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(1)音読が苦手な子音読が苦手な子に推測される要因①形を正確に捉えることが難しい②文字から音への変換が難しい③一度に多くのことが処理できない実態把握のポイント・読む力だけでなく、聞く力、話す力など関連する領域についても実態把握を行う・「聞く力」「話す力」「書く力」等多くの領域は互いに関連していることも多く、つまずいている領域だけでなく、総合的な実態把握をする考えられる指導法①事前に読むところを伝えて、家で練習してきてもらう②文章に関係ある絵を用意する
(1)読み障害の特性への対応読み障害と診断される人も特性はそれぞれ違っています。特性に合った対応が必要だと思います。どのような対応が個々の特性に対して効果があるのかは、試してみてその反応をみて、次の対応を試みていく、というようなPDCAサイクル的な対応をしてみて、本人にあった支援を探っていくことになると思います。(2)デイジーの使用一番基本的な対応がデイジーの使用です。読み障害の患者さんは何とか読めても、読むのに精いっぱいで内容を理解する余裕のない方も多
おはようございます。名古屋市千種区池下にある個性ある子(発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒も大歓迎)の個別指導塾、フォレスト個別指導塾の撹上です。昨日の愛知県の新型コロナウイルスの陽性者数には驚きました。5月12日からは愛知県に緊急事態宣言が出されますね。ボヤいても仕方ないですが・・・「いつも今が山場だ。ここを乗り越えれば・・・」と言っているのに、状況は変わらない。私の特性上、もう言うことを聞きたくな〜〜〜〜〜いとなってしまいがち(笑)で
学校の勉強がわからなくなってしまうと授業に集中することが難しくなります。そうすると、更に授業がわからなくなり、悪循環に陥ってしまいます。できるだけ家庭で学習支援を行っていく必要があると思います。家庭における学習支援のためのいくつかの提案があります。国語に関する力を鍛えるための方法の提案は「家庭学習の手引き①」をご参照下さい。算数に関する力を鍛えるための方法の提案は「家庭学習の手引き②」をご参照下さい。発達に特性のあるお子さんは授業をただ受けるだけでは、内容を理解できなかったり、
読み書き障害とは、文字を読むこと、書くことに関して困難さがあることです。書きの障害では、文字の形が崩れる、枠からはみ出る、鏡文字などの特徴がみられます。読みの障害はその名の通り、文字を読むことに困難さを持ちます。文章がスラスラ読めなかったり、文章を読んでいて、区切るところがわからずに、不自然なかたちになる、文字を読むのが遅い、苦手といった特徴が挙げられます。詳細はのちほどまとめます。
この時期、就学を控えた年長さんから、就学後、どんな環境で学ぶのが、お子さんの力をのばしていくのか?というテーマでご相談をいただくことが多くなります。子どもは、ひとりひとり、多様な分かり方をしておりますので、そのお子さんが、どんなことが得意で、どんなことが苦手なのか、「知能検査」や「先生からの観察」など、いろんな情報を組み合わせて、考えていきます。最近は、「読むことが苦手」というご相談が続きまして、わたし自身、改めて、「読むことが苦手なお子さんへの支援方法」について
私はどうもLD(読み障害の部分)の気がある様で、本を読むのがと〜っても遅かったり、文章の羅列の中から必要な部分だけを読み取ったり、レシピを順番通りに読む事がとても苦手です作業所でやらせて貰っている作業で、"ボツ本抜き"という作業があるのですが、実はかなり苦手な作業なんですA4用紙にビッシリ羅列されたリストから1つ1つピックアップして本棚から本を抜いて行く作業なんですが、羅列された文章のどこを読んでいるか解らなくなってしまう私には難しいんです…そこで職員さんが、スリット入りの厚紙を渡してくれ
今日は、「聞く力」のサポートについてお話しします先日お話ししたように、学習障害の一部のお子さんは視覚認知(見る力)がとても苦手です。もちろん、聴覚認知(聞く力)が苦手なタイプもいます。やはり、得意な基礎能力を伸ばすことからフォーカスして始めることがポイントです。見る力が苦手だと分かっているなら聞く力をさらにアップするように家でもできるトレーニングをすることもオススメです。今日お話しする聞く力アップの遊びは、こんな方に向いていま
今日は、音読でわかる発達障害のタイプ診断についてお話しします学習障害の一部のお子さんたちは、読むことがとても苦手です。学習障害の苦手さは、大人が想像するよりも、はるかに苦手です。ですから、読むことから逃避しようとするお子さんも多いです。しかし、音読が苦手なだけで学習障害かも!と思うご家庭は少ないのでついつい対応が遅れたり、「ちゃんと読みなさい」「練習が足りないから読めないんだ」と口を出してしまうことになります。そこで
前回までは、厳密な意味での学習障害(LD)とディスレキシア等の違いについて解説してきました。違いは分かっていただけたでしょうか?どうしてこんなに混乱した状態かと言うと、教育界と医学界との違いがその原因の1つにあると思います。例えば、医師など医療関係の人が「LD」と聞いて頭に思い浮かべるのは、読字障害(ディスレキシア)書字障害(ディスグラフィア)計算障害(ディスカリキュア)の3つのタイプが多いと思います。この3つのタイプは、
昨日は、学習障害って6種類?3種類?なんかいっぱいあって分からないんですけど!!と、混乱しやすいポイントがあることをお話ししましたね文部科学省の学習障害の定義によれば、下記の6領域「聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態」と説明されています。ところが別の本やサイトでは、学習障害の種類は・読字障害(読み障害)・書字障害(書き障害)・計算障害の3つが書いてあります