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高木さんは戦時中は陸軍報道班員だった人。インパール作戦に従軍するようになったのは、ビルマの第五飛行師団に配属になったから。その仕事は映画の報道班員として、航空作戦の実況を映画に撮影、記録することだった。現地に行ってすぐに雨季に入り、映画の撮影もできない。帰国しようとしたが、参謀が‘そのうち大きな作戦が始まるから待て’と帰してくれなかったという。戦後の取材を経ての事実を積み重ねていて、自分が現地に身を置いていたにもかかわらず自ら当事見聞きしたことの記述は多くない。大局的に自らが経験した事
古本屋店頭で出会った本は、とりあえず裏表紙あたりで宣伝文句を確認する。本間中将については名前しか知らなかったので今回の本も裏返してみると、‘「バターン死の行進」の責任を負い、昭和21年4月、戦犯としてフィリピンに果てた悲劇の将軍の武と愛の軌跡を克明に描き、人間本間雅晴像を浮彫りにする’とある。これはいつか読まねばならぬ本だった。意外だが2人の女が終始登場する。両者とも妻で、最初の妻は不貞の妻だが本間は惚れ抜いており、離縁するに当たっての落ち込みぶりをこれでもかとエピソードとともに描写。
山崎豊子『不毛地帯』のテレビドラマの切り抜きをYouTubeで視ている(『俳優を見る-602』2023年12月01日)が、Wikipediaによると、そのドラマ化、1979年平幹二朗主演、2009年唐沢寿明主演の前に、1976年仲代達矢主演で映画化されており、それを私は映画館で観ていることを思い出した。主人公の壱岐正(いきただし)は元大本営作戦参謀、大日本帝国陸軍中佐であり、11年間のシベリア抑留を経て帰国後、参謀としての経歴を買われて総合商社近畿商事に入社、初めに第2次防衛力整備計画(二
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbf7400f4f23a803aea9ea44fa8df703abd93d45?page=4『女の軍隊』。たしかにそうだな。旧帝国陸軍みたいだな。パワハラ、イジメ、セクハラ。すべて人権意識に欠けるところからきているよな。たしかに上下間のけじめは必要。だけと何でもかんでも『云うことを聞け』は理不尽だよな。イジメ退学処分取消訴訟で敗訴しても何ら変わらなかった組織は、ノモンハン事件やガダルカナル島作戦で敗北の作戦指示をしな
10月に読んだ本は6冊(図書館本6冊)でした。今年度?の太平洋戦争シリーズ読み収めです。+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++<お気に入り順>★★★オススメ★★面白い★収穫少なめ『極楽征夷大将軍』垣根涼介(文藝春秋2023.5)【満足度】★★★【概要・感想】直木賞受賞作です。足利尊氏・直義の兄弟とその執事の高師直などの視点から室町幕府成立を描いた時代小説。549ページ、しかも1ページ2段構成という超大作。一般的に鎌倉末期~室
内容紹介(「BOOK」データベースより)シンガポール攻略戦の神速果敢な采配で世界の耳目を集め、陸軍の宝と謳われた参謀・辻政信ー。敗戦とともに占領軍の執拗な探索の手を逃れて、バンコクから中国、そして日本に雌伏すること五年。にわか僧侶に化けた元高級参謀と彼を陰で支えた七人の若者たちのスリリングな潜行の歳月を描いた感動のドキュメント。目次(「BOOK」データベースより)第1部アジアの戦火(内地潜入/隠れ家/戦争犯罪人/学徒出陣ほか)/第2部涯しなき潜行(納骨堂の日々/俄か僧侶/苦難の道
10月11日がお誕生日の有名人・著名人1835年生(1905年69歳没)セオドア・トマスさん指揮者シカゴ交響楽団を創設1884年生(1962年78歳没)エレノア・ルーズベルトさん米大統領F・ルーズベルトの妻、人権活動家1902年生(1961年行方不明、1968年死亡宣告)辻政信さん陸軍大佐、政治家ノモンハン事件ガダルカナル島の戦い1904年生(1970年満65歳没)榎本健一(エノケン)さん喜劇俳優、歌手、コメディアン1925年生(2004年79歳没
❝【日本という怪しいシステムに関する一見解】❞(初稿1999.10.29)❝平成15年5月16日改定岡山県井原医師会鳥越恵治郎(H26年4月17日一部改定)http://www.ibaraisikai.or.jp/information/iitaihoudai/houdai37.html第37話「日本という怪しいシステムに関する一見解」この記事は一冊の本になるような長文の論文です。学校教育では日本の近現代史は尻切れトンボ傾向のようですが、今日に繋がる20世紀の日本の赤裸々な史実を
今から84年前の今日、(学校ではまず教えないであろう)大東亜戦争の序章ともいうべきノモンハン事件が勃発しました。〝事件〟とは言うものの、実際にはモンゴル国境地域で起きた、日本軍(関東軍)と(モンゴル軍を支援する)ソ連軍の歴とした戦闘・紛争でしたが・・・。もともとモンゴルと中華民国との間で国境線は協定されていたのですが、1932年に成立させた満州国は、そのノモンハン地域の国境線を従来より10~20km程南方のハルハ河にする旨を主張。青・・・モンゴルが主張する
何度も書かせて頂いているが、タイ・バンコクのワット・リアップ(ワット・ラチャブラナ)寺院には戦前から日本人納骨堂があり、終戦直前に旧日本軍の辻政信元大佐が僧侶に変装して潜んだことでも知られている。さて、辻が戦後に著した「潜行三千里」を改めて読み返しているのだが、今さらながら思いの外の面白さに驚いている。特に前半、辻がワット・リアップに潜伏していた時の描写を読むと、当時のバンコクの様子もよく分かるし、辻から見たタイ仏教やリアップ寺の印象なども描かれていて、とても参考になる。一例を
1月7日土曜日〜その94時半に眠る。6時25分、目が開く。カルピスL-92で喉を潤す。(写真)「辻政信絶対悪なのか?」前田啓介(R5年1月号文藝春秋)を読む。(写真)前田啓介氏の著書『辻政信の真実失踪60年−伝説の作戦参謀の謎を追う』は、小学館ポスト・セブン局の関哲雄編集長に頂き、読破しています。
2022.12.06誰に責任を取らせているのか。失敗しても責任を取らない日本のエリート層テーマ:頼むよ日本政府!カテゴリ:政治経済なんかもう、日本人エリート層の特徴なのではないかと疑い始めていますが、「失敗している道を『同じ人間』が突き進み、失敗を繰り返すにも関わらず、誰も責任を取らず、ひたすら突き進む」財務省の諮問会議(財政制度等審議会)には、過去十年以上、「同じ人物」が名を連ねています。具体的には、吉川洋氏(東京大学名誉教授)、土居丈朗氏(慶応大学教授)、伊藤元重氏(東
12月3日土曜日〜その33時45分に眠る。6時15分、目が開く。ねじめびわ茶、カルピスL-92で喉を潤す。殿山泰司著『三文役者のニッポン日記』を読む。P32の「三文役者のサイゴン日記」には、バンコクの海天楼で忽然と姿を消した辻政信について触れている。小学館新書・書籍編集室関哲雄編集長より前田啓介氏が書かれた『辻政信の真実失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』を頂いて読んだのは昨秋。以来、辻政信と云う名前に反応してしまう。10月18日、東京独演会の楽屋ヘ関編集長がお越し下さった折にも其
こいつはカルトか?一種の信者ビジネスではある!!それが青山繁晴。要は、参謀の辻や服部のようなもの。信用してはダメ!!※一期だけと言って二度目にでている時点でダメ!!!インチキオトコ確定。安倍元首相と銃撃の1時間半前に会った青山繁晴氏「あの背中が今生の別れとは」と無念?こいつはスピリチュアルか?笑信用できないオトコ!!こいつカリスマ性の演出か?笑ブランディングか?笑こいつを信用してはダメ!!!参謀の辻に
ランクBの上太平洋戦争の陸軍参謀本部で常に先頭に立つことなく、実質的に戦争遂行を推し進めたテクノクラート軍人の人生を描いた本です。辻政信が動なら、静の服部卓四郎です。派手な動きはせず、裏方?ネゴシエーションに徹し陸軍をコントロールしたエリート軍人です。敗戦後は、戦犯に問われず、敵を作らない人柄?と、頭の良さで、GHQの下で、太平洋戦争の記録を
「菊と刀」なら学生時代に英語で読まされたな、と思い出した。‘菊’と‘龍’はビルマに展開した九州の兵団の愛称。防諜上の秘匿名ともいえる。パラパラとめくりフーコン、ミートキーナ、ラシオ、メイミョーなんて地名を見ると、過去に読んだ中でも最大級のトラウマになっている(★)以前のこの本を思い出す。ああ、またも俺の心にキズを残す一冊なのか?気宇壮大な侵攻計画と補給軽視(いつものこと)により、いくら精強な帝国陸軍といえども、昭和19年のビルマ戦線は一方的に負け戦。退却できればまだいいが、‘死守せよ’
今から83年前の今日、学校では教えないであろう大東亜戦争の序章ともいうべきノモンハン事件が勃発しました。〝事件〟とは言うものの、実際にはモンゴル国境地域で起きた、日本軍(関東軍)と(モンゴル軍を支援する)ソ連軍の歴とした戦闘・紛争でしたが・・・。もともとモンゴルと中華民国との間で国境線は協定されていたのですが、1932年に成立させた満州国は、そのノモンハン地域の国境線を従来より10~20km程南方のハルハ河にする旨を主張。青・・・モンゴルが主張する国境
戦車隊将校だった著者による、1エピソードにつき3ページほどの文章に軽妙でユーモラスなイラストを添えた、いわゆる‘よもやま物語’。著者は大正10年生まれというから、昭和16年の対英米戦開戦時には脂が乗っていたころ。自身の幼少時やら陸軍士官学校でのはなしは無しで、冒頭に少々戦車学校時代のエピソードがあるくらいですぐに実戦だ。日本の戦車の、結局は唯一のハレの部隊となったのが、開戦劈頭のマレー半島での対英軍戦。真珠湾攻撃に先駆けること数時間、タイのシンゴラ上陸は困難をともなうものだったが、基本
読書記録完結!「虹色のトロッキー第8集」安彦良和著(潮出版)安彦良和さんの歴史大作「虹色のトロッキー」の最終巻です。装備劣弱ななか、ノモンハンの戦線左翼で孤立する興安支隊(満州国のモンゴル人部隊)。同じモンゴル人部隊で戦線最右翼に位置するウルジン将軍の部隊と連携するため斥候を兼ねた伝令に出る主人公ウムボルト。。。。そのあとはネタばれになりますので書けませんが、安彦良和
読書記録ケタはずれのスゴい人たち「日本国怪物列伝」福田和也著(角川春樹事務所)昔は、職場や部活でとんでもない上司や先輩がいた。いろんな意味で、違法なことやハラスメント的なことができない仕組みになり、有名人・有力者となると私生活までメディアだけでなくネットで情報が流されるようにもなり、あんまり破天荒な行動はしづらくなった。。。。ように思う。この本は、昭和前期までのおっさんや金持ちが自由奔放だった時代の怪物的な連中の事績を書き連ねている。
1月5日水曜日〜その3(写真)年末の27日に読了の『辻政信の真実失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』P242〜243、334〜335に引用された『問答有用夢声対談集Ⅳ』徳川夢声(S28年12月20日朝日新聞社)を、地下SPレコード収蔵庫の棚より取り出して「辻政信」の項を抜き読みする。4時過ぎに寝る。浅い眠りのまま、6時に目が開く。天然水ピュアの森、ヤクルト1000で喉を潤す。
12月27日月曜日〜その1112時より14時まで三度寝。『辻政信の真実失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』前田啓介(R3年6月8日小学館)を読了。(写真)P432〜437「おわりに負け戦と分かっていても」には、辻氏が楠正成より正行を好んだと書いて有りました。私は小学4年生で父に入門して、初めて憶えた枕唄が「河内の歴史」。それには、楠正行が登場します。S57年7月、19歳で日本コロムビアから発表したLPアルバム『河内音頭広沢良一半生記』に収めた「立つ物づくし」の導入部分には「河内の歴史
12月27日月曜日〜その10『辻政信の真実』P381〜431の第8章「失踪の真実ー再び1961年の辻政信ー」は、外交文書の公開により新事実が記されていて、まことに興味深く熟読。そして、辻政信氏のお墓が、大阪府大東市の慈眼寺・野崎観音に建立差れたる事を知る。(写真)野崎観音では、H24年5月3日『のざきまいり〜ゆめ風基金応援イベント』に出演。河内音頭をご披露しています。(写真)此の日、ネイリストの山崎比紗子先生が楽屋を訪ねて下さりました。
12月27日月曜日〜その74時半に眠る。6時15分、目が開く。OneHarmonyNaturalMineralWater、のむヨーグルトプレーンで喉を潤す。(写真)雪は止み、美しき夜明けです。雑事あれこれ。『辻政信の真実失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』を読む。
12月16日日曜日〜その5『辻政信の真実』を読む。5時に休眠。10時半、目を覚ます。OneHarmonyNaturalMineralWaterで喉を潤して、宅配便を受け取る。(写真)快晴の南山城村の山肌には、雪が薄っすらと見えます。夜中に降ったのでしょう。
12月25日土曜日〜その2『辻政信の真実』を読む。4時に休む。9時45分、目が覚める。(写真)今日でステージ4の甲状腺癌手術から丸9年。H24年12月24日午前9時より、大阪警察病院の名医鳥正幸先生の執刀を受けましたので、9年前の今頃は全身麻酔で夢の中。術後は、首を真横に切ったために、痛み止めが全く効かず、人生最大の激痛に悩まされておりました。お粥を一粒、飲み込むのに10分くらいかかった事が昨日のようで、遠い昔のように感じます。詳細は、JUGEMの『菊水丸日記』に書いているので割愛します
12月24日金曜日〜その9『辻政信の真実失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』を読む。(写真)私は、戦争を全く知らない子供たちとして育ちましたが、YouTube『河内家菊水丸公式・岸本家のアーカイブ』にアップロードしている通り、H2年の12月、緊張高まる湾岸戦争45日前のイラク・バグダッドでの「平和の祭典」へ出演。H4年5月のベトナム公演の際には、ベトちゃんドクちゃんの病院慰問へ伺った際、アメリカ軍が撒き散らした枯葉剤により、辛い状態で産まれて死んだ子供達のホルマリン漬けが設置してある長い
12月24日金曜日〜その8『辻政信の真実』を読み、11時から13時まで二度寝。カルピス乳酸菌科学、オロナミンCドリンクを飲む。芦屋のペコちゃんからのXmasカードに見入る。(写真)コロナのクリスマス。3回目の接種を早めておけばよかったのに…8か月、6か月、8か月と迷走の末にオミクロン到来。やっぱ、6か月とお粗末な話。しかも、ワクチン担当の堀内詔子大臣の答弁を聞いていると嫌になる。酷い酷い。違うページを読んでいて、周囲から指摘されて分厚い資料を焦ってめくっておられる。不適材不敵所なり。以前、此
12月24日金曜日〜その6『辻政信の真実失踪60年ー伝説の作戦参謀の謎を追う』を読む。4時半に眠る。9時、目が開く。OneHarmonyNaturalMineralWater、Luna味わいとコクのむヨーグルトで喉を潤す。(写真)クリスマスイブの朝。庭木越しに見る青空。
12月23日木曜日〜その12『辻政信の真実』を読み、ヤクルトミルミルを飲む。13時より15時20分まで三度寝。(写真)バルコニーヘ出て、山の空気を吸いました。首のストレッチ。四股10回。体重67・5キロ。宅配便を受け取る。