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日本がようやく戦後のくびきから解放されようとしている。その端的な表れが高市政権の樹立なのである。アメリカの分断が進む中で、日本は国家としての自立を求められるようになった。日本は保護される立場から対等の関係へと変わりつつあるのだ。自由世界の盟主であったアメリカは、助け手を必要としており、私たちはそれに応じることで、世界的に猛威を振るっている全体主義の脅威に対抗しなくてはならない。それはまさしく、先の大戦において、京都学派の田辺元、高山岩男が掲げた立場を再確認することではないか。それは「近
「チャットGPTが自殺方法提供」、米少年の両親がオープンAI提訴|ロイター日本でも(マスコミが結託して隠蔽しているが)実は悲劇が発生しているのだ
以下、内田樹・編『撤退論――歴史のパラダイム転換にむけて』(晶文社、2022年)から引用です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー撤退は知性の証である――撤退学の試み堀田新五郎政治思想1.疑問群p.25〜26誰もがそれに不安を感じながら、しかし、誰もそれをテーマとして考察してはいない。もし、こうした状況があれば、知性はまずその不安を対象化し、対応すべき課題として提示する必要があろう。今日、人々がこぞって取り上げるテーマとは「持続可能性」である。地球環境・地域社
JamesSetouchi2025.7.24小林秀雄『ドストエフスキイの生活』『「罪と罰」について』(新潮文庫)昭和39年小林秀雄『ドストエフスキイの生活』昭和10年代(新潮文庫で読んだ)(ドストエフスキーの家族、恋人)(本文及び巻末の神西清の年譜による。今日の研究水準から見て正誤は知らない。)ミハイル・アンドレイヴィッチ・ドストエフスキー:父親。ウクライナ出身でモスクワの軍医。ブルジョワ知識人階級。名目上貴族。ダローヴォエ村とチェルマーシャ村から成る小農園を買い別
日本は米国の一州になればいいという「あさ8」の発言は不適切である。「近代の超克」とは大東亞戦争勃発直後の1942年,雑誌『中央公論』および『文学界』において論じられたテーマ。河上徹太郎,亀井勝一郎,小林秀雄,林房雄らの文芸評論家が欧米文化の克服を論じた。世界史の哲学は西田幾多郎をその嚆矢として、田辺元、さらには高山岩男、西谷啓治、高坂正顕、鈴木成高のいわゆる「京大四天王」をむかえて、日本最高の知性と称された京都学派の哲学者たち、戦前、彼らは圧倒的な影響力を持ち、大東亜戦争の思想的な
動画:浜崎洋介×茂木誠/京都学派を語る。西田幾多郎、京大四天王、近代の超克2024年8月21日①なぜ今、京都学派なのか?②「近代の超克」とユーラシア主義③禅と神智学④ハイデガーと「善の研究」⑤ハイデガーと日本人⑥「種の論理」個人でも全体でもなく⑦「京大四天王」の遺産⑧「大地の思想」ドストエフスキー、プーチンなぜ今、京都学派なのか?【動画】①なぜ今、京都学派なのか?/浜崎洋介先生と京都学派を語る01「近代の超克」とユーラシア主義【動画】②「近代の超
公演中の「父との夏」を加納幸和さんが観劇してくれた。お会いするのは、おそらく十数年ぶりである。加納さんは「父との夏」で主演を務める中尾隆聖さんとお仕事されているので、その関係もあってのことだと思う。わたしは大学時代、一年間だけ歌舞伎舞踊研究というクラブに所属していて、加納さんはわたしの直属の先輩である。大学時代、とても可愛がってもらったこともあるが、昔も今も尊敬する俳優であり、演出家である。《わたしは大学時代、「歌舞伎舞踊研究会」というところに所属していた。わたし自身は演技者志向がなかったので
気にかかった文章】巻頭コラム鳥兜労働者のやる気や熱意はかつて世界有数の高さであったが今や文字通り「世界最低」の水準まで下落~「国のために戦うか」という問いに対してもダントツの世界最下位だ。~「世界人助け指数」のランキングでも~。これはすなわち、日本社会の細胞たる一人一人の日本人が組織的、社会的な機能を果たすことができなくなりつつあることを示している。人間というものは「進化」の過程の中で互いに「協力」し合うことを前提として、大脳皮質を巨大化させると同時にそれを活用した社会的・文化的
1日の終わりに哲学で精神を深めるひと時。令和哲学者Noh先生と5人の侍で開催している第833回令和哲学カフェ。テーマ「精神とは」人間の尊厳危機であるAI時代。自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。アジアの精神とは?岡倉天心と出会う。アジア精神の中で熟成された日本。月曜日:小林隆人さん火曜日:大場龍夫さん水曜日:池田健吾さん木曜日:一龍飛さん金曜日:長岡美妃さん昨日は金曜日の担当者である長岡さんが、「岡倉天心」に焦点を当て
目前に迫った我が国の危機を乗り切るためにも、ジャーナリズム的な情勢論に与するつもりはない。それ以上に文明史的な問題があると思うからだ。大東亜戦争の思想的プロパガンダに「近代の超克」という考え方がある。現在でも通用するレベルの高い議論が行われていたのである。それをリードしたのが「文学界」グループであり、日本ロマン派であり、京都学派と呼ばれた哲学者たちであった。左翼に属する竹内好や廣松渉がその意義について書いており、今の時代だからこそ、なおさら再度話題にすべき内容を含んでいるのだ。竹内好の
かつては、天はニ物を与えず、と言い、才能あふるる人材にありがちな、ついてくる欠点、影を見る習慣があり、完璧な人はいない、と共感していました、が、最近は明らかに、ニ物を超えたものを備えている人物を見ますね。規格外、想像を超えている人物を許容し始めているのか。ハイスペック当たり前と言って過言では無い。平等志向、主義が近代の産物・見方だとわかります。近代の黄昏、超克と呼ばれて久しい。例えば、大谷翔平を見ると、リアル超人。今までの、全ての在り方を超えている。様々別次元。※本文とは関係ありません
「それはある夕暮れ時に起きたーラミレス=ホフマンは黄昏が好きだったー。そのとき僕たちは、コンセプシオン郊外のタルカウアノに近いラ・ペーニャ留置所にいて、その急ごしらえの刑務所の中庭で、退屈をまぎらすために、他の囚人たちと一緒にチェスをやっていた。少し前まですっかり晴れ渡っていた空に、西から東に向かって雲の細長い筋が見え始めた。針か煙草のような雲は、初めは白黒だったのがやがてピンク色に染まり、最後は輝く朱色に変わった。雲を眺めていた囚人は僕だけだったと思う。それからゆっくりと、雲の間か
過日、こんな日記を書きました。↓ブロ友さんの記事に触発されて、ブロ友さんを釣ったらおお釣れた♪(失礼)めっさ長いコメントをいただきました。ありがとう、ありがとう。あれから半月。ようよう当該コメントにレスしました。遅くなってすみません。氏は映画がメイン。いっぽう俺は音楽と聖書と昔話をもっぱらに。ジャンルは重なったり重ならなかったりするが、アートを好む人ならば、相通ずるのは確かである。映画はハリウッドでもインディーズでも・・・そういえばゴダール、昨秋死んだんだって?◆ゴダー
本人には言えないけど、心の中で褒め称えたい人は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようマーシーですね。田代まさし。なぜか。確かに彼は薬と覗きがやめられず、再三再四ムショに送られた。いい年をして、社会人的には「廃人」である。が。俺って自称日本浪漫派。日本浪漫派とは何かといふと、善悪の彼岸を越えるもの。例えば大東亜戦争は完全なる侵略戦争だが、日本浪漫派は「そこに詩があれば良い」。無理無題に特攻させられたとて「そこに美があれば良い」。もう滅茶苦茶なわ
好きな新作お菓子ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう新作すかー。いっちょん分からん。つーか菓子ってあんまり食わんもんね。女って、お菓子を食べますでしょ?なんであんなに甘いものが好きなのか。酸っぱいものも。「キミ、飴か何か持ってる?」。そう訊ねたら、おそらく68%くらいの女性はバッグから何か出してくるのではないか。勘だけど。そうして今日は、飴ならぬ雨。Thisis梅雨であります。最近、「近代のチョコ食う」もとい『近代の超克』にハマっ
2021年10月15日前回1425(「ナショナリズムの由来」の「結びに代えてー救世主について」について)でナショナリズムについて考えてみた。結論を一気に言ってしまえば、「ナショナリズムは宗教である」「ナショナリズムは宗教と同様に非合理的なものである」「信ずる者にとってのみ意味を持つ、普遍性を欠如したものだ」「ナショナリズムは克服されるべきものだ」ということだ。気がつけば、現代、地球上の人間のほとんどが、当然我々
大東亞戦争敗戦から75年、大東亞戦争は思想的には近代の超克戦争である。日本の近代は欧羅巴の真似をしたわけでそれを超克しようとした。だから近代日本の自己否定を行うとした。大東亞戦争は陛下のご聖断で終わった。
古本屋で本を買うと、けっこう前の読者が書き込みしているのに出会う。古本/中古本の魅力はこういうところにもあって、前の読者の思考の軌跡みたいなもんを、ちょっとだけ垣間見れるのである。「そこぜんぜん大事じゃないだろ…」と思うところにすごく線が引いてあったり、前半はたくさん書き込みがあるのに中盤以降は完全にキレイで「この辺でもう諦めたんだろうなあ…」と思ってみたり、そういう前の読者のドラマを想像しながら読むと楽しい。もうちょっと派手なネタを提供してくれるものも、たまにある。例えば先日読んでい
信仰の二元論考察2年前になりますが、クリスチャンアカデミーに招かれてささやかな発題をし、その時のレジメが出てきましたので掲載します。身近なところでいえば、私たちは日常の中で信仰と生活とを分離させています。これが一致している人は極めて少ないと思います。問題なのは、それと自覚している場合はいいのですが、無自覚の場合です。実際に自分が経験したことですが、教会総会で牧師の任期を決めなくてはならないとき、牧師派と反牧師派とが票の奪い合いをしたことがありました。挙句、役員選挙で裏名簿(投票すべき
京都大学名誉教授・佐伯啓思氏昨年一年をざっと振り返れば、世界を見渡しても比較的安穏な年だったといえようが、それは表面上のことであって、その背後では、きわめて大きな文明の変動が生じているように思われる。まずトランプの登場やヨーロッパ政治を見れば、近代政治の軸になる民主主義がうまく機能していない。大衆的な不満や情緒が政治を不安定化するのである。しかもSNSがそれを拡散し増幅し、社会生活から道徳的感覚を衰弱させ心理的な動揺を深める。グローバル経済は、安定した市場秩序ではなく、国家間の軋轢(あつ
―MaytheFOXGODbewithYou―★今日のベビメタ本日7月3日は、2013年、さくら学院2012年度卒業DVD「TheRoadtoGraduationFinal」がリリースされ、2014年には、ケルン公演@ライブ・ミュージック・ホールが行われ、MOAMETALが「ヘドバンギャー」の2番を歌った日DEATH。ぼくらは、自分が生まれる前からあった古いものを、ゆるぎない伝統にもとづく歴史的なものだと思いこみ、それができた当時は最先端の外来の文物だったり、新発明の商
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。戦後日本を一言で言うなら「大衆社会」であり、そして大衆社会とは一種の巨大なユダヤ社会のようなものであり、現代社会における最大の問題点とは手段の目的化=ニヒリズムであって、本来は良く生きるための手段でしかない自由や平和や人権や金銭が目的そのものとなってしまった「価値序列の転倒」こそが保守主義者たる者の最大の敵として論じられなくてはならないはずです。日本文化とアメリカ文明とがぶつかる文化的汽水域に今我々は居るわけですが