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この現在の地図。黄色の丸の中の点線は、東西に走る”東海自然歩道”と南北に走る”精進口登山道”明治29年の地図【国土地理院富士山5万分の1】に、わかりやすく色づけしたものと比較してください。赤い線を見てください。国道です。実線は明治から道があったところ。点線は明治時代には道がなかったところです。それをふまえて今回ターゲットにした道を見てください。本栖から鳴沢に向かう道。事前の情報でこの道には面白いものが点在していると把握していま
千代田区にある庁舎の中に国土地理院が入っています。今気になっているのは富士の樹海の中の廃道。それを調べに行きたいと思います。国道139号線から精進登山道を通って丸金1まで道。その先丸金2,3,4と続くのですが、数字が上がれば上がるほど今は使われていない廃道へと変化していきます。更にそこは富士の樹海。迷ったらアウト。無数の森の中からの視線を感じながらの探索になるでしょう。それでは!下調べに凸していきましょう!
例えば今YouTubeにアップしてあったり、過去のブログ記事にもある国道152号線。国土地理院50000分の1”赤石嶽”明治13年測量大正2年製版の地図です。現在の地図とはちょっと違います。長野県飯田市の国道152号線地蔵峠の地図なのでお手持ちの地図と見比べて見てください。ここに書かれている道に色を付けます。赤色→現在の国道当時は小径しかも途中道がない。水色→現在の蛇洞林道黄色→今はない道現在は赤色の線が途切れた部
国道152号線地蔵峠事実上廃道の現役国道最後です。未舗装の車の通れない区間から舗装路面へ出ます。初めてここを訪れたとき全くその境目が探せなかったな~。次は青崩峠に撮りに行きたいけどもう、雪だよね。
事実上廃道の区間を歩きぬけて、車両が通行できる舗装路面の国道152号線へと近づく。あのガードレールが舗装路面の国道なのか・・・否。厳密にはあれは林道です。ちなみに今歩いているところはこんな感じ。説明を入れると、ここが国道152号線。現役の国道。事実上廃道の現役国道を抜け、舗装路面へ出ると見える景色。皆さんが見てる普通の道。振り返るこちらは、道は続いている、分岐する舗装路面はどこにもない。けれどここから先は林道。
国道152号線の崩落区間を高巻いて、まず一安心。ビデオではなく、こういうところはカメラの方が情景を切り撮りやすい。ここが1つのクライマックス(笑)と言ってもいいでしょう。現役国道の事実上廃道区間にかかる木橋。川へ降ります。ここが国道152号線のわきを流れる上村川です。高巻まえの上村川は一部滝のようになり、ザーザー水が流れていましたが、不気味なことに少し上流に移動しただけのこの場所に・・・水は一滴も流れていません。これっ
国道であろう部分は崩落が激しく高巻をしなければならないここを登ってゆく。周りの地面には落ち葉が積もっているが、ここは積もった落ち葉が少ない。つまり崩れが新しいと考えることができる。高巻いている最中に上村川を見下ろす。川沿いとまではいわないがそのあたりか、少し高度を上げたあたりが国道として指定されている。高巻いて1つ沢を渡らなければならないが、低い場所ではこの通り。もう少し上まで行って崩落が緩やかなところから渡ろう。このくらいなら渡れそ
国道152号線・長野県の大鹿村と上村の境、地蔵峠の国道は事実上廃道だ。前回だしたこの写真。これは国道です。河原に吸い込まれるように道は消える。7年前の探索ではなかった国道標識を見つけた。「う・・嘘くさいけど・・・」ここが国道152号線の風景。堰堤を1つ越えてもう1つの堰堤までの、まだ穏やかな区間。あなたが見ている景色は、国道に立っている景色です。やがて現れるのは出来上がった小さな滝。上村川が荒れて流された岩でできた
私のような国道マニア、廃道マニア。のみならず、地図マニアや滝マニア、動物や鳥を観察される方もこの辺りを訪れるでしょう。ここを訪れる方がこの先の景色を見て、「道が消えた」と表現されるのは、まず間違えありません。多くの方が”道”と呼ぶものは車が通れることが無意識の大前提となっているからだと思います。あなたはこの先の景色を見て何を感じるでしょうか。人や動物が同じ場所を何度も移動すればそれは道と呼べるのかもしれません。この国道152号線は、秋葉街道・塩
車でいけるぎりぎりのラインはまだ先ですが、冬にはこのキャンプ場より先はゲートがしまります。もちろん続いてない国道なので除雪なんてしません。分厚い雪の下で永い眠りにつくことになります。始めこそゲートより先はこんな感じですが、やがてこうなります。私が車で道に入り込まない理由はこういった標石も、見るべきポイントでそれを車だと見落とす可能性があるからです。みとう沢にかかる、みとう沢橋。この先のこの景色が”道”と呼べる最後の景
まっすぐです。この道をまっすぐ進むと、国道標識のある国道152号線へ入ることができます。既にこの道は造り変えられた道。私が2005年に訪れたときこの道は未舗装で砂利でした。しかし、山間部の道がまっすぐということはない。ここは当時の国道の姿を残していない、新しい国道152号線だと思います。行きつく先は大島河原公園キャンプ場。道は突然2車線になる。そして突然1車線に戻り、車を拒む道となる。
国道152号線へ行くにはこの分岐でどちらへ行くか決断しなければならない。間違えた選択をすれば、走りやすい道で都市部へと誘導される。あの道を正しく選択できれば、1歩終焉に近づくことができる。2つ目の選択の時が来た。何も考えずにループ橋へ進むめば道はどこまでも続く。この道が見えるか!?これが運命の分かれ道だ。見えない道を信じ、一歩踏み出したものは。国道に立つことができる。向こうを向くおにぎりが遠くに見
国道152号線は起点:長野県上田市(国道18号との交点)終点:静岡県浜松市(国道1号との交点)総延長:264㎞未供用区間:7km指定区間:なしといった国道です。長野県の地蔵峠と、静岡県と長野県の県境の青崩峠の2か所に約3kmあまりの車道のない区間が存在します。青で囲った部分。国道は地図上で”赤い線”で記されます。切れてますよね。この観光用の地図でも”行き止まり”となっています。気持ちよいくらいにスパッと。ど
国道152号線と蛇洞林道の接続部分。明確な表示がないため、国道152号線が続いているように見えるが、実はこの地点で国道は林道に変わる。ただ道は普通に続いている。私が神として崇め奉る標石だ!国道の神様として必ず手を合わせる。「今日も1日点線国道で遊ばせていただいてありがとうございます。これから帰路につきますが、帰路も無事に楽しめますようにと。」この標石は特徴的で、石にタイルが組み込まれている。長野県内ではよく見るが、他では千
国道152号線地蔵峠車両通行不能区間探索を終えて今編集中。しばらくは予告編でお楽しみください。コメントもお待ちしています~。適当に楽しんでください。
国道152号線には分断区間が2か所。地蔵峠と青崩峠。現役の国道として指定されているのは、地蔵峠の車両通行不能区間。青崩峠は静岡県側は国道ではなく、長野県側は国道、車両は通行できないわけではないが現在新国道を至近に建設中。今回紹介するのは青崩峠の静岡県側から歩いた時の写真。既にブログではだいぶ昔にアップしてあります。国道探索一覧を見てください。
私の大好きな国道152号線。探索の原点になった道。また行きたいな~と思って早7年。そろそろ行こうと思います。探索としては7年前にブログで詳しく書いているので、今回はゆっくり楽しみたい。ほら、国道を直進したら「通行不能」って。わくわくしません?どーなってんだよ?!って。舗装がなくなり、ガードレールがなくなり、道は・・・河原に消える。普通の人はここまで来るけど、ここで引き返す。”道がないから”否。