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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2まず、今回の問題の「フェーン現象」とは何かについて、簡単に触れておきたいと思います。フェーン現象とは、気流が山を越えることによって風下側の気温が上昇する現象のことをいいます、強風を伴って、湿度が低下して乾燥するため、火災が発生する原因になることがあります。そこで、図3(下)の拡大図と図5の地形図を見ながら考えてみますと、着目点は鉛直流と風向、そして気温の特徴を知ることで、これらの3点からフェーン現象が説明で
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問2まず、図5(下)の↔︎部分の対流雲域付近に着目しますと、上昇流は全層にわたっているのに対して、一方の北緯40°付近にに着目しますと、上昇流は約730hPa付近までに止まっており、それより上層では下降流となっていることがわかります。したがって、この両者の違いを55字程度にまとめればよく、対流雲域付近は全層にわたって上昇流であるのに対し北緯40°付近は上昇流が730hPa付近までに止まっている。(54字)
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問1問題文は一見しますと結局何を求めている内容なのかわからなくなる感じですが、このような時は解答用紙の解答欄を見ながらよく読みますと整理しやすいと思います。この問題の求めている解答を整理しますと、台風の中心から概ね150海里の範囲内における、①700hPa鉛直流の特徴②700hPa湿数の特徴③500hPaと850hPaで共通する気温分布の特徴の3点になります。【700hPa鉛直流】図3(下)を用いて
こんばんは。今回は、図1、図3、図4を用いて台風の中心から150海里の範囲内における700hPa鉛直流と湿数の分布の特徴、及び500hPaと850hPaで共通する気温分布の特徴の3点について述べよ、という内容です。解答時間が限られている中で、複数の図を用いた少し厄介な問題ですが、まず問題文を飛ばさずしっかり読むこと、その上でそれぞれの問に対してどの図を用いるのか落ち着いて判断しながら解いてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験1・問1問題文及び
こんばんは。今回は図13を用いて、シアーライン周辺の気象状況について説明した文の空欄に穴埋めをする内容の問題です。図13(上)の相当温位と風、図13(下)の湿数と鉛直流の各図をどう読み取るのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問4※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。13日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問3まず、湿数とは気温から露点温度を差し引いた温度で表されます。例えば湿数0℃とは気温が露点温度と等しいということですから、言い換えますと空気が飽和している状態であることを表しています。700hPa湿数の予想図では、湿数3℃以下の領域を網掛け域で示されており、それ以外の領域では湿数は6℃ごとに細実線で示され湿数が大きいほど乾燥した領域であることを表しています。そこで、図9(上)において問題文の湿数6℃以
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1まず、図6(右下)で予想されている前12時間降水量の見方を学習しましょう。図中に示されている破線は予想時刻前12時間降水量を表しています。最も外側の破線が0mmを示し、10mmごとに破線が引かれ、最大は50mm、それ以上は表示されず、+印とともに極値が示されることがあります。これを踏まえて12時間後に予想される台風中心から見て降水強度が最も強い50mm/12hの範囲の分布を見ますと、台風中心の西に+144mm
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・実技試験1・問1(気象衛星画像)今回の問題では、図1と図2の縮尺が同じであることから、図1の台風中心の位置及び台風中心から概ね400kmの範囲を図2に重ねてみました。一般的に発達中の台風では台風の中心付近に眼があって発達した対流雲の雲域は中心に対してほぼ円対称となる特徴が見られます。一方、前問の(2)②でも触れましたが、台風に伴う発達した対流雲の雲域は台風中心の北から東側にかけて広がっており、対称性がないことがわかり
こんばんは。今回は、引き続き九州南部の台風AA号についての問題です。前回の(2)②もこの台風について「今後24時間以内に温帯低気圧に変わる見込みである。」ことを念頭に考えましたが、今回は、図3も用いて台風から概ね400kmの範囲内における気象衛星画像、700hPa鉛直流、850hPa気温の特徴のうち、典型的な台風の構造と異なる点についてそれぞれ述べよ、という内容の問題です。それぞれの特徴において典型的な台風での特徴とは何かを踏まえて考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・実技試験1・問2(4)初めに、850hPa面の温度移流について見ていきます。低気圧中心の東側では等温線が低気圧中心に向かって東の暖気側から凸状になっており、暖気移流を示しています。一方、低気圧中心の南西から南側にかけては寒気移流を示しており、低気圧中心のすぐ南側では南西35ノットの風が吹いていることから寒気が低気圧中心の南側に回り込んで閉塞しつつあると予想されます。したがって、温度移流について35字程度にまとめま
こんばんは。前回は図5(左下)の850hPa面について地上低気圧の中心から400kmの範囲内における温度分布の特徴について述べましたが、今回は引き続き同じ図を用いて、850hPa面の温度移流及び700hPa面の鉛直流の特徴についての問題です。問題では、温度移流と鉛直流の明瞭な領域と「地上低気圧の中心との位置関係に着目し」、「鉛直流は正負の符号を付した極値にも言及し」との細かい指示がありますので、これらに従って考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第63回試験・実技試
こんばんは。今回は、問4のまとめとして、図13による尾鷲で雨が強まる前後の上空の気象状況の変化を述べた文の穴埋め問題です。これまでのおさらいをしながら、空欄に入る適切な語句または数値は何か考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1・問4問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。8日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1・問4①まず、図13(左)で東経136.0°〜東経136.3°の領域における下層の上昇流分布の特徴について見ていきます。問題では、「下層」とありますので、概ね800hPaより下層を特に着目しますと、黒の陰影で表現された山の東側の斜面付近で-50hPa/h程度の強い上昇流が見られるのを中心に、860hPa付近まで上昇流が見られることがわかります。解答では、「地形と下層風の関係」について、山の東麓にあたる尾鷲
こんばんは。今回は図13(左)より、12日18時の尾鷲を挟んだ東経136.0°〜東経136.3°の領域についての問題です。①では、この領域での下層の上昇流分布の特徴について述べ、②では、その特徴をもたらしたと考えられる要因を簡潔に述べよ、という内容です。実技試験において、よく問われる内容ですので、しっかり押さえておきましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1・問4問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日は問1(3)を解いていきます。図3(下)を見ていきましょう。九州の西の地上低気圧の850hPa面の温度移流と700hPa面の鉛直流について答えていきます。注意事項は・低気圧中心の東側と
こんばんは。今回の問題は、図3(下)を用いて、九州の西の地上低気圧の850hPa面の温度移流と、700hPa面の鉛直流の分布の特徴について、それぞれ述べよ、という問題です。解答では、それぞれ低気圧の中心の東側と西側を対比させるものとし、温度移流は強弱に言及し、鉛直流は極値を付して述べよ、と指示されています。それぞれの言及に必要な要素は何か、次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1・問1問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用
こんばんは。今回は、図8(上)の12時間後における850hPa気温・風、700hPa鉛直流の予想図を用いてこの低気圧の12時間後から24時間後にかけての発達を示唆する850hPa面の温度移流の特徴、および700hPa面の鉛直流の特徴を鉛直流は値を付して述べよ、という問題です。低気圧の発達を予想する上でそれぞれの気象要素のどの点に着目するのか、次回、一緒に考えてみたいと思います。第61回試験・実技試験1・問2(4)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第61回試験・実技試験1・問1問1(1)では、図2の気象衛星赤外画像の破線に囲また関東地方から関東の東にある雲域について、「また、破線で囲まれた関東地方から関東の東には、東西に広がる雲域があり、図1によると、この雲域の下に位置する東京では、全雲量は8分量の8で下層雲の雲量は8分量の(⑨8)、気温は3℃、天気は(⑩弱い)雪となっている。」ということでした。この雲域が図4における925hPa面の風と850hPa面の鉛直流でみた場
こんばんは。今回は、図2の気象衛星赤外画像にある破線で囲まれた雲域についての問題です。図4を用いて、この雲域の発生に関連する925hPa面の風と850hPa面の鉛直流でどのような特徴が見られるかを、「雲域付近では、」の書き出しに続けて考えてみましょう。次回、一緒に考えてみたいと思います。第61回試験・実技試験1・問1問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。11日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第60回試験・実技試験1・問2(700hPa面の鉛直流分布の特徴)まず、図5において太破線で示されている気圧の谷を図7(上)と重ね合わせて考えてみます。700hPa面鉛直流の特徴として、この気圧の谷に沿って帯状に上昇流域が分布していることがわかります。出題者が求めているのは、なぜこうなるのかという根拠や理由ではなく、「特徴」ですので、地上の気圧の谷に対してどのように対応した分布になっているのかを解答すればOKです。したがって
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第59回試験・実技試験2・問3(1)今回は、北緯38.4°付近の鉛直流の高度分布の特徴について40字程度で述べよ、という問いについて考えてみます。図11(上)に着目して、北緯38.4の縦線に沿って地上付近の1000hPaから上空にかけて見ていきますと、まず1000hPaから鉛直p速度が0hPa/hの破線が交差する730hPa付近の高度にかけて上昇流域になっていることがわかります。特に850hPa付近では上昇流が約-30h
こんばんは。今回は、前回の続きで、今度は北緯38.4°付近の鉛直流の高度分布につぃて述べよ、という内容の問題について、次回一緒に考えてみたいと思います。第59回試験・実技2・問3(1)問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。13日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第58回試験・実技試験2・問2まず、図6(下)で、初期時刻に黄海付近にある地上低気圧の12時間後の中心位置を確認しますと、中心は沿海州の北緯43°東経132°付近に予想されています。これを踏まえて、図8(上)で低気圧の進行方向後面の700hPaの湿数の特徴から見ますと、網掛け域ではない湿数が大きい領域であることから乾燥していることがわかります。一方の700hPaの鉛直流について、図8(下)で低気圧後面を見てみますと
こんばんは。今回は黄海付近の地上低気圧の12時間後の中心付近において、図6(下)と図8を用いて進行方向後面の700hPaの湿数および鉛直流の特徴を述べよ、という内容の問題です。温帯低気圧の構造をしっかり学習できていればすぐに解答できるのではないかと思います。次回、一緒に考えてみたいと思います。第58回試験・実技試験2・問2問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。18日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第58回試験・実技試験2・問1今回は、図3の気象衛星赤外画像において、日本の東にある領域Aと東シナ海にある領域Bの雲域について、両者とも灰色に写り輝度温度に大きな差が見られないとし、図4と図5を用いて700hPaの乾湿の状況と700hPaの鉛直流が示す状況、および雲頂高度の700hPa高度の比較を答えよ、という内容の問題です。まずは日本の東の領域Aから見ていきます。(領域A)まず、図4で700hPa湿数を見ますと、領
こんばんは。今回は、図3の気象衛星赤外画像にある破線囲った2つの領域Aと領域Bについて、両者の輝度温度に大きな差がないとした上で、図4と図5で見たときに、両者における700hPaの乾湿の状況と鉛直流が示す状況を解答せよ、という内容の問題です。このような問題では、一見すると同じに見えて、別の資料を見ると大きな違いがある、問い方が多いのですが、今回はどうでしょうか。次回、一緒に考えてみたいと思います。第58回試験・実技試験2・問1問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第58回試験・実技試験1・問1紀伊半島沖の低気圧について、これまでの考察では、(1)では一番重要な点として、発達中の低気圧であること。(3)では、トラフAが低気圧中心との距離が近くすぐ西側にあることからも、低気圧の発達を示唆していることがわかります。では、これまでの考察を踏まえて、当問における850hPa面の温度移流、及び700hPa面の鉛直流では、その低気圧の発達がどのような形で示唆しているのかを念頭において取り組みますと、
こんばんは。今回は、図2(下)に基づいて、紀伊半島沖の低気圧に伴う鉛直流と温度移流の特徴について解答するという内容の問題です。低気圧中心との位置関係に着目して、上昇流と下降流の極大値に言及しながら65字程度の解答と、長い文で盛り込む値もあって難解のように感じるかもしれませんが、この低気圧はどういう状況にあるのか、また、問1(1)〜(3)の考察を踏まえて、もう一つこの状況にあることを示唆する850hPa面及び700hPa面に見られる特徴は何かを学科試験の学習からしっかり学ばれていれば難し
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第53回試験・実技1・問3今回は、初期時刻(27日21時)において、図9、図10を用い、図1の日本海の低気圧付近の700hPa鉛直流について、前線付近及び、本州付近の地形の影響による各特徴をまとめて45字程度で述べよ、という設問です。以前、問2(2)②の設問において解析した、日本海の低気圧に伴う850hPaの寒冷前線と温暖前線を図9に重ね合わせてみました。重ね合わせてみますと、温暖前線付近では、風のデータと図10よ
こんばんは。今回は、図9の初期時刻の700hPa鉛直流分布について、前線付近の特徴と本州付近の地形の影響による特徴を述べよ、との問題です。このような問われ方をする設問では、ほぼ対照的な特徴が見られることを述べることが多いですが、今回はどうでしょうか。次回一緒に考えてみたいと思います。第53回試験・実技1・問3※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。10日分の考察編は次回更新の予定です。