ブログ記事14件
はーい!科学オタクのナオでーす。子供の頃のmarineこれまでの宇宙シリーズでは、宇宙の膨張ということがずっと出てきました。この膨張という特徴に基づいて、遥か彼方の星や銀河までの距離、そして遠い宇宙開闢の頃の姿を知ろうという努力が続けられています。こんな膨張宇宙の特性を表す重要なパラメーターが、ハッブル定数です。そう!ハッブル宇宙望遠鏡に冠された天文学者エドウィン・ハッブルの”ハッブル”です。このハッブル定数を使って、簡単に宇宙の年齢を計算してみましょう!
はーい!科学オタクのナオでーす。記録更新ニャ!なんと、昨日のブログで観測史上最も古い恒星エアレンデルのことを書いたのに、ジェームズウェップ宇宙望遠鏡(JWST)が、また記録更新しちゃいました。「観測史上最古」宇宙誕生からわずか2.9億年後の銀河、JWSTが発見2024.06.17「観測史上最古」宇宙誕生からわずか2.9億年後の銀河、JWSTが発見|ForbesJA
はーい!科学オタクのナオでーす。ブログ:星までの距離はどうやって測定するの?の後編でーす。宇宙の歴史を紐解くのに、太陽系外の恒星や銀河系外の銀河までの距離、即ち、過去からの時間を正確に把握することはとても重要です。つまりは、宇宙の始まりを明らかにすることに繋がるのです。宇宙の歴史時空人gooblog「脳トレ宇宙論ー人類の見果てぬ夢」よりお借りしました。ということで、昨日の続きです。星までの距離はどうやって測定するの?今回のトピックは下の資料およびU
「なんかカッコいい」・当時世界最大の天体望遠鏡を使う・系外銀河の赤方偏移を発見・膨張宇宙の発見・その後、名を冠した宇宙望遠鏡も大活躍・パイプを吸ってる
宇宙誕生から1カ月後、2度目のビッグバンが発生!?【ダークビッグバン】(youtube.com)気が遠くなるような話・・・・見てきたような話をするけど・・面白い。
七夕祭りは毎年、7月7日に行われる伝統的な行事です。この日に、織姫と彦星は、天の川を介して、一年に一度だけ会うことができます。夜空を眺めると、大宇宙が目の前に広がっています。最近、サイモン・シンの"宇宙創成"という本で、ハッブルが宇宙についての重大な発見をしたという記述を興味深く読みました。エドウィン・ハッブルは、アメリカの天文学者として知られています。亡くなったのは1953年ですから比較的最近です。wikipediaによると、妻のグレースは葬儀を行わず、遺体の埋葬先についても決して明か
『相対性理論』第10回(最終回)<一般相対性理論で起こる現象②>5.ブラックホール(「ブラックホール」については『宇宙』カテゴリー参照)アインシュタインは宇宙では限られた空間に大きな質量が集中すると、光さえ脱出できない重力場が形成されると論理付けをした。カール・シュヴァルツシルトは、一般相対性理論の重力の方程式からブラックホールの存在を理論的に予言しました。<ブラックホール直接撮影>2019年人類初の撮影に成功。おとめ座銀河団の楕円銀河M87の中心に位置する巨大ブラ
先日のニュースによるとジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で宇宙で最初期の銀河を捉えたそうで、それは、ビッグバンから僅か2億年後の136億年前の銀河である可能性があるとのことです。そんな話があると、よく・・・今見えてるその銀河の姿は136億年前のものであり現在はどうなっているか分からないなんて言われますが・・・我々の銀河系も最古の天体は132億年なので誕生から132億年以上経っているわけでそう考えると136億年前の銀河の現在の姿も我々の銀河系や一般的によく見られる銀河
疲れて食事を準備するのが面倒なとき、有難いのはピザなどの出前です。妻が時間をかけてせっせと作った手料理をものの数分で平らげてしまうと、妻は報われない気持ちになるようです。「ローマは一日にして成らず」。料理も一瞬で出来るわけではありません。当たり前と思っていたことが、決して当たり前ではない。日常のちょっとしたことにも感謝する気持ちを忘れてはいけないですね。全知全能の神はあたかも一瞬で天地創造をされたと考えているクリスチャンがいるかもしれません。しかし実際は神様でさえ、原理原則を重んじられ
『天文学の歴史』第4回「アインシュタイン」詳しい相対性理論については、当ブログ『相対性理論』を参照ください。<相対性理論とは?>相対性理論とは、アインシュタインにより1990年代初頭に発表された光・重力理論です。従来のニュートン力学の時間と空間の考え方は「何物にも影響されず、あらゆる場所で一様である」というものでした。ニュートンの「万有引力の法則」によって重力についての多くのことは解明できました。万有引力とは、字のごとく「万物が有する互いに引き合う力」のことです。ニュー
『宇宙』第5回(最終回)「宇宙膨張と多次元宇宙論」1.宇宙膨張灼熱状態のビッグバンのなごりの光が宇宙マイクロ波背景放射です。宇宙の膨張にともなって波長が引き延ばされ、現在のわれわれが観ることのできる現象です。ビッグバンがあったという証拠となっています。1922年にロシアのフリードマンAlexanderFriedmannが、一般相対性理論の方程式を宇宙の歴史の中で宇宙空間がどのように変化するのかを計算しました。そして膨張宇宙のモデルをフリードマン方程式として定式化し宇宙は
望遠鏡の記事で、ハッブル宇宙望遠鏡の話をしましたが、その名前の由来は「ハッブルの法則」で知られるアメリカの天文学者であるエドウィン・ハッブルです。ハッブルはスポーツマンで、高校では陸上競技で好成績を収め、大学ではボクシングでプロにスカウトされる程の実力の持ち主でした。文武両道とはこの事ですね。シカゴ大学で、天文学と数学を修めた後、イギリスのオックスホード大学初代ローズ奨学生に選ばれ、法学で修士号を得ています。アメリカに戻り、法律事務所、高校教師をへて、母校シカゴ大学のヤ
・観測史上最も遠いクエーサーを発見アストロアーツ1月18日付記事、元はアルマです。観測史上最も遠いクエーサーを発見-アストロアーツ(astroarts.co.jp)概要>ビッグバンからわずか6億7000万年後の宇宙に存在する、観測史上最遠のクエーサーが見つかった。太陽の約16億倍の超大質量ブラックホールが存在するとみられる。>今回発見されたクエーサー「J0313-1806」はエリダヌス座の方向にあり、赤方偏移の値がz=7.642と測定されている。これは、光路距離(
今日も病院。ちょっとイレギュラーな頸動脈のエコー検査のためなのだ。昨年にさかのぼるのだが、私は、アルツハイマー病ではないかと心配になり別の病院のものわすれ外来で診察を受けたことがある。検査の結果、脳や海馬等の組織に病変は見られず、記憶力の低下は年齢相応のものですとの診断が下された。ただ、メガネをかけた女医さんはこう付け加えた。「でも、頸動脈のところにプラークが見られます。これは自然に消えることはありません」「まあ、ここと病院を掛け持ちするのは大変でしょうから、機会があったら、1年後ぐらいに
今日は、銀河系の外にも銀河系があることなどを発見し、宇宙の謎解きに多大な貢献をした天文学者、エドウィン・パウエル・ハッブルEdwinPowellHubbleの命日にあたります。ハッブルは1889年にミズーリ州に生まれました。青年期の彼は天文学とは無縁・・・むしろスポーツで頭角を現します。高校の陸上競技大会でなんと7種目で優勝、走高跳ではイリノイ州記録を更新したというのですから、かなりのもの。シカゴ大学に進学し、ボクシングでならした物理学者ロバー
はい!奈央です。2020奈央の初旅江戸と天空の旅番外編④です。謎の古代天体「ヒミコ」を発見した大内正己東京大学宇宙線研究所准教授の発見物語です。「ヒミコ」とは、130億年前の古代の宇宙にありながら、現在の銀河と同じくらい大きい。同時代の銀河より10倍大きい。古代(初期)銀河の常識を覆す謎の天体だったのです。Himiko宇宙&物理2chまとめHPよりお借りしました。「ヒミコ」は、「くじら座」の方向、130億光年離れた遠方にある非常に明るい巨大なガス雲で、2
毎晩暑いですね~と言っても涼しくなるわけじゃありませんから、耐えるしか無いんですけども。先ほど西の空に赤いお月さまを見つけました、早速三脚を引っ張り出して・・・・・早く撮影しないとマンションの向こうに沈んでしまいそうです(^_^;)それにしてもこんなに赤いのは水平方向に見えるため、朝日とか夕日が赤いのと同じ理由(赤方偏移)でしょうね、きっと。今夜は月齢6。明日はちょうど半月ですね。赤方偏移よりも、この暑さでお月さまも赤くなったのかもしれません。今夜もエアコンを弱く運転させて寝
Q光についてもドップラー効果があると聞きましたが、救急車のサイレンが遠ざかるときに低く聞こえるのと同じ原理なのでしょうか?A1.ドップラー効果とは?ドップラー効果とは、波動(音や光など)の振動数がその発生源と観測者との相対的な速度により発生したときと異なって観測される現象のことです。ここで振動数とは周波数ともいい、その波動が単位時間あたりに何回振動するかを表す物理量で、次元は時間の逆数になります。発生源と観測者が相対的に遠ざかると、振動数がより小さくなって、音なら低くなり、可視光な
★この記事は10年以上経過して数字が古くなっているので、2018年8月に最新データに改訂した記事をアップしました。赤方偏移、宇宙年齢、距離の表(Plankパラメータ):https://ameblo.jp/karaokegurui/entry-12471789936.html今後は新しいものを参照していただき、以下の数値は歴史的史料としてのみご覧いただきたいと思います。--------------------------------------------参考までに天文学会編集シリーズ