辻田真佐憲に対して抱いていた不満を猪瀬直樹が、ずばりどどんと代弁している格好か。要するに辻田は緻密に色々分析して戦前の日本のここが問題だったと言うわけだ。そのせいで開戦に至ったということである。ところが問題提起はするのだが結論としては、それは仕方のない行動だったんだ・選択だったんだということにいつもなってしまう。その流れになったら仕方ないでしょう・当時の常識的対応でしょうということでそこで戦争回避するのは無理であるとして手当の対象を過去に遡らせる。これに対して猪瀬は、「この一点」という判断の際と