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この作品に出会ってもうかれこれ30年『崎義一の優雅なる生活』シリーズでギイが29歳になったから赤池くんも29歳になったんだろうな奈美子ちゃんにお祝いしてもらってるかな赤池くんお誕生日おめでとう
「ほんと急だよな、いつも」「わりぃ」『わりぃ』とか言いながらも絶対に思ってないだろうこの男は、兎にも角にも自分の時間で動き…そしてそんなこともわかっていながら、人の時間を使う。いや…使うと言っても、そこもちゃんと調べているのか『空いてないわけじゃない』ところをしっかりと付いてくる、なんとも言えない…根っからの大グループの跡継ぎだ。「で、今日はなんで呼ばれたんだ?」「うーん、実はさ…ちょっと一泊したくて…」一泊…それはもしや、恋人である【葉山】と…ということか?いや、勿論おれはノー
いやー!シンミスだけのつもりだったのに、結構…勢ぞろいになっちゃいました^^;なんと、ギイからのプレゼントだったんですね!みんなが幸せでありますように!(ꈍᴗꈍ)
昨日はゆっくりとイブを過ごした。二人だけの部屋にも小さいながらツリーを置いている。そのツリーの根元になにかが…。「アラタさん、これって…」「あぁ、お前宛だろ。そこに、【K.Sへ】って書いてあるみたいだし」「ほんとだ…。開けても良いっすか?」「俺に聞かれても…サンタが置いていったんだろうし」「サンタさん、あざーっす!」ビリッビリッビリリ…やっと出てきた中身は「参考書?」「お前がやってるテキストを見たことがあるんだろ。どうやらそのテキストが一番向いてるって思ったんじゃないのか?
ここのところいろいろな映像作品(映画のレンタルDVDやVシネマ?に配信ドラマとかも)を見ていて、これまで知らなかった俳優さんたちを何人も知った。見たものがだいたい2010年前後の作品なので、みな年齢が似通っている。新しいもので2015年とか2017年制作くらいか。(ポルノグラファーシリーズは2019から一年に一作)その彼らについて検索してみたら、問題があって芸能界をやめた人とか、俳優でなくカメラマンに転身した人とか、今も俳優として活躍している人もいるけど、本当に様々だ。その中でも昨
タクミくんシリーズ章三と託生の関係、おもしろいと思いませんか(´・ω・`)?章三は親友ギイのために仲介するのでしょうが、章三を頼るのはもっぱら託生です。託生は章三にお願いする立場でありながら、章三から発信する助言については「でも、だって」と、やらなくていい理由を見つけます。やらなくてもギイとの関係は変わらないから、託生の視界に入らない場所で何が起きているやら、考えることがないのでしょうし。章三がどうしてそう言うのか、お節介としか感じないようで、ときどきキレています。ギイがこ
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!初めてスマホのアプリから自分のブログ見てみたんだけど……めちょくちょ見づらい!!!!iMacで書いてるからPCでバランス取れればいいやーって全然、スマホ仕様を配慮したことなかったよ!↑これも相当見づらいんだろうな。スマホ仕様を考えるとこのくらいの改行で2行あけないと読めない。(ノ-_-)ノ~┻━┻まあ、その都度その都度で考えてみる。******いつまで続くんだ『虹色の硝
春風2020、かなり衝撃的な内容の一冊でした。章三が登場するので、楽しみにはしていまして。本当は、動く章三が読めるかと思っておりまして、映像ではないから実際に目で見えるものではないのですが(笑)一般的な番組であれば、スタジオに電話をかけて出演している状態。声だけの登場です。それも、託生が何度かけてもコールするばかりで、留守電に用件を吹き込んだから連絡は取れるはずと待ちわびて、ようやく繋がった電話。1年半以上にわたる音沙汰なし、その間に託生はギイと再会を果たし、連絡を取り合っ
「その間、少しの…いや凝縮した時間を共に過ごしたんだろ?その思い出はお前だけのものかもしれんが、こいつらにも分けてやれよ。言葉にすることで、お前の思い出もまた色付くだろう。それに、皆が鈴木を偲んでやれる。僅かなものでもいいさ…鈴木と交わした言葉を…ここにいるかも知れない鈴木にも聞こえるように…心を解き放て。それがお前のためにもなる…」先生がみんなの視線を受け止めながら発したのは…叱咤ではなく、『共有とカタルシス』だった。その言葉に、自分がすべきことを思い出した旅人のように森田は語り始めた。
差し迫った期末試験を前にして、いつも毅然としている章三の様子が違う。まさか、章三がナンパ?「なわけないだろう。もし、あいつがナンパしてたら、寮内を逆立ちして歩いてやるよ」ギイはそう言って笑う。窓から射し込む弱い陽の光が、何倍にも膨れあがって見えるほど、朗らかに笑う。でも、ぼくは章三がフラれてしょんぼりする姿を、何度も見たんだ。ここは山の中腹に立つ全寮制男子校、祠堂学院高等学校。もちろん、構内も寮内も、そして先生も、司書と食堂や売店のおばさんを除けば男しかいない。「託生や俺をナンパして来な
未だ信じられない。俺はとても悲しいです😭滝口さんがこの世界を去ったなんて信じられない😭彼はとても楽しい人だった✨滝口さんはいつも僕の心の中にいる~滝口幸広さん、ご冥福をお祈りします。
滝口幸広さんあなたの「幸」せの時間割は止まってしまったんですねタクミくんシリーズの赤池君役ありがとうございました安らかにおやすみください追記)Twitterかつて共演された方々のお悔やみの言葉であふれているまるで御葬式の弔辞のようにそれが余計に悲しさをそそるそれとは全く関係のないあっけらかんとしたニュースも、当たり前に流れてくる空も秋晴れそんな時ふっと湧き上がった言葉は『悲しみはいつも我が胸の中にされど日々の営みは続く』、、、by慈伝刀剣乱舞より今日一日は弔
「あ、崎くん、お願い」「オーダー」「はい、かしこまりました」ギャルソンやセルヴーズ、尊敬する次にレストランを利用するときは、あまり無理を言わないようにしよう「ほいよ、オーダー」「ごくろーさん、ギイ」オーダー票を持って厨房に行くと章三がエプロンつけて甘味を手早く作っている。ほんとうに、手慣れてるよなあ「5番テーブル、18番テーブルあがり。もってってくれ、ギイ」「りょーかい」祠堂学院文化祭俺たちのクラスは、女の子が好きなものは甘いもの。甘いものを提供できる場所には女の子は必ずや
「おや、お揃いで登校ですか」章三がにやにやして教室に入った俺たちに声をかけてきた「ああ、今まで某所にふたりで招待受けていたからな」「へえ、ふたりでね」章三が興味深そうに託生を覗く「今朝はそこから直接祠堂にってことか」「いったん、帰宅する予定だったんだけどね。話が長引いてそういうことになっちゃったんだ」託生が恥ずかしそうに俯いた「なるほど」腕組みをしてこれ見よがしにふむと頷いて見せる章三。ったく、わざとらしいにもほどがあるそれでも、それ以上つっこむつもりはないらしい。納得すると
託生発案、ギイ企画演出によりレストラン・リバーサイドに集結したメインキャラたち映画に出演なさった俳優さんが、当て馬の相楽役と話すようなシーンでした生徒会をまとめるためのスケジュール調整に追われる三洲をどうにかして真行寺の方へ向けるため現場を押さえることに成功した面々見たくないものを見せられた真行寺の退席を留めるために、やむを得ず席を立った三洲へ内心で、品性を問い掛ける託生(笑)ギャンブラーギイを生み出した託生は結果しか求めていないのでこういう展開になるのでしょうが三洲の
翌日の放課後、弓道部に用があるという吉沢を後回しにして、ぼくと章三は1階階段長の矢倉がいるB組を覗いてみた。矢倉は荷物をまとめ、級長の八津の席で何やら話している。間が悪いというか、何というか、あはは。しかし、章三は「矢倉っ。」ぼくが迷っている間に、前のドアから呼びかけた。振り向いた矢倉は、呼んだのが章三とわかると怪訝な顔をする。そして、「ギイなら、約束があるとかで、寮に戻っちまったぞ。」章三の陰に隠れるように引き戸から少しだけ顔を出すぼくと、ふたりを見比べて言った。それには構わず、章三は
「へえ、こんなにサッカーで駆け回る葉山って初めて見たかも」俺の隣でベンチに座っている章三が感心したように口にした「ああ、そうだな。楽しそうだな」「しかも、ちゃんと指示に従って周りを見て動いているぞ。信じがたいね」「もともと、小学校ではサッカー部だったとさ」「それは知らなかった。そうなのか」「小学生でもきちんとルールがわかってサッカーで勝つための動きはどうすればいいのかボールの運び方やら全員での攻め方なんてのを知っていればそれなりに走るよな。ボールの動きも相手の動きもきちんととらえるこ
「おはよう」俺は託生を伴って1-Cの教室に入る「葉山、よかったな」「あ、赤池くん、おはよう。うん、なんとかね」託生は教室をぐるりと見渡した。そうか、ここが自分のクラスかと確かめるかのようにそして、じっと託生の様子をうかがうクラスメイト達噂はすでに行きかっているはずだ。根回しもしておいた今の託生は以前の託生ではないと。でも、怪我の後だから、けして不用意な接触はしないこと俺の言葉だ。それは守られるはず「託生、託生の席はここ。後ろには片倉がいるから」「あ、そうなんだ」託生はあから
ギイ・・、ギイ・・歌うような声で呼ばれて目が覚めた「ギイ・・、あの、ここで寝ちゃったの?」目の前に戸惑っている託生あ、しまった。俺、託生が寝つくまでそばにいてやるって言って椅子に座ったまま、そのまま託生のベッドに臥せって寝てた「そんなに、心配してくれなくてもいいのに」「あ・、いや、その、この手をさ」「手・・?」託生が俺を握っている手を見て、顔を真っ赤にした「ご・・、ごめん」ぱっと離そうとする手を、俺が止めた「いいんだ。俺が離しがたかっただけなんだから」眠る前、不安を打ち消
中山先生が慌ててふもとの病院に掛け合って、俺も同行してCTやレントゲンの検査を改めてしてもらったでも、やはり、先生の見立て通り内出血は起こっておらず、他にも異常は見当たらなかったタクシーで戻ってくる間、託生はうつむいたままでも、何より驚いたのは、タクシーに乗るときとか動くとき、俺が心配して託生を抱きかかえても、託生はそれを受け入れて一切拒絶をしなかったことだあの接触嫌悪の症状が全く起きないこれは・・、なんだ?保健室に戻って、中山先生がじっくりと託生と問答しているでも、託生は自分の名
「てめ、ちょっとすれ違いざまに袖がかすれただけでなんだよ、その過剰反応は!」祠堂学院の廊下、託生は、いつものままだったただひたすらに罵倒を訊きながし、うつむいたまま、じっと身体を固くしている。その顔はすっかり青ざめて「人間接触嫌悪症だか何だか知らないがな。そっちがぶつかってきといて、なんで俺をにらみつけるんだよ」別に、託生は睨みつけているつもりはないはずだ・・と、思う「とことん、生意気な奴だな」だんっと、その先輩が力任せに託生を壁に突き飛ばして託生はそのまま、ずるずると廊下にへたっ
あれ以来、僕と三洲くんは食べたり眠ったりする時間以外、ほとんどを貪りあって過ごしていた数え切れないぐらいに肌を重ねあって、お互いの欲望を吐き出し続けたどうにかなりそうな、くらりと目眩のするような衝動のままに交わりあって、時間が流れた僕と三洲くんとの秘め事は、270号室の外には一切漏れなかった三洲くんは部屋の外に出たら、いつもの顔を貫き通して僕に同室者でありクラスメイト以上の接触をしなかったし、僕も何かを表に出すことはなかったただ、ギイがいなくなったというのに、僕がとくに動揺したり気落ち
「まったく、そういうのを取り越し苦労というんだ、ギイ」「章三」昼休み、俺と矢倉と章三とでいつもの昼食会「ほんとに、どいつもこいつも相手は男。まったく、いくら全寮制の男子校ったってなあ」「そりゃ、どーも」章三の嫌味に、矢倉はどこ吹く風。もとから人の目なんぞ気にしない性格していたが、最近、八津とよりを戻したばかりでやり直し恋愛真っ最中の矢倉にはかすりもしない「いいか、ギイ。三洲は気に入っていると言っているだけだろ。まあ、あの三洲がそういうことを口にすること自体まれというか珍しいにもほどは
「おはよう、託生」「あ、おはようございます。お・・かあさん」くすくすとお母さんになってくれたギイのお母さんが笑う「託生ったらそんなに緊張しないで。あなたは、もう私の息子なのよ」「あ、はい」なんだか、くすぐったい。お母さんかあ。そう言えば、この言葉、ずっと口にしたことなかったな。日本に演奏会に行っても葉山の父母と会うことはなかったし別に、もう、僕にそんなにこだわりはないんだけれど、なんとなくそうなっている「オフクロ、メシは?」「座ってなさい。すぐに運ばせるから」そう言ってお母さん
「まったく、崎家の子息が市役所で結婚式など」オヤジがぶつぶつ言っていたけれど、知るか自分が言い出したことだろう。もう、あの夜は大変だったエリイと流もペントハウスで退院してくるオヤジを待っていて、一緒にディナーをという趣向だったけど。オヤジがエリイたちに俺の許可もなく勝手に俺と託生を結婚させると宣言してしまったきゃあっと飛び上がって喜んだのはもちろんエリイ。おめでとうの言葉とともに祝福のキス「セント・ジョン?やっぱりマンハッタンのセント・パトリック?」「冗談じゃない、あんな大聖堂。式
「蓑巖がいてくれてよかった。ありがとうな」ほんとに助かった。託生だけならぜったいに対応しきれなくてどうなっていたかわからない「最初から島岡さんは葉山くんじゃなくて僕をターゲットにしてたから、僕がいなかったら意味はなかったんじゃないかと思うよ」蓑巖はどこまでも冷静だった。島岡と話した内容を的確に俺に伝えてくれたのだから「あわよくば、情で押し切って葉山をギイの抑止力にしようとしたよな」「うん、赤池くん。きっとね。なにか、僕もそんな気がする。だって、島岡さん、僕にも助けてくださいって言ったん
「お前らなあ」「えー、いいじゃないか。ついでだしぃ」「そうそう。前もって情報入れていた筋が見事に空売り仕掛けててさ。だから、ストップ入れてやっただけだよ」「これで、まあ1000billionは凍結だね」「もっと行くんじゃないのかなあ。薬品関連とか、こういった研究所を持っている会社、ほとんどが売られてたから」「うん、世界規模での展開だものね。東京と上海はだまっていても動かなくなるから。こうなると」俺がFグループに仕掛けた情報が漏えいしたというネタが各方面を騒がす前に、当然、証券取引
「葉山」楽しい食事会が終わって、それぞれが帰宅したりホテルに戻ったりした後、この家のゲストハウスに泊ってギイをサポートしてくれている赤池くんが僕を呼び止めた「ギイのこと、改めて頼むな」「赤池くん?」どうして、今頃そんなことは当たり前のことで。だって、ギイがあんな新聞沙汰になるようなことをしたのだって、すべてはギイがきちんとお父さんと向き合うためで僕だってそれは望んでいたことだし。それはたしかに、あいもかわらずちょっとやりすぎかなと思わないでもないけれどそれはそれとして、ギイが考えて
「まずは、乾杯」ドゥブロヴニクに戻ってきた託生や章三に蓑巖、そしてイギリスに戻る途中で立ち寄った野沢と中郷に渡辺、ついでになぜか佐智までくっついてきた「おもしろかったなあ、イベント」「ほんとに、ギイ先輩、来られたら良かったのに」「野沢くんと吹奏楽部とのコラボ、すごかったんだよ。もう、客席が乗っちゃってさ。ほとんどライブ会場だったよね」「うん、いつもの感じだったね。在校生や卒業生だけじゃなくて一般客も随分と入ってくれて、楽しかった」「ただで、佐智さんの演奏が聴けて、あの人たちとても幸運
「葉山くん、乙骨くんが話があるんだけれど時間をもらえないかって連絡が入ったんだけれど」「え?乙骨くんって頼彦くん?」マネージャー役の蓑巖くんの言葉に僕はびっくりほんとうに、最近は会ってもいなかったから彼も、あのごたごた以来、大学を卒業してからそれはいろいろとあったのだということはギイからそれとなく訊いていたし雅彦さんとは何とか同居に持ち込めたみたいだけれど「いいよ。リハーサルが終わったら時間はあるし」うーん、でも、ふたりだけで会うのは何となく気詰まりだな。どうしようただ、もし、