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今日は、このシリーズ初の邦楽器独奏作品、《フォノⅪ》~二十絃箏独奏の為に~の紹介です。私の《フォノ》シリーズについて、今月の記事の中で既に第1番から第10番までご紹介してきました。そしていよいよ第11作の紹介です。###PHONOⅩⅠ-forTwenty-stringedKotosolo###フォノ第11番~二十絃箏独奏の為に~(2012)<吉村七重氏協働制作作品~日本現代音楽協会「朝日現代音楽賞受賞記
ハモクラの余韻にまだまだ浸りたい所ですが・・5月にあるイベントの新曲に取り組まなければなりません早速譜読みを始めました。日本歌曲協会は邦楽器のプロフェッショナル集団です。素晴らしいプレイヤーが揃っていて邦楽器とは思えない演奏を聴くことができますそんな方々と演奏を共にできるので短期間の練習ですが相当頑張らなければ・・・特に室生犀星作詩の「動物詩集」の組曲は初演です和と洋がcombineしたような易しいけれど不思議だったり面白かったりの曲たちです。低学年中心の曲もあります
各学年のハモクラの様子です幼児クラス「森のくまさん」クマ耳かわいいの一言賞品に大喜び(4,5,6才)1.2年「天使のパンツ」小学生になるとぐんと違ってきます少しだけハモりましたこの年齢でハモれるのはスゴイ3年「野菊」6人でソプラノ、メゾ、アルト3部ハモリ相当頑張りましたうすむらさきチームカラー5年生「君をのせて」練習してどんどん良くなっていったラピュタチーム4人で先生のアドバイスを参考に色々考えながら練習していました6年生「
こんにちは。音楽大好き、清水です。今回は作曲家、冷水乃栄流さんの音楽について語ります。まずみなさん、名前の読み方わかりますでしょうか。私は全く読めなかったのですが、この方、”ヒヤミズノエル”さんといいます。冷水さんは学生時代に邦楽が身近にあったことから、その魅力に影響を受け、西洋楽器と邦楽器を融合した素晴らしい曲を作られています。そんな冷水さんの音楽について紹介していきます。和と洋が交わる壮大な音楽の魅力なぜ私がこの方の曲を壮大に感じる
このところ自分自身の邦楽器作品の紹介を続けてきました。今日は、3年前に初演される予定だった最新作を紹介しましょう。この作品は、2019年7月に初演した《音・音/SoundSoundⅤ》〜箏とオルガンの為の幻想曲〜の新ヴァージョンです。まず、原曲となる最初のヴァージョンを、あらためて紹介しておきましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・勤務先の洗足学園音楽大学の今年度の大学院2年生に箏専攻学生とオルガン専攻の留学生が在籍して
ISCM国際現代音楽協会の<世界音楽の日々>音楽祭100周年に寄せて、開催から23年が経過したISCM横浜大会の回想録を続けています。--------------------------------------四年前の2020年は、1930年に新興作曲家連盟として産声を上げた現特定非営利活動法人日本現代音楽協会(通称:現音)の創立90周年にあたりました。現音は、1922年に創設された国際現代音楽協会(ISC
異種の楽器(群)または二群の合奏の対照をテーマとした作品のタイトルとして使用している<音・音/SoundSound>というシリーズについて、今日から連続記事として紹介していこうと思います。#####音・音~二群の邦楽合奏の為の二章#####SOUNDSOUND~TwoMovementsforTwoGroupsofJapaneseTraditionalInstruments~(1998)
ISCM国際現代音楽協会の<世界音楽の日々>音楽祭100周年に寄せて、開催から23年が経過したISCM横浜大会の回想録を続けています。---------------------------------------四年前の2020年は、1930年に新興作曲家連盟として産声を上げた現特定非営利活動法人日本現代音楽協会(通称:現音)の創立90周年にあたりました。現音は、1922年に創設された国際現代音楽協会(I
洗足学園創立100周年記念プレミアムコンサートの一環として開催される邦楽器関係の演奏会のご案内です。《ガムランと和楽器~境界を超えて~》いよいよ本日14時開演です。洗足学園音楽大学現代邦楽コース/現代邦楽研究所の教員仲間として、日常的に大変お世話になっている森重行敏先生(現代邦楽研究所所長)の企画による公演に、どうぞご期待ください。♪♪♪♪♪♪《ガムランと和楽器~境界を超えて~》♪♪♪♪♪♪2024年2月4日(日)14時開演洗足学園
洗足学園創立100周年記念プレミアムコンサートの一環として開催される邦楽器関係の演奏会のご案内です。2月4日に開催される《ガムランと和楽器~境界を超えて~》です。洗足学園音楽大学現代邦楽コース/現代邦楽研究所の教員仲間として、日常的に大変お世話になっている森重行敏先生(現代邦楽研究所所長)の企画による公演に、どうぞご期待ください。♪♪♪♪♪♪《ガムランと和楽器~境界を超えて~》♪♪♪♪♪♪2024年2月4日(日)14時開演洗足学園音
邦楽器作品の作曲に積極的な関心が高い現代音楽界の作曲家の同人グループ、<邦楽2010>(2010年に発足した団体なのでこのネーミングです)の作品展の11回目、《音のカタログvol.11》の開催は、本日1月27日の13時30分に開演となります。私の最新作《ヴォカリーズと篳篥による4つの情景》も初演される予定です。当日券もあります。皆様のご来場をお待ちしております。♪♪♪《音のカタログvol.11》〜作曲家グループ<邦楽2010>コンサート〜♪♪♪2024年1月27日(土)
邦楽器作品の作曲に積極的な関心が高い現代音楽界の作曲家の同人グループ、<邦楽2010>(2010年に発足した団体なのでこのネーミングです)の作品展の11回目、《音のカタログvol.11》の開催が、明日1月27日に予定されています。私の最新作《ヴォカリーズと篳篥による4つの情景》も初演される予定です。当日券もあります。皆様のご来場をお待ちしております。♪♪♪《音のカタログvol.11》〜作曲家グループ<邦楽2010>コンサート〜♪♪♪2024年1月27日(土)13:00開
邦楽器作品の作曲に積極的な関心が高い現代音楽界の作曲家の同人グループ、<邦楽2010>(2010年に発足した団体なのでこのネーミングです)の作品展の11回目、《音のカタログvol.11》の開催が、来たる1月27日に予定されています。私もヴォカリーズと篳篥のための作品の出品を予定しています。皆様のご来場をお待ちしております。♪♪♪《音のカタログvol.11》〜作曲家グループ<邦楽2010>コンサート〜♪♪♪2024年1月27日(土)13:00開場/13:30開演とし
洗足学園創立100周年記念プレミアムコンサートの一環として開催される邦楽器関係の演奏会のご案内です。"箏の舞~西洋音楽との出会い~"いよいよ本日14時開演です。洗足学園音楽大学現代邦楽コース/現代邦楽研究所の教員仲間として、日常的に大変お世話になっている野澤佐保子さんの企画による公演に、どうぞご期待ください。♪♪♪♪♪♪♪《箏の舞~西洋音楽との出会い~》♪♪♪♪♪♪♪2024年1月21日洗足学園音楽大学シルバーマウンテン1F洗足学園創立100周年記念
洗足学園創立100周年記念プレミアムコンサートの一環として開催される邦楽器関係の演奏会のご案内です。1月21日に開催される"箏の舞~西洋音楽との出会い~"です。洗足学園音楽大学現代邦楽コース/現代邦楽研究所の教員仲間として、日常的に大変お世話になっている野澤佐保子さんの企画による公演に、どうぞご期待ください。♪♪♪♪♪♪♪《箏の舞~西洋音楽との出会い~》♪♪♪♪♪♪♪2024年1月21日洗足学園音楽大学シルバーマウンテン1F洗足学園創立100周年記念
明日1月19日は台東区生涯学習センターミレニアムホールにて「日本音楽集団第241回定期演奏会現も夢」がございます。今日はミレニアムホールでのホールリハーサルでした。私は廣瀬量平先生の「夢十夜」という作品を演奏させていただきます。以前演奏させていただいた廣瀬量平先生の作品「トルソ」「浮舟」にも通ずるところの多い「夢十夜」打楽器パートが4人で、日本の打楽器がたくさん登場します。是非とも明日はミレニアムホールへいらしてくださいませ。◆「日本音楽集団第2
このところ私の邦楽器関連作品の紹介を続けてきましたが、ここ数日は、昨年の秋から冬にかけて初演が予定された最近作の紹介となっていました。そして今日は、来たる2024年1月27日に初演が予定されている最新作の予告です。邦楽器作品の作曲に積極的な関心が高い現代音楽界の作曲家の同人グループ、<邦楽2010>(2010年に発足した団体なのでこのネーミングです)の作品展の11回目、《音のカタログvol.11》の開催が、来たる1月27日に予定されています。私の最新作、《ヴォカリーズと篳篥による
日本には多種多様な伝統芸能・伝統音楽が息づいています。それらを担う邦楽器たちが、また実に多彩で力強い構成と普遍性を有しています。藝大作曲科在学中には、同じキャンパスに邦楽器専攻生が居たにもかかわらず、あまり邦楽器に積極的に関らなかった私ですが、1990年頃に、尺八作品の委嘱を受けて以来、邦楽器の魅力にすっかり取り憑かれました。以後の私は、約半数の作品が邦楽器絡みになっている程です。そんな私の邦楽器作品群の一部が、楽譜&CDセット書籍の形で発売されていますので、ここでご紹介し
このところ私の邦楽器関連作品の紹介を続けてきましたが、今日は2023年3月に初演された最近作の話題です。洗足学園音楽大学の大学院の和楽器専攻には、近年になって中国からの留学生が入学してくるようになりました。東アジアにには、ルーツを同じくする同属楽器が多数存在します。箏、笛、尺八、琵琶、三味線、胡弓などが上げられます。中国で古箏を勉強した方が日本で箏の奏法を習得したり、中国で笛子を勉強した方は日本で篠笛や能管の奏法を習得したり、あるいは東アジアの同属楽器の比較研究をしたり・
一昨日と昨日の夜の記事で、10年周期で開催した2回の個展を振り返りました。今日は、2014年に開催した3回目の個展を回想します。2014年の9月8日に開催した<松尾祐孝邦楽器作品個展>は、私=松尾祐孝が、日本が世界に誇るべき邦楽器の魅力と世界の現代音楽シーンのリンクをライフワークの重要な柱にしてきた活動の当時としての集大成として開催した演奏会でした。超難曲の小品集となった琵琶作品「歳時記」の初演を含めて、私が邦楽器に魅了される契機となった作品から最新作まで、そして二十絃箏誕生4
今日は最新作、2022年2月20日に初演、3月19日に再演されたばかりの二人の横笛奏者と一人の打楽器(和の打ち物)奏者のための作品の紹介です。注)初演公演の模様の記録動画をリンクしました。55分あたりからこの曲の演奏の部分になっています。下記の記事内容をご一読の上、ご視聴ください。洗足学園音楽大学の大学院の和楽器専攻には、近年になって中国からの留学生が入学してくるようになりました。東アジアにには、ルーツを同じくする同属楽器が多数存在します。箏、笛、尺八、琵琶、
このところ私の邦楽器関連作品の紹介を続けてきましたが、今日は2021年3月に初演された最近作の話題です。洗足学園音楽大学の大学院の和楽器専攻には、近年になって中国からの留学生が入学してくるようになりました。東アジアにには、ルーツを同じくする同属楽器が多数存在します。箏、笛、尺八、琵琶、三味線、胡弓などが上げられます。中国で古箏を勉強した方が日本で箏の奏法を習得したり、中国で笛子を勉強した方は日本で篠笛や能管の奏法を習得したり、あるいは東アジアの同属楽器の比較研究をしたり・
このところ自分自身の邦楽器作品の紹介を続けてきました。今日は、2020年の12月に初演された作品の紹介です。この写真の五つのガラス製のボウルは、実が楽器です。クリスタルボウルと呼ばれるものです。一般的には瞑想やヒーリングに用いられる効果音発生音具のように思われているかもしれませんが、ステキな音色と確かな存在感を持つ楽器として認識して良いと思います。2019年に、クリスタルボウルの若き使い手、鈴木充子さんに知己を得ることができたことによって、私はこの楽器に注目しました。
このところ自分自身の邦楽器作品の紹介を続けてきました。今日は、昨年に初演される予定だった最新作を紹介しましょう。この作品は、2019年7月に初演した《音・音/SoundSoundⅤ》〜箏とオルガンの為の幻想曲〜の新ヴァージョンです。まず、原曲となる最初のヴァージョンを、あらためて紹介しておきましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・勤務先の洗足学園音楽大学の今年度の大学院2年生に箏専攻学生とオルガン専攻の留学生が在籍してい