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★空中ブランコ最後は大型空中ブランコである。2014年から稼働しているさがみ湖プレジャーフォレスト(相模原市)の「大空天国」を取り上げる。正にブランコを巨大にして、大勢が1度に乗ることが出来るようにした乗り物である。イラストは、同社ホームページ掲載写真を参考にした(122)2本の支柱に渡された鋼管梁から長さ20mのアームが2本吊り下がり、それぞれに8人乗りの座席が取り付けられている。これが左右に揺れて、最高到達点が25mになる。370mの山頂にあるので、1段と高い感じになる。最
★ジェットコースタージェットコースターは、叫び声をあげる乗り物の代表的なものである。ゆっくりゆっくり坂を登って行くときからドキドキするが、頂上に登ったと思った瞬間急激に坂を落ちて行くと、もう叫び声だ。下り切って一安心すると、たちまち急カーブに入る。身体が斜めになると、投げ出されるのではないかと言う恐怖が襲う。あっと言う間に終わる1周だが、大人も子供も楽しめる乗り物である。わが国一の大きさのナガシマスパーランド(三重県桑名市)にある「スチールドラゴン2000」を取り上げたい。イラ
★大観覧車遊園地には、鉄で作られた大型構造物が結構多い。ただ機能的には遊戯施設であるので似ている点も多く、それら全てを述べることは、それほど大きな意味がないかと思われる。そこで、代表的な大型鉄鋼遊戯施設である大観覧車・ジェットコースター・空中ブランコだけを取り上げたい。先ず大観覧車である。支柱で支えられた大きなリング円周に、人が乗るゴンドラが吊り下げられ、ゆっくりと1周する乗り物である。遊園地施設には肝を冷やす乗り物が比較的多い中で、最もゆったりとした乗り物である。大観
★鳥居鳥居は、神仏世界と人間世界との結界を示すものである。だから鳥居手前で一礼して、端の方をくぐるのが作法らしい。こんなことを守っている人は、少ないだろうが。鳥居は元々木材・石材で造られていた。古い神社に行くと、もう朽ちる寸前にまでなった鳥居を見ることがある。これはこれで趣のあるものだが。石材の鳥居は多い。筆者に1つの思い出がある。何時も小学校に通うのに、杜の中を通っていた神明神社の大鳥居が石製だった。おそらく御影石だろう。学校帰りに、鳥居の根元に腰かけて友達と話していたことや
★サイロ工業原料・農産物・飼料などを貯蔵する施設に、サイロがある。コンクリート製もあるが、鋼製もある。塔型・水平型など様々な形状があり、内部構造も単なる平底のものとホッパー式になっているものがある。また単独の単サイロと、複数の組み合わせになっている群サイロとがある。鋼製サイロの多くは、円筒型形状の群サイロである。鋼板で造られたリング状ブロックを積み上げていき、溶接で組み立てる工法で造られるのが主流である。大きさは、直径が5~10m程度である(114)。イラストに、パシフィックグ
★天文望遠鏡天文望遠鏡は、レンズを使う光学望遠鏡と電波を使う電波望遠鏡がある。何億光年もの遠くの星を観測する天文望遠鏡は、光学望遠鏡も電波望遠鏡も、レンズ口径・パラボラアンテナ口径を巨大にする必要がある。その巨大なレンズ・パラボラアンテナを支えかつ精度良く動かすには、巨大鋼構造物が下支えしている。最初に電波望遠鏡を、具体例を上げて述べたい。国立天文台野辺山宇宙観測所の45m電波望遠鏡である(110)。パラボラアンテナの直径45mは、ミリ波電波望遠鏡としては世界1の大きさである。
★地熱発電再生可能エネルギーの最後は、地熱発電である。地熱発電は、地下にある高熱の蒸気を取り出して発電するものである。火山に近い地下では、地下数㎞で1000℃前後になっているマグマ溜まりが、天水を加熱して高温蒸気の地熱貯留層を形成しているが、この蒸気を取り出して利用するものである。わが国は世界有数の火山国であり、地熱発電に利用出来る地層は豊富なのだが、誠に残念ながら地熱発電は盛んではない。それは多くの利用可能地域が国立・国定公園内にあるため、開発が困難だからである。まさに宝の持ち腐れ状
★バイオマス発電バイオマスは動植物から生まれた生物資源を、直接燃焼するかガス化後燃焼するかして、その燃焼熱で蒸気を発生させタービン発電する発電方法である。ガス化する方法には、熱分解で行うか生物化学的に発酵で行うかの2通りがある。直接燃焼させると炭酸ガスが出るので、どうして再生可能エネルギーの位置付けになるか、疑問が出るかも知れない。それは例えば木材廃材の場合だと、木材が成長する段階で二酸化炭素を吸収しているので、その量と燃焼排ガスで出る二酸化炭素量とが相殺されると考えるのである。これが
2歳11か月の娘のふぅを自宅保育しています。最近、100均のオモチャで遊ぶ話をすることが多かったのですが、たまにはオモチャなしで、家で楽しく、ちょっと学べる遊びの話をしてみます。使うのは「磁石」と「家中にあるもの」のみ。磁石を使った簡単にできる遊びを通して、娘のふぅが、「磁石って鉄?磁石と磁石はくっつくでしょ?」という発見をした話もします。磁石にくっつくものを探そう磁石遊びが大好きな娘のふぅ。特に大好きな磁石がこの「表面に動物、裏面に平仮名」
★洋上風力発電洋上風力発電機は、ブレード・ナセル・タワーは陸上風力発電機と同様であるが、洋上に設置するため下部が浮体構造になっている点が異なる。浮体構造は、石油掘削リグと同様スパー型・セミサブ型・TLP(テンション・リグ・プラットフォーム)型がある。スパー型は円筒形であり、その大部分が海中に沈んでいる構造である。セミサブ型は、プラットフォームが半潜水型であり、カテナリー係留で海底に固定する。TLP型は係留索を海底に固定し、張力を掛けてプラットフォームを固定する型である。円筒形ス
★陸上風力発電風力発電は、陸上型と洋上型がある。いずれも大きなブレードをタワーの上部に付けて、それを風の力で回転させて発電するものであり、その点では同じであるが基礎部分が異なるので、2つに分けて取り上げたい。ブレードはローターに繋がれており、ブレードが回転すると主軸を通して、増速器・発電機に回転が伝えられて発電する。これらは、ナセルと呼ばれる容器内に納められている。ブレードが回転する風車は、回転軸の方向で、水平軸型と垂直型に分けられる。水平軸型には、多翼型・オランダ型・
★太陽光発電再生可能エネルギーの中で最も期待されているのが、太陽光発電である。文字通り太陽の光で発電する方法である。それには太陽電池セルを用いる。太陽電池セルとは、p型半導体とn型半導体を接触させたものである。そこへ太陽の光を当てると、光励起効果が生じる。すなわち、p型半導体からn型半導体へ電子が移動し、逆方向に正孔が移動するのである。電子の移動そのものが電流であるから、電流を取り出すことが出来るのである。半導体としては、シリコンSiの単結晶・多結晶・アモルファスや、化合物半導体
12再生可能エネルギー地球温暖化の元凶である温室効果ガスを出さないエネルギーに換えることが、極めて重要な時代になった。最近の酷暑や大型台風など気象変動も地球温暖化の影響であり、地球温暖化防止が必要なことを、まさに身に染みて感じている。前述した原子力発電も、温室効果ガスを出さないエネルギー源であるが、事故の危険性が高いことから他のエネルギー源が強く求められている。その期待に応えるのが、再生可能エネルギーである。温室効果ガスを出すことなく、安全に国産だけで得られるエネルギーである。
★蒸気発生器PWRには、原子炉格納器内に蒸気発生器が設けられる。ここに、原子炉内で325℃に加熱された1次冷却水が逆U字形伝熱管で通され、復水器から注入された2次冷却水を加熱、蒸気を発生させる。蒸気は最頂部のノズルからタービンへと導かれる。したがって、放射能を帯びた1次冷却水は2次冷却水とは接触しないので、タービン系は無放射能で保たれる。蒸気発生器の大きさは、胴部外径約5m・高さ21m・重量330tである。内部の伝熱管は、外径20㎜・全長20mであり、3400本程度収まっている。こ
★原子炉圧力容器原子炉圧力容器は、まさに原子炉の核心部である。厚い鋼材で製造された円筒形であり、上部は蓋がボルト締めされている。内部には、燃料と水が入っているのだが、水に接する部分は、ステンレスかニッケル基合金でクラッディング内張りされている。冷却水配管・蒸気伝熱管などが配置されているが、これらの配管類はステンレスまたはニッケル基合金製である。イラストに示したのは、東北電力女川原発3号機に設置された圧力容器である。これは、同社ホームページ掲載写真を参考に描いたものである(92)
★原子炉格納容器原子炉格納容器(以下格納容器と略)は、2次格納施設である。つまり、放射性物質の環境への放散の2次的防壁である。圧力容器等から放射性物質が漏れたときに、外部へ放散するのを防ぐための容器なのである。格納容器には2種類ある。ドライコンテナ方式と圧力抑制型である。ドライコンテナ方式は、単なる大型容器である。圧力抑制型はBWRに用いられているもので、流出冷却材をプールに流入させて凝縮させるものである。BWRの場合は、上部のドライウエル部分に、圧力容器・主蒸気配管などが配置
11原子力発電所原子力発電(略称原発)と言えば、東日本大震災の津波被害で水素爆発した、東京電力福島第1原子力発電所をどうしても思い出してしまう。後述するように、原発には主要な役割として鋼材が使われており、筆者がいた研究所でも性能試験が行われていたので、筆者も原発はクリーンな電源として必須のものと考えていた。しかし、福島事故によって安全確保が全く出来ない仕組みであることがはっきりし、技術として未完成だと言うことを知ってしまった。以来原発反対論者であるが、だからと言って鉄で作られた物として
★石油精製装置原油で貯蔵された石油は、製品として使うには精製する必要がある。そのための装置が、精製装置である。石油製品は多様であり、これをどのように造り分けるのか不思議であるが、意外に簡単な方法で造り分けることが出来る。それは製品毎に沸点の違いがあるので、その差を利用して取り分けるのである。そのための装置が、常圧蒸留装置である。この装置は、数種の機能設備から成り立っているが、メインは主蒸留塔である。主蒸留塔は、直径数m・高さ50m程度の円筒形であり、内部は数10段のトレイによっ
★パイプラインガス井から消費地まで、陸上であればパイプラインで輸送される。国内でも、2700㎞のパイプラインが敷設されている。最も長距離は、新潟県南長岡ガス田から首都圏へ送られているパイプラインで、330㎞である。しかしヨーロッパ大陸は、わが国と比べ物にならないパイプライン網が敷かれている。生産地のロシアや北海から各地へ送られているのである。この中で最長は、ロシアからウクライナへの4600㎞のものである。現在最も話題になっているパイプラインを、具体例として取り上げたい。そのパイ
★ガスタンクLNGタンクに貯蔵されたLNGを、一般家庭の都市ガスとして使うには、幾つかの過程を経る必要がある。まず気化させねばならない。これは気化器と呼ばれる装置で行われる。LNGはマイナス160℃程度の極低温であるから、海水の温度で容易に気化する。だから、海水を入れたタンク内をパイプでLNGを通せば良い。ガス化したLNGの主成分はメタンであるが、これに他のガスを混入させたり、危険防止のために臭いを付加させたり調整して都市ガスとする。都市ガスはガスタンクへ送られ、その後各家庭までパイプ
★LNGタンクメタン主成分の天然ガスをマイナス160℃で液化したものが、LNGガスである。液化すると体積が大幅に小さくなるので、ガス井から採取したガスを液化、タンカーで運搬し易くするのである。タンカーで港まで運ばれたLNGガスを貯蔵するタンクが、LNGタンクである。LNGタンクには、地上式・地下式・ピットイン式の3種類の方式がある。地上式は、金属2重穀式・PC(プレキャストコンクリート)式・PCメンブレン式・RC(鉄筋コンクリート)タンク盛土式の4種類に分かれる。金属2
★原油タンク石油生産井プラットフォームで掘り出された石油(原油)は、パイプライン・タンカーによって目的地の原油タンクに貯蔵される。とくに大半を輸入しているわが国の場合は、国家として大規模な原油タンクを用意し、備蓄している。国家石油備蓄基地である。原油の貯蔵は、3種類の方法がある。地上・地下タンク方式、洋上タンク方式、水封式地下岩盤タンク方式である。最後の方式は、岩盤をくり抜いた所に貯蔵する方式であるので、鉄で作られた物ではない。地上・地下タンク方式に用いられるタンクは
★プラットフォーム海洋掘削リグを用いて探鉱を行い石油・ガスを掘り当てると、次段階として開発・生産へと進む。この開発・生産に用いる施設が、プラットフォームである。プラットフォームは、大別して固定式と浮遊式とがある。固定式には、ジャケット式・重力式・人工島がある。水深400m程度までの浅いところで用いられる方式である。浮遊式は、コンプライアントタワー・ガイドタワー・TLP(TensionLegPlatform)・スパー・FPS(FloatingProductionSyste
★海洋掘削リグ海洋掘削リグは、海底の石油・ガスを掘削するものであり、次の4種類がある。掘削装置を接地・固定する方式には、サブマーシブル型(着底型)・ジャッキアップ型(甲板昇降型)がある。比較的浅い水深で用いられる方式である。これに対して浮遊方式としては、セミサブマーシブル型(半潜水型)・ドリルシップ型(船型)がある(70)。サブマーシブル型は、海底から脚を立ち上げる方式である。ジャッキアップ型は、脚部が引揚げることが出来るようになっており、曳航する際には脚を揚げて移動し、掘削地に
★ドリルストリング/ビット・カップリング継手ドリルストリングの最先端には、岩石を破砕して行くビットが取り付けられている。ビットは、2種類ある。ローラービット(ローラーコーンビット)と、フイックストカッタービットである。ローラービットは、ベアリング機構で自由に回転出来る3つのコーンが組み合わされている。刃先と抗底面との摩擦でコーンが強制的に回され、刃先が打撃・圧縮作用のみならず、引きずり・すくい作用も起こして岩石を破壊する機構である。これに対してフイックストカッタービットは、切削・せ
★ドリルストリング/ドリルパイプ・ケーシング陸上掘削リグならば地中に、海洋掘削リグならば海底下に掘り下げて行く一連のパイプが、ドリルストリングである。櫓上部に吊下げられた既述のスイベルから始まって、最も先端に取り付けられているビットまでの一連のパイプである。スイベルから下へ順に、ケリー・ドリルパイプ・ドリルカラー・ビットと繋がっている。ドリルパイプ以下が地中に入っている。前述したように、ケリー部分でロータリーテーブルとブッシングで緊結されている。さらに補強のために、周囲にケーシングが埋
★陸上掘削リグ陸上掘削リグは、深度2000~3000mのものを小型、6000m以上のものを大型と区別している。小型の場合は、櫓の高さが30m程度であり、大型の場合は55m程度である。ちなみにわが国での最大掘削深度は6310m(65)、世界一は米国オクラホマでの9583mである。具体例として、国内最大級の陸上掘削リグであるエスケイエンジニアリングのスーパーリグ1625-DEを取り上げたい。イラストには、このスーパーリグを立ち上げている光景を示した。これは、石油資源開発が行っている
2026年7月8日いつもわたしのブログへ訪れていただいて「いいね」や「コメント」いただいてほんとうにありがとう(*´∀`)♪さて今回は「鉄」と「銅」のお話ですその効能はどのようなものでしょう?鉄分には、全身に酸素を運んで疲労感やめまいを改善する効果(酸素運搬)のほか、美肌や美髪に欠かせないコラーゲン生成のサポート、セロトニンなどの神経伝達物質を介したメンタルの安定、免疫力の維持といった重要な働きがあります。銅は体内での血液や骨の生成を助けるだけでなく
10石油・ガス石油・ガス関連は、採掘・輸送・貯蔵・供給に分かれる。先ずは採掘である。イラストに陸上での採掘摸式図を示した。これは、国土交通省の資料中に掲載されている図を参考に描かせて頂いたものである(64)。ロータリー掘削法と呼ばれる掘削法である。地上に組み上げられた櫓(デリック)から、ドリルパイプを地中深く押し込んで行き、石油・ガス層にたどり着いたときに、先端に穴を開けてパイプ中から噴出させる方法である。ドリルパイプを押し込んで行くには、先端にビットを取り付け、ドリル
★スタッカークレーン最後はスタッカークレーンである。自動倉庫に用いられているクレーンであるので、一般人はあまり目にすることがない。イラストには、メーカーであるオカムラの公開動画を参考にして描いたものを示した(61)。イラストで荷台(キャリッジ)と示した部分が、両サイドのガイドフレーム(マスト)に沿って上下に昇降し、横方向のガイドフレームに沿って奥へと急速移動することが出来る。所定の場所で、荷台に備えられたフォークで荷を出し入れするのである。スタッカークレーンは、人荷昇降式と荷昇