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ひとつ前の当ブログで、「四谷怪談」のお岩さんは実在の人物ですがストーリーは全くのフィクション、上演されるうちにヴァリエーションも増えていきました。映画でもいろいろ細かいところが違うものが生まれ、『新釈四谷怪談』(1949木下惠介監督)では、お岩さんの幽霊は出てこず、上原謙さん演じる田宮伊右衛門のノイローゼ状態から来る妄想という、まさに新解釈だったことを書きました。オーソドックスな筋立てで傑作となった、というか日本映画史上の名作になったのが『東海道四谷怪談』(1959中川信夫監督)です。撮
監督市川崑お芝居見に行って、この髪型の人が前に座ったら絶望するな。「不景気になると盗賊の名が広がる」ピンクパンサーとかルフィとか、犯人の精神年齢がよく分かるね。男の監督が男言葉で喋らせておいて、女らしくないとマンスプ。こう言う、男が気持ち良くなるだけの構造の映画多かったよね。おっとっと。笑雪は何故いつまでも女言葉なの?この髪飾り何だろう?「ゲスの塊の様なこの男」酷い。奥様はレズ。(女装男性?)「惚れてたまるもんかー!」お前はもう惚れている。雪演技は上手いけど、声が
―中日劇場がかつて入っていた中日ビルの旧建物Wikipediaより―舟木一夫と共に㉚「銭形平次」との“縁”舟木一夫が“寒い時代”から抜け出して復活する際、当時の㈱アイエス社長・伊藤喜久雄は、舟木の1か月座長公演を再開させるために全国の劇場に働きかけた。耳にタコが出来るくらい営業・マーケティング活動を行ったため、各劇場のプロデューサーからは“耳タコ社長”と呼ばれた。最初に取り上げてくれたのは名古屋・中日劇場だった。「16か月に1回の割でやりましょう」ということになり、1993年7月
『近松物語』映画トーキー102分白黒昭和二十九年(1954年)十一月二十三日封切製作国日本製作言語日本語製作会社大映京都撮影所製作永田雅一企画辻久一原作近松門左衛門『大経師昔暦』劇作川口松太郎『おさん茂兵衛』脚本依田義賢撮影宮川一夫音楽早坂文雄録音大谷巌美術水谷浩和楽望月太明吉豊沢猿二郎装置山本卯一郎装飾海老瀬弥一背景太田多三郎美術助手内藤昭録音大谷巌照明岡本健一編集
10月9日のブログで映画『蛇姫様で見たのは『蛇姫様(東宝1940年)』と美空ひばり主演の『新蛇姫様お島千太郎(東映1965年)』の2本だけ。と書きましたがその後レンタルビデオで『蛇姫道中(大映1950年)』監督:木村恵吾、出演は大河内傳次郎、長谷川一夫、山田五十鈴、京マチ子とDVD購入で『蛇姫様(大映1959年)』監督:渡辺邦男、出演は市川雷蔵、嵯峨美智子の2作品を手に入れ鑑賞。まさにタイトルに操られたような『蛇心仏口』でございます。意味は執念深く
YouTube「さすらいチャンネル」2007年6月18日舟木一夫新橋演舞場特別公演「銭形平次」成功祈願舟木一夫芸能生活45周年記念銭形平次ゆかりの地神田明神で行われました。舟木一夫・葉山葉子・長谷川稀世・長谷川かずき銭形平次公演に出演の方々が集まられた「武蔵野舟木組」ブログを始めた頃で、イベントが行われる事を知り行きました。まだ動画を録ると言う意識もなく写真だけは沢山取ってきました。それをまとめたモノです。祈願後に出て来られ、集まったファンの方達へのご挨
時代劇全盛期の頃、大映が東映オールスター映画に対抗するかのように製作したのが『次郎長富士』です。『次郎長富士』(1959年/監督:森一生)清水の次郎長(長谷川一夫)は、兄を殺された増川仙右衛門(島田竜三)と下手人を追って秋葉山の竹居のドモ安(香川良介)の賭場に乗り込みます。次郎長は下手人の引き渡しを頼みますが、居合わせた黒駒の勝蔵(滝沢修)は、仙右衛門と下手人のサシでの勝負を要求。仙右衛門は仇を討ちますが、秋葉の祭礼を血で汚した咎で次郎長たちは役人に追われます。次郎長の身を案じた女房のお蝶(
昭和六十三年(1988年)十月一日。京都文化博物館が開館した。この日わたくしめは同館で『渋川伴五郎』『尾上松之助葬儀』の二本の映画を鑑賞した。昨日令和五年(2023年)十月一日は開館三十五年記念日であった。今月フィルムシアターでは九日・十二日『治郎吉格子』、十一・十三日『弁天小僧』の二本が上映される。九日は十三時三十分・十七時、十二日は十三時三十分、十八時三十分、十一日・十三日両日共十三時三十分・十八時三十分が上映時間である。伊藤大輔監督
9月29日(金)満月🌕️あともう2日で10月です。一年が早いような、長いような〜ということで、もうひとふんばり💪11月10日(金)初代西崎緑の『深川マンボ』講習会を開きます🙇西崎流の『深川マンボ』は長谷川一夫や朝丘雪路、歌舞伎役者や、宝塚スターも踊った人気曲なんです✨🎶✨そしてこの踊りを振付されたのが、初代西崎緑先生です。昨年は没後65年の年で、おどりの空間主催公演『音と踊りの饗宴』の中で初代西崎緑振付舞踊集全11曲をご覧いただきました。それからほぼ1年、この度は見
✏️沢山画像アップされてたので拝借します。皆様にお礼の御挨拶画像今回の公演ちらし受付で頂いた公演のパンフレットまた改めて中をゆっくり見たいと思います。雪之丞変化中村雪之丞雪之丞と軽業お初の二役そして相手役は林与一さん与一さんの役者姿拝見するのは初めてでした。終演後の御挨拶出演者の皆様も舞台に・・・ベテランの役者さんも沢山です。新派田口守さん林与一さん林佑樹さん目黒佑樹さんヒロイン波路は長谷川かずきさん手打ちお芝居も二部の「舞の宴」も素晴らしかったです。
「婦系図(1942)」1942年6月11日公開。原作:泉鏡花「婦系図」脚本:小国英雄監督:マキノ正博出演:長谷川一夫、山田五十鈴、古川緑波、高峰秀子、山根寿子、三益愛子、山本礼三郎あらすじ:お増(沢村貞子)は髪結い床を切り盛りしている。そこに芸者衆が髪を結ってもらいにやってくる。芸者の小芳(三益愛子)、まだ半玉であるお蔦(山田五十鈴)などが、たわいのないおしゃべりをする。その横からは、お増の亭主である魚屋のめの惣(山本礼二郎)が、おしゃべりを混ぜっ返
BLに関係ありそうでなさそうな芝居の女形の映画です。KADOKAWA映画が「覇王別姫」を4Kリマスターした後、しきりと古い映画の4Kリマスター版をお勧めしてくるのでwこれは大映の映画で長谷川一夫さんていう当時大人気だった俳優さんの代表作。↑1963年の市川崑監督のデジタルリマスター版です。1963年版の他に雪之丞の映画を↓1935年から3部作として撮っていて、若いころは上の動画よりももっともっと綺麗だったようです。※このころは林長二郎と言っていました。雪之丞は元々は大店の子供な
1974年当時は落ち目だった宝塚歌劇団長谷川一夫演出のベルばらで大逆転来年で宝塚歌劇団上演50年になる今思えば歌舞伎な演出だったなと次回は歌舞伎としてのベルばらを見たいこれに便乗して松竹歌劇団は山田洋次演出でカルメンを上演したが大コケ、これが致命傷となり解散を早めたとか
隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第273作品目は、『忠臣蔵(昭和33年)』をお送りします。『忠臣蔵(昭和33年)』は、昭和33年(1958年4月1日)公開に公開された時代劇映画です。配給は、大映。上映時間は、166分。本作品は、今は無き映画会社・大映の創立十八年を記念して、当時のオールスター・キャストにより製作された、2時間45分を超える大作です。また、ポスターには、「赤穂浪士(あこうろうし)260年祭記念公開」と、銘打たれています。「隊長のブログ」
J'aivuunfilm"TheDemonofMountOe".----------1960年の大映の大作「大江山酒呑童子」のDVDを購入。なんと、酒呑童子が長谷川一夫、源頼光を八代目市川雷蔵が演じ、ヒロインは山本富士子に中村玉緒、その他豪華出演の映画です。勝新太郎さんも渡辺綱として重要な役。勝新太郎と中村玉緒さんがご婚約されたのがこの翌年です。俳優として勝さんが売れだしたのもこの年からですかね。映画のストーリーは斬新に伝統的な酒呑童子の伝説から変えられており、長
三十三間堂通し矢物語★★★1945年(昭20)6月28日公開/モノクロスタンダード/77分/東宝製作-清川峰輔脚本-小国英雄監督-成瀬巳喜男撮影-鈴木博美術-河東安英戦争終結の二ヶ月前に公開された、成瀬初の時代劇。三十三間堂では軒下で行われる通し矢が有名で、これまでの記録は長谷川一夫が射った8000本。今回これに挑戦するのが、当時長谷川に破れた父親を持つ18歳の市川扇升で、その世話をするのが田中絹代。いろいろ妨害を乗り越えて見事8100本以上を射ってメデタシとなる内容
「芝居道」★★★★1944年(昭19)5月11日公開/モノクロスタンダード/83分/東宝製作-清川峰輔原作-長谷川幸延脚本-八住利雄演出-成瀬巳喜男撮影-小倉金弥音楽-清瀬保二美術-中古智出演-古川緑波・長谷川一夫・山田五十鈴・花井蘭子・進藤英太郎・志村喬・阪東橘之助・清川荘司・伊藤智子前年の「愉しき哉人生」から三ヶ月後に公開された成瀬最新作。「鶴八鶴次郎」「旅役者」「歌行燈」に続く芸道ものの一本。戦時下でも「芸道」ものは検閲がゆるく自由に作ることが出来たようだ。
鶴八鶴次郎★★★★★1938年9月29日公開/モノクロ/スタンダード/89分/東宝製作-森田信雄原作-川口松太郎脚色・監督-成瀬巳喜男撮影-伊藤武夫装置-久保一雄音楽-飯田信夫出演-長谷川一夫・山田五十鈴・藤原鎌足・三島雅夫・大川平八郎・清川玉枝溝口健二との共作が多い川口松太郎が原作。川口はこの作品で第一回直木賞を受けている。大正時代の東京が舞台。鶴八・山田五十鈴、鶴次郎・長谷川一夫演ずる、新内の名コンビがいた。新内とは二人一組で、2挺 の三味線を弾き合わせながら
8月1日火曜日〜その12BSトゥエルビで放送していた、大映映画『忠臣蔵』を途中から見る。(写真)2巻組VHS-BOXで見ていますが、ふと目にすると熱中して、気がつくと両国橋のラストシーンでした。長谷川一夫主演の豪華オールキャスト。名優揃いで勉強になりますなぁ。
🎦BS12長谷川一夫「忠臣蔵」(1958年、裕仁天皇33年)大石内蔵助:長谷川一夫浅野内匠頭:市川雷蔵吉良上野介:滝沢修/#元禄レトロ/#昭和レトロ/https://t.co/yT47ZzAyrs—虚実歴史・漢字論・ナツメロ(@kyojitsurekishi)August1,2023BS12長谷川一夫「忠臣蔵」(1958年、裕仁天皇33年)大石内蔵助:長谷川一夫浅野内匠頭:市川雷蔵吉良上野介:滝沢修/#元禄レトロ/#昭和レトロ/【映画「忠臣蔵」|無料
1960年4月封切、田中徳三監督の大映作品。映画人気最高潮の頃の作品。伝説の大江山の鬼退治をするお話(鬼滅ではないよ)出演陣も豪華だし、見ていて楽しい。子供から大人も楽しめる。個人的には『日蓮聖人と蒙古大襲来』と並ぶ、大映昭和特撮の大傑作と思います。『ガメラ』シリーズはもう甘すぎて、当時お子ちゃまだったくせに、好きになれなかったな。(敵としてのバイラスは好きだったけど)これは高校の頃、江波杏子の『女賭博師尼寺開帳』、洋画のなんとか残酷物語みたいの一緒に見たような記憶があ
大雨の被害に遭われた皆様には、心からお見舞い申し上げます火曜日は映画の日まだ見てなかった映画を探してみた感想文です大した感想じゃありませんけどねマツバギク・・・かな・・・葉っぱは手前のじゃなくて、右奥に写ってるものなんですよねさて本日の映画は、懐かしの日本映画です1960年公開の日本映画「忠直卿行状記」(ただなおきょうぎょうじょうき)難しいタイトルだなぁ監督は、森一生原作は、菊池寛音楽は、伊福部昭出
長谷川一夫と舟木一夫の付き合いは、ご存知NHK「赤穂浪士」から。矢頭右衛門七の役に舟木一夫が決定して、舟木一夫がスタジオに姿を現した時、大石内蔵助役の長谷川は、柔和な顔に涼しい笑みを浮かべて彼を迎い入れた。「長谷川先生ってすごいなぁ、役衣装を着けた時の、重量感に凄く圧倒されちゃった」当時彼は、そう述懐したものだった。この時から長谷川一夫と言う不世出の名優の存在が彼の胸にどっしりと腰を据えた。「名優とは先生みたいな人の事を言うんだろう」スタジオの片隅から、じっと長谷川の名演をみつ
6月23日金曜日〜その59時半から12時まで二度寝。『美女才人対談』長谷川一夫(S54年9月25日毎日新聞社)を読了。14時半より15時20分まで三度寝。首のストレッチ。四股10回。体重67・7キロ。飲料は、大内山カルシウム元気牛乳、のむヨーグルト、KAGOMEつぶより野菜、松谷化学工業希少糖含有シロップレアシュガースウイートを加えたETERNALSUMMERTEA。(写真)和歌山市磯ノ浦のマキノ駐車場槙野英徳社長に頂いた、かの蜂国産蜂蜜りんごを口に含む。
6月23日金曜日〜その4雑事少々。長谷川一夫著『美女才人対談』を読む。P185〜200の将棋十五世名人大山康晴氏との対話の中で、初代中村鴈治郎の部屋子だった頃のエピソードを披露している。(写真)コレクションの初代鴈治郎丈の宣材。
6月22日木曜日〜その3長谷川一夫著『美女才人対談』を読む。P153〜168、桜田淳子さんとのお芝居論に花が咲く。(写真)私の好きな曲のひとつは『気まぐれヴィーナス』。中学3年生の今頃に流行っていました。
6月21日水曜日〜その311時から13時まで二度寝。長谷川一夫著『美女才人対談』を読む。P137〜152は、元横綱初代若乃花の二子山勝治親方が登場。(写真)コレクションの現役時代の手形色紙。
6月21日水曜日〜その26時に眠る。9時40分、目が開く。ねじめびわ茶、キリンのやわらか天然水、カルピスL-92で喉を潤す。長谷川一夫著『美女才人対談』を読む。P89〜104では、桂米朝師匠との芸談。まことに興味深し。しばらくの間、千土地興行の専属になった事を米朝師は語っておられる。(写真)浮世亭とん平師匠に頂いた千日劇場のチラシ。米朝師匠は中席で高座を務めて、下席の「とんち笑学校」にも出演。
6月20日火曜日〜その4GateauRuskGOUTERdeROIを摘みながら、11時から14時まで二度寝。長谷川一夫著『美女才人対談』を読む。P25〜40には、中村紘子先生が登場。日本人最年少でのショパン・コンクール入賞の話が語られている。(写真)菊水丸コレクションの『ショパン国際コンクール受賞記念中村紘子ピアノ演奏会』のパンフレットとチラシ。