ブログ記事34件
「探偵」という言葉が出てきたのは明治時代なので、「江戸」と「探偵」ってのが並ぶってこと自体歪である。何ともそぐわないじゃないか。気になるじゃないか。んなわけで読んでみた。「江戸の探偵」鈴木英治著である。主人公功兵衛は26歳で普請方でぺーぺーの役人、40石一人扶持となっている。ちと疑問なんだが、普請方だったら禄高は40俵(→16石)なんじゃなかろうか。何かの文書で小普請組支配組頭で300俵20人扶持って見た気がするんだが。俺の勘違いだったら御免よ。剣の腕にはかなりの自信を
こちらも、初めての作家さん道場仲間と酒を飲んだ帰路古谷勘兵衛はいきなりすごい遣い手に襲われる四年前十一人もの命と首を奪った男闇の風が再びあらわれたのか?そんなある日古谷家の宗家上田家に養子に入っていた春隆が病死した跡取りが一人しかいない家でここ半年に跡取り息子が、次々と亡くなっており春隆で五人目であったその後も勘兵衛の周りで、次々と事件が起こる勘兵衛は自ら闇の敵に立ち向かうが・・・恐るべき結末に読者を誘う剣豪ミステリーの書き下ろし長篇先日、
いとうけいすけ(フリーアナウンサー)@ksuke813今日もFM伊豆「伊藤圭介のみらいず観光案内人」をお聴きくださった皆様、ありがとうございました。番組前に狩野川の堤防を降りて行ったらカモが足の茂みから一斉に出てきました。休んでいたのにごめんなさい。来週は沼津在住の作家鈴木英治さん…https://t.co/mUYnaU1vAs2023年01月10日12:1017日FM伊豆「伊藤圭介のみらいず観光案内人」11時からです。宜しくお願いいたします。
勘兵衛の相棒だった修馬が主役です。裏江戸捜索帖悪銭(鈴木英治著)(2022/08/06読了:二読目)修馬は浪人として登場します。「徒目付・久岡勘兵衛」でも、ちょっといい加減な仕事っぷりだった修馬。どうやら、酒を飲んで寝過ごし、予定の捕物に出なかったことでクビになったようです。糊口を凌ぐために裏両替を始めた修馬。届け先に納めに行くと、依頼人が殺されていました。徒目付の血が騒ぎ、近所の可愛い娘の兄に対する依頼とも重なって探索を開始する修馬。果たして殺人は誰が、何のために行
勘兵衛がただ一人、強敵に立ち向かいます。徒目付久岡勘兵衛徒目付失踪(鈴木英治著)(2022/08/01読了:二読目)勘兵衛シリーズの最終巻です。前巻、病に倒れたお頭の麟蔵は引退。勘兵衛がお頭を引き継ぎます。その途端、配下13人が一人も出仕してこない事態に。自分への反発かと思う勘兵衛。しかし、これまでの相棒、修馬までいなくなってしまうことはない。何者かに拐かされたと断定した勘兵衛は、配下を救出すべく捜索に。しかし、捜索中、愛する家族まで拉致される事態に!最終巻だ
七十郎が嵌められます。徒目付久岡勘兵衛罪人の刃(鈴木英治著)(2022/07/30読了:二読目)意図せずに浪人を殺めてしまった職人。自首してきたその職人が、どうやったのか隠し持っていた匕首で同心を殺して逃げます。同道していた七十郎が手引きしたという噂が流れて蟄居に。友の危難を聞いた勘兵衛が真相を突き止めるべく動きます。七十郎最大の危機!勘兵衛を始め七十郎に近い人々は(そして読者も)、七十郎が嵌められたと確信。話の流れから「こいつが犯人なのでは?」と推測がつき
今回はお金にまつわる犯罪です。徒目付久岡勘兵衛からくり五千両(鈴木英治著)(2022/07/27読了:二読目)その犯罪とは、詐欺と横領。2つのきっかけで事件が動き出します。一つは、道端に置かれた五千両。「お救米の購入に充てるべきものなり」と書かれた紙片とともに置かれていました。もう一つは御家人の立て篭もり事件。小普請組の組頭との相対日に、御家人が組頭に斬りかかり、二人は行方不明に。五千両を七十郎が追い、組頭と御家人は勘兵衛と修馬が追います。結果、詐欺と横
新キャラの登場で勘兵衛の世界が広がるか…?女剣士徒目付久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/07/21読了:二読目)結果的には広がらなかったのですよね。あと3巻でシリーズ終了なので。新キャラとはタイトルにもある女剣士です。振られ続けている修馬の新しい恋人として登場します。物語に見え隠れする女子がいるのですが、それがこの女剣士なのか、別な人物なのか。そこがちょっとしたサスペンスになっています。私も読みながら「お利衣(女子です)なのでは?」と推理していました。
この巻は、うーん、な感じでした。相打ち徒目付久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/07/19読了:二読目)顔が潰された男の殺人事件と、旗本の失踪を、七十郎と勘兵衛がそれぞれ追います。今回は内容が薄かったです。本編が始まるまで延々と日常の描写が続きます。なかなか本編が始まりません。謎解きも深みがなかったです。これまでは2つの事件が巧妙に繋がっていったのですが、今回は繋がりが希薄。かつ、失踪した旗本は最後にちょこっと出てくるぐらいです。殺人事件の犯人判明も呆気な
修馬って、寅さんみたいです。天狗面徒目付久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/07/04読了:二読目)修馬に紹介したはずの早苗が七十郎に惚れ、ついに祝言をあげます。その最中、殺人事件が発生。祝言は途中で中止に。被害者は心臓を一月に貫かれ、そばには天狗の面が。誰が、一体なんのために…。現代のいじめを江戸時代に移した物語です。学校は寺子屋という設定になっています。受けたいじめは長く恨みを残すのですね。された方はもちろん、した方にも心の傷が残っているのかもしれません
私、こういうことやったことあります。遺恨徒目付久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/06/30読了:二読目)事件は2つ。右腕を切り取られる連続殺人事件。同心の七十郎の許嫁である早苗の失踪。今回は、2つの事件が絡むことはありません。ニアミス程度です。事件の謎解きは、ちょっと捻りが足りなかったかなぁ、という印象です。下手人が誰か調べることに苦労するのですが、ちょっと呆気なかったです。早苗の失踪は思い人のため。ちょっといじらしい。実は私、20歳ぐらいの頃、
健康なのに薬を使うのは良くないですよね錯乱徒目付・久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/06/22読了:二読目)ある日突然、それまで普通に暮らしていた商家の主人が、錯乱して通りすがりの人を刺し、自身も堀に飛び込んで命を経ちます。同じような事件が街中で続けて起こる中、殿中でも武家が同じ事件が発生。七十郎と勘兵衛が捜査を進めていくと…。事件の発生から、麻薬のようなものだろうという推測はつきます。一時期、合法ドラッグで錯乱した人たちが交通事故を起こすような事件が続いたことが
いいところの子息だからといって、罪を継ぐわなくて良いはずがありません。定廻り殺し徒目付久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/06/16読了:二読目)事件の発端は、勘兵衛の友、七十郎と同じ職の定廻り同心の殺害。その事件を追う七十郎は、修馬が世話していた子供の直八の殺人事件も捜索することになります。それぞれの事件を追う、七十郎と勘兵衛・修馬。やがて2つの事件は一つの出来事に結びついて…。いずれの殺人事件も犯人は同じ旗本の子息。この息子の素行がとにかく悪い。いくつも問
タイトル通り、嫌な視線を感じます。凶眼徒目付久岡勘兵衛(鈴木英治著)(2022/06/10読了:二読目)そのうちの一つは、勘兵衛が引っ括った、元御家人の上田梶之助。獄門になったはずが、梶山植之介という名で世に存在していたのでした。老中の横車で解き放ちになった梶之助は裏家業で活計を立て、勘兵衛を倒す執念で生きていました。ラストシーンの対決は手に汗握りました。事件は梶之助が絡む旗本の暗殺のほか、修馬が狙われる事件も。こちらは欲に目が眩んだ医者が原因で、最後は勘兵衛と
偏った判断で仕置きをされてはかないません。陽炎の剣(鈴木英治著)(2022/06/03読了:二読目)七十郎が追う医者殺し、勘兵衛が追う旗本の失踪。この二つが1本の糸で結ばれていきます。いずれも裏社会の組の仕業。寺で僧侶に悩み事を相談することを、僧侶が闇の組に情報を流す。組のものが相談者に近づいて邪魔者を亡き者にすることを請け負います。ぱっと見、「必殺!仕掛け人」と似ているようにも思えますが、大きな違いは一方的な恨みだったり、自分の欲望のためだったりすること。社会
読み初めの予想と違っていてよかったです。稲妻の剣(鈴木英治著)(2022/05/28読了:二読目)冒頭、勘兵衛の友、左源太が身を持ち崩すところから始まります。どうやら家を出て放蕩している様子。なぜかは語られません。それと並行して発生する事件を勘兵衛が探索します。犯人である梶之助と左源太の境遇が似ています。いずれも「部屋住」であること。この時代の武家の次男三男は世に出ることはありません。自分の能力とは関係なしに「干される」ことになるわけです。現代ではこんなこ
ついに徒目付です。烈火の剣(鈴木英治著)(2022/05/24読了:二読目)徒目付で組になったのは、同じく新参者の山内主馬。これからこのシリーズで副主人公とも言える存在になります。互いに部屋住みだったということでは気が合いますが、主馬の奔放さは群を抜いているかも知れません。定刻に出仕し、じっと座っているだけの書院番が退屈で仕方がなかった勘兵衛。主馬に引っ張り回されながらも楽しんでいるようです。今回の事件は旗本の逐電から発覚した不正。真相に辿り着くまでのサスペンスは
勘兵衛って、本人が全く気づかないうちに襲われる理由ができるのですよ。魔性の剣(鈴木英治著)(2022/05/22読了:二読目)しかも「なぜこんな人が」という犯人です。そして勘兵衛が良かれと思ったことで命を狙われてしまいます。今回は、書院番として務めている最中の人情沙汰。勘兵衛が素手で止めたことが命を狙われるきっかけになりました。なぜ、勘兵衛が狙われることになったのか。原因はなんと、退屈な仕事の鬱憤ばらしでした。複数の事件が輻輳して解決に向かっていくのもこれまで
悪いことをして逃げられると思うのは間違いですよね…。怨鬼の剣(鈴木英治著)(2022/05/22読了:二読目)勘兵衛シリーズの二巻目です。部屋住だった勘兵衛が久岡家に婿入り。久岡家の墓参でいきなり刺客に襲われます。事件は勘兵衛を襲った刺客と、履物屋の主人の拐かし。履物屋の拐かしには、思わず唸ってしまう真相が明らかになります。その背景にあるのは、新興履物屋の鈴乃屋を潰そうとする同業者。その行動が鈴乃屋の主人の過去を思い出させることになります。鈴乃屋は履物屋にな
佐伯泰英さんの次は鈴木英治さんです。闇の剣(鈴木英治著)(2022/05/14読了:二読目)時代ミステリーというジャンルでしょうか。主人公の古谷勘兵衛が事件に巻き込まれ、自身の探索と剣の腕で解決するというストーリーです。久しぶりに鈴木英治さんの作品を読み、独特のプロットを思い出しました。人物の感情が先に出て、その後に聞いたことが書かれているあたり、「おっ何があったのかな?」という感じで引き込まれます。勘兵衛シリーズの1作目は400ページ弱の長編。「闇風」という辻
また、貯まっていたポイントで本を購入してしまいました☺️このシリーズは面白いので、読むのが楽しみです☺️今回はどんな話かなぁ~☺️親父の十手を受けついで親子十手捕物帳1楽天市場748円親子の絆にあらがって親子十手捕物帳5楽天市場748円親父の十手が重すぎて親子十手捕物帳2楽天市場748円親子の絆を確かめて親子十手捕物帳4楽天市場748円親父の十手を輝かせ親子十手捕物帳3楽天市場748円親子の絆は永遠に親
人力車、乗ったことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【人力車発祥の日】だそうです。人力車、乗ったことある?人力車には乗ったことないです。出勤前に歯医者さんに行って治療していただきました。治療費の明細に“複雑”という単語があって歯医者さん泣かせな虫歯でごめんなさいと心の中で謝りました。丁寧に治療して下さっているので本当に感謝しております。執筆陣の中に木下昌輝さんのお名前を見て手に取った本です。木下昌輝さん以外の執筆者の方々ははじ
今朝はガッツリヴィドフランスさんでパンですクロックムッシュトルティーヤ枝豆の何とか?パン?ゆで卵オレンジジュースお供に鈴木英治さんの父子十手捕物日記読み始めたところです
最近読んだ本、教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう時代小説が大好き!ずっと読んでます。今月は9冊。池波正太郎氏藤沢周平氏佐伯泰英氏小杉健治氏鈴木英治氏高田郁氏他大好きな作家さんがい~っぱい(*´艸`)実は図書館の本は苦手、、、。***************庭のシンビジュームがもう咲きそう。↓毎年忘れずに咲いてくれて楽しみで嬉しくて。(^-^)
今日は朝から雨だししかもとっても寒い~~昨日までそれ程じゃなかったので炬燵を出しておらずひざ掛けとネックウォーマーで凌いでおります。さて、そんな寒々とした家の中で読了したのは図書館の順番が来たこの本。義元、遼たり1,980円Amazon今川義元を主人公にしたドラマや本に今まで触れてきたことがなかったのでどうしても私の中では信長が勝利した桶狭間の戦いでの引き立て役のイメージしかありませんでした。そんな風にほとんど知識がなかったのですが今川家の当主までの道のりで
今日のゲストは、沼津市在住の作家ご夫妻、鈴木英治さんと秋山香乃さん。今川義元生誕500年に合わせ書いた「義元、遼たり」鈴木英治(静岡新聞社)「氏真、寂たり」秋山香乃)(静岡新聞社)についてお話を伺いました。沼津市出身の鈴木英治さんはもともと今川義元に興味があり、小学生の頃に見た映画に出てくる義元のシーンに疑問を抱き深く調べるようになったそうです。義元を書くのは3作目とのこと。今回は主に青年期を描いています。秋山香乃さんはもともと氏真を書きたいと思っていたそうですが、その最初の思い
今川義元のイメージって、桶狭間で織田信長に惨敗。戦化粧をした公家かぶれの武将というのが、私のというか多くの人のイメージだと思います。それを払拭してくれたのが鈴木英治先生の「義元、遼たり」と秋山香乃先生の「氏真、寂たり」の2冊です。まず鈴木先生のお話から始まりました。この作品を書かれたきっかけが50年前の織田信長の映画だそうです。(萬屋錦之介が主役の「織田信長」だそうです。実は今年の初めまでDVDに録画していたんですが、2019年版のどろろを上書きしてしまって亡くな
今朝の雨模様に屋根の修理は中止となりました。ですが、私の予定は変わらず、操觚の会のライブワイアーへ行ってまいりました(^^♪戦国時代の面白さに目覚めた作品「義元、遼たり」鈴木英治著「氏真、寂たり」秋山香乃著わが父を見ているような夫(家事が全くできない💦)と余命一年の妻の生活を描いた「妻の終活」坂井希久子著読んでいるとお腹が空く大好きなシリーズ「居酒屋ぜんやふうふうつみれ鍋」坂井希久子著早川新レーベル時代ミステリの第一弾「よろ
建築会社から連絡が来て、屋根の修理が予定よりも遅れるそうです。今度の連休も雨というに……。大型台風の影響は大きいですね。(でも、10月の支払いは困るので、今月中の前払いのしてもらうことにしました。消費税の2%のUPは金額的に大きいです)千葉で被災されている方のことを考えると、余り強くも言えないですしねまた日程の調整をしなければならないですそんな時なのですが、操觚の会のライブワイアーが10/6にありまして、家族へ行ってもいいかと尋ねたところ、OKが出ました。勿論