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「この世には不思議なことなど何もないのだよーー」古書店「京極堂」を営む傍ら、”憑物落とし”専門の神主も務める中弾寺秋彦が、箱根の山中深くにて起こる修行僧連続殺人事件に挑む。猛然と現れる修行僧の屍、雪降る山の中を駆け巡る振り袖の童女・・・・。寺に取り憑いた大きな闇を、京極堂は落とすことができるのか!?
「百足」が何故にその眷属なのか?実はよくはわからないらしい「百足がいたんです」「ムカデ?」「ええ。百足がね、百足って、ほら、足がいっぱいあるでしょう。いったい何本あるのか知りませんけれど──」「ああ」その数多の足のたった一足でも、他との歩調が崩れれば、もはやうまくは前に進むこと能わずこのことから、統率のとれた集団の象徴、または、そうなるようにとの願いともいわれるようだ「それでね、ある人が尋いたんですって。百足に。あなたはそんなに沢山足があるのに、どうしてそんな
「束縛なくして自由はない。つまり檻がなくては檻から出ることはできない。檻から出たがっている者は、先ず檻を造らねばならないんだ」鉄鼠の檻/京極夏彦檻から出ると云う時点で迷いなんだなぁ...ここで云う自由は大拙博士の云うところのいわゆる西洋的な自由、束縛と対になる自由のことかな?本来の「自らに由る」ところの自由ではないんだろうねぇ、、だから、、、届く届かない、ではなく、届かなくてもいい、二者択一ではないこのセリフに、ほ~✨とうなった理由はここら辺りにあ
【鉄鼠の檻】禅と宗教と悟りについての説明は中々に難しく、理解が追い付かない部分もあって読み進めるのに相変わらず時間がかかりましたが、普段使わない漢字が使われているので、勉強にもなります。たくさんの謎が少しずつ解明され、伏線が回収されていっても尚事件解明には近づかず新たな謎がまた出てくるので、あのページ数(1,000ページ過ぎたところで、まだ犯人が誰だか分からない!)を飽きずに読むことができました。いやあ、しかし京極堂シリーズ第一弾「姑獲鳥の夏」がこんな形で関わってくるとは…「京極堂」が
10年程前に中断していた「鉄鼠の檻」を続きから読む。クライマックスの前で止まってたみたいで、読み始めたら面白い!ノンストップで終わりまで読みました。また、「うぶめ」から読み直すか...次「じょろうぐも」を読むか...買ってあったかな?まぁ明日から仕事だからな...働きたくないな連休中に腰痛悪化したし追記久しぶりに本を押し入れから出したら「もうりょうのはこ」が無くなってる...あと、「じょろうぐも」飛ばして「ぬりぼとけ」買ってある...椎名誠と星新一は中学高校で読んでて未だに
最近読んだ本京極堂シリーズ(百鬼夜行シリーズ)魍魎の匣狂骨の夢いま鉄鼠の檻の4巻目たまたま4巻目をダウンロードしていなくて、ダウンロードが完了するまで凶笑面を読んでいます気に入った面白いぃぃ
昨日の午前中は暑さでボーっとし過ぎてしまいなかなか読む気にならず、午後からスピードアップ?して、なんとか読みきりました読み応えがあっていいですね。禅宗。私は仏教をほとんど知らないので、なんだか色々あるなぁと。でも、我が家の主人のご両親のお墓は曹洞宗のお寺さんにあるんですよねもう何回も読んでるから、大まかな内容は覚えているのですが、面白い。次はまた、軽めに短編集にするか、タケミナカタ様が少し関係する、狂骨の夢を読むか…かんがえよう※半分寝ぼけてたのか、朝ブログをあげたときは、臨済宗
日曜、月曜で読み直した本。電子書籍で読んだ京極夏彦の今昔百鬼拾遺天狗に出てくる篠村美弥子が出てくる短編が載っている本です。鉄鼠の檻を読み返そうと思っていたのですが、絡新婦を読んだ後に読むのは、ちょっと辛かったので、短編集でクールダウンしかし、結果、こちらの本を読むと最後の山嵐というお話に桑田常信さんが出てくる…必然的に次に読み返したくなるのは、常信さんが出てくる鉄鼠の檻ということで。今昔百鬼拾遺シリーズを読んでから、こうして京極夏彦を読み返そうと思ってしまうループ。京極夏彦の作戦か!
百鬼夜行(京極堂)シリーズは順番通りに読んでください(今更こんな分かっている事は書かないでも良いと思いますが・・・)赤字は加筆修正です。2017年9月6日更新2019年7月17日最新更新凡そ2年ぶりの更新です。そして公式と同じく百鬼夜行シリーズとしました。
故郷から桑名へその途中の大阪では、いつものように寄り道を、、安倍晴明神社安倍晴明誕生地産湯井の跡拝殿向拝額御神燈京極夏彦さんの人気シリーズになぞらえて、京は一條戻り橋の晴明神社さんの御朱印帳で巡り始めた御朱印百鬼夜行シリーズは、それぞれの物語に所縁の寺社を順々に巡るはずだったのだけれど(雑司が谷鬼子母神よりはじめたのはそのため)、、少々行き詰まってはいたんだなぁ、、、中にはどうにも適当な寺社を特定出来ない場合もあり(「魍魎の匣」と絡む寺社って??とかね)、
久々にがっつり読書したい…と思いまして、実家に寄ったついでに京極堂シリーズを持って帰ってきました特に読みたい気分が高まっているのが『鉄鼠の檻』ですこの厚さ、たまりませんね鉄鼠の檻(1)【電子百鬼夜行】(講談社文庫)Amazon(アマゾン)525円ちょっと宣伝も宇野のLINEスタンプページ良かったらご覧くださいませ
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最近、心療内科から処方されてる睡眠薬の効きがあまりよくありません。まあ前々からだったんだけど、最近は更にって感じです。とにかく寝つきが悪いんだよね~横になってから2時間も3時間もベットの上でごろごろしてても眠気がこない・・・・で結局朝方まで起きてて、疲れて眠るといった感じ。でもそれからは昼頃まで寝ているので、一日の睡眠時間は十分とれているんですけどね~そんな状態なので、夜は静かに読書などしています。ブログをずっと見てくださってる方には「まだ読んでなかったのかよ・・・」と突っ込
京極夏彦さんの『鉄鼠の檻』読了いたしました。1341ページ、約11日間かかりましたレンガ本なので、かばんに入れていても目立ちます歌の先生が『貴女、凄い本読んでるのねこんな分厚い文庫本初めて見たわ』と仰っていました『私だったら、分冊版を買うわね』とも先生は、分冊派でいらっしゃるようです・・・私は、分厚いレンガ感が気に入っております『鉄鼠の檻』とっても面白かったですし私も、大好きですクロスケさんもたごさくさんも『鉄鼠の檻』を百鬼夜行シリーズのベスト3に入れてらっしゃいますが凄く
京極夏彦さんの『鉄鼠の檻』約11日間かかって、読了いたしました感想記事は、帰宅してからゆっくり書かせて頂きたいなと思っております今日はこれから、コンサートに伺ってその後、医師会オーケストラの練習ですかばんには、こちらを入れて来ています読み始めますっ神さま、ありがとうございます強運HIROKO☆
京極夏彦さんの『鉄鼠の檻』ラスト約500ページ禅についての蘊蓄は、よく解らない部分も多々あるのですが…『十牛圖』(じゅうぎゅうず)については、なるほどなぁ面白いなぁと思いました私が少し解る(共感できる?)ぐらいですから、公案としては考えやすいほうなのだと思います公案・・・禅宗において、雲水が修行のための課題として、老師(師匠)から出される問題。当ブログのハッシュタグに毎回使わせて頂いている『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』も、有名な公案の一つだそうです直感的に心惹かれた言葉な
やらねばならないことから逃避中。。『鉄鼠の檻』は500ページを越えましたそれでもまだ、800ページはありますすっかり謎の山寺、明慧寺の虜です寺の老師、大西泰全さんの語りは、凄く興味深いですそして、京極堂さんの妹、中禅寺敦子さんが素敵でご活躍が素晴らしいです博識で聡明な女性ですが、お兄さんほど蘊蓄が長くないのも助かります敦子さんの職場、稀譚社の先輩記者にあたる飯窪女史や古物商の今川さんも凄く気になる存在です特に、飯窪女史はいったい何者だろうと思いますね何らかのキーマンなのかな・
今年も、ブログでは読書(現実逃避)の話題がメインになりそうですが音楽(現実)や、その他色んなことについても楽しく書いていけたらと思っています素敵なご報告も沢山出来るように、頑張ってまいります2019年前半の読書計画のメインは周木律さんの堂シリーズと、決めています7作品あるとのことですので出来るだけ、5月ぐらいまでに読破したいと思っています他にも読みたい作家さんやシリーズは、沢山ありますのでそちらも楽しみです月5冊ペースは守りたいなと思いますが・・・理想は、月10冊読みたいで
2019年最初の読書は、こちらです百鬼夜行(京極堂)シリーズ第4作品目『鉄鼠の檻』(てっそのおり)ページ数は約1340ページ私が拝読したことのある百鬼夜行シリーズでは、最長です5作品目の『絡新婦の理(じょろうぐものことわり)』は、まだもっと分厚かった気がします事件の舞台は、箱根老舗旅館、そして、謎の山寺それをお聞きしただけで、以前からワクワクドキドキして楽しみにしておりました1日130ページ、10日ぐらいで読了出来たらなぁと思いますバツグンに好みで、興味深い雰囲気の舞台を
ソロ試験前の、、現実逃避リフレッシュ記事です今年も残り僅かとなってきましたラスト約2週間で♪秋期限定栗きんとん事件(米澤穂信さん)読了いたしました♪ギリシャ棺の秘密(エラリー・クイーンさん)♪グラスバードは還らない(市川憂人さん)を読了し年末年始またがって♪鉄鼠の檻(京極夏彦さん)を拝読出来たらなぁと計画していますとにかく、まずはソロ試験で自己ベスト更新するっやるしかない。神さま、ありがとうございます強運HIROKO☆
10年位前、ケーブルテレビで、映画「高慢と偏見」を見た時、そーか、「ブリジットジョーンズ」は、これのパロディーだったのかと、気が付きました。この頃、ジェーンオースティンを続けて読んでいました。彼女の本が原作の映画も何本か見ました。ブリジット・ジョーンズの幼馴染で、高慢ちきなマイク・ダーシー。コリン・ファースが演じています。イギリスでも、連続ドラマ作りの「高慢と偏見」でダーシーを演じて、すごい人気だったそうです。その時の映像を見ると、なるほど、人気が沸騰するのもうなずける美貌です。
やっぱり彼は黒衣がいい。と云うか旅先にいつもこのコスプレ一式を持ち歩いているんだろうか、と普段は厭々担ぎ出される割には商売熱心ねぇと妙に感心しました。旅籠の階上で関口を睥睨する「陰陽師立つ」場面は、特に格好いい一枚絵だったと思います。コミカライズとしては五作目であり、憑き物落としパートは『姑獲鳥』が取り分け好きでしたが、こちらもそれに比肩するくらい良かったと思います。「すまなかったな」「生きる禅を」の表情がこれまたいいです。原作読んでいてこれが見たかった、という箇所は押さえてくれ
今年の秋はいつもになく本を沢山読みました。ずっと読みかけのままだった京極夏彦先生の「鉄鼠の檻」も読むのが遅いながらも少しずつ進めています。あとは漫画ですが、「じゃりん子チエ」を6冊ほどじゃりチエの場合は漫画とはいえ、台詞がとても多いですからね~しかも文庫本サイズなので、コミック本より少し量が多いので6冊も読めたって事は個人的には凄い進歩。ま、最近夜が寝れないだけって理由もあるんですけどねぇ~≧(´▽`)≦アハハハなので、今まで、「食欲の秋」「芸術の秋」とブログで記事にしましたが、
おはようございます。今朝も気持ちいいお天気ですな😊と朝から書いていたのに、気づけばもうお昼〜😅ということで、挨拶改めこんにちは❗️わーい🙌週末が来たよー❗️嬉しいよ〜\(^o^)/心身共に疲れているが、テンション高めのnatsunekoです。またまたまたまた(何回言うねん)京極夏彦先生の小説からヒントを得たnatsuneko断捨離行脚。よろしければこちらもどうぞ。魍魎のハコ魍魎のハコ、再び鉄鼠のオリ今回は「塗仏の宴」から。「宴の支度」「宴の始末」の二部構成で出来てい
こんにちは。病院からようやく脱出出来たnatsunekoです。今日は快晴の大阪・北摂です❗️気持ちいいですな😆さてさて。京極堂シリーズになって来た私の断捨離行脚。→勝手にシリーズ化してる!?京極夏彦先生、大変申し訳ございませんm(__)m今回は「鉄鼠の檻」から。私は数ある京極堂シリーズの中でも、この小説が大のお気に入り❗️山奥のお寺、様々な宗派の僧侶が生活を共にしている。正に異世界。鉄鼠って、あまり聞き馴染みないと思いますが、ネズミのお坊さんの妖怪なんです。それも超
京極夏彦さんの鉄鼠の檻、楽しかったです。魍魎の匣、姑獲鳥の夏からかなり時間をかけての3作目でシリーズ登場人物など全て忘れていましたが、そんなこと全く問題にならないくらい良かったです。文庫本って持ち運べる利便性を考えて生み出されたものなのに、それを否定する厚さ。笑ミステリーとしての観点ではなく、この本では禅について、ひいては宗教についての見解が述べられています。その方向性が私にとってとても斬新でした。今回は、宗教と芸術との関係性について考えさせられた部分を抜粋します。「美術品骨董の類は
何故私は時間を気にするのだろう。3時が4時でもどこかが変わる訳ではない。しかし結局は私は今何時か知っていないと落ち着かないのだ。いつもより10分早いから、まだ20分もあるからと言って安心している。時間に追われぬ開放感というのは時間に縛られてこその開放感である。私も好んで檻に這入っていたのだ。そういうことか。京極夏彦「鉄鼠の檻」
ブロ友のクロスケさんの「京極堂シリーズ」をリブログさせていただきます。クロスケさんは文庫本ですが、ぼくはノベルス本です。それを積んでみました。これで高さが400mm(40cm)ありました。今まで「京極堂シリーズ」と云われていたのが350mm(35cm)です。カバーが紛失したのがあります(探したのですが判りません)。「百鬼夜行陰」と「百器徒然袋雨」も加えました。榎さんの「百器徒然袋風」は紛失中。クロスケさんの「京極堂シリーズ」のリブログです。文庫本には解説がつ
痴情の縺れ。前々巻の伏線が回収される例のBLボーズラブです。元より原作は知っているだけに、お坊さんどうしのけしからん痴態が延々と絵に起こされていたらどうしようかと思っていたのですが、流石にそれはありませんでした。二人の僧は屠られ、骨董商は疑われ、元医者は縛につく。謎の美僧こと松宮和尚も登場し、なかなか展開の多いプレファイナルでした。関口化した失意の警部補を、桑田和尚が諭し、山下殿が己を取り戻す一幕は、原作ではそこまで印象には残っていなかったのですが、こう見ると胸熱いと云うか、すて
京極先生の京極堂シリーズ「鉄鼠の檻」を読み始めて、早くも2週間まだ250ページしか進んでいません。最初の読み始めは面白くて150ページまでは進んだんですけどね~一度止まるとなかなか・・・・最近夜遅くまで起きてる事が多いというか、寝付けない日々が続いているので少しずつは読み進めていますが・・・・まだまだ先は長そうです。うちの場合、映画のキャスティングを思い出しながら読みますからね~京極堂は堤真一さん、小説家の関口は二代目の椎名桔平さんってな感じでイメージしながら読んでいます。映画