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完全予約制です希望日時『前日まで』に連絡ください5/28(日)~6/21(水)の予約可能日時※施術開始時間です・5/28(日)20:00(最終受付)・29(月)11:00〜13:00(最終受付)・30(火)10:00(最終受付)・31(水)11:00、18:00(最終受付)・6/1(木)11:00〜20:00(最終受付)・2(金)11:00〜17:00(最終受付)・3(土)❌覚王山マルシェ(予約受
(前回からのつづき☟)そしてここから、「足関節の底屈と腓骨の前方移動」を用いた調整です。①施術者は被術者の膝関節を屈曲させて片手で足甲部を把持し、逆手で外踝を把持する。②足甲部に圧をかけて足関節を底屈させながら、外踝を押して腓骨の前方移動を誘導・強調する。③続けて施術者は足甲部を把持した片手はそのままに、逆手をずらして腓骨頭を把持する。④再び足甲部に圧をかけて足関節を底屈させながら、腓骨頭を押して腓骨の後方移動を誘導・強調する。…以前ご紹介した(
(前回からのつづき☟)続けて、うつ伏せで行う別パターンの腓骨の調整法です。こちらは外踝だけでなく腓骨頭に対してもアプローチします。①施術者は被術者の膝関節を屈曲させて片手で足底部を把持し、逆手で外踝を把持する。②足底部に圧をかけて足関節を背屈させながら、外踝を押して腓骨の後方移動を誘導・強調する。③続けて施術者は足底部を把持した片手はそのままに、逆手をずらして腓骨頭を把持する。④再び足底部に圧をかけて足関節を背屈させながら、腓骨頭を押して腓骨の後方移動
(前回からのつづき☟)それでは足関節の底背屈と腓骨の連動を用いた調整法を、以下にご紹介いたします。まずは仰向けで行う簡易版の方から始めてみましょう。①施術者は被術者の外くるぶしの上に片手の拇指球を乗せ、逆手で足裏を押して足関節を背屈させる。②足関節の背屈に合わせ、外くるぶしに乗せた片手の拇指球で腓骨の後方移動を誘導・強調する。③続けて施術者は被術者の外くるぶしの下に片手の四指を引っかけ、逆手で足の甲を押して足関節を底屈させる。④足関節の底屈に合わせ、外
(前回からの続き☟)ところで足関節には、内くるぶしを形作る脛骨に隣り合って、外くるぶしに当たる腓骨という骨がありますね。この腓骨も足関節の底背屈に連動して動くのだそうです。すなわち、「背屈時に外踝(腓骨の末端)は上方+外方+後方へとわずかにずれる」「底屈時に外踝は下方+内方+前方へとわずかにずれる」というのが、本来あるべきセオリーです。そしてこのセオリーが崩れると、やはり背屈や底屈に制限を生じます。※腓骨の運動には他に回旋方向も含まれるらしい
(前回からのつづき☟)さて「脛骨の内旋⇔外旋」を用いた底背屈の調整法は、被術者がうつ伏せでも行えます。①施術者は被術者の脛の足首近くに片手を添え、逆手で足裏に圧をかけて足関節を背屈させる。②足関節の背屈に合わせ、脛の足首近くに添えた片手で脛骨の内旋を誘導・強調する。③足首近くに添えた片手を徐々に膝下に向かってずらしながら、足関節の背屈および脛骨の内旋の誘導・強調を繰り返す。☟☟☟④続けて施術者は被術者の脛の足首近くに片手を添え、逆手で足の甲に圧をかけて
(前回からの続き☟)えてして背屈制限のある足というのは、ガニ股だったりして常に背屈気味に固定されてしまった足が多く、そういう足には先に「底屈+外旋」の方の調整をしっかり行い、それから「背屈+内旋」の調整をすると効果的です。☟☟☟その逆もまた然りで、底屈気味に固定された底屈制限のある足には、先に「背屈+内旋」、その後に「底屈+外旋」と行うのが良いでしょう。☟☟☟(☞つづく)
(前回からの続き☟)「足関節の背屈⇔底屈」に同期した「脛骨の内旋⇔外旋」という運動連鎖は、正常な足であれば知らず知らずのうちに為されるもので特に意識されることもないのですが、ちょっと癖のある足だったりすると抵抗感や痛みを伴ったり、あるいはこの運動連鎖の不全により深い底背屈ができなかったりします。そういった場合には次のような調整テクニックを用いて、運動連鎖の滞りを取り除いてあげると良いでしょう。まず被術者には仰向けで横になっていただきます。①施術者は被術者の脛に
(前回からのつづき☟)それではもう一度、ご自身の体で実験してみましょう。内くるぶしから脛の骨にかけて片手を添えた状態を作り、逆手を小指側から足の甲に引っかけて力を込め、足関節を底屈させてみてください。前回同様に微細な感覚ではありますが、底屈に同期して脛骨が外旋するはずなのです。足関節が背屈する時に脛骨は内旋、底屈の時に外旋、この運動連鎖がスムースに機能しているなら、それは正常な足であると言えます。(☞つづく)
※この記事は別テーマ「こちら西新宿店のブログ」内で連載していたシリーズ記事の続編になります。執筆者の店舗異動にともない、テーマを移動して再開いたします。(前回からの続き↓)さて爪先を持ち上げる背屈に対して、足首の背側を縮めて爪先を下げる動作を「足関節の底屈」と言います。そしてこの底屈も他方向への運動を複合的に含むものであって、すなわち爪先が内側を向く「足関節の内転」と、足の甲が外側にねじれる「足関節の回外」という運動が、同時に起こります。☟☟☟これ
(前回からの続き↓)さてここで、ご自身の内くるぶしから脛の骨にかけて片手を添えた状態で、逆手を小指側から足裏に引っかけて力を込め、足関節を背屈させてみてください。小指側から手を引っかけることで、背屈と同時に足裏の面が外側に向いていく動き(=足関節の回内)が、より強調されて現れるものと思います。しかし今それより以上の注意を払って観察していただきたいのは、むしろ内くるぶしから脛の骨にかけて添えた方の手です。足関節の背屈に同期してわずかに内側にねじれていくの
私が好んで施術に用いる足部調整のテクニックについて、今回から何度かに分け、解説していきたいと思います。まず足関節の背屈および底屈の制限に対するアプローチです。◆◆◆足首の前側を縮めて爪先を持ち上げる動作を「足関節の背屈」と言いますが、この背屈を行う際には爪先が外側に向く「足関節の外転」と、足の甲が内側にねじれる「足関節の回内」という運動が、複合して起こります。☟☟☟これら「背屈」「外転」「回内」という3方向の運動がセットで起こる様子を足裏を基準に観察