小憎らしいアホ面と世界に誇る胴回りとどうしようもない駄洒落をもって人々の顰蹙を買う稀代の珍獣もとい神様が、パワハラに苦しむ青年を救い「本物の夢」を見つけるための指南を施す。「夢をかなえる」ではなく「夢を見つける」にフォーカスしたこの巻。神様ガネーシャによるひとつひとつの教えは、すこぶる得心したりあるいは耳が痛かったり、きっと多くの人に刺さるものがあると思います。「自分を好きになる」とか「好きなものを見つける」とか、何を日和ったことを、と思わないでもなかったですが、それぞれの「課題」とストーリーを