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北村薫「中野のお父さん」新迷探偵コンビ登場!?文芸編集者の娘と高校国語教師の父が、出版社の「日常の謎」に挑む!主人公は大手出版社「文宝出版」に勤める田川美希。女性誌から晴れて希望の文芸部門への配属がかなうと、大学時代までバスケットボール部で鍛えたバイタリティを活かし、仕事に燃える毎日だ。ある日、文宝推理新人賞の最終候補を決める会議で、有力な候補作品「夢の風車」の担当となった美希は、その候補者へお知らせの電話をかけた。が、まさかの返事を聞くことになる。「――応募していませんよ
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」ミステリー文学賞&年末ランキング4冠!本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作!かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。蓬莱倶
読書日記2024-68アミュレットホテル方丈貴恵(著)[光文社2023年7月発行]あらすじ警察の介入が一切なく、偽造パスポートでもグレネードランチャーでもルームサービスでお届け可能な犯罪者御用達ホテル。そこでは守るべき2つのルールが存在する。①ホテルに損害を与えない。②ホテルの敷地内で障害・殺人事件を起こさない。そんな絶対的なルールが破られる時、ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰める。感想犯罪者御用達なんていう凄いホテルで起こる事件を解決するホテル探偵の話。久々にこれ
読書日記2024-67希望が死んだ夜に天祢涼(著)[文藝春秋2017年9月発行]あらすじ神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生の冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたものの、「あんたたちにはわかんない」と動機は全く語らない。なぜ、美少女ののぞみは殺されたのか。二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がってくる。まわりに頼れる大人や友人がいないネガだったが、あるとき、運命的な出会いをした……。感想ブロ友さんに教えて貰っ
안녕하십니까皆さーん。呼吸は好きですかぁーわたしは「呼吸」に重きを置くお稽古事をいくつかしていました。パッと浮かぶだけでも・・.剣道太極拳インド舞踊歌ets昔、この本を初読した時の腑に落ちた感が忘れられません。「呼吸」のベース全てが、分かりやすく書かれています。瞑想とか坐禅とか「呼吸」の極みひとつ前の、まさしく入門書です。何十回再読しているか分からないくらい。齋藤先生が大好きなのですが、この本がキッカケだったかも・・・曖昧呼吸入門/齋藤孝(角川文庫)齋藤式呼吸法は
小説を読もうとは?「小説を読もう!」は「小説家になろう」が直接管理する読者向け小説サイトです。「小説家になろう」に投稿された約1,068,963作品の作品を無料でお読みいただけます。100万以上のWeb小説、ネット小説、オンライン小説、携帯小説を掲載している投稿型の小説サイトです。小説検索、小説評価、ルビ・縦書き対応、高機能小説執筆機能なども提出します。スクレイピングツールの概要ScrapeStormとは、強い機能を持つ、プログラミングが必要なく、使いやすい人工知能Webスクレイピングツ
読書日記2024-66鴨川ホルモー万城目学(著)[角川文庫2009年2月発行]あらすじこのごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱
こんにちは!整理収納アドバイザー七尾亜紀子です。「忙しいママ」の毎日がもっとラクに、もっと楽しくなるための収納・家事・インテリアのアイデアを発信しています。★LIFEWITHという整理収納サービスを主宰しています。ホームページはこちら整理収納コンサルティングの詳細・お申込みはこちら★初めましての方は、自己紹介がわりにこちらの記事をどうぞ♪★Youtubeチャンネル更新中!YouTube「七尾亜紀子の整理収納レッスン」はこちら本日は冒頭で
澤村伊智「予言の島」瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。再読率100%の傑作ホラーミステリ!「ぼぎわんが、来る」などの比嘉姉
こんにちは午前中は晴れてましたが、今は曇り気味になってきたみぬ☆地方☁今日は愛犬に会いに実家へ〜可愛くて癒やされるぅ♡それでは本日も読書記録〜✍📕↓↓ー四ツ山鬼談ー著)嗣人「これを、漆喰に混ぜて塗れ」依頼主から左官に渡されたのは小さな白磁の壺。仕事は「ある家」の外壁の塗り直し。「家の中には入ってはならん」何が見えても聞こえても。熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。町のそこかしこに潜み
読書日記2024-65さようなら、お母さん北里紗月(著)[講談社2017年4月発行]あらすじ島田荘司選第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作!その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す。美しい義姉の周りで続発する死と災厄。兄を亡くした妹は、親友とともに、義姉の「本当の顔」に迫る。原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく
こんにちは晴れてとっても暑いみぬ☆地方暑いけれど母と湯めぐりに出掛けています♨😸温泉久しぶり〜それでは本日は読書記録〜✍📕↓↓ー猫とメガネ2ーボーイミーツガールがややこしい著)榎田ユウリ配慮に欠けまくる発言のせいで妻に去られた幾ツ谷は、拾った子猫と共にシェアハウス「蔦屋敷」に辿り着く。やっと落ち着いたかと思いきや、起業を夢見るゆるふわ男子に頼られ、秘密を抱えた家出少女&オカメインコに翻弄され、さらには隣室の神鳴の様子も妙でーーー。住人たちは全員ワケあり。不器用
自己紹介小学2年生と2歳児の姉妹を子育て中小学2年生の娘がサイコパスだと思う理由→はじめましての記事を読む学校でのトラブルに悩まされ発達相談では「感情表現が苦手な子」日々の子育て記録ブログです。フォローしていただけると励みになります。少し前から読んでる、世界のニュースを日本人は何も知らない⑤世界のニュースを日本人は何も知らない5-なんでもありの時代に暴れまわる人々-(ワニブックスPLUS新書)[谷本真由美]楽天市場
読書日記2024-64白日月村了衛(著)[角川文庫2023年12月発行]あらすじ組織の論理の中、いかに、人間でいられるか―。風太郎賞受賞作家の会心作千日出版の教育部門で課長を務める秋吉は、[引きこもり・不登校対策]を標榜した新時代の高校を開校する一大プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となり、事故ではなく自殺という噂が社内で広まる。秋吉は部下の前島と独自に調査を行うが、会社の上層部は秋吉に隠蔽を働きかける――。
東野圭吾さんの著書「天使の耳」読了しました。今年の4月2日から、4月23日まで、毎週火曜日の22時から、NHKドラマ10として、小芝風花さんら安田顕さん主演でドラマ化され、全4話放送されましたので、ドラマをご覧になられた皆さんも多かったのでは?もちろん、僕もドラマを観て、ドラマ・レビューも、このブログにUPしております。お時間がございましたら、是非、覗いてやってくださいませ。東野圭吾さんの作品群の中で『社会派』と呼べる作品達の中でも、「手紙」・「さまよう刃」・「魂と使命のリミット」は、是
近藤史恵「シャルロットのアルバイト」シャルロットは七歳の雌のジャーマンシェパード。お利口だけれど、普段はのんきな元警察犬。彼女と一緒にいると、いろんな事件に遭遇する。向かいの家には隠されたもう一人がいる?偶然関わることとなったドッグスクールの不穏な噂とは?それでも、シャルロットと出会えて本当に良かった。謎に惑い、犬と暮らす喜びに満ちた、極上のコージーミステリー!シャルロットと迷子の王子シャルロットと散歩中、真澄は迷子のトイプードルに出会う。とりあえず連れ帰り、迷子犬探
読書日記2024-63隠居おてだま西條奈加(著)[角川書店2023年5月発行]あらすじ優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。子供たちとその親の面倒にまで首を突っ込むうち、新たに組紐商いも始めることとなった。商いに夢中の徳兵衛は、自分の家族に芽吹いた悶着の種に気が付かない。やがて訪れた親子と夫婦の危機に、嶋屋
恩田陸「六番目の小夜子」津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。だいぶ前に、中学生(当時)の子供用に買ったのですがそのまま放置されていて、やっと読んでみまし
読書日記2024-62にんげんぎらい大西智子(著)[光文社2018年3月発行]あらすじ来る日も来る日も、工場のラインで鉄板を曲げ続けるまり江。どうでもいい話題で盛り上がるパート達にも、煩わしい関係のママ友にも、怒りにも似た苛立ちを感じていた。そんなまり江の唯一の宝物は5歳の娘・咲季だけだ。この子を産んだことだけが、くだらない自分の人生の、たったひとつの功績に思える。夫は数ヵ月前、家を出て行った。理由はわからない。感想お邪魔したブログで知った作家さん。図書館の棚で
解説・あらすじ『禁じられた遊び』などの重岡大毅が主演を務め、東野圭吾の小説を原作に描くサスペンス。オーディションに合格した男女7人の役者が、早春の乗鞍高原のペンションに集まる。大雪に見舞われ、孤立した山荘が舞台の殺人劇という設定の舞台稽古がスタートするが、現実の世界でも一人また一人と参加者たちが消えていく。これは本当に芝居なのだろうかという疑心が、やがて役者たちの間に生まれていく。監督などを担当するのは『宇宙人のあいつ』などの飯塚健。『あまろっく』などの中条あやみ、『笑いのカイ
石持浅海「あなたには、殺せません」「やめておいた方がいいですね」今日も相談員は、悩める犯罪者予備軍の犯行計画の穴を次々と指摘していく。不備を突かれた者たちは、果たして――。議論で犯罪発生を未然に防ぐ!?新感覚の倒叙ミステリ短編集。「犯人だって、好きで犯罪に走ろうとしているわけではありません。必ず迷いがあります。その段階でうちに来てもらえれば、犯罪の発生を未然に防ぐことができます」――そのNPO法人には、罪を犯すか悩む人が相談にやってくる。相談員はそんな犯罪者予備軍たる人々から
もうすぐ母の日💮こんなSF小説はいかがですか?✨大賞受賞作✨『母の日には、黄色を』第一回文学レボリューションレポート(22世紀アート)Amazon(アマゾン)*このブログの紹介*書いている人:未苑真哉(みそのまや)・働きながら年間読書数約100冊・己でも小説書いています。2023年上記コンテスト受賞で、苦節◯◯年の小説家デビューに一歩近づく(T_T)このブログ:読了のうちおすすめ作品に、私が勝手に挿絵を献上中♡♡♡✽✽*✽こちらのイラストにつきまし
こんにちは曇ってるみぬ☆出掛け先〜☁今日は東京に遊びに来ております♪それでは読書記録〜✍📕↓↓ーQー著)呉勝浩千葉県富津市の清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう生きている。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の輝かしい未来を守るため、ハチとロクは、かつて、ある罪
読書日記2024-61うたう小野寺史宜(著)[祥伝社2024年2月発行]あらすじわたしは母を傷つけた。たった一人の肉親を、言葉のナイフで――。あれから13年、後悔ばかりで大人になった。でも、孤独に負けずにいられたのは、母の、仲間の、「うた」があったから――。かつての仲間が、次の一歩を踏み出そうとする物語。感想大学でバンドを組んだ若者達のその後を描いた連作短編集。私は小野寺作品は29冊目。そこで感じたのは、小野寺さんの独特の文体だ!…今更?必ずや人の名前
読書日記2024-60アンと幸福坂木司(著)[光文社2023年10月発行]あらすじ「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。——人の転機は十人十色。甘いお菓子で一息いれて、さあ進みましょう。感想シリーズ4弾にして気付いたこと…登場人物の名字が"花が咲く木"だ
まさきとしか「あの日、君は何をした」北関東の前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた大樹は、何をしようとしていたのか――。15年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心に見える妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は、必死で辰彦を探し出そうとする。刑事の三ッ矢と田所が捜査を進めるうちに、無関係に見え
中島京子「ワンダーランドに卒業はない」空想が日常の子ども時代、だれもが異世界へと旅する時間を持つ。物語に没頭する喜びは、ずっとあなたを支えてくれる。本を開いて、自分の中の子どもに会いにいこう。『クマのプーさん』から『ゲド戦記』まで――作家を育てた18の物語。まえがきプーの森で、ことばと遊ぶ――A・A・ミルン『クマのプーさん』『プー横丁にたった家』銀河ステーションから、めくるめく幻想世界へ――宮沢賢治『銀河鉄道の夜』二人がそれぞれ、親友のためにやったこと――エーリヒ・ケスト
読書日記2024-59私たちの特別な一日冠婚葬祭アンソロジー飛鳥井千紗•寺地はるな•雪舟えま島津輝•高山羽根子•町田そのこ[創元文芸文庫2023年11月発行]あらすじまた会えたひと、もう会えないひと。成人式結婚式葬式祭礼人生の節目に訪れる出会いと別れ人生の節目に催される冠婚葬祭――冠は成年として認められる成人式を、婚は婚姻の誓約を結ぶ結婚式を、葬は死者の霊を弔う葬式を、祭は先祖の霊を祀る祭事を指します。四つの行事は人生の始まりと終わり、そしてその先も縁を繋いでい
読書日記2024-58神の(カムイ)の涙馳星周(著)[実業之日本社2017年9月発行]あらすじアイヌが暮らし、ヒグマが生きる、北海道の大自然を舞台に描く感涙の新家族小説!!北海道・屈斜路湖。アイヌの木彫り作家・敬蔵と孫娘・悠の家に、尾崎雅比古と名乗る若い男が訪ねてきた。男は弟子入りを懇願。初めは煙たがられていたが、敬蔵から木彫りを教わり、山に入るようになる。しかし、男には誰にも明かせない過去があった――。自然を尊んで生きる敬蔵、アイヌから逃げ出したい悠、自らの原点を探
近藤史恵「それでも旅に出るカフェ」世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。「ときどき旅に出るカフェ」の続編です。『近藤史恵「ときどき旅に出るカフェ」』近藤史恵「ときどき旅に出るカフェ」氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。そこ