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「女暫」七之助の「しばらく~」が良かったです。あの声が、やはり良いのです。玉様や八代目菊五郎のようなまろやかな声もいいなぁと思うのですが、七之助の叔父である福助や、萬壽のようなちょっと癖のある声も魅力的で、七之助は通る声だけどそちらの系統だと思っています。その声と荒事を女形として演る堂々とした所作と愛嬌が命。お正月らしく明るく華やかな気分になります。「赤いぽっぽの兄さん方」は亀蔵、歌昇のどっしり感が良く。珍しい芝のぶの木曾駒若丸や、巳之助の鯰もいて、勘太郎の手塚太郎光盛の成長ぶりが嬉しい。実盛
「車引」松緑/芝翫/錦之助/廣太郎/権十郎様式美に満ちたこういう演目とても好き。そして、安心して観ていられる、力のある役者さんたちによる座組、盤石の一幕でした。個人的に一番に思ったのは錦之助の桜丸の、柔らかさと若々しさ。永遠の和事の人、青年役者と言ってもいいのでは?😊序盤で桜丸と梅王丸(松緑)が座る切り株の高さが違っていて、その低い方に座った錦之助は膝をくっつけて脚を揃え、肩を心なし内側に寄せるような感じで上半身をすぼめ、チョコンという感じで座っている姿は可愛らしいといってもいいくら
我當さんが5月11日にご逝去されていたとは😭良い舞台をたくさん見せていただきました。「沼津」の平作、「新口村」の孫右衛門、泣きましたよ。時代ものには重みがあった。最後の舞台となった「八陣守護城」佐藤正清の姿、忘れていません。謹んでご冥福をお祈りいたします🙏そして、仁左さまの悲しみ、寂しさを思うと心が痛みます😢さて、先日ですが、大阪に遠征して夜の部を観てまいりました。仁左さまはインタヴューで「(熊谷直実は)最後とは言わないが、見納めかも、という気持ちで観ていただけたら……」とおっしゃ
中村錦之助が主演した白装束の美剣士・源氏九郎が活躍する時代劇で、『濡れ髪二刀流』『白狐二刀流』『秘剣揚羽の蝶』と作られました。『源氏九郎颯爽記・濡れ髪二刀流』(1957年・東映/監督:加藤泰)江戸の剣客・大坪佐源太は三島神社の奉納試合への道中、老中・多田信濃守(小沢栄太郎)の密命を受けた幕府の隠密・仙藤鬼十郎(羅門光三郎)に襲われます。そこに現れたのが源氏九郎(中村錦之助)で、九郎は佐源太の遺言を聞き、名刀・火焔丸を持って奉納試合へ。相手の早川要之進は、雲助に襲われているところを九郎が助けた
玉三郎/仁左衛門/錦之助/彦三郎/橘太郎/中村福之助/松三/千次郎ここんとこ毎年4月の歌舞伎座は仁左玉祭りで(以前は6月だったよね)春にふさわしくて大変よろしいです😊昨年10月御園座「錦秋特別公演」で、お二人の「神田祭」を、心の中でキャーキャー言いながら観まして、観終わった直後に、ああまた観たい!すぐ観たい!と念じるような気持ちになったのですが、その半年後にこうして歌舞伎座でそれが実現するとは~😭あのときは最初の演目が「東海道四谷怪談」でしたが、今回は同じ南北作品でも軽めのこちらにし
2月21日(水曜)午前11時〜午後3時15分出演ヤマトタケル市川團子兄橘姫弟橘姫米吉熊襲弟タケル錦之助帝の使者隼人帝中車タケヒコ福之助ヘタルベ歌之助他上野エキュートの浅草で買ったすき焼き弁当🍱自席は花道寄りの前から四列目で、花道で役者さんがちょうど立ち止まるところでよく見えたよ。発売開始から少し後だったのになぜかこの席が取れたので?と思ってたが、たぶん最後の宙乗りを見るなら2階席からの方が良いからかしら?スーパー歌舞伎は元猿之介のヤマトタケルを歌舞伎シネマ
ヤッホ~!帆足由美です。今回は、先日観てまいりました歌舞伎座昼の部の感想を。赤い幟と紫の幕が青空に映えます。大間にはまだお正月飾り。華やかな気分になります。繭玉飾りには宝船やおかめ、小判など、おめでたいオーナメントが。『壽初春大歌舞伎』昼の部一、當辰歳歌舞伎賑(あたるたつどしかぶきのにぎわい)一幕目はおめでたい舞踊二題。ひとつ
歌舞伎座十一月吉例顔見世大歌舞伎昼の部マハーバーラタ戦記大詰の前に廊下で遭遇した3人今日も無事に勤め終えました🤗
幸四郎/雀右衛門/錦之助/松緑/染五郎/吉之丞/東蔵/廣太郎/錦吾/芝のぶ分かっていて観たんだけど、やっぱり、申し訳ないけどダメだった🙇♀️いわゆる新歌舞伎の、義理や人情を謳い憐憫や涙を誘う感傷的なだけの作品、ホント苦手だ~💦(もちろんネット上では感動した!泣いた!の嵐)。ずいぶん観てなかったので、もしかしたら大丈夫かな……と油断してしまった。分かっているんだったら観なければいいのにね、自分よ(←自戒、と言い訳→)。8月は歌舞伎座での公演を観なかったので、そろそろ歌舞伎座に行きたくて
10月で閉場する国立劇場としては最後の開催になる歌舞伎鑑賞教室だそうです。芝翫の与兵衛、錦之助の濡髪なんだけど、今年1月の新春浅草歌舞伎でも「引窓」の上演があって、そこでは隼人が与兵衛、橋之助が濡髪だったんですよね。半年を置いて親子がそれぞれ逆のお役を演ったわけで、これは国立劇場が狙って組んだ配役なのかな?こうなると、いつか芝翫&橋之助、錦之助&隼人という親子での「引窓」を観たいですね~。解説「歌舞伎のみかた」宗之助中身の濃いお話を30分たっぷり。MC役の宗之助とても上手かったで
秀山祭の演目が出た。吉右衛門の三回忌追善。ちょっとびっくり。一言で言えば世代交代。昼の部金閣寺雪姫が児太郎米吉の交互出演。雀右衛門じゃない。松永大膳は歌六。白鸚の役だろうが、体調も良くないようだし秀山祭は、二条城の清正のみ吉右衛門への供養になるかな。直信菊之助正清歌昇鬼藤太種之助久吉勘九郎慶寿院福助一気に世代交代。米吉、児太郎はメキメキ実力つけているから両方見比べたい。勘九郎は、18代目にますます似てきたので、なかなか良さそう。これ
昼夜二部制になって2ヶ月目、見応えのある夜の部。すし屋には木の実、川連法眼館には法眼とその妻飛鳥の件りがつくので、それぞれの物語の核心がより鮮明になる、歌舞伎が描き出す人間のドラマ魅力的だし、深いなぁと思いました。木の実・小金吾討死・すし屋本当はもっと泥くさい役である権太、仁左衛門が演じるとカッコ良すぎるのですが…やはり役の性根がきっちりと作りあげられていて感心します。荷物を取り違える時に笠でさりげなく隠す時の目なざし、花道に出てチラリと振り返ってほくそ笑む、嬉々として善太(秀之介)とサ
仁左衛門/吉弥/孝太郎/千之助/歌六/梅花/錦之助/壱太郎/彌十郎仁左さま権太、円熟の芸でございました🎊✨🎉年齢を感じさせない緩急ある動き。「木の実」では憎めない小悪党から、女房大好き子煩悩の情愛あふれる男へ、「すし屋」では母に可愛く甘え父の手柄のためにしたことは空回りして……と、場面ごとのさまざまな表情とセリフ回し。今回も仁左さまの魅力全開の舞台でした〜。まず、上手から登場するときのヒョイヒョイヒョイという足取りの軽さよ。荷物から20両を抜き取ったな!と言いがかりをつけられた小金
鳳凰祭四月大歌舞伎千穐楽昼の部観てきました。花形俳優さんたちの元気いっぱいの演技をたっぷり楽しみました千穐楽なので、猿之助さんが古典パロディをどんどんぶち込んでくるかと思いきやそんなことはなくて逆にあっさりめ?だったかもアドリブ来るんじゃないかと隼人さんが間を探っているように思えた個所もあったような。(あくまでアタクシ視点)あ、パロディなのかどうかは分かりませんが巳之助さんの平将門がナウシカ歌舞伎のミラルパに見
ちょっとアップが遅くなってしまったけれど。黙阿弥作の散切りものの芝居。もう、40年以上前に国立劇場でみたのは、島鵆月白浪梅幸が存命で菊五郎と海老蔵(12世團十郎)だった。散切り頭にも違和感があった。水天宮利生深川も散切りものだが、筆屋幸兵衛がちょんまげだから、巡査の制服で明治だなあという感じだった。この人間万事金世中は、コメディの要素が強い。翻案物だからだろうか。弥十郎扇雀虎之介のキャラクターも、コメディに向いているみたい。錦之助の真面目な林之助も健気な孝太郎
今朝の横浜の空、低い空は綿状の雲に覆われていますが、雲間から青空が伺えます。一昨日、昨日と寒い日が続きましたが、今日は少し暖かくなりそうです。さて昨日は午前中に家でひと仕事済ませて、午後から歌舞伎座に出掛けました。「寿初春大歌舞伎」の第二部です。歌舞伎座は11、12月の新團十郎襲名披露公演は、昼夜二部制と従来の興行形態に戻ったようでしたが、年が改まっての正月公演はアフターコロナの三部制が復活しました。演目は「寿恵方曽我(ことぶきえほうそが)」と「人間万事金世中(にんげんばんじかねのよのなか)
菊之助/錦之助/米吉/彦三郎/菊市郎/梅枝/丑之助/橘太郎/咲十郎菊之助が忠信、知盛、権太の三役完演に挑む舞台、2020年3月にやるはずだったのが疫病のため中止となり、無観客による舞台収録を行なって配信しましたよね。でも、映像を編集してある(シーンをカットし時間を短縮して配信)と聞いて、何故わざわざそんな余計なことを?😔そのままフルで配信することのどこが不都合なの?😡と憤慨。それでは作品を観たことにならないと思い視聴しませんでした。今回仕切り直して全プロ上演となり、あーよかったよかった。
七月大歌舞伎『風の谷のナウシカ』見逃し配信今日1日で、もう何十回観たでしょうクシャナとチヤルカのチャンバラシーン!錦之助は、このブログでも何回も書いていますが大の贔屓そして、アタクシ菊之助さんも大好きなので、この場面は本当、大御馳走7日まで見れるなんて幸せ
歌舞伎座、第二部、第三部を見ました。通して見てまず思ったことは、海老蔵も菊之助もそれぞれに年を重ねたなぁということでした。長町裏の殺しの場、海老蔵が着物を脱いだ姿がどこか壮年の逞しさ。そして、ナウシカを米吉が演じ、貫禄の白き魔女クシャナの菊之助を見ると、やはりこっちの方が自然かもと思えてしまいました。彼らの子息たちも大きくなった!当たり前なのですが、このコロナ禍の日々に追われているうちにも、時間は変わっているんだなぁという感慨。カンカンの市松はもはや大きくてはみ出す感じ。子役の大役に早く挑戦
犬丸治氏による。半分以上、「信康」に割かれている。書いてあること、そうそう、と、共感。「若者の純粋さ清新」という見出しに言い尽くされている。第一部の「車引」や「勢獅子」について若手が力をつけてきたと書かれているのも、これからの歌舞伎を明るくしてくれるようにおもった。第三部福之助が頑張っているようで何よりだ。玉三郎のまえでは、必死にならざるを得ないだろうけれど。新派は、最近ご無沙汰だった。新派ならではの歌行燈、京舞などが上演されるなら行きたいなあ。
仁左さまの1日も早い回復をお祈りしつつ🙏そして、回復されたらゆっくり休養してください🙏🙏🙏信州川中島合戦「輝虎配膳」芝翫/魁春/雀右衛門/幸四郎/孝太郎時代物らしい味わいがある作品で、ちょっとお話がユニーク。芝翫がタイトルロール(輝虎)を演じているけど、これは越路(魁春)を見るものなんですね。作品自体を東京で観る機会があまりなかったから、越路がどんなお役なのかすっかり忘れている。以前に、やはり芝翫で観たときの越路は萬次郎で、完全に記憶が消えてるわ💦越路は「菅原伝授手習
第一部休憩の後は、錦之助鷹之資左近による石橋。立て唄に三右衛門。良い声、声量もあって。竹本でないから、錆た声でなくても良いかなと思う。若手二人がキビキビとして心地よい。左近が一足、一手に張りつめたものがあって、気合を感じる。鷹之資も、負けていない。左近が、鷹之資に遜色ないのは、随分うまくなったものだと思う。錦之助は、踊りは得手でないようだ。さいきんは、芝居はとても良いと思うが、踊りは、積み重ねだから。大好きだった梅幸丈の若衆系の役を継いでいくのは錦之助丈だと思って
「御浜御殿綱豊卿」梅玉/松緑/莟玉/魁春/東蔵/歌女之丞/松之助う〜ん、やっぱり真山青果の作品は苦手だ……😔理が勝ちすぎていて、観ていると……というより聞いていると次第にセリフが素通りしていく(4月の「荒川の佐吉」は観ません🙇♀️)。それを分かって観劇したのは、梅玉さんの綱豊卿を久しぶりに観たかったのと、錦之助の「石橋」に惹かれたからです。梅玉さんは端正、上品、鷹揚といった資質を持つ役者さんだと思うけど、演技は割と淡白ですよね。派手な芝居はあまり記憶にありません。梅玉さんの綱
今朝の横浜の空、南の方向にプカプカとバゲットのような雲が浮かんでいます。上空は雲一つない青空、気持ちよく晴れています。今日は出かける用事もなく、自宅で確定申告の下準備でも始めようかと思っています。さて昨日はポカポカ陽気の中、午後になってJRで都内に出掛けました。行き先は歌舞伎座、「初春大歌舞伎」第二部の観劇です。今月から歌舞伎座もお食事処が営業再開して、第一部と第三部は幕間が30分間あります。しかし、第二部だけは幕間は20分間。演目は「春の寿」と題した舞踊二題と「邯鄲枕物語(かんたんまくらもの
『赤穂城断絶』時代劇専門チャンネル録画驚きの浅野刃傷から始まる。畳も礼装も無い。それなのに2時間40分!!テレビシリーズのような気がしちゃった。78年制作でまだお歯黒していた。珍しい。豪華キャスト深作欣二監督
御影浜浜辺の場雁治郎の弥陀六は、白髪のせいか、ますます藤十郎にそっくりだなぁと思いながら拝見。弥陀六が石塔の建立を頼まれたという若者は、弥陀六は「ほれここに」と言うけれど、皆には姿が見えない。でもその一方で、託された青葉の笛を持っていたりして、飄々としながら、ミステリアスな石屋おやじ、鴈治郎はん、いい感じでした。そしていつになく地味なんだけれど豪華な百姓たちも素晴らしい。(笑)そこへやって来る、児太郎の藤の方。後白河天皇のご落胤の敦盛をもうけ、平経盛と結婚するも、夫は八島の戦いで戦死。息子の
今朝の横浜の空、ムクムクと湧き上がる雲の上方に青空が顔を見せています。昨日とは一転晴れの1日になりそうです。さて昨日の月曜日、そぼ降る雨の中、JRで都内に向かいました。目的地は国立劇場、11月歌舞伎公演の鑑賞です。演目は「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」。源平合戦を描いた時代物の傑作と言われます。当代芝翫襲名公演で観た「熊谷陣屋」、今回は序幕で「御影浜浜辺の場」が49年ぶりに復活上演され、「陣屋」の冒頭に藤の方(児太郎)と弥陀六(鴈治郎)の入込みをつけ、人物や筋の相関を明瞭にしています。
芝翫型の熊谷陣屋襲名の時とも違う演出。熊谷陣屋の前に御影浜辺の場がつく。藤の方がどうして熊谷の陣屋に行くのかこれは、御影の百姓の話から敦盛を熊谷が討ち取ったと知るから。また、弥陀六が熊谷の陣屋に囚われている(梶原平次が連れて行った)理由もわかる。児太郎の藤の方は、この場をどう演じてよいかわからないみたいで、棒立ち。身長の高さばかりが目立って、良いところがない。お手本がないからかもしれない。自分で考えること、とても大変だし、荷が重いのだろう。伏線の場ではあるが、亀鶴
昨日は、歌舞伎座と国立劇場の11月公演の前売りだった。芝翫の熊谷は、襲名の時に観たが、芝翫型は、文楽に近く、なかなか面白かった。そこで、今回もチケットを買った。歌舞伎座は、感染対策で、ほぼ一つおきに販売しているが、国立は、全席販売していた。満席になることないから、それで良いのかも。三階席購入。前売りを忘れて、午後になって購入したが、ほぼ、希望の席を取ることができた。6月の鑑賞教室以来。陣屋では、相模が孝太郎。義経が錦之助。弥陀六が鴈治郎。藤子の方児太郎。吉右衛門の復
幸四郎の盛綱歌六の微妙雀右衛門の篝火米吉の早瀬小四郎は丑之助小三郎は亀三郎和田義盛錦之助北条時政又五郎信楽太郎隼人伊吹藤太歌昇コロナ感染の隼人も復帰している。幸四郎は、仁左衛門路線着々という感じ。声がつぶれることもなく、無難に。教えたも教えたり、おぼえたのもおぼえたりという最後の名台詞は、誰がやってもすこし泣きすぎ?座ったとき、下半身がさびしく、重心が上にみえる。袴をもっと広げて座れないかしら。持ち役になるであろう。あってい