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(※画像は文化遺産オンラインより)(東京国立博物館所蔵「金剛手像」)予告通り、金剛手院の尊を表に致しました。金剛手院の尊は曼荼羅に於いて横の3行、縦の7位に並んでおりますが、表にした方が目で以って理解しやすいかと思いますので。で、金剛手院とは何か?を改めていいますと。大日如来を中心として仏尊を配列した図を「曼荼羅」と言い、基本的に『胎蔵界曼荼羅』と『金剛界曼荼羅』の2種類があります。うち『胎蔵界曼荼羅』の中央より右側を「金剛手院」と言
●忿怒月黶菩薩(ふんぬがってんぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第一行第七位に住す尊。別名は「縛曰羅吽金剛」、梵名は「蘇波儞」。サンスクリット名は「クローダチャンドラティラカ」。降三世明王の菩薩形にしてその密号である。『秘蔵記』によると、身体は黒色、極大忿怒の相で四手あり、左右の二手は契りを結び、左の一手は一股跋折羅を取り、右の一手は鉾鑞(鉛の鉾?)を
●金剛拳菩薩(こんごうけんぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第一行第六位に住す尊。密号は「秘密金剛」。梵名は「縛曰羅赦地」。サンスクリット名は「ヴァジュラムスティ」。十六大菩薩の中の一尊でもある。一切如来の印契を成就する悉地円満の徳を司る尊で、『秘蔵記』には身体は青色で、二手拳を胸に当て、腕をやや屈していると記す。====================
●金剛牙菩薩(こんごうげぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第三行第四位に住す尊。密号は「調伏金剛」、または「猛利金剛」。サンスクリット名は「ヴァジュラダムシュトラ」。梵名は「縛曰羅夜叉」。十六大菩薩の中の一尊でもある。一切の怨敵を降伏させる徳を司る尊で、『秘蔵記』には身体は赤色で、左手に蓮華を持ち、上に牙ありと記す。==================
●金剛鈎女菩薩(こんごうこうにょぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第ニ行第ニ位に住す尊。「金剛鉤女菩薩」とも表記。密号は「召集金剛」。梵名は「阿利也縛曰羅句尸」、サンスクリット名は「ヴァジュラーンクシー」。金剛界曼荼羅の女尊「四摂菩薩(ししょうぼさつ)」の一尊、金剛鉤菩薩と同体ともされる。三世諸仏の鉤召の徳を司る尊で、左手に三股鉤を持ち、右手は与願に
●持金剛利菩薩(じこんごうりぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第三行第七位に住す尊。密号は「般若金剛」。梵名は「縛曰羅仡囉駄囉句」、サンスクリット名は「ヴァジュラグラダーラカ」。智慧猛利を司る尊で、左手に三股杵、右手に数珠を持ち、左膝を立てて白蓮に座す。==============================================
●持金剛鋒菩薩(じこんごうほうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第一行第五位に住す尊。密号は「迅利金剛」。梵名は「縛曰羅蘗囉駄哩」、サンスクリット名は「ヴァジュラグラダーリ」。発心猛利を司る尊で、『秘蔵記』には、身体は赤色で左手は拳、右手には金剛鋒を持ち、左に金剛鉤を、右に金剛使者を侍らすとある。============================
●金剛手持金剛菩薩(こんごうしゅじこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第一行第三位に住す尊。密号は「堅固金剛」。単に「金剛手持菩薩」とも。サンスクリット名は「ヴァジュラハスタヴァジュラダーラー」。『秘蔵記』には、左手に五鈷跋拆羅(ごこばざら)を持して左に金剛使者を、右に金剛使女を侍らすとあるが、『高雄曼荼羅』には、左手に三股を持ち、左に金剛使女を
●大力金剛菩薩(だいりきこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)香象菩薩の金剛名。胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」の第一行第四位に住す金剛薩埵の脇侍たる尊。別名を「大勤金剛」とも。その姿は口を開けた忿怒の形相をなし、青色をして右手に独鈷所を持ち、蓮華を両足で踏む。==============================================上記のような尊です・・・。とはいえ、内容が淡泊で忿怒の形相
●大輪金剛菩薩(だいりんこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その三行第七位に住す尊。サンスクリット語では「マハーチャクラ・ヴァジュラ」。第三行第一位の金剛輪持菩薩と同一本誓であり、法輪を転じて惑障(煩悩の障害)を断じるとされる。また、この菩薩は調伏法の本尊として忿怒明王の形を表して、「大輪明王」とも称す。===========================
●持妙金剛菩薩(じみょうこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その三行第六位に住す尊。「等妙金剛菩薩」、「蘇妙金剛持」、「微細(みさい)金剛」とも。サンスクリット語では「スヴァジュラ・ダーラー」。仏の内証(悟った真理)を司る菩薩とする。==============================================上記のような尊です。っていうほ
●離戯論菩薩(りけろんぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その三行第五位に住す尊。「眞行金剛」とも。サンスクリット語では「ニシュ・プラパンチャ・ヴィハーリ・ヴァジュラ・ダーラー」。妄想戯論を除滅し遠離するのを本誓とする。==============================================上記のような尊です。名前にある「戯論」とは、無
●金剛持菩薩(こんごうじぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その中行第六位に住す尊。「常定金剛」とも。サンスクリット語では「ヴァジュラダーラ」。金剛無勝定を持して、最勝の徳を有する。==============================================上記のような尊です。・・・色々わからないですね。説明中にある「金剛無勝定」がそもそも
●虚空無辺超越菩薩(こくうむへんちょうえつぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その中行第四位に住す尊。「広大金剛」とも。サンスクリット語では「ガガナーナンタ・ヴィクラマ」。その威徳は広大無辺にして極まりなく、利益諸尊を超越するが故にこの名を有する。==============================================上記のような尊です。
●懌悦持金剛菩薩(ちゃくえつじこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その三行第三位に住す尊。「適悦持金剛菩薩菩薩」、「慶喜金剛」、「蘇喇多(すらた)金剛」とも。サンスクリット語では「スラタ・ヴァジュラ・ダーラー」。仏尊の自受法楽(仏が自らの悟りの内容を深く味わい楽しむこと)の適悦を司る徳を有する。================================
●忿怒持金剛菩薩(ふんぬじこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その中行第三位に住す尊。「威猛金剛」とも。サンスクリット語では「ヴァジュラ・グラ・ヴァジュラダーラー」。『菩提道場経』に於いては般若菩薩の所変だとする。三鈷杵を持して忿怒の三昧を顕す。==============================================上記のような尊です
●金剛牢持菩薩(こんごうろうじぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その中行第二位に住す尊。「守護金剛」とも。サンスクリット語では「シヴァジュラダーラー」。一切衆生の真実の理体(万物の本体)を守護する。==============================================上記のような尊です。「金剛牢持金剛菩薩」とも言うようですが、本にはそ
●金剛輪持菩薩(こんごうりんじぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第三行第一位に住す尊。「大輪金剛菩薩」、「聖輪金剛持」、「摧伏金剛」とも。サンスクリット語では「マハーチャクラ・ヴァジュラ」。法輪を転じて惑障(煩悩の障害)を断じるとされる。==============================================上記のような尊です。ここ
●虚空無垢持金剛菩薩(こくうむくじこんごうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第二行第一位に住す尊。「離染金剛」とも。サンスクリット語は「ギャギャナーナラ・ヴァジュラダーラー」。無垢にして無染なる菩提心を表した菩薩。==============================================上記のような尊です。金剛手院の菩薩、4尊目にして
●金剛説菩薩(こんごうせつぼさつ)/金剛鋭菩薩(こんごうえいぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その右行第二位に住す尊。サンスクリット語での名は「ヴァジュラクヤート」。別名を「刃迅金剛(じんじんこんごう)」。如来精進勇猛の徳を司る。==============================================上記のような菩薩様です。
●金剛鏁菩薩(こんごうさぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その中行第五位に住す尊。サンスクリット語での名は「ヴァジュラシリキャラ」。==============================================上記のような菩薩様です。金剛鏁の「鏁」・・・・小さくてどんな字か見えづらいですね。なので拡大!「鏁」・・・してみたところ
●発生金剛部菩薩(ほっしょうこんごうぶぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)胎蔵界曼荼羅の中央右に位置する「金剛手院」に座す21尊の中の一尊にして、その第一行第一位に住す尊。「金剛部発生菩薩」とも。サンスクリット語の名は「ヴァジュラクロードバヴァ」。金剛部曼荼羅の総体で、菩提心を表した独鈷杵を持す。==============================================上記のような尊です。今回より金剛手院の菩薩