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渡辺プロダクションタレント友の会会報「YOUNGヤング」1984年8月号に掲載された沢田研二さんの徹底追跡コーナーです。全国コンサートツアーの北海道公演に張り切るジュリー(沢田研二さん)の5日間を追跡した内容になっています。この号は「沢田研二のよいではないかコーナー」は、お休みで、こちらの追跡コーナーにジュリーの今月の標語「頑張れ日本!頑張れマイセルフ」が載せられています。
渡辺プロダクションタレント友の会会報「YOUNGヤング」1984年8月号の表紙は坂上とし恵さんと水野きみこさんでした。撮影は山内順仁さんで撮影場所は湘南海岸です。この号のTheNEWSのコーナーでは8月末からクランク・インが予定されている鈴木清順監督の映画「カポネ大いに泣く」で萩原健一さん、田中裕子さんと共演する沢田研二さん、8月下旬に主演映画第二作がクランク・インする吉川晃司さん、写真集撮影で海外に行く事が決まり各地の夏祭りイベントも盛況な石川ひとみさんを初め、小柳ルミ子さん、
「関東無宿」1963年製作日本「関東無宿」は、鈴木清順監督が師匠である野口博志監督の『地底の歌』を小林旭主演でリメイクした任侠映画です。オープニングは女子高校生3人の対話から始まるという意外性があり、非常に気に入りました。それぞれの顔のアップで会話がリレー形式で進行します。「トキ子のお父さん、本当は何の商売?」「侠客よ」「侠客?」松原智恵子が演じる女子高校生トキ子が、疑問を呈した相手をじろりと睨みます。「どんな商売?」「侠客ってこれ」映画のチラシを見せようとすると、トキ子
改めて見直すと、当時の新宿歌舞伎町の雑踏を美しく描き出す映像美として非常に優れたカメラワークだったんだなあ、と。冒頭、ステディカムによるモノクロのリアルな映像と、ネオンが煌めく都会の道路を走るBMWのシーンは美しかったなあ。アン・リー監督の父親三部作でおなじみの郎雄と、若き谷原章介さんがいい演技。しかしなんと言っても絶妙なキャスティングである金城武だよなあ。どう考えても彼以外にこのキャラクターを想像できん。当時はまだ結婚前であった椎名桔平と山本未来の共演というのもね。山本未来さんはこの
20251108夜鈴木清順監督の名作映画「河内カルメン」をめぐってhttps://youtube.com/watch?v=N9AoVKHVtZg&si=ExuZ5i7KNjVodHPs藤谷蓮次郎2025年11月8日
10月2日、BS12で映画「関東無宿」が放送されてました。興味があったので早速みました。監督鈴木清順俳優小林旭1963年日活映画96分内容(moviewalker)「新聞の片隅にある「やくざの出入り、親分射殺さる」の小さな見出し、この小さなみだしの裏には、やくざの掟に反抗しながら、悲惨な宿命を背負った二人の男の物語があった。伊豆組の幹部鶴田光雄は、どこか知的な鋭さをもつ男であった。その鋭さが、彼の印象を非情で、油断のない人間にしていた。親分伊豆荘太が、心を許せないのもこん
東京流れ者-1966-日活からの無料配信で観ました(期間限定)渡哲也氏が歌う東京流れ者がリフレインするなぁ-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtube.com1966年4月10日公開解説鬼才・鈴木清順監督が日活時代の1966年にメガホンをとり、デビュー2年目の渡哲也を主演に迎えて撮りあげた異色のヤクザ映画。恋人・千春を松原智恵子が演じ、二谷英明、川地民夫が共
まーくんの『笑顔社会論』018代表戸締り役の松山です芸術の秋🍂ですね先日、鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン(1980年)』を観ました鈴木清順監督の独特な世界観「ツィゴイネルワイゼン』ストーリーに意味を求めたり、結論を急いだりする若者やZ世代にも、ぜひ観てもらいたい作品原田芳雄、大谷直子、藤田敏八、、、昭和の名優たち大楠道代の水蜜桃の丸かじりのシーン🎬「水蜜桃は腐りかけの時が、実が全部蜜になって、毒のような苦味が混じって、いちばん美味しい、、、」おもわずゴクリ、むかし、誰
無料BSチャンネル“BS12トゥエルビ”の小林旭特集で未見作品を追いかけ…「関東無宿」を鑑賞する。タイトルだけ見て、“前に鑑賞経験があるはず”と思い込んでたんだけど…小林旭にハマってからの過去の鑑賞記録(このブログ)を遡っても、書いた感想が見当たらない。有名タイトルだし、監督も鈴木清順だし見てると思ったんだけどなぁ…もしかしてオイラは見てなかったのか?まぁ、“関東なんちゃら”って任侠映画は他にもけっこうあるので、何かと混同していた可能性はある。アキラの映画も、けっこう見てるつもりだけど、そ
有田(近藤宏)の仕事場に戻ってきた亜紀子(白木マリ)。そして宮本(水島道太郎)も。電話が鳴り、宮本が受話器を取ると、大屋根(芦田伸介)がすぐに石を持ってきてくれと言う。有田がナイフで宮本を刺そうとするが、宮本は壁に貼ってある内臓の位置図を見て事情を察する。彼に殴られた有田は泣き叫んでダイヤが引き出しにあると白状し、宮本は兄の形見だと言ってダイヤを亜紀子に渡す。「おめえの惚れてる男は兄貴の石を盗んだ男だ」。そしてスカーフの男たちは大矢根が仕組んだことだとも有田は言う。まだ有田をかばおうとする亜紀
『関東無宿』(1963年・日活/監督:鈴木清順)伊豆組の鶴田(小林旭)は、賭場一筋の古いタイプのヤクザ。しかし、伊豆親分(殿山泰司)は土建請負仕事の権利を取るために吉田組と対立状態。吉田組の子分・ダイヤモンドの冬(平田大三郎)が惚れていた女・花子(中原早苗)を伊豆組の子分・びっくり鉄が騙して売りとばしてしまいます。伊豆組の復讐を恐れた親分は、鶴田に冬とあって話をつけるように指図。鶴田は冬の姉・辰子(伊藤弘子)の家を訪ねますが、辰子は3年前に鶴田が賭場で会って惹かれるようになった女。辰子はイカサ
2025年-令和7年8月21日シネ・ヌーヴォ昭和40年作品「日本の戦争映画特集」、本作品は82年6月にテレビで観ていて中国人の視点から見た日本人の姿だと記しています。この事は忘れていましたが、ラスト近くで慰安婦の中の中国人がそんな事を言っていました。再見すると作品の全体構図は単純では無く重層的で、色々と思いが込められているのが分かります。慰安婦と日本兵、軍隊内の階級、中尉と当番兵、八路軍へ投降する兵、上官の射殺命を聞かない部下等々、総じて日本軍の理不尽さ、無謀振り、それは日本人に植え
藪原宅を訪れた花田(宍戸錠)。出迎えたのは真実(小川万里子)だった。半狂乱の彼女は、ダイヤモンド密輸に関与していた税官吏らがその数をごまかしたので組織が殺しを花田に依頼し、組織の調査を始めたガイジンを消そうとしたものの、彼がそれに失敗したのだと話す。全裸で誘う真実だが花田は彼女を撃つ。藪原(玉川伊佐男)を待つ花田だが、帰宅した藪原は額を撃ち抜かれていた。*****美沙子(真理アンヌ)の元に戻ってきた花田だが、映写機が壁に全裸で縛られ、「なぜ花田をやらなかったんだ」と尋問される美沙子を映し出
スポーツニッポンの紙面に「狂っているON」「足並みそろえ勇者」と長嶋茂雄と西本幸雄の写真が掲載されている記事あり。主人公がコメ好きなのは、パロマがスポンサーだからに違いない。パロマのガス炊飯器。*****空港で妻の真実(小川万里子)を迎えてタクシーに乗った花田(宍戸錠)は、運転手の春日(南廣)からもう一度手柄を立てたいと言われて協力することを承諾する。彼らは殺し屋だった。クラブで二人は藪原(玉川伊佐男)に「ある組織の幹部」(南原宏冶)の護衛を依頼され、請け負う。殺し屋として花田はナンバー
度津神社:常世ニ降ル花由良朗月篇10新潟県佐渡市羽茂飯岡にある佐渡国一之宮「度津神社」(わたつじんじゃ)を訪ねました。ここに来て、空は快晴。社…omouhana.com兎と亀の亀さんに、五条桐彦さんのブログ(偲フ花)に度津神社(わたつじんじゃ)の記事があり、そこに【苧桶】の事が書いてある、と教えていただいた。苧桶おごけおぼけ苧桶というのは、苧麻(カラムシ)を績んで出来た糸を入れる桶のことである。苧桶。画像はお借りしました。苧
喫茶店に信夫(小林旭)を呼び出した圭子(左幸子)だが、彼を待っていたのは和恵(浅丘ルリ子)だった。二人で歩いているところを奈々子(東谷暎子)が目撃する。和恵が絵が得意な信夫に画家になればいいとすすめると、信夫は深刻な表情を浮かべる。*****母(田中筆子)が務める会社に面接に来た信夫だが、途中で気分を損ねて出て行ってしまう。*****その帰り、財布を盗んで刑事の島本(殿山泰司)に追われ、デパートの屋上から逃げるトンガリ(野呂圭介)を見つけた信夫は、他人のものに手をつけないという約束を忘れ
不夜城1998年6月27日(土)公開眠らない街、新宿・歌舞伎町を舞台に、中国系マフィアの抗争に巻き込まれるアウトローの生と愛をかけた闘いを描くハードボイルド。あらすじ欲望の渦巻く街、新宿・歌舞伎町。今、この街では上海や北京、台湾といった中国系マフィアが、利権を巡って一触即発の状態にあった。故買屋として歌舞伎町を渡り歩く台湾人と日本人とのハーフ・劉健一は、ある日、上海マフィアのボス・元成貴から、健一のかつての相棒で、成貴の幹部を殺して逃亡を続け、最近になって歌舞伎町に舞い戻ってきた呉富春を
監督鈴木清順薔薇を横に咥えて登場。笑覗き加害者に好かれるとか恐怖でしかない・・・。好意じゃなくて加害欲だからね。案の定、好意と言いながら集団レイプ。オペラカルメンも、ちょっとトラウマの再演っぽいと思っていたけど、この映画ははっきりとレイプ被害者のその後なのね。カルメングループサウンズアレンジ。🎵私ビゼーが好きなので、いろんなカルメンが聴けて嬉しいです。昏睡レイプ。一晩で女性3人に性的暴行の罪、男3人起訴酒などに睡眠薬混入か:朝日新聞睡眠薬入りの酒などを飲ませて前後不覚に
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1e6b30d87fc856f3fbdc488d74f57faed838d5b1980年代最高の日本映画は?今こそ観るべき過激な名作(3)妻と瓜二つな芸者が…幻想と現実が交差する名作(映画チャンネル)-Yahoo!ニュース1970年代、日本映画は深刻な興行不振に直面し、長らく続いたスタジオシステムが崩壊。日本映画全体は停滞期に入る。そんな状況下で迎えた1980年代は、若手監督の登場やベテランの復活、レンタルビデオの普
監督:鈴木清順2005年公開所要時間:1時間51分本作は、オダギリジョーとチャン・ツィイーのW主演のミュージカルコメディ。昔、美空ひばりや若尾文子など大御所の俳優を主演に何度もリメイクされてきた人気作で、本作ではチャン・ツィイーが主演となっています。オダギリジョー演じる雨千代は、がらさ城の城主である実父から命を狙われていました。そこで唐の国から来たという狸姫と出会い、次第に二人は恋に落ちていきます。チャン・ツィイーということもあって、ちゃんと設定も唐の國からという風
「非行少女」だけでなく、「悪太郎」シリーズでもお目にかかり、自分が子どもの頃はテレビドラマでもしばしばお会いした。突然のように北極点を目指す冒険家となられ、びっくりしたのだった。自分にとっては、また子ども時代の一部が消えてしまったように思う。
「オペレッタ狸御殿」(2005)鈴木清順の遺作となった狸御殿モノをふと観てしまいました。初見。監督は鈴木清順。予告編はコチラ。がらさ城城主の安土桃山(平幹二朗)が手下の予言者であるびるぜん婆々(由紀さおり)から「この世で最も美しいのは、息子の雨千代(オダギリジョー)だ」と聞いて激オコ。全てにおいて自分こそが至高と信じている安土桃山は、かつて妻を追放した時と同じように雨千代を霊峰と呼ばれる快羅須山へ追放するように命令。その陰謀からなんとか逃れた雨千代がさまよっていると、唐の国
映画『少年』(旦雄二第一回監督作品)評(byパスタ功次郎さん)
20日木曜、中板橋新生館スタジオにてガチャガチャキャラバン「ライフ・プ・ランナー」観た。ある会社に、転職についての相談をしに来た女性が、なぜかそこで数日間にわたるランニングのレッスンを受けることになる話。こういう「なぜそうなるの?」という話はいくらでもあるし、そのこと自体はよい。問題は「入口」である。「ハムレット」で言えば、父の亡霊との出会い、あそこが入口である。あそこに納得出来なければ、あそこに説得力がなければ芝居の入口には入れない。それと同じで、設定に納得できなくてもいいから、ムリヤリに
「パチンコ・グラフィティ」(1992)バブル期のパチンコ店の一風景を描いたVシネマをYouTube(無料配信中)で観ました。初見。監督は佐藤健光。予告編は見つかりません。東大卒の一流商社本社勤務で津田塾大卒の令嬢との結婚を控える浩平(布川敏和)が、商社傘下のパチンコ店に出向させられるところから物語はスタート。出向先の「船橋センター」に出勤すると、店長(河原さぶ)からヒラの新米店員とした働くように指示されて、自分より学歴の低い連中(ホンジャマカの二人と古本新之輔)の後輩と
セット、色彩設計、演出どれをとっても完璧!デイミアン・チャゼル監督が「ラ・ラ・ランド」を撮るうえで、オマージュした過去の作品として「東京流れ者」を挙げていたのは有名。<ストーリー>東京。ヤクザ組織・倉田組が解散して不動産会社となるが、かねてより対立する大塚組が、倉田組元組長・倉田(北龍二)のビルを狙い、彼に融資している金融業者の吉井(日野道夫)からビルの権利書をだまし取り、殺害する。かつて「不死鳥の哲」の異名で知られた倉田組元組員・本堂哲也(渡哲也)
1960年前後、一部の松竹作品を中心に、その映像スタイルと変革の契機を内包した内容から、松竹ヌーベルバーグと呼ばれる作品がありました。その代表的作品が『青春残酷物語』(1960年・松竹/監督:大島渚)です。日常の密やかなスリルを求めて中年男の車に乗せてもらった女子高生の真琴(桑野みゆき)は、ホテルの前でサヨナラしようとして男につかまります。殴られているところを大学生の清(川津祐介)が助け、男を制裁。ついでに金まで巻きあげ、二人は親しくなります。いつも何かに対して怒り狂っているように見える清に真
「ツィゴイネルワイゼン」を観てから数年ずっと観たかった「夢二」を観た次は「陽炎座」を観よう鈴木清順監督:浪漫三部作
鈴木清順さん鈴木清順(すずきせいじゅん)本名:鈴木清太郎(すずきせいたろう)1923年5月24日生まれ、2017年2月13日、満93歳没。東京都中央区日本橋出身の映画監督、俳優。弟:鈴木健二(元NHKアナウンサー)旧制弘前高校に入学後、1943年、二等兵として陸軍に入隊。終戦後に復学し、1948年、松竹大船撮影所に入社。1954年、日活へ移り、『けんかえれじい』(1966年)、『殺しの烙印』(1967年)などを発表。1968年、日活から一方的に解雇を宣告さ