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幕末に実在した伝説の棋士、天野宗歩を題材にした谷津矢車の新作です。先日、有吉佐和子の「悪女について」をこちらで紹介しましたが、この小説も本人が出てこず、周囲の21人の人による証言で成り立っていて、宗歩の謎めいたキャラクターが伝わってくるようになっています。宗歩の実際の棋譜も掲載されていて、将棋がわかる人なら時代を超えた臨場感が感じられるのではと思います。宗歩がなぜ殺されなければならなかったのか、ページを進むごとに少しずつ宗歩の人生
水曜日はYoutube見ました。谷津矢車、秋山香乃。歴史作家さんってすごい。分からないなりに楽しみました我が友、スミス[石田夏穂]楽天市場1,540円Gジムで筋トレに励むU野。ある日O島にスカウトされボディ・ビル大会に出ることに。筋肉だけじゃだめなのか?あれこれ続く要求に-。お邪魔しているブログで紹介されていて手に取りました。(初読み作家さんです)
雑誌『歴史街道』主催で行われた昨日の『夏の鎌倉殿祭り』とっても楽しかったです秋山・谷津両先生のお話もそうですし、アンケートが行われた源氏・御家人・北条家の好きな人のベストテンも思いがけない人がはいっていたりと♪特に谷津先生のマイナーな人が好きというところで、素敵と思ってしまいました。(私はアンケート出さなかったんですよね、出せばよかったかなぁ。因みに私は北条家では蒙古軍との戦いで一生が終わってしまった北条時宗が好きです)で、北条家で政子が一位だったというのがうれしいな
気候やら、嫌な事件やらで、やる気が落ちてました。でも13日からお盆~。(去年も間に合わないとか書いてましたね)何とか今日お仏壇の掃除を終わらせました。お供物はすでに準備していたし、お花も飾っていたので、あとは土曜日にお寺へ行って、お墓参りの予定です。13日が少し忙しいですね。父の健診があるので、6時までにお薬を呑んでもらい、勿論、朝ご飯抜き。で、迎え火を炊いて仏さまをお迎えして、7時になったら家を出ると……。大学病院って、大学病院って、予約していても、予約じゃな
「その人」をどうとらえるか「人は、さまざまな姿をしている。」と言う前提で、緩やかに相手を見守ることは、できているかは別として、常々大切なことだと思っている。立体として身体があるという意味以上に、一面を捉えて決めつけてはならないという、人としての自戒の意味があるこの小説を読み始めて、あらためて、そんなことを突きつけられたような気がした。『宗歩の角行』(谷津矢車)は、1ページ目から読者を物語の世界に惹きこんでいく江戸時代の将棋三家、御公儀に将棋の技芸を献上する御城将棋が背景
絵ことば又兵衛Amazon(アマゾン)376〜5,582円内容紹介母のお葉とともに暮らす又兵衛は、寺の下働きをしていたが、生来、吃音が激しく、ままならぬ日常を送っていた。そんなある日、寺の襖絵を描きに来た絵師・土佐光吉と出会い、絵を描く喜びを知る。その後、自分の出自を知らぬ又兵衛は何者かに追われ京に移るが、新たに狩野派で学ぶ機会を得て、兄弟子でもあり師ともいえる狩野内膳と出会い、更なる絵の研鑽を積む。しかしある日、何者かに母を殺される。その後もなんとか絵の道で生きていた又兵衛
久しぶりに太極拳へ心がホッとゆるんだ。身体もいい感じ。しっかりメンテしていこう蔦屋Amazon(アマゾン)1,200円歌麿、写楽、黄表紙、浮世絵。時代の最先端を行く本はいつも吉原から生まれた。そのプロデューサーこそ、蔦屋重三郎であった。『百日紅』『北斎』を立て続けに観ました。そこで興味を持ったのが版元で本屋の蔦屋重三郎。(だから脳内は阿部寛)
江戸の町にある『馬律流」という武術を教える道場があった。だが、今では弟子はたったの一人。道場も赤字。もらった禄も足りなくて、借財も増えていくばかり……。そんな時に一ノ瀬唯力が主人の紗六新右衛門が黒字になった時には『一年間、儲けの一割を報酬』として支払うことを条件にして経営指南をしてくれるという。武士も赤字のために内職に励むこの時代、唯力はどのようにして道場の赤字を黒字にしてくれるのか?『刀と算盤馬律流青春雙六』谷津矢車著とっても面白かったです♪紹介
明日からGWですね。で、私は父のディサービスの施設見学の付き添いで出かけます。当事者である父は行くっていってみたり、やっぱり嫌だといったりと、気持ちは分かるんですが、まぁ明日の見学で気分が変わればいいなと思っています。明日、見学へ行くところが嫌な場合はもう一か所のところに見学へ行く予定です。うまくいくといいなと思ってます。それ以外は谷津先生の新刊もじっくり楽しみたいですね♪『刀と算盤』は今読んでます。まずは明日、上手くいくといいなぁ。
本日、予約していた本を引き取ってきました特に楽しみにしているのは『居酒屋ぜんや花暦萩の餅』、『宗歩の角行』です。(勿論、他の本もとっても楽しみ)実は『萩の餅』は読んでしまいました。感想は後日UPしますね♪(熊ちゃんが可哀そうだった。そしてお花ちゃんも大人になっていくのねぇ。小母さんの感想だなこれは😅)あとは『メキシカン・ゴシック』を引き取りにいかないと……。(これは紀伊國屋書店に取り置きをお願いしているものですから)家族が読めるうちに読んでいいよと最
先日、入荷していなくて大ショックだった本の入荷の連絡が来ましたそれと別に予約していた谷津先生の『宗歩の角行』も一日早い入荷となりまして、今日、引き取りに行けなくて無念(´・ω:;.:...谷津先生の新作は幕末の将棋の世界ということなので、大丈夫かなと思いつつ、でも楽しそうなんだもんなぁーと思いながら明日を楽しみにしてます。将棋も時代によっては将棋盤が大きかったとか、勝負が終わるまでに数日かかったことは知っているのですが、本当にそれは知っているだけで、将棋に関しての知識は
谷津矢車先生の文庫『刀と算盤』を本日、引き取ってまいりました。(あと歴史街道も♪秋山先生が平重衡の作品を書かれていますし、籠城戦とか、大好物ですそして孔明だけではない諸葛家の話もありで(∀`*ゞ)エヘヘ)相変わらず、積んである本もあるのでどちらが先に読めるか、そして、谷津先生は『宗歩の角行』という幕末の将棋の世界で活躍した棋士・天野宗歩を主人公にした作品が刊行されるのでさらに楽しみです15日は坂井希久子先生の『居酒屋ぜんや花暦』シリーズの第二弾が出ますしね(*´艸`)
『鎌倉燃ゆ歴史小説傑作選』細谷正允編(PHP文芸文庫2021年9月21日)⋆鎌倉幕府成立前後という策謀渦巻く時代を、7人の作家(侍ではない)、谷津矢車秋山春乃滝口康彦吉川永青高橋直樹安部龍太郎たちが、北条義時静御前大姫(源頼朝&北条政子の娘)曾我兄弟梶原景時源頼家畠山重忠源実朝を主人公に描くアンソロジー。『先に地獄で待っておるぞ……うぬらも間ものう来ようほどに』-p.290「将軍が日の本の武士の頂に立ち、鎌倉に政集約され、すべてが変わった。」
週末は腰痛発症のため、散歩も買い物も行かず、完全ステイホームでした。この間の三連休には、一人で鳥散歩して、久しぶりにルリビタキ、アオジ、ツグミ等を見ていたので、本当はまた散歩したかったのですが…残念。前回のブログ写真の、もう一作、谷津矢車さん。以下、感想です。瀧廉太郎、この作品を読むまで、こんなに若くして亡くなった人とは知らなかった。(教科書のモノクロ写真は、私には何故か皆年配者に見えていた。)廉太郎の、音楽と共に生きる日々が読みながら胸にすっと入ってくる。同じ道を行く同志や師との関
BOOKデータベースより2022年大河ドラマの舞台は鎌倉幕府!北条義時をはじめ、源頼朝を取り巻く鎌倉武士の壮絶な生き様を描き切った衝撃のアンソロジー。鎌倉幕府草創期から、二代将軍源頼家の時代に始まった宿老ら十三人による合議制を経て、三代将軍実朝の暗殺、承久の乱まで――。流されるように生きてきた北条義時が人生を賭けた大勝負に出る「水草の言い条」(谷津矢車)、“讒訴の奸物"となった梶原景時の生き様を描く「讒訴の忠」(吉川永青)、権謀術数うずまく幕府において、畠山重忠が坂東武者の
北斗の邦へ翔べAmazon(アマゾン)1,100〜5,050円松前家中の少年、春山伸輔は、尊皇攘夷に与しなかったことで落ちぶれてしまった家名を復権させるべく、箱館の遊軍隊と合流。榎本軍への撹乱活動を行っていた。一方、新選組副長だった土方歳三は、蝦夷地にできた箱館政府において陸軍奉行並となっていた。市中の混乱を収めつつ、近藤勇らと夢見た国盗りを、再びこの地で実現させようとしていた。薬売りに変じて市中見廻りに出ていた土方歳三は、撹乱活動中だった伸輔と偶然にも知り合うことになる。
今年もたくさんの作品や作家さんとの出会いがありました。本当に幸せだなぁと思います。海外文学もそれなりに読みましたし、古典や現代文学、ミステリ・ホラー等々。今年はアトウッドから始まった一年でしたので、海外文学に恵まれたのかもしれませんね。初読みの方も多く、それもデビュー作と思えない方が多かったのも特徴的です。(『自由研究には向かない殺人』や『蜂の物語』最後にどかんと『同志少女よ、敵を撃て』)今年は華文ミステリの出版が好きなかったのは寂しかったです。(『三体』は文
メリークリスマスですもうパーティやらのイベントごとは縁がなくなっちゃいましたけど、ちょっとだけ豪華なご飯食べましたさて。谷津矢車さんの幕末小説を読みました。箱館だ〜五稜郭だ〜土方歳三だ〜ただし箱館における土方さんの物語は、結末が悲劇しか待っていないので、ちょっと心が重いです・・・ストーリーが進むにつれ、なんかデッドラインが近づいてくる感じ。なのでその中でも日常のほっこりとかワクワクとかを拾って束の間を楽しんだりする。箱館の物語の萌えどころと言ったら、やっ
以前、こちらでも感想をUPしました。五十嵐貴久著の『相棒』がNHKで来年の1/3にドラマ化ということで楽しみです。ありえないことを描くのが物語なので、この土方歳三と坂本龍馬がバディを組んで将軍暗殺未遂事件を解決するこの話はとても痛快でしたから(*^^*)しかも、大河の『新選組!』の再放送もあるそうで、ワクワク!来年の大河が三谷幸喜さんだからなのかもしれませんが、うれしいです♪大河は関連の本もだいぶ出ていて、楽しいです。今月の歴史街道を読み
昨日のイベント、視聴させていただきました。谷津先生が源氏、そして秋山先生が平家ということでのトークショー。ものすごっく楽しかったですしかも谷津先生から『髭切、刀剣乱舞』というお言葉が出るとは、驚いたじぇ!(鶴丸国永の真似😅)そして谷津先生の源氏はベンチャー企業で、平家はコンツェルンという比較がとても面白かったです。平家の衣装についても、面白かったです。黒一色で馬の黒という清盛はカッコよかったと思います。大河見てなかったんですよね。再放送されたらチェックしたい
先月サボったので、今月は感想をまとめてみます。11月に読んだ本は9冊です。良い本がたくさんありました。『僕と彼女の左手』・・・辻堂ゆめ映画でありそう。さらさら読みやすい、ミステリーというより恋愛小説。『52ヘルツのクジラたち』・・・町田そのこ『蒼き山嶺』・・・馳星周感想済。『コロナと潜水服』・・・奥田英朗5作の短編集。「海の家」「ファイトクラブ」「パンダに乗って」が良かった。「パンダに乗って」はちょっと懐かしい感じで、男性の心をつかみそう。『法の雨』・・・下
多摩の豪農の末息子として生まれた土方歳三。長じて、近藤周作出会い、親友である勝太(近藤勇)、試衛館の内弟子である天才剣士、そして弟分である沖田総次郎(沖田総司)と出会ったことから新選組の副長となった歳三。そしてこの物語は、かつて新選組の鬼の副長と呼ばれた彼の函館戦争での物語。生きようと足掻く歳三と出会ったのは松前藩で目付見習いをしていた父を持つ春山伸輔。彼は薩長が函館に送った遊軍隊の一員。そこから新しい函館戦争の物語が始まるのです。『北斗の邦へ翔べ』谷津矢車著この
現在、単行本が積みあがっていたりして、平行読書状態です。(だって、池波先生のエッセイが再販されたり、アーサー・マッケンの『夢の丘』の復刊があったり、手に入れないと読めないので。私が好んで読む傾向の本は図書館にはほぼおいていないので、手に入れるしかないのですよ)ですが、優先になっているのが谷津矢車先生の『北斗の邦へ翔べ』ですとってもかっこいいです、土方さんそして、どなたか試衛館時代の彼らの小説を書いてくれないかなと思ったりもして(∀`*ゞ)エヘヘ石田散薬の薬箱
今日は早朝から神社までお散歩。天気もいいし、清々しい一日でした鎌倉燃ゆ歴史小説傑作選(PHP文芸文庫)Amazon(アマゾン)555〜3,042円谷津矢車秋山香乃滝口康彦吉川永青高橋直樹矢野隆安部龍太郎鎌倉時代を描いた7篇からなるアンソロジー。戦国時代から新ステージ、幕末へと移行するつもりが。最近お気に入りの谷津矢車さんに心ひかれ鎌倉時代へ行って
谷津先生の幕末の物語『北斗の邦へ翔べ』と篠原先生の新作ファンタジー小説『霊獣記』連絡を受けて、本日、引き取ってきました明日は話題の大祖国戦争を舞台にした『同志少女よ、敵を撃て』が出ます。楽しみおそらく谷津先生の土方さんの本を先に読んでしまいそう(∀`*ゞ)エヘヘものすっごく楽しみにしていたんですよね。
こんにちは!やれやれ、何かと忙しくてやっと一息つけました。そして、後ろ髪ひかれながら、都内に帰ってまいりました。9時過ぎても飲食店がやってるのってとても久しぶりの光景〜さてこちら、表紙だけみるとマンガみたいですけど、谷津矢車さんの戦国時代小説です。谷津さんの文章の凄みがあるところをまた味わいたいなと思ったのだけど、何だかこれはエンタメ色が強かったですね〜まあ、これはこれで面白かったけど。何より、忍者好きだし。服部半蔵というと、徳川家が抱える伊賀忍者・甲賀忍
いろいろあり、検査も辛かったりでの日々が続いていましたが、今は落ち着いてきました。(ほぼ日常が返ってきましたので、ご心配をいただきました皆様に改めて御礼いたしますm(__)m)で、気が付かなかったんですが、行きつけの本屋さんでやっていた図書カードプレゼントに当選してましたこれは自動で応募形式なので、いつも当たらないしなぁと思っているので、気がついたときにはびっくりありがたやです今月、谷津先生の新刊が出るのでそれで使うのではないかと思います。(谷津先生が土方歳三を
ミュージアムパスポート、購入しました美術館、博物館、史料館など無料で行ける施設もチラホラ。近場の小さな美術館から攻め始めました。楽しみ吉宗の星Amazon(アマゾン)1,870円紀州徳川家に生まれた吉宗。第五代将軍綱吉との出会い、母への思い、乳兄弟との絆。第八代将軍の真の姿とは…宗家でも長男でもないところから将軍にのぼりつめた吉宗。大河ドラマで
よくお邪魔していたブログに【ブログ休止のお知らせ】の文字がありました…定年退職を区切りになさったとのこと。他ではなかなか見ない本が紹介されていて、楽しみでした。寂しいですが、同じ時期にアメブロでご一緒でき、感謝です。☆ありがとうございました☆おもちゃ絵芳藤(文春文庫)Amazon(アマゾン)850円先日初めて読んだ谷津矢車さん。面白かったよ~と教え
今年は病人が多いなぁ…わたしもダウンしないようモリモリ食べよ~洛中洛外画狂伝―狩野永徳Amazon(アマゾン)604〜6,968円いわずと知れた天才絵師、狩野永徳。源四郎と呼ばれた若かりし日の苦悩と葛藤の物語。いつもお邪魔しているブログで紹介されていて。速攻で予約。プロローグの信長とのやり取りに。心をがっちり掴まれました。初っ端からヒリヒリ。読了後プ