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大学日本一に輝いた青山学院大学の渡辺投手(金沢学院大学附属高校硬式野球部OB)が、お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニングセミナーに参加してくれました。高校時代、渡辺投手には「身体の使い方」を徹底的に指導させていただきました。姿勢、呼吸、立ち方、重心、そして力に頼らない出力の出し方、誰よりも真面目に、誰よりも深く向き合ってくれた選手の一人です。そんな彼が、大学野球の最高峰である「日本一」の景色を見て、さらにその先を目指す姿勢でセミナーに顔を出してくれました。そ
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部の選手たちのコンディショニング指導日でした。胸郭を広げることで胸腔と腹腔が安定し、腕や手の力みが抜けて体幹と上肢の連動が滑らかになります。そこに正しく立つことが重なることで体軸が整い、重心を確実に扱えるようになり、投球・送球・スイングにおいても余計な力みやブレのない動作が生まれます。こうして土台が整った身体で歩けば、地面への接地が自然にスムーズとなり、走塁の一歩目の反応や加速が向上します。さらに呼吸によって腹圧と体幹が安定することで、動作が呼吸に支
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。この日は、身体の構造に沿った自然な連動を取り戻すための基本的な動作づくりと、四足姿勢で全身の安定性と連動性を引き出すエクササイズを中心に取り組んでいただきました。人間の身体は、本来「順序よく・滑らかにつながって動く」ように設計されていますが、しかし、疲労・反復フォームの歪み・筋力偏重のトレーニングなどにより、その連動が失われ、部分的に動く「ぎこちない動き」になりがちです。今回行ったのは、そんな崩れを整え、軸の
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。この日は正しい姿勢から歩く、走れへ繋げる基本動作を再確認しました。まずは正しい姿勢からスタートしました。身体の中心(体軸)を感じる、重心は上でも下でもなく真ん中に置く、脱力し、ムダな力みを抜く、胸郭・骨盤・頭のバランスを整える。やはり、姿勢が整うことで、動きは自然に効率化し、次のステップである歩く・走るの質が大きく変わります。歩く=地面を強く蹴らず、上に弾まない、足は前に振り出すのではなくスッと前に出
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。選手の皆さんに問いかけることがあります。皆さんが取り組んでいる事は、何を目的にしているのか、何のためにやっているのか、どこかからエネルギーが湧き出てくるのか、これをやったらどうなるのか、自分のパフォーマンスにどうつながるのか、これらをどこまで意識して取り組んでいるでしょうか。①何を目的としているのかエクササイズの目的は「自分の身体を知り、思い通りに使えるようにすること」、単に筋力をつけるのではなく、身体の軸・呼
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。選手の皆さんが取り組んでいるエクササイズの本質は「強い幹を育てるということ」です。木には幹と枝と根があります。手を動かせ、足を動かせというのは木の枝を動かしているだけにしか過ぎません。重要なのは幹であり、しかし硬いだけではダメで、また空洞だと簡単に折れてしまいます。選手の皆さんが取り組んでいることのは、強い雨風に耐えられる強い幹を作っていることなんです。そういう思考で真剣に取り組んでください。「枝を動かす
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。この日も、呼吸法から始まり、さまざまなエクササイズを一つひとつ丁寧に実践、選手の皆さんは黙々と「自分と向き合う」時間を大切に過ごしていました。エクササイズを行う中で大切なのは、ただ形を整えることではなく、見えないものを感じ取ることだと思います。目に見えるものは姿勢、動作分析であったり、またピッチングフォームやバッティングフォームです。目に見えないものは、正しい姿勢やバランス、そして繋がり、力の伝わり方、意識、感
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。真剣に取り組む選手の姿は、いつ見ても本当に気持ちがいいものです。ひとつひとつの動作に集中し、真剣な眼差しで取り組む姿には心を打たれるものがあります。しかしその中に、ふと「楽しさ」が見える瞬間があります。仲間と笑い合いながら、身体を動かすことを純粋に楽しんでいる、その姿を見ると、こちらまで自然と笑顔になってきます。「真剣さと楽しさ」、この二つがうまく調和した時、人は最もリラックスし、最大の力が発揮できるのだと思
東海・北陸・愛知三連盟の頂点を懸けた王座決定戦、お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんは、準決勝を勝ち抜き、ついに明治神宮大会への切符をかけて名城大学との一戦に挑みました。試合は初回、3番・新田選手のセンターオーバーのツーベースで先制、幸先よく流れを掴んだかに見えましたが、その裏、名城大も犠牲フライで追いつき、序盤から一進一退の展開となりました。3回以降は名城大の中軸に的確に捉えられ、5回にはスリーベースなどで一挙4点を奪われる苦しい展開に…金院大も中継ぎ陣が懸命に粘りましたが、相
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんが出場する第21回東海地区・北陸・愛知三連盟代表大学野球王座決定戦(兼第56回明治神宮野球大会代表決定戦)に同行させていただいております。準決勝は東海代表・中部学院大学(岐阜)さんとの一戦でした。緊張感の漂う好ゲームとなりました。試合の方は、1回裏、新田選手の打席で遊撃手の後逸により先制、4回表に中部学院大さんに同点に追いつかれましたが、6回裏、キャプテンの南選手がレフト前へ勝ち越しタイムリー、しかし7回表に中部学院大さんに、また
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんが出場する、「第21回東海地区・北陸・愛知三連盟代表大学野球王座決定戦」(兼第56回明治神宮野球大会代表決定戦)にトレーナーとして同行させていただいております。試合前日は、東海REXさんのグラウンドをお借りして最終調整を実施。天気にも恵まれ、選手たちは汗を流しながら、一人ひとりが集中した表情で動きを確認していました。身体のキレもよく、仕上がりの良さを感じました。そして本日、いよいよ初戦、対戦相手は東海代表・中部学院大学さん、これ
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。この日は、前回に引き続きサイドランジ&ツイストを実践しました。今回はバッティング編を行いました。目的は、バッティング動作において「中心(体軸)からの回旋」と「股関節主導による下肢連動」を習得すること、「身体の中心で割る」ことで、力をロスなく伝達し、安定したスイングを実現します。(※ピッチング編同様、仙腸関節・股関節の内旋・地面反力の活用が鍵となる)①割れの形成(上半身と下半身の分離)•中心から割れを作る。
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。この日は、サイドランジ&ツイストのピッチング編を実践しました。目的は、ピッチング動作における「股関節主導の体重移動」と「体幹からの回旋エネルギー伝達」を身につけ、そして、すべての動きを「身体の中心(体軸)」から連動させることを意識することです。一つひとつ、部分的に実践していくのですが、その一つひとつの動作の意味を理解しながら取り組んでいくと、ピッチング動作に連動していきます。①ワンレッグバランス(軸づくり)
金沢学院大学硬式野球部、令和7年度秋季リーグ戦、見事、優勝を果たしましたが、この勝利の裏には、グラウンドで戦った現役選手たちだけでなく、陰ながら支えてくれた多くの人たちの存在があります。そして今回は、たくさんのOBの皆さんが応援に駆けつけてくれました。久しぶりに顔を合わせる懐かしい仲間たち、声を張り上げ、手を叩き、熱く応援してくれる姿、そのひとつひとつの心遣いが、選手たちの背中を大きく押してくれたのは言うまでもありません。あの瞬間、スタンドから響くOBたちの声援に、選手たちは確かに「チーム
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部の皆さんに、なんと誕生日をサプライズで祝っていただきました。プレゼントまでいただきました。しかし、まさかの「コーギーのぬいぐるみ」、そしてケーキのメッセージプレートには思わずツッコミたくなる内容が(笑)オイオイ…笑笑いつもイジられながらも、本当に楽しく温かい時間を過ごさせていただいております。それにしても、似てるんですよねコーギー(苦笑)選手の皆さん、心のこもったお祝いを本当にありがとうございました。これからも選手一人ひとり、そしてチーム全体
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。この日は、肩甲骨の動きと体の「中心(肚)」のつながりを感じる重要なエクササイズを実施しました。一見簡単そうでシンプルに見えますが、非常に奥が深く難しいエクササイズです。目的肩関節・肩甲骨の動きをスムーズにし、腕を無理なく大きく使えるようにすること。そして、肩だけで動かすのではなく、体幹=肚から腕が動いていく感覚を掴むことが最大の目的です。野球をはじめ、どんなスポーツでも「腕を振る」「投げる」「打つ」動作は、
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、令和7年度秋季リーグ戦において10連勝で優勝、そして堂々の4連覇を果たしました。優勝は、やはり格別ですね。この瞬間のために、積み重ねてきた日々、厳しい練習に耐え、己と向き合い、仲間と支え合いながら歩んできた道のり、その努力が、ついに形となりました。ひとりひとりの意識の高さ、自分の言動を見つめ、行動で示す姿、「なぜやるのか」を問い続け、「どうすれば勝てるのか」を考え抜いた結果、そのすべてが、今のこの強さへと繋がったと言っても過言ではありません。
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、令和7年度秋季Ⅰ部リーグ戦第7週2日目の対戦相手も、春の神宮大会準優勝の福井工大さんでした。優勝に大手をかけているので、この日勝利してすんなり優勝を決めたいです。初回、金沢学院大学が幸先よく先制、その後も堅実な守りと粘り強いピッチングでリズムを作り、6回には追加点、7回にもダメ押しの1点を加えて試合を優位に進めました。先発の水谷投手はテンポ良く打者を打ち取り、相手打線をわずか1得点に抑える安定したピッチング、8回からは大槇投手が登板し福井工
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、令和7年度秋季Ⅰ部リーグ戦第7週1日目の対戦相手は、春の神宮大会準優勝の福井工大さんでした。初戦を勝利して、優勝に大手を賭けたいところです。初回に先制点を挙げた金沢学院大学でしたが、2回に福井工大さんの反撃を受け、逆転を許す苦しい立ち上がりとなりました。それでも選手の皆さんは落ち着いて試合を進め、5回には川合選手のレフト場外へのソロホームランで再び勢いを掴み、この一振りがチームに火をつけました。迎えた6回、打線が繋がりました。先頭打者の
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。何事にも共通して言えること。基本の反復は地味で、めんどくさく、面白みに欠けます。しかし、成長するために、パフォーマンスを高めるために、そして勝利へと結びつけるためには、身につけ、理解し、この「地味な反復」は欠かせません。ここを疎かにしては、どれだけ応用を求めても、決して土台は揺るがないです。選手の皆さんお疲れ様でした。
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。骨盤の前額面から前足のつま先90度を意識した体重移動と骨盤の回旋動作のエクササイズを取り組んでいただいております。このエクササイズを通じて、「前足つま先の向き」=「骨盤回旋の可動域」、「腰の入り」=「スイング出力」が連動して改善することを意識していただきました。結果として、前足に自然と体重が乗り、力みのない骨盤主導のスイングが可能になることに繋がります。意識したポイントとして•ステップ時の前足つま先の向き
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。今月に必要なエクササイズを実践しました。今月のエクササイズ実施のポイントとして、まずは胸腔まわり(呼吸筋群を意識)のエクササイズから始めて、呼吸と姿勢の連動を感じながら骨盤底筋群へとつなげていく流れが理想です。各動作は「ゆっくり」「呼吸を止めずに」行い、胸郭の柔軟性・呼吸の深まり・体幹の安定を目的として継続することが大切です。選手の皆さんお疲れ様でした。
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、金沢星稜大学さんとの2日目の一戦でした。前日の勢いそのままに、金沢学院大学が守備からリズムを作る展開。先発・水谷投手がテンポの良いピッチングで相手打線を封じ無失点の好投を披露しました。試合が動いたのは4回、1点を先制し、終盤の8回には打線がつながり、一挙4点を奪うビッグイニングとなりました。チーム全体でつないで得点を重ねる学院らしい野球が光りました。一方の金沢星稜大学は、チャンスらしいチャンスを作れず、最後まで水谷投手の前に沈黙。完封勝利
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、令和7年度Ⅰ部リーグ戦第6週1日目、この日の対戦相手は金沢星稜大学さんでした。序盤、金沢学院大学は1回裏に2点を先制、金沢星稜大学さんはなかなか反撃の糸口を掴めませんでした。しかし5回表、金沢星稜大学さんが1点を返し、続く6回表には2点を追加。7回表にも1点を奪い、食い下がる展開を見せました。しかし、金沢学院大学も黙っておらず、6回裏に一挙5点を奪い、試合の流れを大きく引き寄せ、7回・8回にも着実に1点ずつを追加し、最終的に8対4で勝利を手に
日々の練習や取り組みの中で、「また同じことか…」「もう何回もやったし」と露骨に表情に出したり、感じる場面は多々あります。しかし、同じことを繰り返していても、毎回違う発見や気づきが必ずあります。いやっ、気づかないといけません。前回できなかったことを今回はクリアするぞ、という意識を持つかどうかで成長のスピードは大きく変わります。逆に「またこれか」と嫌な顔をしたり、手を抜いてしまえば何も得られません。同じことでも、それが「基本」である限り、理解し、身につき、無意識に反映されるまで繰り返し続け
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。選手の皆さんには常々お伝えしていますが、私は日々「どれだけ真剣に、集中して取り組んでいるか」を観察しています。その姿勢は、必ずプレーにも表れます。いくら技術があっても、取り組む姿勢が悪ければ評価することはできません。逆に、技術がまだ未熟でも、真剣に積み重ねていく姿勢は大きな成長につながります。「ふざける」と「楽しむ」はまったく別物。「真剣に取り組む」と「しっかり身につける」も別物です。その違いを理解して、
お世話になって伊金沢学院大学硬式野球部さんのコンディショニング指導日でした。トレーニングを行う際、選手たちは自然と前列・中列・後列に分かれて並びます。その位置によって、取り組み方や姿勢に差が出ることがよくあります。•前列の選手常に視線を浴びているため、一生懸命に取り組む姿が見られます。•中列・後列の選手前列に隠れて「見られていない」と思うのか、どうしても集中力や真剣さに差が出てしまうことがあります。しかし、こちらからは後列までしっかり見えていますし、見ています。その取り
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、第5週2日目の対戦相手も北陸大学さんでした。この日は学院大学が圧巻の攻撃力を見せ、10−0の5回コールド勝利を収めました。北陸大学さんを相手に、序盤から一気に得点を重ね、投打ともに隙のない戦い、勝ち点も獲得し、勢いをさらに加速させる一戦となりました。試合の流れとして、序盤(1〜2回)まずは落ち着いた立ち上がり、互いに無得点で試合を進め、金沢学院大学はタイミングを計りながら攻撃の糸口を探ります。3回表、打線が一気に火を噴きます。新田選手・今
お世話になっている金沢学院大学硬式野球部さん、第5週1日目の対戦相手は北陸大学さんでした。金沢学院大学が力強い野球を見せつけ、6−0で北陸大学を完封で下しました。序盤から投打がかみ合い、先制点を奪った学院大はそのまま主導権を渡さず、中盤以降も着実に加点し、最後まで流れを渡さない試合運びでした。試合を振り返って、先発の大槇投手は北陸大打線を最後までシャットアウト、盤石のピッチングで相手に流れを一切渡さず、守備陣も安定したプレーでバックアップしました。打線では川合選手と南選手の二塁打をはじ
ウォーミングアップは「ただ温める」ではなく「使いたい動きに近づける」、また、単なる体操や柔軟で終わらせず、実際のパフォーマンスに連動させることが大切です。そして、選手自身が「今やっている動きが何に繋がるのか」を理解することも大切です。1.土台を作る(基本動作)•姿勢(立つ/座る)•呼吸(横隔膜を使ったリズム)•重心の確認(足裏・骨盤・背骨の軸)→これが乱れるとどんな技術練習もつながらない。2.繋がりを引き出す(リンクさせる動き)•体幹から手足への連動を意識•伸張