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正月の団子差しの「ミズキ」は、春先に切ると、ず~っと水を噴く。で、その吸いあげた樹液というか、殆ど透明な水だけど、酵母菌のせいで蛍光オレンジに発色する。切ったのは3週間前、まだ水を噴いている!大昔、飢饉のときは、これを食べたことがあるとか!?とにかく、びっくりの「色」です。
伐倒で、そよ風や横重心だったりするだけで、たちまち、楔打ちはハード化する。全力打ちで、昨秋に修繕したばかりの柄を折ってしまった。材は硬い柏だった。今回は、目についた花梨の1年乾燥物。柄の交換は楽しい作業。花梨は、きれいな木肌。鉈もよく切れる。木工ヤスリで、寸法をキッチリきつめに追い込んで、叩き込むと、抜けにくくなる。今回は、嵌め込みがうまくいったようなので、金楔は、まだ打たないで、現場で使えた。柄は、さらに長めで破壊力強め。重さは、0.8キロ、1.3
ちょっと前までは、大黒柱や大きな扉やテーブルとかに、高級材だった「欅」は、「今」は、断捨離。たしかに、ここは出すのも難しいんだけれど、可能性はゼロではない。使い途ないかいな?
畑に支障ありの杉4本の伐採片付け。現場でよく観ると、杉の樹冠から、クルミの枝がチラチラと。おかげで、柿を守るため横に倒すには、80センチの大クルミと奥の杉3本が追加!クルミの解体で、午前中終了予定が倍かかっちゃいました。だいぶすっきりしました。熊さんも、来ずらくはなるだろうな~。
へそ抜けが恐くて、1.05ミリの薄い笹刈刃は、あまり使われなくなったと、メーカーさんから電話をいただいたことがある。笹刈刃はデリケートな刃先が肝心。フルパワーで使うと、ミスが無くても切っ先の消耗も早まるから、中低速でつかう。そのほうが、トータルで仕事がすすむ。現場では、乱暴に使う人も多いんだろうか。普段使いの日光製作所の1.05と比べてみたくて、最大手の?ツムラ(鳩印)を手に入れたので、金床叩きアサリ出し、平ヤスリ切っ先砥ぎ、丸やすり懐えぐり、背と懐下を
重心のおもむくまま、田んぼに落とすと、法面とぬかるみで、片付けが面倒な「栗傾斜木」横向きに倒すには、できるだけ軽くしておきたい。で、高枝ノコで届く、重く太い1,2番枝を落とす。ほぼ横方向の受け追いと楔3本で、少しずれたけど、まあまあ斜め横に寝てくれた。段取り追加と、片付けが楽な分とで、差し引きどっちが得か、考えるのが面白い。
晩秋から葉が出始めて、雪の下で冬を越し、他が芽生える前に陽を浴びて、5月には、葉を枯らし、夏の彼岸ごろに、茎だけ伸ばして、花だけ咲かせて種を蒔いてまた枯れる。一足早く花を咲かせて夏眠しちゃう「カタクリ」とかも、なかなかヤリ手だと思う。そういや、どっちも球根持ち。えいやっ!て、他と違うことやるにゃエネルギー要るってことだろね。
ピンクテープの3本の松の伐採は、緩い傾斜の南向き斜面。右に建物、下に残す若木があるので、ほぼ等高線に寝かせる。よく観察すると、右の2本は緩く下方向に重心なので、通上の受け追いで行ける。問題は左のが、脇の同じくらいの木に押されて、斜面上方に重心がありそう。楔だけでは苦しいかも?ロープを掛けて引くことに。ロープは人力プラス。アンカー木に思いっきり引っ張った状態で巻き、楔をしっかり打ち込んだ後、はったロープにぶら下がる。独りで、機械を使わないシンプル牽引。
春めいてきて、ぼとぼと山仕事も始まり。昨シーズン動いていたチェーンソーがかからないとのこと。スチールは、手持ちの国産キャブと部品が違うと修理がメンドウ。よくある、燃料古い原因であってほしいところ。ガソリンの匂いが、ちょっと?抜いて、うちのを入れて、すぐにかかって、よかったよかった。春先の仕事始めは、刈払い機もチェーンソーもブロアも、これが一番多い。缶入りで保管しとけば半年ぐらい問題ないんだけど。たまにはかかるもんだから、何とかいけそう?でも、今回は無理
先日蔓切した際、切れ味がいまいちだったシルキーの古い4M高枝切りのこぎり。登らないで切れる、ありがたい道具。やっぱ、刃物は切れ味命だわ。刃先を、より食い込みやすいように、少し鋭角寄りの目立てした。家の前でどんどん育つ「ビワ」の越境枝間引き。長~い高枝ノコも扱いに慣れてきて、サクサク切れる。ちょっとやり過ぎ?ばあさんが、せんじ薬用に50年前にえた葉っぱ採りが、2階に届くようになっちゃって、温暖化のせいで?20年前くらいからは実も食べれるようになってる。
山藪でも、ワイヤーや番線が隠れてたりするもんで、軟いSKS-5鋼の笹刈刃は、時々刃飛びしてしまう。飛んだ刃は休ませる考え方もある。切っ先外周より引っ込んだ刃先は、無駄かと思うと、それなりの摩耗がある。密集した蔓やススキの株やらで、さらさら刈れる「笹刈刃」の良さは、切っ先だけでなく懐の刃が効いているきがするので、これでいい。
倒した針葉樹をしっかり固定するための、凹字型切り。ここな場合は、急斜面の引っ掛かり。上の大きい方は,跳ねあがって外れ、失敗。念のため、下の1本を上方伐倒して押さえに置く。蔓と枝と入り混じって、なんかごちゃごちゃしてて、気持ち悪い。このおかげで、上下の田んぼの陽当りが良くなって収量も上がる筈。
下が田んぼで、そこに落とすなら楽ちんなんだけど、バラシて運び出すのは、泥んこになってたいへん。等高線方向(横)に、きれいに並べて倒す方法を、幾通りか考える。1、チルホールで上方牽引・・・・・・・重いワイヤー設置。斜面上り下り。厄介度152・ホールドロープ上方30度引き横伐倒・・・アンカー設置。厄介度53・普通受け追い伐採・・・・・・一番らくちん、が、強い下向き重心のため斜面落ち可能性大。重量片付け、落ちれば厄介度30!落ちなきゃ1!!!4.
40年からの放置で、蔓絡みまくりの薪炭林朴木束木樹冠。斜面団子伐採なので、全体平均値重心方向へ、下側から広角受けの追い切り。こまいのはあらかじめ処理。奥側、左から順に、丁寧に受け追い切りしてゆく。急斜面で足場が悪いのは、「左脚幹抱え」等の小技でチェーンソーを安定させる。傾斜木で自重で追い口が開いてるも、「樹冠の蔓つながり」でこれ以上行かない。最後、真ん中のだけで支えている。これだけは重心が手前でも、全体では向こうになる。追弦刈り抜け直前に裂け、長いささくれ。
また変な道具を買った?これからの現場、道側にかぶさるように傾いた、大小の木がたくさんある。幹の3分の2より上を、斜め上側40度方向からロープで引き、ほぼほぼ横に、ゆっくり寝かせる、のが一番安全で、処理簡単。人力「吊り倒し」そのとき、ロープの引き加減を人がコントロールする道具。具体的には、上のアンカーに設置して、傾斜木が倒れ始め加速後半、少しだけロープを送り出すことで、緩衝作用で危険回避するというモノ。バーンと地面にぶつからず、「グルン、バサ」ってほ
大木は山桜かな?傾斜具合がかなりきつい。1枚目、右が南だから、太陽に向かって踏ん張ってきた。春にはきれいな花が咲く、できればこのままがイイ。生き枝が多くてまだまだ元気にみえるも、根本の腐れはすすんでいる・・・。会津の冬を、今までよく堪えてきたもんだ。地区の長老に相談し、切ることになりそう。強い傾斜木は、切り方がある。ちぇんと手順を踏めば安全に倒せる。手間はかかる。根本から観ると、すごい枝ぶり!!下が畑だから、やっぱり切らなきゃいけないか。
大きなケヤキの左上角から、上3分の一ぐらいを斜め右下に向かって伸びてる、1センチパイもない蔓(ツル)見える?確認したのに見逃してた。これ1本で引っ張られて、追いを切って傾いた20センチの広葉樹が、止まった。「蔓絡み」は、10年以上自然のままの雑木林では、普通。こうして、「かかり木」が多発して、伐採が進まなくなります。しょうがない。けど、この「かかり木処理」が、面白い!千差万別、もてる知恵と道具総動員で。今日は仕事というよりついでの遊び?なので、時間を気に
マキタの最新電気チェーンソーの刃は、ヤスリで摺る気にならないレベル。刃が焼けて鈍るとダメなので、フェザータッチのグラインダー掛けで、1本40秒くらいか。このオレゴンのソーチェーンは削りやすいほう。スチールのは少しだけ硬い気がする。最近見かけるようになった中国製。たまに、使えない軟いのもあるけど、進歩著しいのもある。たぶん14億の大国。いろんなメーカーがあるから当たり前。値段はかなり安い。グラインダー当たりの感触で、鋼材の硬さがわかるのだけど、スチー
山の畑は、春まで雪に埋もれてやることがない。というのはうそ。35年前、自分で植えた畑の木を整理するのに、見渡せる今がイイ。と、県道の入り口に軽トラ停めてたら、近所のおっちゃんが、立派な「除雪機」で駆けつけてくれて、道付けしてくれた。力、すげ~。たまに、木を切ったりしてるだけだけど、ありがたいはなし。ただ、来週、記録的な寒波襲来予報で、また埋もれそうなんだけど、まあいいや。
50年強の「ヒバ」は、窓の景色のために切られて、薪棚の支柱となりますとさ。しかし、いい香り。玉は板に挽いてなんかにしよう。
ちょうど60年くらいだと、桐はこんな大きい。洞も無くていい感じ。今日は、蔓がらみのケヤキ3本と、洞のケンポナシ2本とウワズミザクラ。どれもが計7本を伐採枝払い玉切、土手寄せ。地元のじいちゃん3人と若者1人で。寒いのは、動いてさえいれば、夏より楽かも。虫もいないし、葉のない藪もわるくない。そもそもが山仕事は農閑期にやったもんなんだから、当然だわいな。下の柿畑が元気になるって。しかし、昭和のじいさまたちは、びっくりする働き者だわい。
かまどで飯を炊かなくなったのが、昭和の30年後半あたりからで、一番大きな左の洞クルミは60年前後でちょうどそのくらい。倒木は、たぶん栗。なかなか硬かった。そのうえ蟻が巣喰って、洞に土を持ち込んでいて、チェーンソーが鈍って、途中砥1回と、予備機出動でぎりぎり。このくらいの樹齢で枯れるとなると、これからどんどん倒木が増える。お寺さんに限らず、時世で先細り傾向だけど、大きくなり過ぎる前に切っとくなっとは、みんな思っている。高齢の檀家さんの手伝いとで、片付いた。
先日の重い雪のおかげの「倒木」連絡をくれたじい様たちが遊んだ子供の頃には、大きな木なんざなかったそうです。今、子供がここいらで遊ぶ姿はない。20M弱の、たぶんクルミの枯れ木。隣の杉の木中ほどに滑車を付け、右奥側にチルホールとワイヤーをセット。反対右奥手前方向から、もう一台で同様に引いて、安定。根本から少しずつ玉落とし。最後は、もう一台のローププーラーも使うかも。倒木が垂直立ち近辺で、チルを緩めながら残りを寝かす算段。高い木を使った「吊り刈り」という手法です
共立のチェーンソーはいい。エアクリーナーが最高で、このほったらかし機体でも、キャブ入り口はきれいなままだった。これって凄いこと。シンプルで勝るゼノアも、ここだけは負けてる。車やバイクや発電機やらのまともな?エンジンは、ここがきれいに決まってます。エンジン長持ちの肝なので、見習ってほしい。プロ機(高価)なCS37RSは、10年選手でノコくずがびっちりこびり付いていたので、洗浄大掃除。キャブ系ゴム、燃料フィルター、燃料ホースの一部を新品交換。組み上げ始動キャブ調整完了
南北の雑木林は、ケヤキの巨木は90年生とのこと。先々代が植えて手入れしてきたのも。90のおばあちゃんと、お茶のみながら話。立派な河岸段丘の上と下は農地で、朝晩の日照不足の悪影響がある。木は、植えたケヤキも杉も、雑木も、今は扱える職人がなく、値段がつかなく、出せない。田んぼも畑も、もうかってないから、ヘタなコストはかけられない。という、この冬の伐採。
大きく育ち過ぎた木を切って、そのかわり、燻炭を、たくさん!たくさんって、軽トラ3台分で、ものすごい分量。うちの畑、竹林に撒き散らすにしても多すぎるので、近所の農家の方々におすそ分けして、またダイコンやらネギやら白菜やらをいただき、よかったよかった。
この辺りは2M近い多雪地帯で、裏山の、竹林と少しの雑木に着雪すると、全体が屋根に乗っかるほどになるというので、竹林と混在する雑木全部の伐採。軽い竹は先日、笹刈刃で1.5M程度に細断し処理してあり、残った雑木伐採。このまま倒すと、木は真下の屋根に届いてしまうので、ロープで斜めに引き落とす。木の傾きがきつく、弦のみでコントロールは無理。左の木2番二股辺りに結んで、右奥の同じ高さ辺り股にかけ、右斜面奥上に摩擦アンカー。木の重心より上にアンカーロープが掛けれれば
うちの竹を割って先っちょに移殖ベラを叩いて加工したのを取り付けた、「煤掻き」これが一番。煙突の外の曲がりを叩いて外して、縦と横を、ガリガリ掻きだし、ザラザラ落としてで、おしまい。煤は、バケツ半分ほど。ストーブ直後の縦は、殆ど煤無し!そこから横は、下にい1.5センチくらい。直角曲がり部分に、溜まり。半分塞がってる!ここが一番抵抗になってた。外縦は、周囲まんべんなく1センチくらい付着してる。よって、冬中に、外の曲がりを、一度掃除すりゃずっと調子よく使えるみたい
2年前に植菌した椎茸榾木から、10個ほど出てた。草刈りシーズンは終わっても、山の畑に行く理由が一つ増えた。めでたしめでたし。
柿は「大八朔」で、甘渋混在なのであまり店頭には並ばない。コクがあって、とってもおいしい。渋いのも、1週間ほどで渋が抜ける。周囲に燻炭撒くくらいで、よく毎年こんなに実をつけるもんだ。老木で、もう背は伸びなくなって久しい。道具はムカデ梯子と、2種の収穫棒とシート。そして腰袋。竹のY又棒がだんぜん楽チンだった。大半は干し柿にしてみようと、ヘタを残してもいでみた。