歴史」シリーズ、しばらくはこれを読み進めてみたいと思います。今回取り上げるのはその第19巻です。小西四郎『日本の歴史19開国と攘夷』中公文庫、1974/2006年本書は日本がまさに世界史のただ中に登場することになる、激動の幕末15年を中心に描いています。グローバル化、という言葉が人口に膾