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合わせて、こっちも買いました。「『少ないほうが豊か』である。」古くて新しい物語…
ハワイ州マウイ島で大規模な山火事が発生し、歴史保存地区のラハイナなどが消失の危機と伝えられています。マウイ島には38年ほど前、当時勤務していた不動産会社がコンドミニアムを分譲するというので、現地調査に行ったことがあります。ワイキキ海岸があるオアフ島と違って、農場(コナコーヒーやパイナップル畑)が多く、また漁師町で牧歌的なところが観光客を魅了する島です。それが今回消失の危機にあると言われています。これほど大規模になった原因は、高温が続き、たまたま強風が吹く気圧配置に合ってし
7月28日のこのブログで取り上げた『資本主義の次に来る世界』(ジェイソン・ヒッケル著、東洋経済新報社刊、2400円+税)は、引き続き売れ行き好調のようで、ついに第5版を突破したようです。行き詰まっているこの世界で、生態系を維持し地球温暖化を避けて人類が生き続けるには、どのような社会になれば良いかについて書いてあります。本が売れているとともに、私のこんなブログでも「いいね!」を押していただける方があるので、多くの方がこの地球を救うにはどうしたら良いか考えていらっしゃるのだと心強く思いま
昨夜はFPの定例勉強会。意外なことに、このブログで以前紹介した書籍を何人かの方が「読んでます」とか、「読んだよ」と言っていただきました。『資本主義の次に来る世界』(ジェイソン・ヒッケル著、東洋経済新報社刊、2400円+税)7月28日に書いたブログ『100DE名著ショック・ドクトリン』(NHKテキスト・原著はナオミ・クライン著・岩波書店刊)6月29日に書いたブログいずれも経済関係の書籍ですが、平明に書いてあるので分かり易いし、おそらく現代社会を生きていくのに役立つ内容
『資本主義の次に来る世界』(ジェイソン・ヒッケル著、東洋経済新報社刊、2400円+税)がベストセラーになっているようです。この本は経済本なので、難解ではないかと思う方が多いと思いますが、著者は旧スワジランド(現エスワティニ)出身で。英国王立芸術家協会のフェローも務める経済人類学者という少々変わった経歴を持つせいか、文章は大変分かり易く、読むのが遅い私でもスムーズに完読できました。経済学はもちろん、哲学、文化人類学、生物学、物理学など豊富な知識を駆使して、資本主義の問題点を解消するため
企業に「永遠に成長を強いる」絶望的なメカニズム「複利的成長」を求め続ける資本の暴力的な力企業に「永遠に成長を強いる」絶望的なメカニズムアマゾンやフェイスブックなどの企業が拡大し続けるのは強欲だからだ、とよく言われる。マーク・ザッカーバーグのようなCEOは金と権力に夢中になっているとも言われる。だが、現実はそれほど単純ではない。実際は…toyokeizai.net資本主義は「加速し続けるランニングマシン」だ「交換価値」を求め続ける自己増殖システム資本主義は「加速し続けるランニングマシン」
『資本主義の次に来る世界』2023/4/21ジェイソン・ヒッケル(著)野中香方子(翻訳)j8他に今まで紹介した書物が容易であるとは微塵も思いませんが、この本に関して感想を述べる気はさらさらありません。経験値や知識があまりにも少ない私には、「感想」すら述べることができませんが、ぜひ紹介だけはしておきたいと感じました。邦題では、「資本主義の次に来る世界」となっていますが、これはこれで、よく考えられた題名だと思います。原題は、