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前回からに引き続き,下に示すハンドルの部品の加工寸法を考えて行きます.取り付けのためのキリ穴を加工する取り付けに用いるキリ穴の加工寸法を入れる上での注意点は,取り付け時にどこで位置決めをするかになります.今回は,万力の稼働部を押す軸端に取り付けて,ハンドルを回転させることで,軸を動かす構造になるので,スムーズに軸端で動かせることが重要になります.組み立てたイメージとしては,下図になります.そのためには,下記を実現する必要があります.1)ハンドルを回転す
前回から引き続き、下に示すハンドルの部品を加工するための寸法記入を考えていきます。前回までは、加工のための部材を用意するには、外法寸法が必要というところまでお話ししました。加工ステップに沿って、必要な加工寸法を挙げていく次に、ハンドルですので実際に握るときに角があるとけがをするので、端面を球面加工(SR12)して丸みを出します。この際は、端面を加工すればいいので、それぞれの端面基準でハンドルの全長が変化しないように加工するため位置寸法は端面基準になります。
前回までに,機械設計図面の投影図の基礎をお話ししてきました.しかし,形状の表現ができても,実際どのサイズで作れば良いのかはまだ図形だけでは分かりません.これに寸法を記入することで初めて機械設計図面が完成します.部品図への寸法記入の心得寸法は,それぞれの部分がどのような大きさになっているかを長さの数値で記入しますが,単に数値が入っていればいいのではなく,その部品の製作手順を考慮して記載する必要があります.ここでは,次の写真に示す万力の「ハンドル」の部品を例にしてみていき
前回は,補助的な形状表示として,部分的なところを切り出して表現する部分投影を紹介しました.今回は,更に,部分投影よりも限られたごく一部の形状を示す方法についてみていきたいと思います.穴やキー溝などの形状表記には,局部投影を活用する.前回にもお話ししたように,機械設計図面では,必要かつ十分で,できるだけ簡潔に表現することが望ましいという大原則があります.したがって,キリ穴やキー溝などを表現する際に,その位置と形状を表現しますが,そのために下の図に示すように品物全体を改めて描くのは
前回は、補助投影を使って直交しない面の投影図を図面内に配置する方法を説明しました。ここで改めて機械工学分野の図面についての大原則として、図面を作成する際には、製品・部品を必要かつ十分で、できるだけ簡潔に表現することが望ましいということを思い出して下さい。そのため、必要以外の図は省略したり、できるだけ意味の無い部分は記載しないノウハウがポイントになります。今回紹介する部分投影や次回以降に紹介する局部投影、対称図形の省略画法などのテクニックを利用して、それを実現して行きましょう。それに
前回は、直交しない面について、補助投影を用いて、図面上に実体形状を表現する方法を紹介しました。ここでは、補助投影を展開するレイアウトについての工夫点についてもう少し観ていきたいと思います。補助投影のレイアウト前回お話ししたように、補助投影は主たる投影対象が描かれている図(ここでは正面図)にある斜面に対して、正投影の位置に配置するのが大原則になります。なお、下図のように他の図や寸法が干渉してしまう位置には、補助投影を配置してしまうと見づらくなってじまうので、配置して
前回までは、第三角法における投影図の配置を観てきました。直交しない面の実形状はゆがんでしまうしかし、機械部品や製品は複雑な形状をしている場合も多く、必ずしも90°で直交する面で構成されるわけではありません。例えば斜めの面を含む部品形状の場合、正投影では投影面に平行な面は原寸で形状を表現できますが、斜めになっている面(下図※1)は、ルール通りに正投影してもゆがんで投影されてしまいます。その結果、このあとに寸法を実寸で入れることが出来なくなってしまいます。
前回までに機械製図における第三角法&投影図の配置を説明してきました。ここでは、改めて、主投影図にフォーカスを当てて、主投影図における品物の向きについて見ていきましょう。主として機能・使用状態を示す向きに配置〔組立図)例えば、下の組立図は、「たわみ軸継手」ですが、組立図では、その目的に示したように、顧客である購入者が製品を備え付けて使用する向きや工場での組立の向きを考慮して配置します。例えば変速装置に用いる場合などを想定してた時、モーターとギアボックスを土台に取り付け、振動など
前回は、正投影として対象物の各面から投影図を描き、その形状などから(a)から観た図が主投影図に選ばれ、それに加えて、正投影で対象物の形状をすべて表現するためには、複数の投影図を配置して表現すると言う話をしました。ここでは、この複数の投影図を配置する代表的なルールである第三角法について観ていきたいと思います。第三角法と第3象限まず、第三角法について観ていきます。この「第三」というのは、図面を描く対象物をどの「象限」に置くかがポイントになります。上の図は、数学などでグラフ
前回は、正投影図の主投影図(正面図):【(a)から観る】を選ぶところまで紹介しました。では、正面のとり方は一旦置いておいて、他の方向から観たら、それぞれどういう投影図になるかを観てみましょう。それぞれの方向から投影図を描いてみる(a)以外の方向からみた投影図をそれぞれみていきましょう。(なお、あとでの説明上、(a)を正面とした際のそれぞれの図の名前を先に表記しています。)(b)から観ると(c)から観ると(d)から観ると(e)から観ると
前回本連載までは、図面自体の種類とその中で必要な記入要素についてポイントを振り返ってきました。実際の品物や機械製品では、形状が複雑になるため1つの図だけでその全体形状や構造を表現することは難しいのが普通です。そのため複数の方向から見た図を組み合わせて、1つの対象物を明示することを行います。前回の【閑話】クルマの実用寸法でもクルマを「真正面」、「真横」、「真上」からみた3つの図で組み合わせて表現していたのも一例です。機械設計分野の図面の配置を理解する機械設計分野では、コンピ
前回(【スーパー基礎編】Tips組立図に必要な主要寸法の意味を理解する)では「組立図」について観てみました.ここでは、もう一つの主な図面となる「部品図」の構成について観ていきましょう。現在の設計現場では現在の設計現場では3次元CADを用いて、コンピュータディスプレイ内で品物を立体的に表示し、任意に回転させて形状確認をしながら設計する事が多いです。一方で,部品の製造現場では部品図を部品の製造現場で用いる際には第三角法(※1)に基づいた投影図で出力することで、作業者が
前回(【スーパー基礎編】Tips「組立図」と「部品図」の目的を理解する))は「組立図」と「部品図」を作図する目的の違いを説明しました.ここでは,まず「組立図」に必要な寸法について具体的にみていきたいと思います.製品カタログに記載されている寸法上図(参考URL:https://www.nabeya.co.jp/pdf/9103.pdf)は,実際の顧客向け製品カタログに記載された寸法例です.顧客は,このような製品カタログを見ることによって,目的に合ったスペックかどうかを判断して
このブログ連載では、読者の皆さんが最低限のJIS規格(日本産業規格)に沿った図面の描き方を知っていることを前提に、具体的な見やすい図面の描き方のHowTo中心で観ていきたいと思いますが、理解を促進して頂くために、最初に少しだけ基本の部分を皆さんと一緒に振り返っておきたいと思います。Tips「組立図」と「部品図」の目的を理解する製品写真や3D-CAD図面は、イメージを掴む上ではわかりやすいですが、製造現場では、形状が現寸法で示される「正投影法」による製作図を用います。機械分野では「
ご訪問ありがとうございます今日は雨です今日は自分のコンプレッサーの修理です品番は日立工機のEC1445H2でもう4〜5年使ってる機種です症状としては異音が凄くなって来た事エアーの溜まりも若干遅い感じかな多分ピストン付近だろうと思うのでどんどんバラしていきます凄く汚いです異音の原因はピストン横のゴムかな?とりあえず部品図の番号拾って金物屋さんにLINEしておきました変えれる部品は全て交換しちゃいますここもエアーの吸口なんですがボードの粉で酷いことになってますねここ
最近90年代のアンバサダーをお預かりすることが多くなって、abugarcia.comで部品図を調べることが度々あります。いろいろ見ているうちに、フットナンバーの読み方がわかったのでご紹介します。まずこれ。040107とあります。頭の2ケタはこのリールが最初に製造された年です。04は94年のことです。真ん中はマイナーチェンジの回数です。01は一度マイナーチェンジがあったことを示しています。末尾2ケタはこのリールが実際に製造された年です。07は97年製という意味です。95年初
こういう部品図は大好きですねそうですね。こういう部品図に色んな変化を加えた部品図を描くのが良さそうです先ずは初心を忘れずに
今回は真面目に金型に似ている部品図を描きましたですが、やはり少々手抜きの図面です金型とは言っても以前専門書をお見せしたようにプラスチック用と曲げ加工や抜き型用など設計が違いますからね。描くことが精密加工になります。まぁ気楽に気楽にということでまた頑張りたいと思います皆さんはご存じか分かりませんが、船舶用の部品が大型ですので工作機械もめちゃくちゃ大型の工作機械だということをご存じでしょうか。以前工場見学した時に見てビックリしました船は長いだけでなく高さ
懐かしい専門書です。若い頃から気持ちがコロコロ変わる気分屋です(笑)設計をやりたかったり工場の現場作業をやりたかったり、読みもしないのにいろんな専門書を買っていましたこの図面集は部品をクランプ(固定)する組立図の図面集です。この組立図をバラシて、部品図を描くのが面白いかもしれません。うーん、機械工学は面白いです。そしてトレースが面白いです。CADもですね切削加工機モノづくりの基本機械加工の基本は切削(21世紀の工作機械と設計技術)[工作機械加工技術研究会]4,400円
溶接をすると必ず歪んだり縮む。どれだけ縮むかはやってみないとわからない。溶接の仕方もあるし。最初に精度にどれぐらい余裕があるか聞く。大体±3ミリのはずだけど長く作ってる人達に聞いた方が良い。いくらでも構わないというものもある。例えば10ミリ違っても特に問題なっかったり。どう見ても絶対縮むよねって物は+4ミリにして。必ず2ミリは縮むだろうと思うものはこうすれば+2から0に近づくので問題なく。縮むかわからないものは+3にして縮まなかったとしても許容範囲に。1ミリ縮めばもっといいが。
外注設計とはなんざましょうか。。。。図面の質が悪くても成果物として成立すると思っているのでしょうか?相変わらずひどいもんです。今回は、まだ図面出図の段階。なのでやり直しは出来ます。でもこれがまた製品になると思うと吐気がします。外注設計はよく子図面、孫図面などから作図します。いつもなんで?って思います。組立図として完成してからでないと部品図なんて描けないでしょ?部品図から描くから組立図にした時に不整合が起こるんですよ。でそこで組立図を直せば可愛いけどなぜ部品図から?
タイトル:顔タイプ診断・第2部-3テーマ:科学、顔を科学する(眼が大事な部品だろう)昨日(9/22)のブログで部品が持つ印象は、顔の印象に結び付かないらしいと解った(頭が悪いナ)。どなたかのコメントを期待していたが皆無だった(23夕刻)。10年前には気軽にコメントを寄せて呉れるメル友が居たのだけど、今回は、①課題の意味が理解されないか?②考えすぎて難しくなったか?③年寄りの相手をする暇がないか?これらの何れかだろう。そこで、図の3番目の眼が大切と思い、愚老の好き
若いころはファイトをしてた。30歳からは静かにファイトしていた。33歳ぐらいからもうくだらない会社だからとファイト自体もやらないようになった。が、最近はまたやりだした。いくら見切りをつけている会社でも不快なものは不快だ。意外と長引くかも知れないし。この前の左右逆に組んでいたもの。逆にしても大して影響はない。それを組んだのはもう一人の中国人のおじさん。この二人はくせが悪い。歳だからだろう。同世代や若い中国人はこんなではないのに。で、この組んだおじさんができることは
お疲れ様です。ぱーぷー社長ことススムです( ̄▽ ̄)ブログ登場人物の紹介本日9月15日。弊社は出勤日でした。昔、9月15日は敬老の日じゃったけぇなぁ〜って話をしたら、のぼる専務以外はポカーンとしてました(笑)いやいや、ハッピーマンデーが導入されるまでは9月15日が敬老の日だったんだよ( ̄▽ ̄)私は明日福山の祖父母に会ってきます( ̄▽ ̄)それで、今日は土曜日という事もあって、あんまり電話も鳴らなくて、珍しくシーンと静かにみんな集中して業務を行ったので、昼過ぎには概ねやれるところまではや
仕事に出た。この暑さではバイクも登山もきついだろうと思ってたら案の定大変だった。働きましょ。涼しくなったら遊ぼう。昨日は組立前の下準備。穴明けをメインに。奴がいないから気が楽。部品図を図面屋が出してくれたのでそれでやってたが間違いを指摘しだす。図面屋と言ってもこの仕事は図面をもらってるのでばらして部品図と材料表を出したぐらいしかしていない。図面は完全に理解して無いので家に持ち帰って眺めてたら、あの人結構見落としがある。同じものを作るなら構造がわかるが初めま
楽勝かと思えば組立図を書いたら穴が(^^;;部品図を書いてから完成図を書かないと見えない所が多く(^^;;思ったより楽勝ではない(;´д⊂)しかも納期はやはり短く後から変更が増えて、また書き直し…今日中に図面を書かないとかなり…すげぇ~ヤバい予感(^^;;でも、まだ時差ぼけ中(笑)からの投稿
今日は記録更新のお話今日無事800tクラスの金型が組み上がりました実質加工開始からなんと10日間!!!マシニング加工研磨ワイヤー加工それに3次元の形状加工もあって10日間!!!社内だけの生産能力では実現不可能ですが、協力工場さんとの信頼関係で協力出来て出来ました金型サイズは2300mmです金型重量は3tくらいですこれは過去最速ですうちではトライが出来ないのでこのままお客様へ納品になります全てが順調に行ったわけでもあり
皆さん、こんにちは!ニシデオです。今日は東京スカイツリーのプラモデルの電飾を改造しました。こんな感じです。まず先日作ったLEDフラッシャーキットのブレッドボードの動作確認をします。それを新規のプリント基板にハンダ付けします。ブレッドボードはあくまでも、動作確認用で一時的なものです。やはり、プラモデルに最終的な組付をするには、ハンダ付けしたプリント基板にする必要があります。下の方が新規のプリント基板です。これをプラモデルの底に最終的には張り付けます。ちなみに裏側はこんな感じで
今日は、今追いに追われてる設計チームのお話ですいきなりですが、うちの金型設計は2Dでの設計をほぼやっていません。設計のほぼ100%を3Dでやってしまいます。設計が出来てから2Dの図面に落とし込んで、加工へ展開っていう流れになってます。メリットとしては視覚的に形状判断が出来るので金型が組み上がった時のミスが少ない形状加工の方法の判断が早期にできる等いろいろあります。デメリットとしては操作が難しい(-"-)って言っても実は2DのCADよりずっ
11月6日いつもお世話になっております。今週もポリテクセンターが始まる。部品図と組立図。合体マシンみたいで面白い。が、三連休明けでボーッとする。お昼から眠くてたまらない。お昼寝しすぎたな、連休中。今日のはや弁。無限もやしと唐揚げ風を作り置きして、10分ほどでできた。ナゲットは、やはり美味しさ無敵。夕飯に麻婆豆腐を作った。水の分量を間違えて、ドロドロになってしもた。作り置きおかずの追加でハンバーグ…焼き過ぎた!?レシピをちゃんと調べないとな。