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仕事を早めに切り上げて、午後7時開演の歌舞伎座の第3部に行ってきました。まずは、十七世・勘三郎の注文による変化舞踊で、中村屋親子兄弟による「舞鶴雪月花」です。ちょうど2年前にも中村屋の親子で拝見したところ、「雪月花」の名のとおり、春、秋、冬の三段構成。上の巻の「さくら」は、中央に大きな満開のしだれ桜。ちらっと顔を見せた町娘が、木の陰から姿を現す。見渡せば柳さくらをこきまぜて錦を飾る花車、、、これが、七之助による桜の精。桜尽くしの長唄の中、艶やかで清潔な舞を見せ、散
憧れ続けてきた「石橋」このたび、第93回錦会にて、先代花柳壽楽先生振付の長唄「石橋」を、初めて勤めさせていただくお許しを賜りました。入門以来、いつかこの作品を勤めさせていただきたいと願い続けてまいりましたので、このたびその機会をいただけましたことに、身の引き締まる思いと大きな喜びを感じております。「石橋」の舞台は、文殊菩薩の浄土とされる霊峰・清涼山。険しく切り立つ岩峰に架かる石橋は、悟りの境地へと続く神聖な橋とされ、その橋を渡ることを許された者だけが、牡丹の咲き誇る美しい浄土の景色を目に
試衛館を後にすると、二人は戸塚村への道を静かに歩き始めた。西の空は茜色に染まり、吹き渡る夕風が木々をやさしく揺らしている。若葉を渡る初夏の風は心地よく、どこからか鳥のさえずりが聞こえてくる。日中のぬくもりを残した夕暮れは、どこか穏やかな空気に包まれていた。歳三は前を歩き、お琴は少しだけ後ろからその背中を追う。お琴は、そっと歳三の後ろ姿を見つめた。試衛館で、毎日欠かさず剣を振るい続けている歳三。その背中は、以前よりもずっと逞しく、肩幅も広く見える。武士になるという夢だけを胸に歩み続
こんにちは!きほうたです洋楽(ここではクラシックと一旦します)と長唄の違いの中でも一番大きいものが「楽譜」にあると思っています。洋楽では「楽譜」には作曲家がこう演奏してねというお願いが事細かに書かれている印象です例えば速さは♩=60のように表記され一分間に4分音符が60個つまり1秒に1回四分音符を演奏する速さというように物差しがはっきりしています一方長唄の楽譜にはそのような記載はなく「カルク」「拍子にノリテ」といった非常に抽
畳の上へ三味線がそっと置かれる。お琴は静かに正座し、撥を手に取る。部屋には自然と静寂が訪れた。その静けさの中、お琴はそっと糸を調え始める。澄んだ調べが、静かな座敷に小さく響く。やがて、お琴は静かに目を伏せると、一度だけ深く息をついた。そして、撥がゆるやかに下ろされる。最初の一音が、夏の風を運ぶように、座敷いっぱいへと広がった。夏を思わせる涼やかな長唄。三味線の調べは、庭を渡る風と溶け合うように流れてゆく…やがて、お琴の澄みきった歌声が重なった。やわらかく、それでいて凛とした
こないだ「綱館」を浚っていたら急に空が暗くなりすごい雷雨になって、綱館、めちゃめちゃ盛り上がって楽しかった。今「俄獅子」を浚っていたら蝶々が二匹、庭のみかんの木で戯れだした。お!これは!!と思い、ためしに鏡獅子の胡蝶のとこを弾いてみた。蝶々はどこかに飛んでっちゃった。グスンうろ覚えでちゃんと弾けてなかったからかしら。ま、いいや。いつも庭を眺めながら浚っている。荒庭この庭で、母の餌付けしたヒヨドリが鷹みたいな鷲みたいなのに襲われてるのを見た時は驚いたねー。母が「やめ
皆様、こんばんは🌆#名古屋市&#東郷町、#横浜元町で、#長唄、#三味線教室主宰しています、#杵屋勝千華です。昨日は、神戸にあります白鶴酒造資料館にてトークライブ出演させていただきました。資料館なので、酒造りの工程などの展示があります灘の酒蔵だけに、たくさんの有名な酒造メーカーがあります。面白い‼️こんな感じの会場です。とても素敵💓です!長唄の演奏は【藤娘】【勝三郎連獅子】【菖蒲浴衣】の3演目。【国宝】出演者による、トークライブ。こちらは、演奏の一コマ。お楽しみコーナー的な。
それから幾日かが過ぎた。歳三は折を見つけては戸塚村を訪れ、お琴と言葉を交わし、三味線の音色に耳を傾けるようになっていた。その静かな時間だけが、歳三にとって、心を休めることのできるひとときだった。*ある日、近藤勇は出稽古のため佐藤家を訪れていた。道場では佐藤彦五郎も門弟たちとともに木刀を交え、稽古に励んでいる。やがて稽古を終えると、二人は母屋の縁側へ移り、湯呑を手にしながら庭を眺めていた。初夏の風が庭木を揺らし、どこからか鳥の声が聞こえてくる。しばらくは剣術の話に花を咲か
ご縁があり長唄の世界のコンサートへコンサートっていうのかな?灘の白鶴酒造資料館最寄り駅は阪神電鉄の住吉駅です豪快な試飲コーナーがなみなみといただきますちょっとだけ撮影OKコーナー三味線の方ってずっと前を向いているのにピッタリと音が合うのがすごいですコンサート後は展示見学と利き酒コーナー普段なかなかご縁のない世界ですがのぞき見できて楽しかったです
先日、長唄三味線のお稽古をつけてくださっている杵屋寿哉先生が、弟弟子の杵屋寿希先生とともに、白鶴酒造資料館で開催されたトークライブ&演奏会を拝見させていただきました。早めに行き、まずは白鶴酒造資料館を見学。酒造りの工程を、人形や実物の道具を使ってわかりやすく紹介されており、日本酒ができるまでの歴史や文化を楽しく学ぶことができました。さらに、映画『国宝』にご出演されたお二人による映画秘話もたっぷりとお聞きすることができ、普段の演奏会とはひと味違う、贅沢なトークライブでした。歌舞伎・邦楽界
歳三を見送ったあと、お琴はしばらく門の前に立ち尽くしていた。歳三の姿は、やがて夕暮れの道へ溶け込むように小さくなり、ついには見えなくなる。それでもお琴は、その背中が消えた先を、しばらく見つめ続けていた。やがて小さく息をつくと、静かに離れへ戻る。部屋へ入り、縁側へ腰を下ろした。西の空は茜色から群青へと移ろい始め、庭を渡る夕風が若葉をやさしく揺らしている。どこからか聞こえてくる鳥の声も、昼間とは違う静けさを帯びていた。先ほどまで座敷に流れていた三味線の音色は、もう聞こえない。それなの
この度、同門の花ノ本海廣さんと舞台に出演させていただきます🪭作品は【長唄鶴亀】です。御祝儀舞踊です!皆様の繁栄を願って、精一杯踊りたいと思います!よろしければぜひお越しくださいませ!-------------------------------------------------------------------------------日本舞踊✕長唄『咲くや舞台』日時8/15(土)13時開演場所深川江戸資料館小劇場
この動画「勧進帳parisオペラ座公演映像」をご覧くださいhttps://share.google/53hF45rqvyJxiKtxE
日本舞踊公演「紫薫shikun」松本幸四郎尾上紫公演日10月4日(日)開演時間14:00/18:002回公演場所セルリアンタワー能楽堂東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー東急ホテル地下2階演目長唄「旅」二人立ちの素踊りトーク幸四郎、紫のトークタイム「昼の月」幸四郎、紫振付の新作舞踊上演時間は100分を予定しております。
先日開催した三味線体験コーナー、お越しいただいた皆様ありがとうございました当日はゲリラ豪雨があったりと、不安定なお天気でしたが、遊びに来ていただき嬉しかったですこの日は下赤塚の商店街でマルシェが行われていたそうで、この体験もその一環だと思って来られた方も今度は正式にマルシェの仲間に入れてもらおうかな他には浴衣を着た女の子がお母さまと来てくれました。撥を当てて音が鳴るとパァっと笑顔になって可愛かったなぁお母さまは歌舞伎がお好きだそうで、初めての三味線に夢中でした。あっという間にさくら
9月27日(日)14時開演主催は、本通一丁目で稽古場を開いている小友也先生です。寿真庵の広告も載せてもらっています。会場は「心月寺」という曹洞宗のお寺だそうです。私の曾祖父の修民和尚が寿真庵の前に住職をしていたのが、遠州森町の「心月庵」(寿真庵ホームページ「心月庵のこと」)http://www4.tokai.or.jp/jushinan/shingetuan.htmlぜひお邪魔したいのですが、その日は、函南町の普門寺で施餓鬼会があるの
こんにちは!きほうたです中高は長唄とミュージカルを歌いまくる青春だったのですが私の中で長唄を唄っている時とミュージカルを歌う時は別人格くらい乖離している感覚がありました。よく長唄は普通の発声とは違いますか?と聞かれますが発声の基本は同じです。当たりまえだのクラッカーですが。①声帯に息がぶつかることで②声帯が振動し③声帯同士がぶつかり合って④声の原音がでるこの原音はブザー音のような音です。このブザー音が声帯の上の空間鼻、口を含むさまざま
めちゃくちゃ今更ですが、しっかり押さえると、爪が少しでもあるとグニャッて曲がるんですね毎日、爪やすり必須です。爪って本当によく伸びる。気づいたらもう伸びてる。そして、削ったら糸道つけるが毎日のルーティンになってます中指ももちろんしっかり糸道つけて。中指の糸道もしっかり押さえるよう意識し始めたら、めちゃくちゃ重要で、糸道がないとしっかりとしたハジキもできません。糸道がないと糸が逃げてしまう感じ。あー、深爪だけにはなりたくないから、綺麗な爪の形を維持したいところですタマ子と
こんにちは!きほうたです。大学院くらいからそれまで感覚的に掴んできたものが全く分からなくなり、声が出辛くなり、声帯結節にもなり、何をしてもうまくいかない状態だった。たくさん泣いて泣いて出した結論が「長唄から離れる」だった。多分2年くらいは本当に三味線も触らない。長唄も聴かないで過ごした。ある時、テーブルを拭いていたら背中をゾクゾクとなにかが這ってくる感覚がして衝動的に「綱館」の音源を聴いた。
清兵衛は歳三の姿を認めると、一瞬だけ驚いたように目を見開いた。「これは……歳三殿。」穏やかな声だった。歳三は少しばかり照れたように頭を下げる。「……清兵衛さん。」どう言葉を続ければよいのか分からない。行商の帰りに立ち寄った――。そう言おうとしても、自分自身、その言葉にどこか無理があることを感じていた。気まずい沈黙が流れる。やがて清兵衛は、店の奥から聞こえてくる三味線へ耳を傾け、小さく微笑んだ。「お琴なら、離れで稽古をしております。」その一言に、歳三は思わず顔を上げる。清兵
昨日、歌舞伎観てきました!『今週歌舞伎を観に行くことになりました』今週、会社の女性4人で歌舞伎を観に行くことになりましたというのも、会社関係の付き合いで...チケット余ってて、空席になると困るから誰か行ってくれないかと...…ameblo.jp新しくできた施設なので綺麗でした〜。結構長かったんですが、そこそこ楽しめたかな。前半は長唄や踊りメインでセリフがなくてよくわからなかったんですが、後半の「魚屋宗五郎」というのは劇みたいなので面白かったかな。でも疲れて後半はちょっとうとうとしてし
歌舞伎座の七月大歌舞伎、夜の部のキリは、團十郎親子3人による「春興鏡獅子」です。誰が決めたか、「熱い要望」により、お正月の新橋演舞場と同じ配役での再演なんです。歴代團十郎の中で、歌舞伎座で通しで演じるのは、明治の九世以来だとか。1月と比べて、何が変わったか。身長で、新之助がぼたんを追い抜いた、だって。それはともかく、囃子方の席が割れての、中央からの出は、上手がぼたんで下手が新之助。それが、徐々にシンクロするうちに、見分けがつかなくなる。そう、それでいい。江戸城本丸
皆様、こんにちは🌞お暑うございます#名古屋は、めちゃめちゃ暑い🥵です。この暑い名古屋を抜けだし、東京🗼へ、行けるの楽しみです。ちょっとは、涼しいんじゃないかっって、甘い期待をしています。さて、今度の日曜日は、#長唄#玉の緒会さんの#浴衣会👘へ。すごい👍沢山のお弟子さん方が、いらっしゃる‼️明日シタザライ、明後日本番です。会場は、#月島社会教育会館ホールです。私も唄わせていただきます。舞台は熱気でムンムン。が、会場は、クーラーが効いてヒンヤリ!真夏の浴衣会、どうぞお出か
こんにちは!きほうたです!いつもご覧下さりありがとうございます!わたしは小学生の頃から、声がかなり低めでした。電話に出ると「お父さんですか?」と間違われることもあったくらいw小学5年生の学芸会では、その低い声のおかげで、見事に悪の大魔王役に選ばれましたw歌う曲も、本当は『レ・ミゼラブル』のエポニーヌのようなソプラノの役を歌いたかったのですが、声は自然とバルジャンのようなバリトンの役に寄っていってしまう。(うら若き乙女なのに😌)ただ、長唄ではこの声が
今日も良い天気、昨日の暑さが下がりきらずに朝を迎えた感じです・・・朝7時で31℃超え💦40℃超えの酷暑日の地点が増加・・・朝から植木屋さんが庭木の剪定に入って明日までの予定、この尋常じゃない暑さが心配です。いつもの剪定の他に、今回は枯れた木を取り払ってもらいます。昨年、枯れた木の跡に植えた金木犀はちゃんと根付き元気に成長してます~秋が楽しみ♪HPの更新作業、6月に長唄「たぬき」を踊った様子を「愉快な仲間」にアップ。3月の「三社祭」の悪玉、9月は「神田祭」の鳶頭という事で今
のぶの後に続き、歳三は静かに座敷へ足を踏み入れた。障子越しに聞こえていた三味線の音は、ふっと途切れている。座敷の上座には彦五郎が穏やかな表情で腰を下ろし、その向かいには、お琴が三味線を膝に抱え、静かに座っていた。のぶが戻ってくるのを待っていたのである。歳三が姿を現した、その時だった。お琴はゆっくりと顔を上げる。そして、歳三の顔を見た瞬間、小さく目を見開いた。(……あ。)土方家。玄関先。石田散薬の薬箱を背負い、立ち尽くしていた若者。あの日、ただ一度だけ会釈を交わした人。(あ
こんにちは、きほうたです。色んな方に「そもそも、どうして長唄の世界に入ったのですか?」と聞かれることがあります。今日はその話をさせてください。長唄との出会いは、わたし自身が望んだことではありませんでした。母が「体験に行ってみたい」と言うので、わたしはただの付き添いのつもりでついていったのです。ところが受付の方が、当時小学5年生だったわたしのことを「体験希望の本人」だと勘違いして先生に伝えてしまいました。気づけば、体験することになっていたのはわたしの方。結局、長唄を習うこと
10月4月開催する自主公演「紫薫shikun」演目は長唄旅新作舞踊昼の月「旅」は昭和36年(1961年)二代目西川鯉三郎さんが振付をされ、主催する西川流の舞踊公演「第14回名古屋をどり」で自身が一人立ちで男踊りとして初演されました。作詞は田中青滋さん、作曲は三代目今藤長十郎さんでした東海道五十三次を経て京都までの125里の道のりを舞台にし、各地の風物や旅情が楽しく、かつ味わい深く描かれています。楽曲はとても軽快でいつ観ても新しさを感じる
●未知の世界を知る小さな冒険にワクワク♪魂の望みを引き出し本来の自分を輝かせる専門家羽賀由恵です♡最近、これまで興味を持ったことのないものや、行ったことのない場所に、あえて触れてみることを心がけています(^_-)-☆「自分が知らない世界に触れたら、どんなことを感じるのだろう?」「今の私には、そこから何が見えるだろう?」そんな小さな冒険をすることが、実は一番の💓ワクワク💓なんです(*´艸`)そこで、先日、チケットをいただいたことをきっかけに、長唄の
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