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2023年度の倒産件数が9,000件を超えました。コロナ禍は、様々な企業の資金繰り向けの支援(補助金、協力金、ゼロゼロ融資など)が多く、倒産件数は、ある程度、抑えられていました。ここに来て、支援が一段落しつつあり、ゼロゼロ融資の利払い、返済が開始されつつあり、物価高、人件費高騰などもあり、厳しい状況になって倒産件数が増えてきたということです。避けられない倒産の場合も多いですが、事業計画書や資金繰り表なども無いまま経営をしていつの間にか厳しい状況になっていたと言う場合も多いのです。言い換え
昨日から今朝にかけて、令和6年度の「資金収支計画(案)/月次資金繰り表」を作成。現在は〝失業中〟のため、収入は〝偶数月受給の年金〟と〝高齢者求職給付金/一時支給〟とし、支出はとりあえず〝私が負担する生活費+母が一人暮らししている高齢者優良住宅(市から補助あり)の家賃〟等の固定費のみとし、Excelにて〝高齢者求職給付金の給付率2パターン〟でシミュレーション。資金ショートとはならず、かつ〝次月繰越金〟で夫婦共有の〝車両管理費〟や〝私の小遣い〟等の変動費も賄える計算結果となり、ホッと一安心😮💨
銀行融資の必要書類(法人、個人事業主)決算書損益計算書銀行の担当者は、決算書、損益計算書で会社の資産収益状況をチェックします「銀行は晴れた日には傘を貸す雨の日には傘を取り上げる」と言われています。銀行は、企業の業績が良い時(晴れた日)には、お金を貸す(傘を貸す)一方で、企業の業績が悪ければ(雨の日)には、融資をしないまた、貸したお金を回収しようとする傾向にあります。(傘を取り上げる)つまり、損益計算書が「黒字」であれば、お金を貸りやすいのです黒字収益が相当あり、借金がほとん
銀行借入の借入金利が上昇傾向とのことです。実際に金利が上がった企業や金利アップを打診されている企業が増えているそうです。もちろん、金利は全ての企業が一定と言うわけではなく、企業の業績や財務状況によって金利が変わるので、この金利アップの傾向がトレンドかと言うとまだ不明に部分もあります。しかし、長くマイナス金利政策が続きましたが、これを解除する動きは、今後、出てくる可能性はあるので、やはり借入金利は上がって行く可能性があるのです。金利の対策としては、「事業計画、経営戦略を練って、そもそもの
資金繰りの改善は時間がかかるので実感がわきにくいことがあります資金繰り表で数字や目でみて実感すると達成感や理解がしやすいですそれでも1つづつ進めるしかありません今できることをコツコツやって行く裏技なんかありませんやってるつもりが一番怖いですゴトービ(5や10のつく日5、10、15、25)や月末などに支払日を設定してる会社が多いです来週15日の支払いや給料日などで悩んでる社長も多いです借り入れは短期的には効果が高いですが根本的な解決も同時に進める必要もあります落ち込んでも
◆市ノ澤翔のプロフィール◆1982年生まれ、鎌倉市出身。MonolithPartners代表/株式会社リーベルタッド代表取締役/一般社団法人IAM代表理事公認会計士資格を持ち世界No.1会計ファームPwCの日本法人で従事。在職中に株式会社リーベルタッドを創業。その後独立しMonolithPartnersを創業。中小企業経営者の夢目標を実現を財務面からサポート。経営改善や資金繰り改善を得意としYouTubeをはじめとした各種SNSでの情報発信も積極的に行う。【実績】・J
資金繰りを上手く行っていかないと支払の延滞や支払い不能が発生し会社の信用を落とします最悪の場合会社が倒産します資金繰りは社長の重要な仕事です実際には日々の仕事が忙しく資金繰りに目が届かなかったり資金繰りが苦手な社長さんも多いのではないです眠れない日を過ごさないためにもしっかりと資金繰りを理解して対策を立てるようにしてください。資金繰り表がない会社はまず資金繰り表を作成しましょう資金繰り表があるならば顧問税理士さんに使い方を教えてもらって毎月確認しましょう
税金が払えない場合納税緩和制度滞納処分の停止制度滞納処分の停止制度滞納処分の停止とは、一定の要件に該当する場合に、滞納処分の執行を停止する制度です、国税の納税義務が消滅する制度です。停止後、3年ほどで納税義務が消滅(即時消滅の規定もあります)する「究極の納税緩和制度」といわれていますが、適用要件が厳しいのも事実です。しかし、「徴収事務提要」(2013年)では、「滞納者につき、法令に規定する滞納処分の停止の要件に該当する場合には、納税緩和措置の適切な適用の観点から、適時・適切に滞
事業再生や自己破産のお手伝いをする中で見えたものはじめに倒産してからは遅すぎます倒産の恐れのある社長は以下の項目に該当1自己中心①相手の気持ちがわからない「忙しいから書類がそろえない」「時間がないから出来ない」※あんたも忙しいけど私はもっと忙しい2悪いことはすべて他人のせい倒産の原因はすべて経営者にあるこれは本音です言いわけの多い経営者に対する警告の意味もあります不振の原因をすべて「景気が悪い」「従業員がわるい」「銀行が貸してくれない」自分の経営手腕のなさは
月末にお金がない。簡単な資金繰り表の作り方と、資金調達方法毎月、月末になるとお金が足りません。その都度銀行に行って融資をお願いしてます。悪循環を断ち切るには、どうすれば良いですか?(50代・売上1億円・建設業・広島)資金繰りを改善する方法は、色々あります。条件として「売上があり努力次第で、売上が増える」ことです。この条件が前提で、資金繰り改善を考えていきます。資金繰り改善のため資金繰り表作成する事から始めます資金繰り表の種類(1)毎日の入出金を想
◆市ノ澤翔について1982年生まれ、鎌倉市出身。MonolithPartners代表/株式会社リーベルタッド代表取締役/一般社団法人IAM代表理事高校卒業後、数々の職種を転々としたのち公認会計士を10カ月で取得、世界No.1会計ファームであるPwCに入社し、世界有数の超一流企業の監査業務に従事。その後、当時のクライアントでもあった外資系企業の財務部にてM&A業務などに従事したのち独立し、現在では中小企業経営と真剣に向き合い財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残
資金繰り表は、お小遣い帳と同じ!難しくないよ、面倒なだけ。作成して資金繰り改善に一歩踏み出そう!資金繰り表ってなに??簡単に言うとお小遣い帳と同じで、実際の現金の流れを記録したものです。損益計算書は発生主義と言って、実際にお金が入ってこなくても記録します。(例えば売掛金で売上)対して資金繰り表は実際にお金を動きを記録するもので"現金主義"と言われます。だ作成に必要なもの主に3点•現金出納帳•預金通帳(全て)•(借入があれば)借入金返済明細です。それらを用いて、1日から末日
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。以前ある会合で、37年連続黒字経営を続けておられる経営者のお話を聞く機会がありました。その時、最初に感じたことは、事業を長く続けていくという観点で鍵を握るのは、利益がしっかり出るものをちゃんと売っていくというシンプルな原則であるということです。会社経営においては・ミッションがビジョンが基本・業績アップはマネジメント力次第・社員教育が何よりも大事・リスク管理がしっかりしないとダメといった教えはいろいろあります。しかし、実際には、充分な利益を出し続
上場準備をして行く中で、決算書を金商法(金融商品取引法)に合わせて作成して行く必要があります。その中で、キャッシュフロー計算書が出てきます。これは上場前の企業ではほぼ作成していません。キャッシュフロー計算書のなので、「資金の動き」の表しているものです。このように、お話しすると「キャッシュフロー計算書」と「資金繰り表」を混同してしまいがちです。しかし、全く違うものです。キャッシュフロー計算書は決算書の一部なので、過去の資金の動きを確認するものです。作成も、PLとBSから作成して行きます
会社経営を行っていく上で最も避けたいことは「倒産」です倒産の原因は資金ショートにあります。このような資金ショートを起こしている会社は、継続した赤字体質であることが多く、債務超過に陥っているケースがほとんどです。このような資金ショートの改善や債務超過に陥った企業を立て直すことを「事業再生」と言い、この事業再生のためにまず第一に必要なことは「資金繰り」の改善です。「資金繰り」を改善するには、営業キャッシュフローや資金繰り表を見直して、事業を立て直せるようにしていくことが必要です。事業再生を
事業計画書事業計画書の準備提出は非常に重要です損益計算書/貸借対照表/資産状況が良ければ、法人(個人事業主)の銀行融資を簡単に借りることができます。業績/資産状況があまり良い状態でない場合事業計画書の中身で、銀行融資の成否が決まるぐらいに、かなり重要な資料になりますもし、業績があまり良くない状況で、銀行融資に申し込みをする場合、事業計画書の中身には、「現状の問題を解決し今後の事業展望に将来性がある」ことを記載しましょうどんな困難な状況でも絶対に乗り越え近日中に業績改善し黒字
年末、年度末の資金繰り(資金繰り改善、資金繰り表作成編)年末や年度末、ギリギリになって、資金が不足していると言う話が出てくることがあります。この「ギリギリ」が厄介です。ある程度の時間が有れば有るほど、資金調達などの資金不足対策、資金繰り対策は手段が増えるので、改善の余地が出てきます。しかし、本当に「ギリギリ」ですと、ほぼ打ち手がなくなってきてしまうのです。これを避けるには、前もって、資金繰り表を作成して、早めに対策を打つことしかないのです。さらに、精度の高い資金繰り
資金調達額をどうするのか?(資金調達銀行借入編)銀行融資(銀行借入)を申し込み時に、資金調達額をどう申請しているでしょうか?基本は、「必要額」です。設備資金であれば、設備の金額(もしくはその一部)なので、分かりやすいです。しかし、運転資金の場合、必要額が分からないと言うケースがあります。そして、銀行から「いくら資金が必要ですか?」と尋ねられて「分かりません」もしくは「出来るだけ多く」というような回答になってしまいます。これでは、銀行は、返せるかどうか分からないの
運転資金と設備投資資金(資金調達銀行借入編)銀行借入は、借入の種類は、大きく2つに分かれます。1つ目が運転資金で、2つ目が設備資金です。この2つの種類の違いをしっかりと把握していないと銀行借入は出来ません。なぜか?銀行は、資金使途によって、「返済が出来るかどうか?」を融資判断しているからです。つまり、運転資金は、事業全体の資金繰りを見ながら融資判断され、設備資金は、その設備によってもたらされる利益によって融資判断されます。よって、銀行から「融資した資金の使途は、運転資金ですか、設
顧問先の融資代行を受けました債務超過(役員借入なんで資本金組入れで実質債務超過解消)わずか黒字10数万円~絶対融資が通らない案件ではなかったので事業計画と資金繰り表を追加して融資を申し込みました融資審査否決‼理由は保証人予定の会長と社長の個人信用情報で消費者金融信販クレジット系列でカードローンが10社以上でましたもちろん銀行融資は否決アーク司法書士でもそれでは資金調達よりもカードローンの整理をしたほうが本人たちのためだと判断その後は自宅保全のためのリースバック
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キャッシュ・マネジメント(資金繰り改善編)「決算書」(試算表)と「資金の動き」は違うことを理解しないと経営は難しいです。ここで言う、「資金の動き」とは、キャシュフロー計算書ではなく、「資金繰り」です。キャッシュフロー計算書は、決算書の一部であり、過去の数字でしかありません。しかし、経営をして行く上での把握すべき「資金の動き」は未来の数字です。言い換えれば、「資金繰り」をして行くことです。英語で言えば、キャッシュをマネジメントする「キャッシュマネジメント」と言っても良いです。資金繰り
常に資金繰りを意識しておく資金繰りというと、経営難に陥り、銀行や取引先に頭を下げて金策に駆け回っているという光景が思い浮かびますしかし、本来の資金繰りとは、こんな状況にならないために、常に現在の資金状況を正確に把握し、将来の資金の出入りを予想して、資金不足にならないようにすることです経営者としては、常に資金繰りについて意識しておく必要があるでしょうまずは資金繰り表から
銀行借入はポイントは資金使途にあり(資金調達編編)銀行借入する時に、絶対に必要なのが「資金使途」(借りた資金の使い道)です。設備資金の場合は、「この設備を購入することによって、〇〇円の改善を図ることができ、その分で返済、利息支払ができる」と明確にすることが出来ます。逆に、資金使途が明確ではないと銀行は融資をしません。次に、運転資金の場合です。運転資金は設備と違い、具体的な対象が有るわけではありません。企業によっては、「何となく借りている」場合や「赤字補填で借りている」場合もあります。
どんぶり勘定から脱出(資金繰り改善編)資金が不足気味の会社ほど、資金管理が上手く出いていないケースが多いです。入手金がいつ、どのくらいあるのかが分からない状態の「どんぶり勘定」と呼ばれるものです。この手探りの状態では、何を改善して良いのかも分からないのです。まずは現状把握をして、今後の資金の動きを把握する資金繰り表を作成することです。これによって、現状がどのようになっているか、今後、どうなっていくのかが分かり、不足への対策が検討できるのです。※経営に関する無料
【ゼロからスタート!社長のための経営会計塾】こんにちは!経営会計コンサルタントの辻朋子です。公式LINEから動画にして欲しい内容をリクエストをさせていただけると聞きました。創業4年目で製造業を営んでいます。これまで数字を取り入れた経営をしてきませんでした。でも以前とは大きく社会情勢が変わり物価高騰もあり利益が出づらくなってきています。そのため現在やり方を特に資金面を見直しています。辻さんの動画で頻繁に出てくる資金繰り表について動画で取り上げて欲しいです。資金繰
勘定合って銭足らず(資金繰り改善編)昔から、「勘定合って銭足らず」と言う言葉があるように、決算書(PL)が黒字でも、倒産してしまうことがあります。黒字倒産と言うものです。黒字倒産は極端な例ですが、「決算書」と「資金繰り表」が中小企業ではズレることは良くあることです。入出金のサイト(期間)のズレによって起きる場合と、決算書がそもそも粉飾、もしくはアバウトすぎると言う場合などがあります。さらに問題なのは、資金繰り表を作成していなくて、「どんぶり勘定」になっている場合です。
仕訳を起こす際に諸口や複合仕訳を極力しないようにしています。これは資金繰り表を作るためです。資金繰り表は、現金預金収入と支出を分類・集計し、現金預金の動きや現金過不足の実態などを把握できるような表です。資金繰り表を作成することにより、資金不足となる状況を予測します。資金繰り表は、現金預金勘定の総勘定元帳の相手勘定を集計することにより作成します。諸口や複合仕訳があると、その仕訳の中身まで見に行く必要があり、手間がかかるからです。
銀行融資対策のために・・・(資金繰り改善編)「銀行融資対策を教えて欲しい」などの相談が良くあります。でも、「いつ、いくらくらい融資が欲しいのですか?」と聞くと、意外と答えられない経営者もいます。「なんとなく資金が不足しているので融資が欲しい」と考えているとは思いますが、銀行側の立場からすれば、返済原資や資金使途などが、明確になっていないと怖くて貸せません。では、なぜ「いつ、いくらくらい」と言うことが答えられないかというと、資金繰り表を作成していないからです。中小企業の経
相談できる税理士の越智雅美です。「会社でお金借りたいんですけどどれくらい借りられますかね~」越智「何に使うんですか?」社長「今月の支払いをすると手持ちのお金が不安になるんです。」越智「…。」年商1千万円の会社が10億円借りられないのはなんとなく感覚でわかりますよね。具体的に言うと次の場合には借入がしやすいと思われます。(他の要因もあるので必ずというわけではありません。)・税金を支払った後の当期純利益+減価償却費>年間返済額・借入金総額÷年間返済額