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【石原慎太郎:「私」という男の生涯】先日、『「私」という男の生涯』(石原慎太郎著、幻冬舎)を読んだ。以下は、幻冬舎のWebサイト及び同書からの一部抜粋。https://www.gentosha.co.jp/book/b14395.html「自分と妻」の死後の出版のために書かれた自伝弟・裕次郎や家族への愛と感謝、文学・政治への情熱と悔恨、通り過ぎていった女たちへの思慕と感傷……。太陽のような輝きで、この国を照らし続けた男が死して初めて明かす「わが人生の証明」。
古希を過ぎても刺激的な言論に興奮をするな。「政治とサヨクと統一教会」を語る憲政史家倉山満氏の主張に心が踊る。知的好奇心で無我夢中である。カルトを叩くカルトというと、人類史で最高のカルトは共産主義である。その信奉者がカルト教団の旧統一教会を攻撃をするということですね。前から思っていたが、倉山氏の恩師は鳥海靖東大名誉教授ですよね。左右の全体主義と戦う学者ですね。近現代史を老人にも学ばさせてください。楽しみであります。賀屋興宣先生、雑誌カレントも懐かしい。日本の言論界に核心を突く意
東京裁判は事後法に基づく、不公正な裁判であったことは確かであり否定されなければならない。しかし、我が国を大敗北に至らしめた道義的責任は如何か。A級被告で東條内閣の大蔵大臣を務めた、賀屋興宣の述懐は正鵠を射る。氏は裁判の不当性を批判しつつも「私は当時の閣僚であるのみならず、大本営政府連絡会議のメンバーであった。つまり開戦について重大な責任を負っていた一人である。…私は戦争に反対であった…しかしそれで、戦争に責任がないとは思われない。平凡な譬え話をすれば、ある会社の重大事業計画について取締役の