「おかしなこと」に遭遇する率が高い。この、「おかしなこと」という言葉が大事だ。つまり「えーっ」と驚くけれど「ちょっと笑える」こと。昨日も23時半ごろ、駅から自転車で帰る途中、信号待ちの向こう側のひとが不自然な赤いリュックを背負っていた。でもリュックにしては右肩だけがやたらボコっと盛り上がっているし、そのひとがやたらと右肩に視線をやるものだから、何だろうとよく目を凝らしてみると、リュックだと思っていたものは生きた赤いオウムだった。右肩に色鮮やかなオウムを乗せた人が外を闊歩する世界線。『宝島』かよ!