こんなにも面白いホラ-・ミステリ小説が果たして他にあるだろうか?『鈴木光司/リング』(既読)
◆自分が読んだのはブ-ムから結構遅れて1998年だったかな?それ以前からこの作品が世間でかなり騒がれていたのは重々承知していたのだが、聞くところによれば高校生などの若者の間でかなりの人気‥‥との事。1998年という事は自分は35歳。どうせ高校生あたりが喜ぶような「ちゃらちゃらホラ-小説」なんだろ?35歳のおっさんには向いておるまい‥‥なんて考えて、それまでは手を出さなかった。ところが1998年の冬頃、「なんか暇潰しに気楽に読める本は無いものか?」と地元の本屋さんの文庫棚を眺めていたら、角川ホラ-
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