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一昨日は一晩中強い雨、風。昨日はことのほか寒く、季節が逆戻りしたよう。草木に水やりをする必要もなく、今朝からの上天気に鉢が倒れているだろうと二日ぶりに風あたりの強い裏庭を見にいったところ、やっぱり椿の鉢が二鉢倒れていました。が、卜半(ぼくはん)椿、倒れたままいっぱい咲いていました。一昨日までつぼみは固く小さく、咲く気配はまったくなかったのに。(^^;ビフォーアフターの写真を並べられなくて残念(^^;あの冷たい雨と風、春を呼ぶ嵐だったのか。裏庭から看板の横に置いてお披
主菓子常盤饅頭(甘春堂さんのホームページより)表千家の初釜に用いられるお菓子です。雪に見立てた白い薯蕷饅頭を割ると鮮やかな松の翠(みどり)。割る前と後とのコントラストの妙は、さりげないながらも心にくい演出だなあといつも感嘆します。干菓子は干支の龍と梅が枝の焼き印の麩の焼きせんべい。"あめやえいたろう"の紅白の板あめ。稽古終了後のおしのぎほんの一口ですが、毎年の決め事で、毎回頭をひねり、緊張して作っています。穴子・卵焼き・海老の押し
竹台子水指膳所杓立て赤膚焼透かしかざり火箸鳥頭久々に台子の点前です。炉、尺立て、飾り火箸の濃茶点前は本当にややこしい。慣れればなんてことはないのですが…。
蒸し暑い日が続きます。今回の稽古のお菓子は生麩まんじゅう、と決めました。青々とした笹の葉にきれいに包まれています。葉っぱを開くとこんなに大きな葉っぱでした。冷やしていただきます。茶道教室長岡京市表千家茶道教室京都府長岡京市omoteissui.jimdofree.com
6月の稽古2回目。花入れ鮎かご花ヤブミョウガホタルブクロ半夏生6月はやっぱりこの籠をつかいたい。ほっそりした鮎の姿態を思わせる形。渓流、水しぶき、苔のにおい。汗がすうっとひいていく青モミジの木陰。おいしい鮎はそんなところに棲んでいます。茶道教室一水居は京都府長岡京市にあるささやかな稽古場です。家族とともに、ごくふつうの暮らしをしている自宅の一室を稽古の場としています。専用の稽古場や茶室ではないので外から皆様に来ていただいて「お茶のある場」とするには、いろいろな
6月の稽古2回目。花入れ鮎かご花ヤブミョウガホタルブクロ半夏生6月はやっぱりこの籠をつかいたい。ほっそりした鮎の姿態を思わせる形。渓流、水しぶき、苔のにおい。汗がすうっとひいていく青モミジの木陰。おいしい鮎はそんなところに棲んでいます。
なんとなくゆったり気分、木のお盆に自分用のカップを載せてコーヒータイムです。このお盆、象谷塗(ぞうこくぬり)といいます。香川の漆芸品。シックなスリ漆で凸部分のみ光沢があり、フチの朱色もあいまって、しっかりしたロクロ目が引き立ちます。稽古ではときどき干菓子盆にも使っています。カップは清水焼団地の陶器まつりで求めました。コロナで2年間中止でしたが、今年は再開されるそうです。時期は10月。無事に開催されますように!京都山科・清水焼の郷清水焼団地京都山科・清水焼の郷清水焼団地の
6月の床「清風竹林に在り」風が吹き抜けていくような筆の運びがさわやかです。花はホタルブクロ、半夏生。稽古は桑小卓で行いました。萩の水指紅一点の春慶塗の小平棗平棗の扱いは皆さん久しぶり!
もういくつ寝るとお正月。皆さんの丑年はどんな年でしたか?いろいろあったけれど、新しい年には胸をはって向き合えますように。そう、自分自身に語りかけて、今年の干支とさよならします。
寒かったり暑かったり、たくさんの雨が降ったりする内に、季節が変わっていましたね。今日から5月、初風炉の季節が目前です。5日は端午の節句、そして立夏。連休中に炉を閉じて、皆様のおいでをお待ちいたします。2021年5月の稽古8日(土)17日(月)21日(金)24日(月)いずれも午後1時からです。新規入会ご希望の方には、別の日時のご相
稽古の時、花入れに入れなかったお花は別な場所で楽しんでいます。今日は洗面所に。ギボウシとヤブミョウガ。コロナ流行以後、稽古に来てくださる方には洗面所でまず手を洗っていただくことにしているので、ここでも「お茶に向く花」を見ていただければと思います。茶道稽古場一水居https://omoteissui.jimdofree.com茶道教室一水居は京都府長岡京市にあるささやかな稽古場です。家族とともに、ごくふつうの暮らしをしている自宅の一室を稽古の場としています。専用の稽古場
今日は初心の方お二人の稽古でした。花は白木槿、矢筈ススキ、金水引、ききょう、萩。わが家の小さい庭にもそれなりに秋めいた花が増えてきました。ゆっくり和やかに進めていく稽古は、私にとっても楽しいひとときです。https://omoteissui.jimdofree.com/
八月は、いつもの稽古の後、略点前をかわりばんこに一点前ずつ。六畳の部屋を、二畳から三畳くらいのスペースで床はないという設定にして風炉先屏風をとりはらい、かわりにパーテションを置き、花入れを掛け、黒竹の結界をおいてみました。お菓子は薯蕷饅頭ススキの焼印にちょこっとゴマがあしらわれています。名付けて「虫の音」
主菓子は中村軒のうさぎ薯蕷。中は栗餡です。
お菓子は練りきりのタケノコ。色合い、形ともに上々。炉縁は木地。本来は四畳半以下の小間に用いますが、今月…四月の棚は旅だんす。春、野遊びに親しむ風情には木地の炉縁が似つかわしいように思えてつかってみました。稽古場の皆様にはいちいち「本来は…」とおことわりしながらです。
4月15日の稽古旅だんすは、「小さな一輪挿しを飾ってもよい」…ということで、本当に小さな青いころんとした一輪挿しに、白い薮椿「一休」を入れました。今年の椿もそろそろ終り。だけどとても形よく咲いてくれました。ありがとう。
4月の掛け物対句が菊花索秋霜【きくかしゅうそうにちる】とのことこの季節にぴったりと沿う言葉ではありますが、やはり根底に禅味を秘めているのですね。お花はひめうつぎとおだまき。どちらも自然な形をくずさないように、さっと入れました。とてもきれい。ありがとう。
今日は少し寒さがゆるんだような日でしたね。お菓子は春らしい淡いピンクのきんとんお干菓子福だるまとチョコレートバレンタインだからというわけではないのですが鎌田實さんの新聞紙上のコラムで、日本イラク医療支援ネットワークのチョコレート募金を知りました。チョコの缶の絵はイラクの少女が描いたもの。中のチョコは六花亭。理不尽な苦難に遭いながらも希望を失わない勇気ある人達と、その人達に寄り沿う方達に思いを馳せ、わが身を省み、感謝してお茶をい
今日の掛け物。清水寺森清範師の色紙「主人公」自分自身が覚醒し、主体としての自分を常に保ち得るか、という思想を言葉にした禅語です。季節に関わらない言葉ですが、このところのきびしい寒気にしっくりくるような気もします。お花は白梅と太郎冠者。白梅は先月の稽古始めに用いた枝です。固く小さかったつぼみが白い花弁をのぞかせるまでにふくらんできました。明るいピンクの椿、太郎冠者がぼつぼつ咲き始めました。メジロさんが蜜を吸って花びら