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紫…何の音もしない…感じるのは彼の指先の体温だけ…涙を拭ってくれている指先に神経が集中し、更に涙が溢れてきたこの温もりを手放すのは嫌で、好きだと言いたくなる宇「っ………にっ」社1「今日、この後どーする?」社2「やっぱり~」『バッ…』あっ……思い切り手を振り払ってしまった目を見開き驚く彼にかける言葉が見つからない私が振り払った手を見つめる彼の傷ついた顔もうだめ………宇「…ごめんっ………帰る泣」ドアノブに手を掛ける西「なんで…なんで泣いたんだよ」宇「………」返事