ブログ記事212件
私が世界を見ているわけではない-当たり前を覗いてみる124-カフェに入ってコーヒーを頼み、自分の席で一息つく。その時に、カフェのことで思い出されるのは、自分がカフェについて感じたこと思ったことです。自分が体験したことが記憶にインプットされると思いやすいのですが、実は、記憶にあるのは自分が思ったこと感じたことです。カフェに入る時にドアを開けた時のコーヒーの香りや店員さんの元気な声、お店の雰囲気など、自分が思ったこと感じたことは覚えています。しかし、ドアの形状やカフェに
人に見らているという刺激-当たり前を覗いてみる122-覚えたての仕事で一番緊張したのは、お客さんが目の前にいた時でした。普段は、お客さんとは距離が離れたところで仕事をしています。その時は、お客さんの目に入るところで仕事をしなければならないという、常にみられているというプレッシャーを感じながらのお仕事でした。人に見られているというプレッシャーは不思議なもので、いつも通りのことが出来なくなります。当たり前にやっていることが突然真っ白になったり、いつもとは違う順序を選
嫌いだったRPGが面白い-当たり前を覗いてみる121-ファミコンが登場したのが中学生くらいでした。テレビゲームは買ってもらえず、いつも友達の家でファミコンしていました。その時に嫌だったのがRPGです。友達がずっとRPGをしているのを、隣で眺めるだけの時間がただ過ぎていくだけ。そのためか、RPGよりもシューティングやアクションといったジャンルが好きになりました。それからずっとPRGはやらないまま過ごしてきました。それが、最近たまたま面白そうなRPGの記事を読ん
家事を重要度で分けるという話-当たり前を覗いてみる120-つい先日、優先順位についての話題があがりました。すぐに頭に浮かぶ方法は、すぐに取り掛かる必要性があるのかないのか(緊急性)、重要なのかそうではないのか(重要性)、のマトリックスで優先順位を整理しようとします。その重要なのかそうでないのかの判断が難しいと悩んでしまったのです。例えば、・スライドを作る上で重要なのは、表現方法よりも何を伝えたいのかの設計になります。・イベントを開催する上で重要なのは、主催が何を伝えた
自分を知る限界とは-当たり前の世界を覗いてみる119-自分らしく、軸のある生き方をするには、自分自身をしっかりと知る必要があります。どんなことが得意で、どんなことが苦手なのか。出来ることが何で、出来ないことは何か。どんなことを大切にしたくて、どんな関係をつくっていきたいのか。しかし、どんなに自分を観察しても自分のすべてを知ることは出来ません。自分にとって当たり前だと思っていることに気付くことは難しいものです。自分が自分であることを疑ったことがないように、思い込ん
新たな世界とコツコツ世界-当たり前を覗いてみる118-人間、同じことばかりをしているとマンネリしてつまらなく感じてしまいます。かといって、新しい変化を取り入れるのも嫌がります。なんてめんどくさい生き物なんでしょうか(笑)同じ人間でも、いっさいこのめんどくさい習慣のない人たちがいます。それは子どもたちです。新しい世界にはとりあえず行ってみる。今まで面白かったと思える世界にもひたすら没頭する。経験値が少なく余計なことを考えがないから、どんどん飛び込めるのかもしれません
装いを楽しむ感覚をシェアしてもらう-当たり前を覗いてみる117-白い服を着ると気分が澄みわたり、赤い服を着ると気分がひと回り大きくなる。どんな服を着るのかで気分が変わる、という感覚が僕にはありません。嫁さんはパタンナーだったこともあり、そういう感覚を楽しんでいます。そんな嫁さんから見たら、僕の服装に影響を受けない感覚が信じられないみたいです。僕はといえば、装いを楽しむのは嗜好品のような感覚です。寒くなければいい、暑くなければいい、色合いやセンスを楽しまなく
個の自分と共同体の自分-当たり前を覗いてみる116-組織やグループという共同体の中にいると、我慢したり合わせたりしなくちゃいけない。個として自分であれば、自由にできる。そんな常識が今の社会の中にあります。しかし本当でしょうか。確かに、個の自分であれば、どんなことを考えどんなことを選択するのかに、周りを気にすることなく自由でいられます。それに対して共同体の中では、個の自分がやりたいことを優先するわけにはいかず、協調性が必要不可欠となります。特に今の日本では、組
ありのままの私とは、何も介在させない私-当たり前を覗いてみる115-人間は、冬になると厚着し、夏になると薄着になります。これは体温調節をある範囲内でしか調整できないためです。人間の身体は自然に対してはあまりにも不完全であり、生命を維持するには、あれこれと補完しなければなりません。では、心についてはどうでしょうか。私たちの思考はよく、「○○な私」と考えてしまいます。出来ない私、出来る私、不完全な私、足りない私、輝いている私、、、。〇〇に当てはまる言葉多くは現象
朝はミニマム思考で余計なことは考えない-当たり前を覗いてみる114-朝、どのように過ごすのかを思った通りにできれば、風通しの良い一日の始まりをつくり出すことができます。逆に、時間がなく焦ってしまったり、落ち着かない思いを走らせてしまうと、忘れ物や単純なミスをしてしまったり、心ここにあらずな自分を作ってしまいます。朝起きて出勤するまでに行うことを極力シンプルにすること。そうすれば、朝の太陽の暖かさや季節の変わり目の空気に、じっくりと触れたり感じたりする余裕が生まれます。
一日に何度も始めるべきところに戻る-当たり前を覗いてみる113-私たちの脳の認識構造は、常に足りない何かを見つけてはそれを補おうとしてしまいます。社会的に価値の認められているものを身に付けようとしたり、パワーをもらえる場所へ行ったり、力を持っている人のそばにいようとしたり。これは無意識に行われる人の存在欲求がさせることです。気が付けば、何か足りないことから起きる不安や自信の欠如に襲われてしまいます。これに対して意識的に行えることはあるのでしょうかそれは、始めるべきとこ
どんな時も対話を忘れない-当たり前を覗いてみる112-身体が疲れやすく、背中のコリが蓄積しているなと感じた時は、夜寝る前にストレッチをしています。たった数分のシンプルなストレッチでも、翌朝も身体が軽く感じると嬉しく思います。同じように心のストレッチも大切です。心のストレッチというと、瞑想や心を静寂に保つことが思い浮かびますが、お勧めなのが対話です。基本は自分自身との対話。しっかりと自分の心と対話していると、自然と相手とのコミュニケーションにも活かされてきます。
始まりを意識してみる-当たり前を覗いてみる111-一日は朝起きるところから始まります。内容のあるコミュニケーションは誰かの問いかけから。呼吸は息を吐ききったところから始まります。ではあなたはいつから始まるのでしょうか。それは今ここです。今ここ、どんな自分から始めるのかを選択した瞬間が、私自身を始めた時です。朝起きた時は、夜が終わった時でもあります。コミュニケーションが始まった時は、独想が止まった時でもあります。私が始まった時は、過去の私から自由にな
スッキリから世界を始める-当たり前を覗いてみる110-夏から冬へ季節の変わり時の朝の空はとてもキレイです。スッキリと澄み渡り、空気や彩、空の奥行や太陽の光さえもが、言葉で表現できない領域で調和しているように感じます。それと比べたら、私たちの日常は様々なノイズや境界線に溢れた不協和な世界かもしれません。どんな不協和の世界も、朝の空のような澄み渡った世界のごく一部なのだとしたらどうでしょうか。何かが有る前提の世界の外には、必ずスッキリとした無い世界が広がっている。
自分の認識に刺激を与える-当たり前を覗いてみる109-私たちの脳は、当然だと思っていることに対して関心を示しません。呼吸出来ていることが当たり前すぎると、呼吸の深さや長さを見ようとはしません。歩いていることが当たり前すぎると、歩くペースや姿勢、歩きのメカニズムを知ろうとはしません。特に「言語」については、もっとも影響を受けているにもかかわらずよく分からないことばかりです。例えば、あなたにとって歩くとは何でしょうか。一般的に言われていることや学術的な事柄ではな
時間を消費するのか、時間を生み出すのか-当たり前を覗いてみる108-30分という時間をどう使うのか。時間があるという前提で取り組むことは時間を消費するということ。時間が無いという前提で何が溢れる30分にするのかは時間を生み出すということ。一生の中で、どれほどの時間を生み出したのかが大事だという話です。あるイベントを開催している時に、最後まで参加出来ないのでと告げた人がいました。進行中になんどもテーブルディスカッションを挟む内容の中で、ディスカッションが終
単語に振り回されない思考力を持つ-当たり前を覗いてみる107-「春がくるワクワク感」と「焼き肉へいくワクワク感」ワクワクという単語は同じでも、現れる世界には違いが生まれます。単語に世界観を持たせるのは、言語で伝えようとしている人の心です。しかし単語の意味で相手の話を聞いてしまうと、心を理解することは遠くなってしまいます。自分の知っている知識で理解しようとすると、どうしても単語が持っている意味で脈絡を捉えようとしてしまいます。それでは、「春が来るワクワク感」と
20日イベント開催しました満員御礼9月20日、祝日の朝8時からの1時間。15名もの方々にご参加いただき、「分かり合えないことに傷つかないレッスン-脳の仕組みを知る1時間-」をオンラインで開催しました。当初10名での開催を予定していましたが、満席となり、増席してからもすぐに席が埋まってしまいました。感想も満足か大変満足を頂き、参加者の皆さまのきっかけになる場を提供できたかなと、感じています。ただ、録画する予定が録画ボタンを押すのを忘れ、最後皆さまでのスクショを失敗してしまい、ちょっと
関係の豊かさにお金を使う-当たり前を覗いてみる106-心理学では人が悩みのすべては対人関係であること。そしてハーバード大学の調査では、私たちの幸福と健康を高めてくれるのはいい人間関係であることが言われています。物質主義の時代では、人生の豊かさは価値ある物を所有できることでした。しかし今となっては、それが必ずしも人生を豊かで幸せにしてくれるとは限らないことは知られています。そう、これからの時代、所有や私個人の幸せではなく、関係性の豊かさ幸せにお金を使う時代となるでしょう。
分かり合えないことに傷つかないレッスン-脳の仕組みを知る1時間-世界を揺るがしたコロナパンデミックは、多くの人の「心と身体の健康」について考えるきっかけとなりました。特に、プライベートや仕事においても外出する機会も減ったことは、人と人との関係の作り方にも大きな変化を強いる事にもなりました。・実際に会って話をすればすぐに終わるようなコミュニケーションが、そうはいかなくなった。・仕事の内容だけではなく、ちょっとした会話でお互いの様子を確認し合っていたのに、それが出来なくなった。・
生命の時代から心の時代、認識の時代へ-当たり前を覗いてみる105-アリストテレスやプラトンが活躍していた古代という時代。生命に従事していた人は奴隷という身分で扱われ、人間として認められていませんでした。富を持ち、身辺のすべて他人に任せることが出来た人だけが、人間としての身分を獲得していました。そこからルネッサンスを経て近代へと変わり、権力と人民という絶対的な主従関係がどんどん転覆され、現代ではすべてに人に人権が保障されています。つまり、生命という条件においては、だれもが
創造に値しないことは考えない-当たり前を覗いてみる104-人間は、心や意志によって世界を創造する存在です。心や意志が上がったり下がったりすれば、自分が生きる世界も不安定になります。何をどう思い、どう感じるのか。その結果が世界となり、その創造力が人生となります。そう考えると、心から創造したいと思えないことには、意味も価値もありません。例えば、人のネガティブな噂に時間を費やしたところで、自分が心から世界を現わそうとする創造力がプラスに働くことはありません。すでに
自分が見ている世界は、自分を投影した世界-当たり前を覗いてみる103-人材の育成に携わっている方(Aさん)の、とある受講生がなかなか変化せずに困っているという相談にのっていました。どうやら受講生は自分の世界に閉じこもりやすく、学びが進まないとのこと。ひと通り話を聞いた後にこんな質問をしました。「先生にとって、なぜ受講生の学びが進まないことが問題なのですか?」その答えは、A「本人が苦しい事が分かるから、少しでも早く突破してほしい」そこに切り込みます。「受講生の
当たり前のことに感謝する心の余裕-当たり前を覗いてみる102-カフェの店内に入ると、席を案内してくれ、注文したものを届けれくれる。そんな当たり前のことが当たり前のように運ぶのは、オペレーションがあり、店員さんがいて、関係性が生まれるからです。時事ニュースを見ていると、そのあたり前から逸脱した、ちょっと不評な事象を目にします。当たり前の事がニュースになるはずもないので当然なのですが、ついつい、ちょっと不評なニュースばかりを目にしてしまうと、身近な社会もそうなのではないかと変
傷ついても安易に被害者にはならない-当たり前を覗いてみる101-職場でもプライベートでも、傷つく事はなかなか避けられません。思ってもみない事が突然身に降りかかることは、いつどんな時も起こりえることです。自分が傷ついてしまったときに、安易に被害者としての在り方を得てしまうと、その後、ずっと「被害者である私」を背負うことになります。水が高いところから低い所へ流れるように、人の意識も低い所へと向かってしまいます。自分が被害者になってしまうということは、それを起こした原因は自
不完全な能力であっても、不完全な私にならない-当たり前を覗いてみる100-人間は不完全です。だからこそ足りないものを見つけては、それを×から〇に変え、限界を超えようとします。その繰り返しに悲観的な思いを抱いてしまうと、努力することをバカにしたり、諦めクセがついたり、自らの〇〇したいという意思さえもかき消してしまいます。確かに人間は不完全な生き物です。しかし、私が不完全だということではありません。そもそも不完全とは何でしょうか。相対関係の観点から観れば、完全と不完全
成長するには正解不正解の基準から脱却すること-当たり前を覗いてみる99-トレーニングをしていると、本人が取り組んだ結果について正解かどうかを気にする方がいます。正解であれば安心するし、間違っていないことが確認できれば不安も消えます。しかし、この歩み方では基礎が自分自身の力として身に付かなくなってしまいます。いつまでの借り物の知識にとどまってしまうんです。例えば5つのステップアップを目指そうと頑張っていた場合。1段階目は正しく進むことが出来た。2段階目、3段階目も正解を
WEBマガジンリライズニュースのインタビューする人になりましたリライズニュースというWEBマガジンのインタビューする人になりました。リライズニュースとは、AI時代に人間にチャンスを提供し、まだ見ぬ未来から今をリライズする新時代創造マガジンです。https://rerise-news.com/まだ広く知られていない人をどんどん掘り起こしてます。きっかけは知人からの紹介でした。色んな人に会えるのが楽しそうだなと受けることに。このリライズニュース。コロナ
それ本当に本音ですか-当たり前を覗いてみる98-自分が感じたこと、思ったことをそのまま表現するのは、なかなか難しいことです。どう思われるんだろうか、関係が崩れてしまうんじゃないだろうか、場を壊してしまうかもしれない、、、そんな思考が働いてしまうと、伝えたいことも伝えられず、ついつい我慢してしまいますよね。だからこそ、本音をしっかりと表現すること、本音を知ってもらうことの大切さは、多くの場面でよく言われている通りです。しかし、自分が感じたこと、思ったことは本当に本音なのでし
受動的な世界は飽きてしまう-当たり前を覗いてみる97-なかなか主体的になれない、何をすればいいのか分かっているけれど積極的に取り組めない。そんな自分のスイッチが入らないという課題は、かなり多くの人が持っているように感じます。その原因は、自らが受動的に構えているから。受動的な取り組みは、どんな刺激的なことでも、どんなに高品質なことでも必ず飽きてしまいます。逆に主体的な取り組みは、地道な取り組みであっても、そこに面白味や楽しみを見つけることが出来ます。もちろん、主体的に