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銀行融資に拘らない(中小企業資金繰り編)経営者と資金の話をし始めると、銀行融資、銀行借入の話「だけ」だと思われる方も多いです。でも、企業の資金は、資金ショートしないようにすることが目的で、融資を受ける(借入をすること)は一つの手段でしかありません。確かに、企業経営にとって銀行融資は大きなポイントではありますが、それだけに拘っていては、資金繰り改善できません。例えば、以前、「資金がない。銀行融資の相談に乗って欲しい」という相談がありました。資金繰り表が無かったので、
資金ショートする前に(中小企業資金繰り改善編)資金が不足して、支払が出来ないことを資金ショートと言います。しかしながら、資金ショートは急に起きる場合はほとんどありません。売上・利益の減少などその予兆となるような出来事があるはずです。つまりは、資金ショートしそうとなる前に、準備ができるはずなのです。資金ショートする寸前では、対策も限られるので、厳しいのですが、前もって対策を打てば、方法もいくつもあり、時間をかけることもできるのです。では、そのためには、事業計画書と資
銀行借入はゴールでは無い(中小企業資金繰り編)銀行借入などによて資金調達をすると、安心してしまって次の行動が鈍るケースもあります。これは、銀行借入がゴール(目的)となってしまっているからです。この場合、また資金が不足して、資金繰りに苦労をしてしまうパターンが多くなります。銀行借入は、資金繰り(運転資金や設備投資資金)のためにするので、経営をしていく中での手段です。つまり、資金調達をしてからが、その資金を使って、売上・利益をアップさせていくためのスタート地点なのです。資金が
資金の動きを可視化する(資金繰り改善編)経営をして行く上で、資金は必要であり、重要なものです。しかし、意外と自社の資金の動きを把握していない企業も多くあります。「何となく儲かっているな」とか「何となく資金繰りが厳しそうだ」とかは分かるにしても、資金が潤沢に有るのか、資金がどのくらい不足しているのかを掴めないのです。これは、まずは決算書を読み込んでいないとか粉飾決算をしており、そもそもの経営数値を押さえていない場合があります。また、決算書の数値は押さえていても、資金繰
Q&A「資金繰表簡単作成」経営者の皆さんは資金繰り表を作成してください資金繰り表の簡単な作り方をQ&A形式でお伝えします。資金繰り表の作り方Q資金繰りは、どんぶり勘定、メモ程度でしかやってませんきちんとした資金繰り表を作るように銀行から言われましたA中小零細企業の社長さんには、そんな人が多いようですいくら資金調達しなければならないのかがわかりません銀行などへの説明にも説得力を欠くでしょうQ資金繰り表の作り方がわからないA難しく考えなくてもいいんです資金繰り表の目的
資金繰り表の作成手順1約定資金繰り表の作成手順<目的>このまま約定に従ってに支払いを続けたら、いつの時点で資金ショートするか(若しくは、手形不渡り事故となるか)を知るために作成します。逆に言えば、このまま支払いを続けても資金があれば、後述の改訂資金繰り表を作成する必要はないす。[月次資金繰り表]だけでは期中の資金ショートが分からないので、日繰り表も策定しましょう(例.月次資金繰り表上では、期首100万円、期末300万円とあることから安心していたところ、大口入金のある31日の前の25日に
「資金繰り表とキャッシュフロー計算書って何が違うのか?」こうした質問があります。これは、まったく違う資料です。資金繰り表とは、未来の資金の動きを想定する資料です。一方、キャッシュフロー計算書とは、過去の資金の動きを把握する資料です。作成方法も、資金繰り表は、事業計画書に基づいて、資金がどのように入出金されるかを想定しますが、キャッシュフロー計算書は、損益計算書と貸借対照表から差し引き計算して作成します。使用目的も、資金繰り表は、将来の資金の過不足を予想し資金調達などの
ある企業の一コマを想像してみてください。経理担当者:「社長、今月末の業者さんへの支払が出来ません」社長:「え~、何でもっと早く言わないの」このように急に資金が不足したら誰でも慌てます。時間があれば、資金調達しやすくても、時間がない中ではなかなか資金調達のハードルが高いからです。こんなことが無いように、「いつ、どれだけ資金が必要か」を前もって知っておく必要が有ります。そのために、作っておくと便利なのが資金繰り表です。資金繰り表とは、今後の入金と出金の時期と金額を表にするものです。
こんにちは!未経験から税理士事務所の新人になったむらなおです!経理の道で頑張ってくと決めて1番の課題はやっぱり資金繰り表ここんところ私の頭の中は新しい会社の会計ソフトの事と資金繰り表をどうするかでいっぱい会計ソフトは所長に弥生会計との違いを教えてもらいあとは慣れるしかありませんという状態資金繰り表は所長に本借りて勉強し始めたところそこへ来て今日先輩が経理の時に使ってた資金繰り表始め、貸借対照表や、損益計算書、その他の支払いなどの管理のアクセルを
■ご挨拶いつもご覧頂きありがとうございます。いいね!ボタンを押して頂いた方、本当にありがとうございます。フォロー頂いた方、本当にありがとうございます。フォロー頂いた方の記事をいつも拝見させて頂いております。-踏み出す勇気を・今だからこそできる事を-AMACD事務所です。初めての方はプロフィールをご覧下さい。プロフィールページ■気になった事、ニュース最近、バブル方式という言葉を良く聞くようになったので確認しました。バブル方式「
No.750決算書を見ただけでお金を増やす財務のホームドクターです。どんなに立派な事業計画を作っても、資金繰り表をきちんと作らないと絵に描いた餅になる。事業計画で黒字になったとしても、資金繰り表を見るとマイナスになっていることが多い。その原因がわからないと、社長の頭の中は資金繰りに追われてしまい、他のことが手につかなくなる。そのためには、事業計画を作る際にきちんと資金繰りを考えて作らなければならない。資金繰りのポイントはもらうものはなるたけ早く払うものはなるたけ遅
お金の話47作西河豊リスクヘッジの神髄ここでは、中小企業の危機対応(予防)の基本的な考えとして登場する「リスクヘッジ」の考え方について説明します。人間がその時点で貴重と思うものを保管する倉庫の話です。このような形の倉庫では災害に弱いことが分かりました。そこで、2つの建屋に分散してみましたが、これでも大きな災害が起これば意外ともろいことがわかりました。そこで倉庫の建屋を離し、しかも、工法を変えると、災害に際しても「どちらかが残る可能性が高い」ということが分かりました。(
お金の話46作西河豊銀行の事業所評価法定量評価金融機関評価の、定量情報では、通常、安全性・収益性・成長性・返済能力の4部門でそれぞれ、複数の財務指標が紐づいています。以下が、項目としてあるいは、項目内でウエイト付けされているわけです。安全性項目自己資本比率ギアリング比率有利子負債(商手除く)/自己資本固定長期適合率流動比率収益性項目売上高経常利益率収益フロー3期黒字成長性項目経常利益増加率自己資本額売上高返済能力債務償
お金の話45作西河豊銀行の事業所評価法定性評価金融機関は通常、企業評価システムを持っていて定量情報定性情報の評点の合算で評価されます。定量と定性の評価ウエイトは、規模が小さい企業ほど定性評価のウエイトは大きくなります。規模が小さいほど社長の手腕が影響すると言う考えです。まず、定性情報の方から解説しますが、この評価が「困りもの」なのです。中身は社長の人格・実力スタッフのレベル管理力事業可能性などとなるのですが、統一した基準がないことと、評価する
お金の話44作西河豊社内活性化と評価・研修スキームのクロス3【評価制度について】ここで、5つの評価項目の事例を説明します。以下のように得点で刻んだ評価マトリックスを作ってください。推進項目は同じでも、社内階級が高くなるほど、「チームでの業績」「指導技術」などマトリックスの達成内容を変化させてください。研修もこれの評価アップに結びつけます。評価マトリックスは数字で結果が出るのがベストですが推進項目によっては、計数でつかまえられないケースが出てきますので、以下のよう
■ご挨拶いつもご覧頂きありがとうございます。いいね!ボタンを押して頂いた方、本当にありがとうございます。フォロー頂いた方、本当にありがとうございます。フォロー頂いた方の記事をいつも拝見させて頂いております。-踏み出す勇気を・今だからこそできる事を-AMACD事務所です。初めての方はプロフィールをご覧下さい。プロフィールページ■気になった事、ニュース現在、○○ロスという話題も飛び交っていますね。今回は、ブルーライトメガネの
お金の話43作西河豊社内活性化と評価・研修スキームのクロス2【評価制度について】この戦略を決める際にはどのようなことに注意したら良いのでしょうか?以下の2点です。①既存事業とシナジー効果があり、キャシュフローを稼ぐこと②全社一体となって、力を集中できること①は、ランニングすれば、始めからキャシュフローで黒字が出る形を考えてください。ここで、新規事業以外の当然やらなくてはならない成果目標はどうしたら良いのでしょうか?このような評価制度にすれば、以下のよ
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お金の話42作西河豊社内活性化と評価・研修スキームのクロス【評価制度について】今までの、評価制度を捨て、5本程度の評価に改めます。ここで5本の経営戦略とういことについて説明します。2×2+1を想定しています。ここでなぜ、掛け算なのかというと施策を1本打てば、その裏を抑えることが肝要だからです。代表的なセットで言うならば・契約高増強と回収率・商品の打ち出しと顧客CS(満足度調査)などです。これらはトレードオフの関係にあります。では、なぜ1を足すのかというとこれ
お金の話41作西河豊経営計画・人事計画とのリンク2ケーススタデイの与件・10,000をある支店で担当者9人に割り振ろうとしています。・グループ小計というのは上から、3人、4人、2人の係があると思ってください。・ウエイトは基本割2.7:既存先割5:新規先割0.3:能力割2の重みつけをしております。・政策的に2名調整しています。・Bのデータは担当者ごとの既存取引軒数、Dは担当エ
お金の話40作西河豊経営計画・人事計画とのリンクモラールアップ策と目標のクロス貴社ではどのように、単位別の目標を、策定しているでしょうか?単位別とは、各支店・各個人です。・意外に多いのが、目標をブレイクダウンしていないというケースです。次に多いのが・算定のベースなく、適当に決めているというものです。この2つのケースでは、マインドは盛り上がりませんし、指導する際にも、寄るべ
お金の話39ローカルベンチマーキング作西河豊ローカルベンチマーキングローカルベンチマーキングという仕組みができました。これは、財務分析のツールです。一昔前に中小企業庁が音頭をとった中小企業の経営指標という制度がありましたが、データもととなる企業数が少なく、いつの間にかフエイドアウトしました。これの代わりとなるもので、金融機関と連動して進めて行こうとしています。私の予測では、こ
お金の話38この時代の金融機関活用作西河豊ネットワーク活用御社に来る金融機関の担当者の後ろには、その金融機関の支店ネットワークがあり、その取引先があります。そこで、商品・サービスをマーケテイング・販売推進のために紹介して貰うと言うことが考えられます。これを例えば、メールや郵送で顧客に紹介して貰うと言うのは、難しいかもしれません。それはオプトインと言う手法になり、金融機関は顧客情報を得
お金の話37リスク対応資金と言う発想作西河豊従来の金融機関のテイストにおいては借入れで、リスク対応資金と言う考えは出てきません。いまだに大きくは運転資金と設備資金が中心です。このうち、運転資金は、預金に月支払いの2~3月分を置いておくと言う発想です。しかし、昨今の事例で言うと・災害時の対応資金・コロナ禍での売上減少への対応資金などリスク発生に準備しておくという必要性も出てき
お金の話36簡易事業計画書ある事例作西河豊記入例としては次頁の通りです。努力した項目などあれば、忘れずアピールしてください。今後の経営戦略の要点としては、選択と集中ができているかなどチェックして下さい。選択と集中については言葉だけでなく、不採算部門が整理できているかなども考えてみて下さい。選択と集中で難しいのは不良採算部門をいかに撤退するかということです。しかし、これが出来ないと企業の内部
お金の話35簡易事業計画書相関関係作西河豊簡易事業計画書相関関係①ポイント1外部環境の捉え方→自社の概況(A)→努力した(したい)項目(D)→残る課題(G)→金融機関への要望(H)と一貫した論理性があるように作ります。・こういう環境だからこう考える。・こういう状況だからこう努力する。・当方もこういう努力をするから、こういう支援をして欲しいというように書きます。②ポイント2売上
お金の話34簡易事業計画書の書式作西河豊簡易事業計画書作り方の基本通常のプランニングと同様に現状を認識する→その中で自社の事業機会を探る→計画に反映させるという流れです。Hの金融機関への要望は、資金調達だけとは限りません。販路に困っている企業は「販路先を紹介してほしい」「事業継承の勉強を息子にさせてほしい」なども考えられます。常にこの事業計画書にどう書くかという訓練をすることにより
お金の話33簡易事業計画書の書式作西河豊フオーマットの項目はA.自社の景況感B.近年の決算状況、資金繰り状況C.今後伸ばして生きたい自社のコア技術、商材、サービスD.経営者として特に努力した(したい)項目E.今後の投資計画・設備・人材F.今後の3年間の売上計画(利益計画)G.残る課題H.金融機関への要望としています。続く***新図書「非接触ビジネス推進と
お金の話32作西河豊金融機関と事業計画書の関係事業再生の本を見ると「第2会社の活用」「金融機関の債権のDES化、あるいはDDS化」などを始め、様々な再生のバリーションが書いてあります。しかし、そこで、勘違いしないでください。金融機関がそれらの手法を考えるのは段階的には最後の最後です。(しかもその段階では計画書を作るのは銀行員です)まず、真っ先にすることは、「この企業は果たして再生できる
お金の話31作西河豊簡易事業計画書作成を勧めるその理由現実的には10年物の再生支援計画書は銀行員か、派遣されてきた我々のような専門家が作ります。経営者に10年間の財務諸表の計画書を作れといっても、そこにはかなりの無理があります。ただし、企業をどうもって行くのか、という意味の事業計画書は必要です。その土台に乗った企業だけを再生支援のスキームの中で金融機関は建て直しを図ろうとするからです。そのビジ