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愛知県車椅子バスケット競技大会へ行ってきました。この大会はみんなで楽しもうという趣旨です。主催者側との打ち合わせでも「審判は甘めにお願いします」とありました。僕は人間が甘めなので、ちょうど良い加減に審判ができます。審判は静岡や福井からも来てくれましたが、いかんせん圧倒的に人数が足りません。2コートで4ゲームずつ。審判は6人。3人制なので全部笛を吹く羽目になりそうです。御歳六十八歳の身に4ゲームはあまりに過酷です。それでも、同級生のM君との会話は呑気なものです。「甘めなら体力は持
車椅子ツインバスケットの大会では、お昼ご飯に幕の内弁当が出ます。僕は唐揚げ弁当やトンカツ弁当よりも幕の内弁当が好きです。大会ごとにいろんなおいしい幕の内弁当が出るので、いつも楽しみにしていました。しかし、直腸ガンの手術で直腸を取っちゃってからは、食べるとトイレが心配です。それだから、大会の時は朝も昼も食事抜きです。つまり、もう大会の幕の内弁当は食べられない体になってしまったのです。とほほほ。食事時になると仲間の弁当を恨めしげに眺めます。「ねえ、おいしい?」と聞くと、「おいしいよ
半年ぶりに車椅子ツインバスケット大会の審判をしてきました。来年の日本選手権最終予選です。この日の結果によって、東海地区代表が決まります。日頃はダラダラ生きている僕も、この日ばかりは身の引き締まる思いです。北陸や静岡からやってきた審判は一年ぶりの再会です。顔を合わせる機会は少ないですが、会えばすぐに打ち解けあってくだらない話が飛び交います。何の利害関係もありません。気のおけない仲間と過ごす時間は格別です。選手たちとはローカル大会や練習試合で顔馴染みも多いです。ゲームの合間には、観
車椅子ツインバスケットチーム三重フロンティアズのCさんから、岐阜エキスプレスとの練習試合のお誘いがありました。もちろん審判としてですが、自分でもプレイをしたいとお願いしたら、快く応じてくださいます。コロナ前は、今回のようにプレイする機会が良くありました。でも、日本選手権さえ中止になるご時世です。小さな大会こそあれ、みんなで集まってワイワイ楽しくツインバスケットをすることは、控えられたようです。その日は午前中ミニバスケットの練習をしてから、バイクを飛ばして津の体育館へ向かいます。
今年のワールドカップから、アディショナルタイムをたくさん取るようになりました。日本代表が逆転してからヒヤヒヤのうちに90分が終わり、さらに7分と表示された時はギョッとしました。その後の長いこと長いこと。ドイツ代表は黄色いユニフォームのキーパーまでがゴール前に詰め寄ります。最後の揉み合いではゴールキーパー二人が目の前で絡みます。幸い権田選手が強烈なパンチングで、ゴールエリアの外へ跳ね返して事なきを得ました。バスケットボールは審判が笛を吹くたびに時計を止めます。ゲームは10分クオー
車椅子バスケットの関東の審判仲間Oさんから、3X3のお誘いがありました。僕はもう一つの車椅子バスケットである、ツインバスケットの審判をしています。主に頚椎損傷で手にも障害のある人のバスケットボールです。パラリンピックでお馴染みになった車椅子バスケットのことを、僕らは脊損バスケットと呼んでいます。脊髄損傷の人が多いからです。上半身マッチョな選手もいたり、ものすごいスピードで走り回る選手もいて激しいバスケットです。コロナのせいでめっきり車椅子ツインバスケットの大会が減りました。Oさ
車椅子ツインバスケットの審判仲間M君は高校時代の同級生です。一緒にバスケットをした仲です。つまらないボケにも軽妙に返してくれるので、クラブでは一番気の合う友人でした。もう五十年来の付き合いです。僕は高校2年でバスケットクラブを辞めました。主な理由は二つ。一つは受験に備えるため。もう一つは暴力教師に我慢がならなかったからです。竹刀をバラした竹の棒で足を叩く、履いていたスリッパの裏で顔を引っ叩く。痛いだけではありません。竹の棒で叩かれれば、太ももにミミズ腫れが何本もできます。スリッ
車椅子ツインバスケットボールの大会が、次々に中止となっています。僕らが脊損バスケットと呼んでいるもう一つの車椅子バスケットは、コロナ下でも女子選手権が行われました。体験会もあちこちで開催されます。同じ車椅子バスケットでも大きな差があるのです。でも、頚椎損傷の選手が中心の車椅子ツインバスケットは、重症化リスクが高いので仕方がありません。今年はフェニックス杯が、どうにかこうにか開催されただけです。大会の主催者側が責任問題で弱腰になるのも無理はありません。でも、ツインの選手たちはゲー
最近なんですがボーッとTVを見ていたら何かの番組で車いすツインバスケが映ったのです。その番組が何の番組だったのか忘れてしまいました。だれか分かる方がいらしたらコメントで教えて頂けると凄く嬉しいです。
車椅子ツインバスケットボールは、選手たちが運営管理しています。もちろん、多くのボランティアに支えられているのはいうまでもありません。しかし、日本選手権や定期大会などで、先頭切って指図するのは選手たちです。それができるのは、能力が高いからに違いありません。ツインバスケットは足だけではなく、手にも障害のある人のスポーツです。生死の境から蘇った人が多いです。当然ながら、胆力も人並みはずれたものがあります。特に、東海車椅子ツインバスケット連盟の優秀さには目を見張ります。地元の中部地方8
車椅子ツインバスケットボールのフェニックス杯が、コロナ対策を施して開催されました。選手はマスクをつけたまま、コート狭しと走り回ります。審判は東京オリンピックパラリンピックでお馴染みのカラスマスクを着けます。以前は大会側から弁当が出されていましたが、今回はめいめいで用意します。同じ弁当を食べるのは感染リスクが高まるということでしょうか。確かに、別々なものを食べた方がリスクは分散されます。さらに、黙食が薦められます。今年の選手権は6月に予定されていましたが、早々に中止が決まっていま
スケートショートトラックの判定で、誤審が続いたと騒がしいことになっています。いくつかのレースを見ましたが、ややこしい競技です。あちこちで押したりぶつかったりして、どちらが悪いか分かりにくいからです。何しろ、あんなに狭いリンクをものすごいスピードで走り回ります。しかも、抜きつ抜かれつを繰り返して、最後まで駆け引きが続きます。ブレーキをかけないので、ぶつかりそうになっても避けることができません。接触を厳しく制限する必要があります。バスケットボールは接触が許されていません。ひどいファ
僕は鈍くさいので、車椅子ツインバスケットの審判をしていても、しょっちゅうミスをします。自分で気づけばすぐに訂正します。気づかないときは審判仲間が注意をしてくれます。選手が教えてくれる時もままあります。ルールブックには訂正の仕方も細かく決められています。あらかじめ、ミスがあるという前提に立っているのです。審判ミスも訂正も全て含めて、バスケットボールというスポーツを楽しめることになっています。一度笛を吹いたら変えてはいけないと思っている審判がいます。理由の一つは、ミスを認めると秩序
布団を干したついでに、2階のベランダからぼうっと遠くの空を眺めます。優しげな冬の太陽が南の空の低いところを渡っていきます。弱々しい陽射しが頭や背中を温めてくれます。ときおり薄い雲が陽の光をさらに弱めます。頭は遮るものがないので暑くなり過ぎることが多いです。陽射しがきつい頃は、帽子をかぶってサングラスをかけることもあります。でも、この時期に限ってはちょうど良い温もり具合です。椅子に座って読みかけの本を開きます。読書は久しぶりです。近頃コロナ騒ぎがおさまり、いろんなイベントが復活し
2年ぶりに車椅子ツインバスケットボールの大会が再開されました。久しぶりに会う選手たちはみんな元気です。当然ながら話はコロナに及びます。「ワクチン打った?」「うん、四日間寝込みました」「大変だったね。若いからかなぁ」副反応どころか、感染した人もいました。選手たちは頚椎損傷の人が多く、重症化リスクが高いので怖がっている人も少なくありません。コロナ以外でも骨折した人がいたり、海外に行っていたり、会えない人も何人かいました。Facebookで言葉を交わしていたHちゃんとは、2年も離れて
ソフトボールがアメリカを破って金メダルを取りました。圧巻は2点リードの6回守備です。1アウト1、2塁で痛烈な打球が三塁線を襲います。次の瞬間、なぜか遊撃手が2塁へ送球。2塁走者は帰れずダブルプレー。何が起きたか分かりませんでした。スロー再生を見たら、三塁手山本さんが腕に当てた球を、遊撃手渥美さんが直接キャッチしています。すかさず、2塁へ矢のような送球で、あっという間にピンチを救ったという訳です。ソフトジャパンは13年ぶり2大会連続優勝です。2連覇は堂々たるものですが、13年ぶり
今年のミニバスケットボールでは、毎月のようにイベントを計画しています。先月は連鶴教室をしました。他にも車椅子ツインバスケット体験教室、手打ちうどん体験教室、プールにスケートなどなど目白押しです。子供たちにいろんな体験をしてもらいたいと思っているのですが、よく見たら自分の好きなものばかりです。なんのことはない、自分の趣味に子供たちを付き合わせているようなものです。多趣味が幸いしました。今月は空手体験教室です。僕も指導員の資格を持っていますが、最近ちっとも稽古をしないので自信があり
先日、やっとこさ2回目のワクチン接種が済みました。当初の予想では、4月中に終わるという前触れでした。2ヶ月遅れといったところでしょうか。あと2週間おとなしくしていれば、感染リスクがぐっと減ります。ひとまず安心です。摂取後に発熱した友人が二人います。一人は翌日調子が良かったので仕事をしたら、その晩悪寒と倦怠感が怒涛のように押し寄せ、その翌日はダウンしてたそうです。もう一人は摂取の翌朝高熱に襲われたそうです。身近で副反応を起こした人がいたので、内心ビクビクしていました。副反応くらい
親子バスケットは、ミニバスケットボールの一大イベントです。例年は午前中に親御さんと子供たち、そしてコーチとの対戦が組まれ、昼からはバーベキューを楽しみます。子供たちは大喜び。親御さんたちもアルコールが入って盛り上がります。しかし、今年はコロナ対策で会食は自粛です。もちろん、バーベキューは抜きです。大人も子供も、楽しさは半減といったところでしょうか。もっとも、僕は外食を控えているし、アルコールも嗜みません。楽しさの度合いは何ら変わりません。それに、プレーヤーとして弾けることができ
コロナが身近に迫っています。暮れには、友人が重症化して一ヶ月も入院していたことを知りました。美しい妻の噂話でも、感染情報が飛び交っています。桑名は、緊急事態宣言が出ている愛知県との繋がりが濃いので、当然の成り行きです。コロナは、今までのインフルエンザとは全く違うと考えた方がいいようです。感染力の強さや重症化率の高さもさることながら、味覚障害や後遺症が気になります。これは、従来の感冒後嗅覚障害とは異なると思われます。症状が二、三週間と長く続くのも気がかりですが、味覚障害が後遺症に
コロナのせいで、身にも心にも寒さが沁みます。車椅子ツインバスケットは一年を棒に振りました。仲の良い選手や審判仲間とも会えません。選手権はもちろん、地方大会も全て中止です。車椅子バスケット体験教室も全く開催されません。東海地方では、時々バスケット好きな連中が集まって、所属チームバラバラでチームを組んでゲームをする日もありました。僕も選手として呼んでもらえるようになったので、思う存分車椅子バスケットを楽しめました。それも今は叶いません。大学の友人四夫婦で年に数回ホームパーティーをし
風が変わるたびに、金木犀の香りがふわーっと漂ってきます。東側のお隣さんの庭にも、北側のお隣さんの隣の庭にも、可愛らしい橙色の花がいっぱい咲いています。自分の庭ではありませんが、毎年花が咲くこの時期を楽しみに待っています。落語の中に、鰻屋の匂いをおかずにしてご飯を食べる人が出てきます。それは、けちんぼうの話です。よく言えば倹約家。無駄遣いをやめて、つましい暮らしをする人です。清く貧しく美しいという印象があります。貯めたお金をここぞという時に使う人です。母は普段から実につましい暮ら
孫娘と美しい妻と3人でBリーグを見に行きました。B2のファイティングイーグル名古屋対西宮ストークス戦です。迫力あるぶつかり合いに、時間の過ぎるのを忘れて魅入ってしまいました。孫娘は助っ人外国人に興味津々です。2メートル選手はみんな外国人です。「背の高い人、何人?」「ほとんどアメリカ人だよ」「どうして?」「アメリカ人はバスケットがじょうずだからだよ」「へ〜」妻は中学校でバスケットをしていましたが、その当時のルールしか知りません。「ゴールの上の24という表示は何?」「24秒以内にシ
機会があるごとに、車椅子ツインバスケットの魅力を披露しています。実際に自分でゲームをして、その魅力に取り憑かれたからです。審判をしていても、間近にプレイを見ることができるだけで楽しいです。そもそもスポーツは、普段の生活から離れて、気晴らしをするために作られました。仕事や勉強がうまくできない時は、毎日ストレスが溜まる一方です。そのストレスをスポーツで発散するのです。しかしながら、スポーツでも能力に差が出てくることは歴然としています。たとえば、背の低い人はバスケットボールで活躍でき
健常者と障害者の垣根を越えて、目標を持って頑張る人をサポートしたいと考えているアスレティックトレーナーの小森です。今年の9月から再開した京都サンクロウズのトレーナー活動。以前に、チームへ行っていたときは、月に何回という契約を元に行っておりました。それから、今の会社に入り、チームとは疎遠になっていましたが、もう一度、トレーナーをさせて欲しいという要望に応えて下さいました。9月からの活動は、今までと違い、障がい者スポーツでトレーナーをしたいと強く願っていた方からの声により
車椅子ツインバスケットボールの東海大会へ行って来ました。会場は大垣総合体育館です。桑名からは長良川西岸を北へひた走ります。片側一車線の狭い道路ですが、信号がないので高速道路のように爽快に走れます。土曜日は会場設営とオフィシャル講習会です。通常の体育館はいろんなスポーツができるように、それぞれのコートのラインが引いてあります。白だけでなく、赤、青、黄色と色とりどりです。そのままゲームをすれば、どの色か分からなくなります。なかには、ラインを出ているのに気づかないどんくさい審判もいま
可児市で開催された車椅子ツインバスケット大会へ行ってきました。まず、ツインのチーム岐阜エキスプレスが10人でエキシビションゲームをします。僕の役目は審判です。午後からは、中学生のツインバスケットゲームです。可児市の中学校5校が、学校対抗で対戦します。毎年開催されるので、去年参加した中学生も大勢います。開会式では、可児市ふるさと広報大使の塚本明里さんも花を添えます。あかりさんは筋痛性脳脊髄炎、線維筋痛症、脳脊髄液減少症という、文字を見るだけで怯むような病と戦っています。と
可児市ふるさと広報大使塚本明里です…今週末、開催車いすツインバスケットボール中学生大会“車いすツインバスケットボール”を通じて、参加者に障がいと障がい者スポーツに対する理解を深めていただくことを目的とした大会が……10月19日(土)9:30〜16:30可児市帷子地区センター…にて、開催されます私も“開会式”に、出席させていただきます!↑昨年の様子この大会の観覧は、自由となっております!パラスポ
先日の車椅子ツインバスケット大会は、地元の中学生バスケット部員がオフィシャルのボランティアをしてくれました。コートのライン引きから一緒に手伝ってくれます。これが思わぬ苦労の種でした。「説明書通りラインを引いて」と頼んでも誰も動きません。「じゃあ。印に合わせてテープを貼って」といっても、テープを持ったまま何もしません。僕が実際にやって見本を見せないと、何もやろうとしないのです。分からないことは質問してと念を押しても、返事もしないでうつむいたままの子が多いです。おとなしい子
車椅子ツインバスケットの磐田市長杯へ行ってきました。いつもは、前日の準備とオフィシャル講習会に参加するので泊まりです。ところが、今年は同行者の都合で、当日朝5時半出発で日帰りの強行軍でした。体育館に到着すると、大会に先駆けて審判のテストと講習があります。近頃、バスケットボールのルールやオフィシャルマニュアルが、猫の目のようにコロコロ変わります。たとえば、ツインバスケットは2016年に新しいルールブックができました。その後も、変更の通達が矢継ぎ早に出ます。しかも、一般のルール変更