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綾辻行人『迷路館の殺人』再読。ホロヴィッツのカササギ殺人事件を読んだ時に「こんな小説書けるなんて天才か!」と思ったが、作中作は迷路館の方が先だったか。すっかり失念していた。だって読んだの17年前だよ!途中第一の殺人の血のところでなんとなく思い出した。
今年一発目の読書感想です。館シリーズ第3弾。一応順番に読んでいます。今回は迷路館の殺人です。この話の一番の特徴は、小説の中に小説があります。あとがきを最初読んだとき、あれ?これで終わりかと思ったら、あとがきも本の中の話だったwミスリードされまくりで、騙されまくる読者の僕。まあいいんです。あまり深く考えずにってやつで。しかしオアシスだの文豪だの懐かしいな。ワープロの響き自体も懐かしいが。キーボードの部分は何となくわかっていたが、答えまではわからんかったな~。しかし迷路館・・
超!エンジョイ!お久しぶりですこんばんは。決してさぼっていたわけではないのですが、なかなか顔を出せずにごめんなさい。また本の読めない時期に入っていて、ちょっとまごまごしていたのです。ごめんね!さて、いきなりですが、世の中の小説はだいたい四種類くらいに分けられるかと思います。こんな感じに。1使命感に駆られて書いた本(プロレタリア文学なんかが代表ですね)2原稿料のために書いた本(そして往々に締め切りにも追われている)3長編作品を書くため、試験的に書いた短めの本(村
今日は読書です。本日はこちらの本。迷路館の殺人〈新装改訂版〉「館」シリーズ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)946円『迷路館の殺人』綾辻行人講談社文庫推理小説界の重鎮、宮垣葉太郎が住む迷路館。エイプリールの日、その迷路館に宮垣の弟子4人を含む8人が招待された。ところがいつまで経っても宮垣が現れない。夕方になり宮垣の秘書が実は宮垣が自殺したことを告げる。宮垣は遺書を残しており、そこには4人の作家に5日間の間に推理小説を書き上げ、一番出来が良かったものに遺
それでも読者は騙される!?シリーズ随一の離れ技『迷路館の殺人』綾辻行人(1988年)日本迷路館の殺人〈新装改訂版〉「館」シリーズ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)946円あらすじ島田の元に届いた一冊の推理小説。鹿谷門実(ししやかどみ)の『迷路館の殺人』は昨年四月に起きた実際の事件を元に推理小説にしたものだという。その事件は島田も知っているので興味を持って読み始めた――。~~~~~日本推理小説界の老大家宮垣葉太郎の「迷路館」を訪れた編
迷路館で起こるまさかの事件(あらすじ冒頭)推理小説の大家、宮垣葉太郎の誕生日に推理作家4人と評論家、編集者、推理小説マニアが集められた。しかし、集まった当日、当人の宮垣は自殺し、遺書を残していた。宮垣の遺産を賞金にした小説の賞レースを開催すると。だが、賞レースの為に密室にされた迷路館で小説家の一人の遺体が発見される。迷路館で一体何が。小説内小説の入り組んだ仕組みが衝撃を生む推理小説の大家の私邸で起こる事件にふさわしく、小説の中に複数の小説が現れて複雑に交錯し趣向の面白い作品で
読了しましたー!期待値が高くて、絶対騙されないぞ\(^o^)/そう思っていたのですが…途中から、どんどん気になり一気に読みすすめ、最後→☆すっきりしました(^^)☆作中作の形式、シリーズだからこその面白さ、小説の中でのわくわく感(アトラクション☆)最高でした!今更ながら‥綾辻先生ワールドにはまっています、わたしです。おすすめしたいですが、やっぱり1作目から読むのがおすすめです😁🈲ネタバレ(笑)次は、待機していたanotherを読み始めます。アニメ、実写映画は観たのですが、小説
***<ネタバレはしてないけれども、未読の方は自己回避お願いします>「くどいな、君も、私はもともと、すこぶる気の弱い人間だよ。たとえばね、宇多山君、私には少年時代から強い願望が一つあった。一度この手で人を殺してみたい、という願望だ。しかし結局、実行できないでいる。何十年も人殺しの話ばかり書いてきたのは、云わばその代償行為だな」***奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台に
こんにちは「水車館の殺人」に驚かされた私。続けて「迷路館の殺人」に手を伸ばしました。騙されないようにしよう、とばかりに館の平面図と登場人物をコピーして取り掛かりました。なのに結果として、1ページ目から騙されていましたなんてこったぁ!いやートリック云々の前に注意力が足りないなと思い知りました。脱帽です。秘密の隠し部屋の存在があるから毎回わかんないよなぁ仕掛け…と思っていましたが問題はそれだけではありませんでした。騙される、騙される。それでも、被害者である推理小説家が書いた原
綾辻行人先生の館シリーズ3作目。鹿谷門実という人物が書いたカッコいい迷路館の殺人という小説が島田に届けられる。一目見て作者が誰なのか把握した島田だが、作品を読み始める。大御所推理作家の宮垣葉太郎の還暦パーティーに招かれた、編集者、評論家、推理作家、そして宮垣の弟子。秘書の話によると宮垣が自殺したとのこと。遺言によって警察にはトドケデテいない。遺されたテープには秘書と医師以外は館に留まり、弟子たちは一本の小説を書き上げるように、とあった。そして最も優れた作品を執筆した者に遺産の半分を渡す、
こんにちは。最近学校にも行かないので、自室から圧倒的に出なくなって、唯一の外出がアニメイトと家の往復くらいしかない冷蔵庫です。今回は館シリーズ三作目『迷路館の殺人』について書いていこうと思います。迷路館は僕にとって、初めて読む作中作(作中作中作?かも)の作品で、この作品の書かれ方に衝撃を受けましたね!!この作品は迷路の入り混じった館で起こる殺人事件なのですが、この作品の書かれ方自体も迷路のようで、相当迷わされました。。。(笑)この作品本当に面白く
綾辻行人著『迷路館の殺人』ミステリだからあらすじも何もあんまり書きたくないのですが建築家中村青司のつくった館シリーズの第三弾のこの作品もびっくりする仕掛けがいっぱいあっておおすごい!と再再読くらいなのにも関わらず驚かされるこの人の作品は名探偵の活躍するミステリものの館シリーズと言えどもときに少しホラー的なこわさを私なぞは感じてしまうのですがこの作品はさらに舞台が「迷路」館非現実的ではあるけれど特別すてきな舞台装置そもそも迷路という
令和2年12月6日昨日土曜日の都内コロナ新規感染者が584人....過去最多を記録しかも真冬の寒さでウィルスにとっては乾燥もあって絶好の生育条件が整いつつあるわけです、勝負の3週間..どうみても我々人類に分がなさそうですね。ただ、第一波と違うのは、マスク、消毒アルコール等がいつでも入手できる環境であるということと、この期に及んでヒトの移動がけっこうあるということでしょうね。慣れというのは恐ろしい。無暗な外出、ヒトが密状態になりやすい場所には接近しない手洗い、うがい..
綾辻行人「迷路館の殺人」読了。構造的にとてもおもしろい作品。作中作になっている。小説の中に小説がまるごと1作入っているのだ。更にその作中作に作中作があり。密室に見立て殺人にダイイングメッセージ、この館シリーズ共通の建築家中村青司によるからくり、とてんこ盛り。そして、大きな読み間違いをさせられる点が2点、これで本当に騙される。どんでん返し、またどんでん返し、どんでん返し。ええー‼️それはずるいよ‼️と頭から読み返したくなる。やられたあ。
綾辻行人「水車館の殺人」読了。「十角館の殺人」は本当に素晴らしかった。次に読もうとしていたのは「迷路館の殺人」。こちらもぞくぞくするほどおもしろそうだ、途中まで読んだのだ。だけど待てよ、建築家中村青司の「館」、探偵役に「島田潔」、これはシリーズ?順番に読むべき?と思い間の一冊「水車館の殺人」を読んだ。うーん、イマイチだった。本格ミステリの構築美っていうのは、確かに工夫が感じられるけど、「十角館」に勝るとも劣らず衝撃的かと言うと、そんなことはない。さっ、「迷路館の殺人」読むぞ!
どうもひすいです実は自分、ミステリー小説にすごくハマってるんですよねそこで最近読んでてめちゃくちゃ面白いのが綾辻行人の館シリーズこれ本当にやばいこれは作品の域を超えて一種の芸術だと思うこの「掌で踊らされてる感覚」はこういうミステリじゃ無いと味わえない気がする気になった人や物語の前置きを知りたい人は、是非ネットで調べてみてください一つ注意したいのが読む順番まず最初に読むべきなのが「十角館の殺人」一作品目にして傑作。次に読むべきなのが「水車館の殺人」館シリーズの二作品目。
◆迷路館の殺人/綾辻行人最初は自宅にある『時計館』を読むつもりでした。が、無性に『迷路館』が読みたくなり、購入。大人になって読むと動機面がなかなか…。それと、時代を感じるなぁー。ワープロ。やっぱり、館シリーズは十角館・迷路館・時計館が好きです。THE王道。暗黒館は意地でなんとか読んだけど、ダメだった記憶しかない。内容はほぼ忘れてる。余談っちゃ余談なんですけど、『十角館』がマンガ化されてるの見かけてちらっと立ち読んだですね…絵キレイでした。『十角館って漫画化とか映像化とかして大丈夫なやつな
最近読んだ2冊の本の記録。いつからか家にあった古い本を発見したので。迷路館の殺人綾辻行人綾辻さんの館シリーズ。通路が迷路になった館での殺人事件。館に集まった作家さんが次々と殺される終盤、びっくりしてまたびっくりして、またびっくりして。忙しくびっくりする展開で面白かった99%の誘拐岡嶋二人昔、誘拐された少年が大人になって誘拐事件を起こす。まだ携帯電話もない時代にコンピュータを駆使して誘拐、身代金=ダイヤモンドを奪う。過去の誘拐も、今回の誘拐も、身代金が目的ではない。スッキリ痛
綾辻行人さんの『迷路館の殺人』読了いたしました。館シリーズの1位は、やはり『十角館』ですが『迷路館』は2位だと思います改めて、好きだなぁって再確認しました作中作の面白さにもハマりましたし、二重三重の仕掛けも本当に面白いですあの方にとっては、大きな転機になった作品でもありますねあと、超素朴な感想ですが迷路館は廊下掃除が大変ですよね毎日掃除していたら、道順は覚えてくるのかもしれませんが••凄い距離ですフミヱさん、毎日お疲れ様です中村青司さん設計の館は、どれも面白くて魅力的です
迷路館の殺人:綾辻行人★★★★★★★★★9:最高傑作、間違いなくこれからも読み続ける珠玉の1冊テンポ;8、プロット;9、ストーリー性;9、人物/背景描写;8、発想:9、空気感;9、ミステリー/サスペンス性;9、伏線;9、ドンデン返し:10、読後感;9ジャンル:ミステリー、新本格、密室、シリーズ化~前置き~ここ最近は、この作家綾辻行人にドハマりしてしている。この傾向は残念ながら当面も続くであろう様相が濃くなり、積読も10冊を越えて順番待ちとなってきた。
6月は、綾辻行人さんを中心に読みたいなぁと思っています再読&初読、どちらも楽しみです他の作家さんも読むとは思いますが只今、220ページ『迷路館の殺人』館シリーズ第3作品目、再読です。ギリシャ神話の知識が全然無いのですが島田潔さんかちゃんと解説してくださるので助かります知識があればもっと楽しめるんだろうなぁ作中作の面白さを初めて知ることが出来た作品でもありますワクワクしながら読み進めています昨日は、病院でした。おかげさまで順調にエキスパンダーが大きくなってきており、皮膚が伸
休校延長ー(TДT)もう飽きたよー(お弁当作るの)息子は飽きつつもなんとかやってくれてますが、娘が…自粛疲れもあるのかもうぐだぐだのぐずぐず…。生活リズムも崩れまくり。すぐ泣くし…。こっちが泣きたい。これじゃ、学校始まってからが心配。転職したおかげでわたしは以前よりゆったり生活はしてますが、逆にだらけがち。そろそろ生活引き締めてかないと。あ、あと食べるのが楽しみ的なとこもあってまた太りました。そういう意味でも引き締めよ?連休中はやる気出して家の片付け(断捨離)をしたい。家族の協
最近いいね👍の数や、自分のブログを見てくれる方が増えていて、とてもうれしいです。本当に皆さんありがとうございます😊。どうもこんにちは。タベールです。本日もずっと家で勉強しておりました。段々飽きてきましたね。世の中が大変な事になっている自粛しなきゃいけない、とわかっていても辛いものですね。最前線で頑張って下さっている医療関係者の方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。まったく関係ない話ですが、今読んでる本の紹介をしたいと思います。いや、勉強しろっ!そうツッコまれる気もしますが読書も大事
こんばんは!りょうです。ついに緊急事態宣言が出ましたね。ひよ子が保育園に行けなくなり、私は在宅ワーク中なんですが…声を大にして言わせてください。子供の世話しながら普通に仕事なんてできるわけないでしょーーーーーーーー!!というわけで結局ひよ子が寝静まった夜中に仕事をしています。でも昼も育児しながら仕事はしてるから、なんかずっと仕事してる状態まぁ、仕事あるだけありがたいか💦『迷路館の殺人』(綾辻行人著)読了20年くらい前に一回読んでいて、今回再読なんですが、すっかり内容を忘れていた
本日の一冊は『迷路館の殺人』迷路館の殺人<新装改訂版>(講談社文庫)946円Amazon著者:綾辻行人出版:講談社文庫発売日:2009/11/13読了日:2015/3/28特徴:ミステリー仕掛け秘密【感想】推理小説家で迷路館の主人でもある宮垣葉太郎に還暦記念パーティーに誘われたところから始まる事件。推理作家四人に評論家、編集者にその妻。うんうん、ミステリーらしい登場人物秘書やお手伝いさん。そうそう、このミステリーに欠かせないチョット知
【奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作。(「BOOK」データベースより)】「館シリーズ」3作目で1988年に講談社ノベルスで刊行された作品です。今回僕が読んだのは2009年に刊行された新装改訂版です。毎回風変わりな館が舞台になるんですが、今作は地下
昨晩仕事から帰って、そのままソファーに突っ伏してたら、パパにタイトル通り言われました。誰がしかばねやねんまあとにかく最近、仕事場が大なり小なり新型コロナウィルスの影響を受け、仕事がいつもと全く違う流れをみせ、変な忙しさで疲れ切り「しかばねもどき」になってますあ!でも、今日は久しぶりの休みで、両親の病院の付き添いでバタついてはいるものの、読書の時間がたっぷり取れてます「水車館」読み終わりました。初見の時から、なんとなくお話を進める上での肝になる部分に引っかかりを感じていたので、トリックの