ブログ記事8件
『コインロッカー・ベイビーズ』龍さんの本の中でも、あまりにも有名な作品。でも今まで読んでいなくって、読んだみた。今まで読んでいなかったのは、結構、過激な表現があったから。おそらく私のような人もいるからなんだろうけど、最後にこんなふうに記載されていた。本作品の会話部分には、身体の障害や人権にかかわる差別的な表現が含まれていますが、作者の意図を助長するものではないこと、また、作品の背景をなす状況を表現するための必要性、作品自体の持つ文学性等を考え、削除、変更は行わず、初刊時どおりの表
徳島繊維卸山善の着物の先生てるよ女将です。休み明けの月曜日です。徳島は昨夜強めの雨が降ったのですが、今日はすっきり晴れました。朝晩は涼しいのに日中の外は暑い。そんな一日でした。今日明日はやることが山盛りで、なかなか仕事が追いつきません。明日にはクリアできそう?かなー。頑張ります💪山岡荘八さんの長い長い徳川家康を読み終わって、すこし腑抜けになっています。信長も秀吉も前田利家も、呂宋助左衛門、武田信玄、黒田官兵衛、明智光秀も。上杉家の直江兼続も、真田幸村も出て来ます。もちろん
📕罪の轍奥田英朗新潮社昭和38年男児誘拐「よしのぶちゃん事件」をモチーフして書かれた小説前半は空き巣犯から始まる。誘拐事件へ発展するのは後半あたりから、とにかくそこまでが長い!後半からは読む手は止まらずお風呂にまで持ち込む始末誘拐の脅迫電話を公開したことにより国民の関心の的になる家族の苦難。今では考えられないよえな捜査体制で逆探知さえ許されず。スマホのない時代張込みの刑事との連絡がスムーズにできない中、その二つの事件が交差し犯人が浮かび上がる。逮捕までのまさしく足で稼ぐ
読書記録です。「私の命はあなたの命より軽い」近藤史恵タイトルを見たときにまずいろいろ考えさせられます。(誤解をはらみますが、普段、命に重い軽いなんて比較はしていませんよ)でもたとえば、私の命は夫の命より軽い。うちの場合、現在生命保険の死亡保険金額が私<夫だからそんな風に思うのかしら。妊娠中から子どもの乳幼児期の頃は意識として逆だったのかしら。たとえば大恋愛をした若い男女なら恋に夢中なそんな時。「私の命はあなたの命より軽い」あなたの為ならどんな犠牲も…な
読了したのでその軽ーい備忘録を含めての感想です私の嫌いな探偵東川篤哉烏賊川市シリーズブログとかではあんま出してなかったんですが私、東川先生の書くお話大好きで特に烏賊川市シリーズが大好きなんですよね。今作は主役に鵜飼が部屋を借りているアパートの大家である朱美を据え、傑作集として幾つもの難(?)事件を鵜飼がコミカルに解決していく話になっています。東川先生のコミカルな掛け合いがやっぱ好きだなあ~って思います。このタイトルがドラマのタイトルにもなってるのでこの傑作選がメインなんですかね
通勤途中の読者記録。湊かなえさんの『山女日記』山女日記(幻冬舎文庫)702円Amazon山女日記1,512円Amazon内容(「BOOK」データベースより)私の選択は、間違っていたのですか。真面目に、正直に、懸命に生きてきたのに…。誰にも言えない苦い思いを抱いて、女たちは、一歩一歩、頂きを目指す。新しい景色が、小さな答えをくれる。感動の連作長篇。📕📘📕📘📕📘📕夏休み前、気持ちが疲れ切っていてどうせならドロドロの本でも読んじゃえ!という気分で手に取った湊かなえさん