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昨夜は幕末維新の仏教改革者・佛立開導日扇聖人の135年目の祥月ご命日。135年前の朝、出発をされた麩屋町の長松寺で夜のご祥月法要を勤めさせていただきました。明治23年(1890)7月17日、開導聖人はご遷化になられました。仏陀や日蓮聖人と同じく旅の途中でのご遷化でした。麩屋町通にはひと目でも開導聖人をお見送りしようと夜明け前から教講が集まっていたと伝えられています。例年は15日でしたが祇園祭の交通規制でお参りがしにくいため、今年から祥月ご命日の奉修となりました。しかし、交通規制の解かれた17
遠妙寺の田原彰行師とフィリピン教区の現地フィリピン人の御講師であるマティリン彰勇師がネパールにお越しになり、ご奉公してくださっています。無事のご到着、ありがたいです。21時過ぎの到着で、そのままカトマンズ親会場にお泊まりいただき、昨日はすでに題目塔へお参りくださり、タナバンジャング村にお助行くださいました。今日はスンカニ村のお助行、サムンドゥラデヴィの学校を訪問。徒歩で山を降りながら何軒かお助行し、夜はビカス宅に宿泊。過密ですが限られた時間の中でありがたいご奉公です。マティリン彰勇師。見る
ご講有の御徳をいただいて本山のご法宅をお出ましになる直前には霧雨もピタっと止み、無事に由緒寺院長松寺の開導会をご親修いただくことができました。天気予報が見事に覆り、心から感動しました。ありがとうございます。京都でも多くの方々にご奉公いただいて、長松寺のご奉公ができています。先住が亡くなって25年目の翌日だったので、感慨はひとしおでした。25年前、いったいどうやって始まったのか、全く記憶がありません。無我夢中だっただけで、きっと周りの皆さまの懸命なご奉公、お力添えのおかげだと思います。ご講有
本日は本山宥清寺の門祖会です。あわせて14時から京都佛立ミュージアムで坂本家十代目・坂本匡弘さんによる講演会が開催されます。すでに予約で満席となっていますが、立ち見であれば参加可能です。テレビ局の取材も入る予定です。大変にありがたいです。よろしくお願いいたします。「真説・坂本龍馬展」オープニング映像2017年1月、龍馬が京都で暗殺される5日前、慶応3年(1867)11月10日に書いた書簡が発見されました。この書簡には龍馬自身の直筆で初めて「新国家」という言葉が記されてい
2025年、令和7年2月16日、お祖師さまの803回目のお誕生日に、妙深寺は歴史的な御会式を奉修させていただきました。まず、妙深寺はこの春の御会式、この門祖会から、令和13年、2031年にお迎えする高祖日蓮大士750回御遠諱に向かって6年間の本格的なご奉公を開始します。とてもとても大切な節目、スタートラインです。今回、小野山日鷲御導師にご唱導いただき、祖父・大僧正日峰上人や祖母・小千代からのご縁とご恩を痛感し、万感の想いでご教導を頂戴いたしました。見えない力に導かれるかのように小野山淳鷲師と
佛立開導日扇聖人の祥月ご命日を期して全世界の佛立寺院で奉修される開導会。伝統により開導聖人が最晩年を過ごされた麩屋町のご法宅・由緒寺院長松寺では7月17日の祥月ご命日の1ヶ月前、6月17日の直前の日曜日に奉修されることになっています。令和6年は6月16日、昨日でした。ご講有・髙須日良上人にご唱導いただき、晴天のもと盛大に奉修することが出来ました。全国各地、ロサンゼルスからもお参りをいただき、例年よりたくさんのお参詣をいただきました。ありがたいです。髙須ご講有は任期8年間の最後となる長松寺の
2月21日の横浜ラグーン、無事に放送させていただくことが出来ました。ありがとうございます。今回は私の祖母、長松小千代との思い出を交えて、人を育てるということについてお話をさせていただきました。長松小千代は大尊師(長松清風)の御法宅、宥清寺奥之院、由緒寺院長松寺、麩屋町の御館を護るために生涯を捧げた方で、長松品尾に仕込まれた信念の人でした。93才で日峰上人をお見送りし、110日後に帰寂しました。日峰上人を最期までお護りしなければ死ねない、死なないと言っておられました。そのとおりになりました
ありがとうございます本門佛立宗隆宣寺青年会ブログ開設しました!・本門佛立宗(honmon-butsuryushu.or.jp)本山宥清寺・隆宣寺@本門佛立宗(honmon-butsuryushu.or.jp)兵庫県尼崎市御本尊:「南無妙法蓮華経」の曼陀羅宗祖:日蓮聖人開祖:長松清風仏教のこと、本門佛立宗の教え、若い人たちが疑問に思っていることを一緒に学んでいきたいと思います♪フォローよろしくお願いいたします!facebook:https://ww
今週もロサンゼルスから「横浜ラグーン」をシェアさせていただきます。リスナーの方々のお便りにお答えする回、それぞれのご感想やご質問がとてもありがたいです。長野県立こども病院に入院し、11才で亡くなった由貴奈ちゃんが書いた「命」という題名の詩を受け止めてくださり、ありがとうございます。「命はとても大切だ。人間が生きるための電池みたいだ。でも電池はいつかは切れる。命もいつかはなくなる。電池はすぐにとりかえられるけど、命はそう簡単にはとりかえられない。何年も何年も、月日がたってやっと神様から与えら
開化は変化、進化、教化、本化。退化、老化、硬化、鈍化、ではない。御教歌「文明の御代にかなへる本門の佛立講は開化第一」5月1日の月始総講の御法門。佛立教講は、みんながみんな、仏教改革者の誇りと精神を受け継ぎ、決して失わず、ご宝前の御意に叶うよう精進しなさいとお示しになられていると感得します。本門佛立宗とは、正しい仏法が埋没すると予言された末法悪世の中で、一つの器の水をそのまま一つの器に移すように、正しい教えを正しく受け継ぎ、実践する集団です。だからこそ、「仏の立てた宗」と書いて「佛立
由緒寺院長松寺の開導会は毎年7月17日の開導聖人の祥月ご命日の1ヶ月前、6月17日の直前の日曜日に奉修することとなっています。古くからの習わしで、私が住職となってからも毎年そのようにご奉公して参りました。長松寺は本山宥清寺を退かれた開導聖人が個人でご購入された私邸でした。「宥清寺奥の院」「麩屋町の御法宅」などと呼ばれ、戦後に寺号公称いたしました。もともと本山ご宝前の右側におられる等身大の開導聖人像は麩屋町にあり、毎月ご命日に人力車にお乗せして北野の宥清寺までご遷座してお給仕をなさってい
前回からの続き(令和4年11月12日のこと)になります本能寺跡を後にして、蛸薬師通りを再び東へ進んで行きます新町通りで右折新町通りを下って行きます少し下ると右手にこのような門があります本門佛立宗開講聖地住所・京都市中京区新町通錦小路上ル百足屋町HP本門佛立宗本門佛立宗honmon-butsuryushu.or.jp門の手前に由来が貼り出してありました本門佛立宗開講聖地の由来一、沿革当地は安政4(1857)年1月12日、佛立開導日扇聖人が八品堂・谷川浅七宅にて本門佛立
秋らしい美しい朝を迎えました。なんとも穏やかで、ありがたいお天気です。数日前まで天気予報には傘マークが付いていたのに。本日10時から妙深寺高祖会第二座、宗門弘通局長・山内日得御導師にご唱導の栄を賜り、奉修させていただきます。よろしくお願い申し上げます。この盛儀にあわせて、妙深寺の歴代住職、先亡教務の御霊前に、新装謹製させていただいた護持御本尊を奉安させていただきました。なんと、妙深寺本堂の佛立開導日扇聖人御真筆の大御本尊の護持者、真継家に受け継がれてきた同じく開導聖人御真筆の御本尊さま
今夜は京都長松寺の新年初総講を勤めさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。
彼らの気持ちに涙が出ます。アキラ。みんながお前を称えてくれている。お前の勇気を。お前の人生を。お前の命を。これほど幸せなことはない。アキラ、昨日のことのように、あの日の、あの瞬間の集積、すべてが甦る。生々しく覚えているよ。アキラ。Arigatougozaimasu.WewouldliketoinviteeveryonetoHBSNepalShantiDharmaStupatoparticipateinthe7yearmemorialCerem
日曜日の夜、和歌山から横浜まで戻り、翌朝から北海道の釧路に来させていただきました。釧路の尚信寺さまにお参詣させていただき、本当に有難く、お気遣いをいただいてしまい、かえって申し訳ありませんでした。中学生の時、高校生の秋山現信師に連れてきていただいたことがあると思います。おぼろげな記憶しか残っていません。和歌山、釧路、こうしてお参詣できる有難さをしみじみと感じております。ありがとうございます。いま、このコロナ禍を体験したからこそ、さらに力強く不軽菩薩のようなご奉公を進めてゆかなければならない
令和3年7月17日、幕末維新の仏教改革者、佛立開導日扇聖人の祥月ご命日。この方がおられなければ生きた仏教は息絶えていました。近代日本が誕生するギリギリの時代、様々な勢力や価値観が激突していた時代、壮絶な権力闘争が繰り広げられていた時代、開導聖人は民衆と共にあり、腐敗した宗門と一線を画して、仏教ルネサンスのために生きられました。NHKの大河ドラマで取り上げられても何ら不思議はないほど、波瀾万丈、数百年に一度の宗教家であることはもちろん、そのご人格やご生涯は、トンチとパンチが効いていて、ユニー
御教歌「何事も皆夢也としるならば憂世の中に迷はざらまし」御弟子旦那抄(上)・扇全十四巻五九頁令和3年6月20日開導会第二座伏見妙福寺松本現薫化主御題「迷ふ故に心ますます闇也」
御教歌「清風はおかげでさとりひらいたり南無妙法の御代はよろづ世」信解雲泥(下)・扇全十巻四二五頁令和3年6月19日開導会第一座当山住職関連御教歌「あめもつちもみな妙法の外になし信心するがさとりなりけり」「さとれるをさとらずといひさとらざる信者をさとるといふ宗旨也」
準備の会議で「妙深寺らしい開導会のご奉公をしよう」「みんなが家族のようにご奉公できるようにしたい」と話し合ってくださいました。小菅ちゃんをはじめ、みんなの温かく尊い想いが詰まった開導会でした。そのシンボルは芽衣ちゃん。昨日は着物をきてご祈願係をしてくれましたー!本当にありがたかった。那緒ちゃんのサポートもいただき、立派にお役目を務めてくださいました。ありがとうございます。司会をしてくれた千華ちゃん。本当に素敵でした。ロサンゼルスからきっと衣美ちゃんもお参詣くださっていたし、ありがたいですー
明日19日(土)、明後日20日(日)は、妙深寺の開導会を奉修させていただきます。参詣時の過密を避けるため、各教区からの代表参詣となります。開導会当日は、YouTubeの「妙深寺チャンネル」からオンラインにて同時同刻のライブ参詣を心がけましょう。https://www.youtube.com/user/YokohamaMyoshinji/live6月8日~18日までの「事前参詣」、6月21日~27日までの「事後参詣」を設けています。大恩報謝のため、是非とも期間中にお参りください。開導会の
日曜日、長松寺の開導会、無事に奉修させていただくことが出来ました。ご奉公いただいた学生師の皆さま、ご奉公いただいたご信者の皆さま、本当にありがとうございました。ありがとうございます。
ブラジルとのウェブ会議から、京都佛立ミュージアムの運営委員会。次から次へとご奉公が溢れ出てきて、ありがたいこと極まりないですが、途切れることなくひっきりなしで目が回ります。海外には9教区。世界同時のコロナ禍。本年予定されていたブラジルとハワイへの特命巡教の件。ブラジル教区・日教寺の件。青少年の一座。緊急事態宣言下の京都佛立ミュージアムの休館。今回展示の図録。次回展示「思想としての法華経展」の準備などなど。目が回り、肩ぱんぱん。だからこそ、麩屋町の静かさがありがたいです。京都、長松寺の庭
感染拡大の続く中、横浜からオンラインで参加することも考えましたが、米国教区の担任交代など重要な議題も多く、やはり京都へ向かっております。本門佛立宗には海外教区が9つあり、約30ヶ所の寺院や教会、別院、親会場があります。実に、ブラジル教区、韓国教区、台湾教区、米国教区(ロサンゼルス、ハワイ)、オーストラリア教区、スリランカ教区、イタリア教区、フィリピン教区、インド教区(ネパール)を擁しています。海外弘通の歴史は、今から113年前の1908年(明治41年)4月28日、奇しくも日蓮聖人の立教開宗
シリーズ『仏教徒坂本龍馬』#3福岡孝弟(藤次)のこと先日、白井貴子さんから福岡孝弟のご子孫のお話を聞きました。神奈川県にお住まいで、とても尊い活動をなさっているそうです。さすが。当然ながら、自分の著書『仏教徒坂本龍馬』にも福岡孝弟(藤次)に触れた箇所がいくつもあります。重要な局面で、龍馬にとって欠かせない役割を果たしたのが福岡です。海援隊の発足にも関わっています。下記にピックアップしてみます。「龍馬と後藤は大政奉還論を説き歩き、武力討幕を主張する薩長を抑えることに力を尽くした。
さくと見ばかつちりにけり桜花まちし日数の程ぞたのしき
雲ひとつない快晴の下、2日間にわたる妙深寺の春の御会式、門祖会が無事に奉修されました。お参詣、ご奉公いただいた皆さま、誠にありがとうございました。名古屋建國寺の石川清優ご住職にご唱導いただき、素晴らしいご唱導、素晴らしい御法門に、心から感激し、感動し、涙が溢れました。先住もさぞ誇らしく、お喜びになられていると思います。生きたお寺のドキュメンタリー。たくさんの方々の人生と人生が交錯し、泣いたり笑ったりしながら、世のため、人のため、奮闘してきた真実の物語です。石川清優ご住職にご唱導をお願い
シリーズ『仏教徒坂本龍馬』#2ハリー・パークスの書簡@英国公文書館海援隊の出版といわれる『藩論』について。龍馬の暗殺から1年。海援隊の隊士たちは近江屋に集まった。そこで企図されたのが『藩論』であったと考えられる。『藩論』に著者名はない。しかし研究者はほぼ海援隊によるものという見解で一致している。同志社大学の住谷先生、長崎国際大学の関家先生。パークスはこれを絶賛し、本国にレポートした。2019年10月、ロンドンの英国公文書館を訪ねてその書簡の実物と出会った。#坂本龍馬#閑愁録#
シリーズ『仏教徒坂本龍馬』#1坂本龍馬と長松清風#坂本龍馬#閑愁録#海援隊#幕末#明治維新#長松清風#本門佛立宗#空飛ぶお坊さん#お坊さん#藩論#妙深寺#横浜ラグーン#FMヨコハマ#fmyokohama#yokohamalagoon#insea#magmaspa#inseaminatomirai#seijun#nagamatsu#seijunnagamatsu空飛ぶお坊さん長松清潤チャンネルhttps://www.youtube.com/c/S
本日は立正大学の講義。立正大学仏教学部の武田悟一先生に声をかけていただいて、「社会と宗教1」という授業でお話をさせていただきました。・科目名「社会と宗教1」・授業日金曜日6時限目(18:00~19:30)・対象者仏教学部2~4年生・人数約11名・授業の目的(シラバスより)今日の日本社会において、新宗教の主力教団についてたずねてみると、日蓮系・法華系教団の活躍が見逃せません。その教団を開いた人物の多くは、僧侶ではなく在家の信仰者でありました。ところで、新宗教の一教団として位