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大藪春彦。言わずとしれた日本ハードボイルド小説界の巨匠である。その作品に触れたのは中学1年のときであったろうか。小学校を卒業して中学に上がると自転車通学が許されていたのだが、お陰で行動範囲が格段に拡がった。同じ場所に隣接していた小学校へは徒歩通学なのに、何故中学生にならないと自転車通学が認められないのかは長く疑問だったが^^;なんにせよ町の本屋に楽に通うすべを得た私は、学校の図書室とは違う文庫本という存在を知ることとなった。先に書いたようなSF物や翻訳小説、岩波文庫等を眺める中
小林麻美さん小林麻美(こばやしあさみ)本名:田邊稔子(たなべとしこ)旧姓:小林1953年11月29日生まれ、72歳。東京都大田区大森出身の元歌手、女優、モデル。夫:田邊昭知(田辺エージェンシー社長)1980年10月4日公開、映画『野獣死すべし』(東映・角川春樹事務所)監督:村川透原作:大藪春彦脚本:丸山昇一製作:角川春樹音楽:たかしまあきひこ音楽監督:鈴木清司演奏:東京交響楽団交響楽団指揮:村川千秋ピアノ:花房晴美「野獣死すべ
11月8日に92歳で亡くなられた仲代達矢さんのことを書いています。ひとつ前の当ブログでは、『野獣暁に死す』(1968トニーノ・チェルビー監督)と『野獣死すべし』(1959須川栄三監督)について触れました。もう一本、タイトルに「野獣」が入っている作品があります。『青い野獣』(1960堀川弘通監督)です。この映画における仲代達矢さんも、ギラギラしていて悪のムードをこれでもかというほど発散しています。仲代達矢さんが演じるのは、「婦人春秋」という雑誌を出している出版社の社員。表向きは真面目で組
ひとつ前の当ブログの最後のところで、仲代達矢さんがイタリア映画の『野獣暁に死す』(1968トニーノ・チェルビー監督)に出演したことを書きました。ちなみに原作は後に『サスペリア』シリーズ(1977~)を撮るダリオ・アルジェントさんです。仲代達矢さんの役はメキシコ系の悪玉でした。『レッド・サン』(1971テレンス・ヤング監督)に出演した三船敏郎さんなんかはそのまま日本人の役(海外ではおそらく黒澤明監督作品のイメージが強いからでしょう)で侍の格好で登場しましたが。仲代さんは彫りの深い顔だし、ヒゲ
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251111-OYT1T50059/仲代達矢さん死去、92歳…「人間の條件」「用心棒」「影武者」「大地の子」など映画やテレビドラマで活躍【読売新聞】「人間の條件(じょうけん)」「乱」などに出演して日本映画の黄金期を支え、今年に入っても舞台に立ち続けていた俳優で文化勲章受章者の仲代達矢(なかだい・たつや、本名・仲代元久=なかだい・もとひさ)さんが8日、肺炎www.yomiuri.co.jp俳優の仲代達矢が亡
#仲代達矢『野獣死すべし』『女が階段を上る時』『白と黒』『吾輩は猫である』……まだまだいっぱいありますね、仲代達矢さんが出た映画。
名優中の名優である仲代達矢氏の訃報を先ほど知った俳優・仲代達矢さん死去92歳-Yahoo!ニュース映画「人間の条件」や黒沢明監督の「影武者」などに主演し、主宰する「無名塾」で後進を育てた俳優で文化勲章受章者の仲代達矢(なかだい・たつや、本名元久=もとひさ)さんが死去したことが11日、分かった。9news.yahoo.co.jp92歳と大往生だったとはいえ「また1人スターがいなくなったか」と寂しい気持ちになったとはいえ氏の作品をたくさん観てるのかというとそうでもない乃木希
「蘇える金狼」(1979)に続く角川映画、松田優作とのタッグ2作目松田優作の演技開眼の作品としても有名「野獣死すべし」1980年公開/118分/日本(米題:TheBeasttoDie)監督:村川透脚本:丸山昇一原作:大藪春彦製作:角川春樹製作総指揮:黒澤満/紫垣達郎音楽:たかしまあきひこ撮影:仙元誠三編集:田中修製作会社:角川春樹事務所/東映配給:東映キャスト松田優作/小林麻美/室田日出男/
あっしが男性俳優で唯一映画館まで足を運ばせる力のある、佐藤二朗さん出演の映画爆弾観てきたよん!!けっこう早い時期から、謎っぽいCM流れていたり上演初日のCXの情報番組で二朗さんと山田裕貴さんの出たのはチェックしたりで、楽しみにしてました。上演中なのでネタバレはしませんが、ほとんどが会話劇で、2人のやりとりに渡部篤郎さんや伊藤沙莉さんなど、からめて面白かったですね。あっしらの世代・・・ってゆうか松田優作フリークの者から見ると、ここでの二朗さんは「野獣死す
丸山昇一『生きている松田優作』を読みました☆TV『探偵物語』、映画『野獣死すべし』『処刑遊戯』などの脚本家・丸山昇一氏が、初めて自身の筆で書き記した故・松田優作氏に対する回想録です。丸山さんは、これまでも何度か優作さんの特集記事のインタビューや、または特集番組やドキュメンタリー映画なんかで、生前の優作さんとの関係性や様々なエピソードをよく語ってこられていて、それをこちらも何回も読んだり、聞いてるので、この本に書かれていることの中には既に知っている話もわりと出てきました。しかし、やはり、こ
もう入院して9月目に入りました。一年のうち半分以上工場に入ってるなんてイタ車みたいです。今回長引いている理由は脚で、歩けるもののいま杖を使っているし右脚に体重をかけられないために立っているのが辛い。で、いま住んでいる仮住まいのアパートは階段て2階に上がらなければならないために、わたしが入院している間に引っ越すことになりました。ほんの一晩寝ていたつもりが1ヶ月間昏睡状態にあって、ちょっと大袈裟だけど病院から出たら家が変わってるんです。その間に見た夢はどんな狩でも許される夢、ではなかったwわ
村川透監督と三人並んで制作発表の記者会見をしたら「監督も俺と一緒に仕事してるうちに巨匠になっちゃってねえ」なんて冗談めかして言うの、まだ三十そこらの優作さんが。それを大ベテランの監督がニコニコ笑って聞いているんですよ。(中略)貴重な出会いでしたね。(鹿賀丈史「対談」「銀座百点6月号」銀座百店会)-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。www.youtube.com
幸せカナコの殺し屋生活のんオフィシャルブログ『カナコロ最終回』より「殺し屋」がなんで幸せになれるのかっていう素朴な疑問がわいたので、いまさら考察ぅテーマ曲『転職天職☆やっちゃいました』🎶みたいに、明るくポップなノリが、このドラマのいいところなのに、ついマジで考えてしまうのが自分のワルいクセ。というわけで〝天職〟について、やや大マジメに考察してみたい。ウニが一匹も採れなかった天野アキとちがい、ライフル初撃ち、一発目から百発百中。的確な狙撃能力と、人中でも気配を消す裏技はど
どもレンタルDVDを返しに行ったら機材がたくさん外に出ており、中は縮小に継ぐ縮小でレンタル作品が少なくなっており、(でも閉店期限等お知らせもない)アワアワしたあげく「ま、松田優作が観たい!」と「野獣死すべし」を借りて以前TVロードショーで観た時のように、狂気溢れる表情に「そうだった‼️この目ぇ〜‼️😨😱🤪💦💦」とビビり散らかした私です。でも、怖いけどゾクゾクした!容赦、躊躇なくころされる演技とは思えない迫力に現場にいたらどれほど怖いかと思わされました。(当時、このた
皮に成っていたヤツと対面したのはあの日から約一月経った頃だった既に鞣されて見事な毛皮に成ったヤツ死して尚も優美で華麗な形見を遺す其れはヤツの獰猛で俊敏だった勇姿を想い出させるコレワオマエノモノダと渡して呉たソラディ彼の持っている毛皮とは違い黄色に黒い斑点が散りばめられ陽射しの下ではブロンドやゴールドにも見える毛皮を囲って眺めて触りたがる集まったオスマン達が品評会を催している様にああだこうだと言っている花粉を入墨の色粉に使っている彼等もこれほど派手な彩りの毛皮は珍
↓一昨日読んだYahoo!ニュース「世の中いい男いすぎじゃない?」37歳・元AKB48、いまだ独身である理由を明かす「もっといい男出てきそう…みたいな」(スポーツ報知)-Yahoo!ニュース元AKB48のタレント・大島麻衣(37)が27日深夜放送のTBS系「毒吐きデトックスナイト『ドクジョは今夜もくだを巻く』」に出演。独身である理由を語った。同番組は北乃きいのほか、お笑いコンビnews.yahoo.co.jp記事読んだ後コメントしたよそれにしてもななんでこのコメントに「う~
WOWOWプラス録画視聴複雑な過去を経て、大手銀行への襲撃に挑む冷徹な犯罪者を描く。小説が原作で松田優作主演のハードボイルドアクション、狂気的な役柄ね。PTSDってやつ
村川透さん村川透(むらかわとおる)本名:高橋-(たかはし-)旧姓:村川別名:山形透1937年3月22日生まれ、88歳。山形県村山市出身の映画監督、音楽家。1979年8月4日、映画『蘇える金狼』(製作:角川春樹事務所、配給:東映洋画、興行:東宝)監督:村川透原作:大藪春彦脚本:永原秀一音楽:ケーシー・ランキン主題歌:前野曜子『蘇る金狼のテーマ』出演:松田優作、風吹ジュン、千葉真一、成田三樹夫、小池朝雄、草薙幸二郎、岸田森、佐藤慶、結城しのぶ、真
後に大ベストセラー作家になった、ハードボイルド作家大藪春彦氏が昭和33年に発表のデビュー作(?)なのかな?同作に、続編の「復讐編」の2編収録の文庫本です。大藪春彦氏の小説を読むのは、実に30年以上振り。コチラの作品は読んで居なかった小説でした。ちなみに表紙の赤いドレス姿は映画化された際のヒロイン、小林麻美さん?拳銃を構えるのは主演松田優作氏の様です。同作品は、複数回映像化されているけれども、松田優作氏主演の映画。観たけれども、本作とは随分内容違い、主人公の伊達邦彦ってキャラ
漂泊者の歌(1921)萩原朔太郎日は断崖の上に登り憂ひは陸橋の下を低く歩めり。無限に遠き空の彼方続ける鉄路の柵の背後(うしろ)に一つの寂しき影は漂う。ああ汝、漂泊者!過去より来たりて未来を過ぎ久遠(くおん)の郷愁を追ひ行くもの。いかなれば蹌爾(そうじ)として時計の如く憂ひ歩むぞ。石をもて蛇を殺すごとく一つの輪廻を断絶して意志なき寂寥(せきりょう)を踏み切れかし。ああ悪魔よりも孤独にして汝は氷霜の冬に耐えたるかな!かつては何物をも信ずることなく
佐藤慶さん佐藤慶(さとうけい)本名:佐藤慶之助(さとうけいのすけ)1928年12月21日生まれ、2010年5月2日、満81歳没。福島県会津若松市生まれの俳優、ナレーター。1972年から始まった青春学園ドラマ『飛び出せ!青春』脚本:鎌田敏夫ほか監督:高瀬昌弘ほかナレーター:山田康雄(次回予告)主題歌:「太陽がくれた季節」(青い三角定規)出演:村野武範、酒井和歌子、菅井きん、名古屋章、佐藤慶、増田佳子(第30話・第34話・第43話)、石橋正次、剛達人、頭
「野獣死すべし」「野獣死すべし」1980年10月4日公開。松田優作の代表作。配給収入:7億3000万円。原作:大藪春彦脚本:丸山昇一監督:村川透キャスト:伊達邦彦:松田優作華田令子:小林麻美原雪絵:根岸季衣乃木(真田の同窓生出版社編集長):風間杜夫結城(真田の同窓生外務省職員):岩城滉一役名不明(真田の同窓生):林ゆたか東条(真田の同窓生総合商社鉄鋼部):阿藤海黒岩(闇カジノの店員):山西道広奥津(闇カジノの支配人):トビー門口梅津(
「野獣死すべし復讐のメカニック」「野獣死すべし復讐のメカニック」全編1974年6月15日公開。人気作「野獣死すべし」の続編「野獣死すべし・復讐篇」の映画化。原作:大藪晴彦「野獣死すべし・復讐篇」脚本:白坂依志夫、工藤裕弘、須川栄三監督:須川栄三キャスト:藤岡弘伊達邦彦黒沢年男正田純一緑魔子若月貴美子小松方正矢島裕介村井国夫矢島雅之真理明美矢島典子加藤嘉金松竜之介田中京子矢島佐和子近藤宏熊井力西村潔山下熊谷卓三島
「野獣死すべし(1959)」「野獣死すべし(1959)」予告編1959年6月9日公開。何度も映画化された人気小説の第1作。原作:大藪晴彦「野獣死すべし」脚本:白坂依志夫監督:須川栄三キャスト:仲代達矢伊達邦彦小泉博真杉刑事東野英治郎桑島刑事瀬良明岡田刑事中村伸郎杉村教授団令子楠見妙子白坂依志夫辻白川由美峯洋子武内亨手塚桐野洋雄演説の学生滝田裕介記者遠藤清水一郎捜査一課長中村哲チャーリー陳佐藤允用心棒三
寒暖差のお陰で平地でも紅葉気分が少し味わえますそんな穏やかな中おっそろしい「野獣死すべし」久々観てしまった松田バージョン角川花盛りの頃ね室田さんと松田さんの好演ですね「ビックヴァンウインクルの話」ここいい、けどこの後の狂気には、いささか退いてしまう…本作の伊達邦彦にも狂気は存在したがそこばかりディフォルメし過ぎでもねこの辺は村川監督…と、言うより松田優作の力かな?主人公伊達邦彦→松田邦彦にヘーンシーンしたのね本来の大藪作品とはかけはなれるがまぁ別物として見れ
皆さん!おはこんです(((o(*゚▽゚*)o)))久々のヤマト以外の作品レビューです!!今回は、手塚治虫先生の「ばるぼら」です!!あの黒手塚の名作と言われている「きりひと讃歌」、「奇子」に続いてビッグコミックに連載された作品であります!!アル中でフーテンの「ばるぼら」と名乗る少女。主人公の作家である美倉は、路上で「ばるぼら」と出会います。常識もマナーもなってなく女ということすら忘れてしまうような「ばるぼら」ですが美倉は、そんな「ばるぼら
【配信あり】<松田優作生誕75年/没後35年記念>殺陣師・二家本辰己が語る、優作と昭和の熱き撮影現場たち今年メモリアルイヤーを迎える、唯一無二の個性派名優・松田優作さんを大いに語る会を開催します!ゲストは、『探偵物語』や『野獣死すべし』などの名作で優作さんと共演し、優作さん唯一の監督作品『ア・ホーマンス』で殺陣師としてデビューした二家本辰己さん。若き日に『ウルトラマンレオ』のスーツアクターとして活躍し、殺陣師としては北野武監督作品や、大ヒットドラマ『相棒』も手掛けるなど、
わたしを、構成する?映画3選?わたしが好きな映画3選じゃなくて、構成する?映画???深いぜ!構成するてことは、考える方とか、生き方とか、骨の髄まで、染み込んだような映画ってこと?だとすれば、うーん🤔E.T.かな?幼少期に、親に連れられ、映画館で見たわ。宇宙人が登場する映像なんて、初めて見るから、ワクワクが止まらなかった。あと山崎貴監督の、リターナーかな?日本映画が、ハリウッドに勝てないのか?と、考えていたら、リターナーは、スタイリ
こんばんは〜、昨夜はシェアハウスに入居後の整理や今日からの仕事の準備などで心に余裕が無くて(笑)、日帰り出張で大阪から来ていた女の子とのせっかくの約束をドタキャン😂無事に表参道で食事をして帰ったかと心配していたら、今朝方Lineの返事と画像が来て、望み通りのガレットを食べたりニッカバーにも行けて、その日のうちに大阪に帰れた🚄と知ってホッとしました😅レガッタ、いや、ガレット💦何やら美味しそう😋ニッカウイスキーのコンセプトバーは期間限定のようですね、今度行ってみようかな🥃無理して行けばよか