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仲の良い友だちには、「緘黙症状」ことについて説明しよう!場面緘黙について周りの人に説明するシリーズです。クラスの子たちみんなへの説明は、こちらの記事をご覧下さい。場面緘黙をクラスの子たちに説明するなら場面緘黙をクラスの子たちに説明するときの、色々なやり方今回は「仲の良い友だちに、自分の緘黙症状について説明する」ことについてお話しします。「話せなくなってしまうこと」を仲の良い友だちに説明しても大丈夫でしょうか?説明するとしたら、どんなことを説明すればよいでしょうか?
先日チャットで面談した緘黙症状のある大人の方(こちらの記事)から、「練習が上手くいった」という報告をいただきました。<一部再掲>【相談の概要】Aさんは小学生の頃から緘黙症状がある大人の方です。家族とは家でなら話すことができますが、外出時や職場の人とは話すことができません。「緘黙症状を改善させたい」という希望があり、Aさんご自身からご依頼いただきました。40分ほどかけてチャットで詳細をお伺いした後、「話す練習」の計画を一緒に考えました。(略)「話す練習」の相談(主に
場面緘黙の子の「個別の指導計画」は、「話せるようになる」ための計画。「個別の指導計画」を作る特別支援学級や通級の対象の子は、5月頃に「個別の指導計画」が作成されます。特別支援教育の指導は基本的にこの個別の指導計画に基づいて行われます。個別の指導計画の書式は自治体ごとに異なります。概ね下記のような内容が記載されているはずです。・主訴・本人・保護者の願い・長期目標・短期目標・指導の内容と方法・成果と課題(評価)こちらの図は、通級による指導の個別の指導計画
コミュニケーションのためにICT機器を使うのは場面緘黙の子には逆効果かも?目立つ道具を使うと、明らかに「話せない子」だと思われてしまいます。前回の記事で、<「話せない子」と思われるからよけいに話せなくなる>と説明しました。緘黙症状のある子をクラスで「話せない子」にさせないために、どうしたらよいでしょうか。「話せる場面」を作る一番シンプルな方法は、「話せる場面」を作ることです。(もちろんこれができるのは「緘黙症状があっても少しは学校で話せる」、症状が軽い子だけです)
5月は「話す練習」を本格的に始める季節!新年度が始まってもうすぐ1ヶ月。連休が明けたら学校生活も落ち着いてきます。この時期に、緘黙症状を治すための「話す練習」を開始しましょう。「5月に練習開始」の理由学校で「話す練習」をするには、次の条件を満たしている必要があります。・新しい環境での「話す練習」の計画が立てられている・本人が新しい環境に慣れている・クラスなど周りの環境が落ち着いている・安定した学校生活の日課が送れる日本のほとんどの学校では、新年度から約3週
こんばんは、レインボー🌈です。中3場面緘黙症の娘の近況。フリスクに今年から、週一回は通う。平日でも、私と一緒であれば、どこでも出かける🚙や🚌や電車🚃も、使います。少しずつ、フリスク以外でも、声小さいけど、振り絞って、自分の意思を伝えようとする😳病気により、学校🏫をしばらくお休みすることを選択した約一年半前?休んで、薬物治療しながら、少しずつ外に出る練習をしています。先日は、家族で、チューリップ🌷咲いてる公園で、お散歩しました🚶♀️開けた場所での、お散歩。
最初の練習で担任の先生に声が出せれば、場面緘黙が治る日も遠くないと思う4月になって今年度の「話す練習」の計画を相談した子から、最初の練習の報告がありました。放課後に担任の先生に練習の時間を作ってもらって、教科書の音読ができたそうです。こういう報告があるのは嬉しいですね。この子の話す練習の目標は「1学期のうちに担任の先生と1:1で話せるようになること」。この調子なら1学期の途中で目標達成できそうです。連休前にここまでできたのは素晴らしいですね。まだまだ先は長いですが、こ
場面緘黙のカウンセリングで必要なのは「話すこと」ではなく「コミュニケーション」だから緘黙症状のある子とでもカウンセリングはできます。上手くいったカウンセリング緘黙症状のある中学生とオンライン面談で「話す練習」の相談をしました。その子とは初対面で、私に対して声を出すことはまだできません。でもこのときは、わずか20分ほどでその子と「話す練習」の計画を作ることができました。私は「話す練習」の計画を考えるときはいつも、「目標」と「練習方法」の2つを検討します。「練習方法」
クラスの保護者に場面緘黙を説明する目的は1つ「友だちと遊ぶ機会を作る」ため数日前に「場面緘黙をクラスの子たちに説明するなら」という記事を書きました。今回は「保護者に説明するなら」です。※この記事の前に「クラスの子たちに説明するなら」を読んでおくことをお勧めします。保護者会で場面緘黙のことを話した方がいいの?新年度になると小学校では「授業参観+保護者会」が開かれます。授業参観のあとで保護者が教室に残って、新しい担任の先生とお話しすることになります。「場面緘黙のことを
基本に忠実な計画が、結局は近道になりますね。その「基本に忠実」というのが、実際には結構難しいのですが。【対象】あいさん(仮名)女性小学1年生で相談開始【概要】小学校入学してからの1年間で緘黙症状が大幅に改善しました。緘黙症状以外の問題が少なかったため、入学当初から「話せる場面」を増やすための取り組みを行いました。学期に1回の面談で、その時々の効果的な対応を検討しました。「担任の先生との話す練習」「クラスで声を出す機会を上手に作る」「話せる友だちを増やす」といった基本に
前回の続きです。緘黙症状改善の計画は、「目標」→「練習方法」の順に考える。計画の立て方の手順は2つ私が相談のときに行っている緘黙症状改善のための計画の立て方は、大きく分けて2段階です。【第1段階】「目標」を決める【第2段階】「練習方法」を考えるこの2段階で計画を立てれば、緘黙症状を改善させることができると私は考えています。【第1段階】「目標」を決める緘黙症状を治すには、まず目標を明確にしましょう。「話す」というのは必ず相手が
1年間で顕著に緘黙症状が改善した高校生の紹介です。【対象】まきこさん(仮名)女性高校2年生で相談開始【概要】約1年間、6回のカウンセリングで顕著に症状が改善した高校生の女性です。本人と相談しながら話す練習に取り組み、同級生の前でも声が出せるようになりました。初回から本人とは筆談で聴き取りをすることができました。面談は2ヶ月に1回程度の頻度で行いました。「話す練習」の宿題の達成状況を確認して、次のステップを一緒に考えるという方法で、話せる相手や場所を増やしていきました。
緘黙症状のある人が「話しづらい」「声が出しづらい」と思うのはなぜでしょうか?話しづらさの理由は様々「話す練習」の相談を緘黙症状のある当事者の方と直接することもよくあります。年齢の高い子や大人の当事者の方だったら「話しづらい理由」を一緒に考えることがあります。緘黙症状というのは「発話の最終段階」で声を出すという行為ができなくなっている状態です。「緊張して喉がしまったようになる」という話はよく聞きます。ですが実は「話しづらい理由」はそれだけではありません。声を出すた
clusterを使って、場面緘黙の症状のある小学生の女の子に話す練習についてお話ししました。「しっかり計画を立てて練習すれば話せるようになるよ」と話して、そのための具体的な練習方法を説明しました。対面やZoomでの面談では相談することが難しくても、このようにメタバースの中ではコミュニケーションがとれる子もいます。この子も、新年度に向けた「話す練習」の計画を考えることができました。
緘黙症状が改善してきた高校生の紹介です。【対象】あかねさん(仮名)女性中学生から相談開始、現在は高校生【概要】「cluster」というメタバースを使って相談を続けている高校生の女の子です。今の環境では学校で同級生と話すのは難しいけれど、大学に進学したときに話せる状態でスタートできることを目指して練習をしています。初めは保護者を通じた面談でしたが、次第に本人と直接やりとりができるようになりました。現在は保護者を介さずに本人と直接やりとりをしています。面談は2、3ヶ月に1回くら
こんにちは。英会話上達コンサルタントの重です。今日は私たちは毎日、いろいろな場面で人と話しますがどんな話をしているか、ときどき冷静に考えてみる必要があるように思います。ただ挨拶と今日何をするのかを確認する話先日頼まれていたことがうまくいったお礼の話今後〇〇を計画したいという話知り合いの〇〇さんが退院したという話などなど、生活の場面で多くの会話がありますね。私はラジオを聞くようにしていますが、なかなかリアルタイムでは聞けません。ですからRADIKOで、
こんにちは。英会話上達コンサルタントの重です。今日は「週1回のレッスンだと、前回の内容を覚えていないし数か月やっていても上手になってきているという実感がない」という方の発言がヒントになっています。週1回を連続で続けていること自体がすばらしいことなのですがそれでも、時間と費用を考えた場合、上達ができていないのなら、後ろ向きの考えになってしまうのも理解できますね。同じような経験のある方って多いのではないでしょうか。英語や英会話に限ったことではありませんし習い事
気持ちや考えを言語化できるようになると思考や見ている世界の解像度が上がり伝えることが楽しくなりますこのたび初めてこのような企画を立ててみましたので、よかったらご参加ください^^zoom話す練習ご案内目的・気持ちや考えを言葉にする練習の場・話し方を改善したい方の練習の場☆ご参加者さまの人生がより良いものとなりますように☆参加できる人自分の気持ちや考えを言葉にする練習をしたい方や、話し方の練習をしたい方相手の話を最後まで聴ける方zoomでお
こんにちは。英会話上達コンサルタントの重です。2月20日を過ぎているのに日本中で異常気象ですね。すっかり春の陽気だったのにものすごい雪模様になったり半袖から厚手のコートになったりこの時期をなんとか乗り越えましょうね。今日お会いした方のお話をしましょう。その方はパソコンを教えたりしてきたそうです。特にどこかのスクールで集中的に習ったことはないとおっしゃっていました。それなのにどうして教えることができるまでに力をつけることができたのか?その理由は:自分でコツ
「話せないこと」について、子どもとしっかり話し合った方がいい。場面緘黙を治すために「話す練習」に取り組むなら、本人と相談することが必須。でも「本当にそんなことをしても大丈夫なの?」と思う方もいるのではないでしょうか。「子どもと「学校で話せないこと」について話題にしてもいいのか?」について考えます。「本人と「話せないこと」について話題にする」【必要度】★★★★★本人も「話せないこと」を自覚しているまずは子どもの発達という視点から、重要な前提を確認しておきましょう。
こんにちは。毎日のように気温が上がったり下がったり・・・春が近づいたり遠のいたり・・・気温に一喜一憂する自分にあきれています。でも多くの人が今の時期はそうではないかと思ってしまいます。転勤を機に英会話レッスンを休会する人進学の1年前から、塾に通い始める人仕事が忙しくて通えないからと休会する人休会するときには多くの理由がありますが突き詰めると「時間が取れない」ということでしょう。新しい環境に入ると、そちらに時間も気持ちも取られるすると重要度の低い英会話レッスンは
「録音を使った練習」の解説の続きです。・録音から「会話」につなげる方法・録音を使った練習の注意点について説明します。「録音を使った練習」【使いやすさ】★★★★★録音から「会話」につなげる方法【ステップの例】※途中の段階をかなり省略しています1.「教科書の音読などを家で録音して、翌日担任の先生に聞かせる練習」からスタート↓慣れてきたら「学校での録音」に挑戦2.「誰もいない時間・場所に(放課後に相談室などで)録音して、翌日担任に聞かせる」
「録音」を使って緘黙症状を改善させる方法です。前回の記事では、録音を使って緘黙症状を改善させた事例を紹介しました。そこで今回は「録音を使った練習」の方法や工夫について解説します。「録音を使った練習」【使いやすさ】★★★★★「録音」は場面緘黙の症状を改善させる練習でもっともよく使う方法の1つです。(こちらの記事も参照)録音した声を聴かせるところから始めて、慣れてきたら直接声を出すことにつなげていきます。はじめから終わりまでとても細かいステップを設定することが可能で、
録音を使った練習でオンラインで話せるようになった高校生の紹介です。【対象】まことさん(仮名)男性相談開始時は高校1年生【概要】スマホでメッセージを録音してメールで送ってもらう、という練習から緘黙症状の改善につながったケースです。もともとは友だちを相手に練習する計画だったのですが、友だちがあまり頻繁に練習に協力してくれなかったため、私にメッセージを送ることになりました。徐々に練習のステップを上げていき、この練習を開始してから3ヶ月ほどでZoomの面談時に直接声での応答ができる
緘黙症状の改善が上手くいくために大事な3つの要素があります。子どもたちから学んだ、大切なこと私は、これまで何百名もの緘黙症状のある方と関わって、一人ひとりについて改善の方法を時間をかけて考えてきました。その中で考えた練習方法や計画は一人として同じものはなく、すべて「オーダーメイド」のものでした。ですが、個々の方法は違っても基本になる考え方はどのケースでも変わらないということが分かってきました。その基本的な考え方を、私は長い時間をかけて「3つの要素」にまとめました。子どもた
「高校生になったら話せるようになりたい」と思っている場面緘黙の子は多い4月になれば彼女は私の好きなポール・サイモンの歌で、「4月になれば彼女は(AprilComeSheWill)」という曲があります。ギターのメロディと伴奏が美しい、詩情にあふれたとても綺麗な曲です。歌の内容とは全然関係ないですが、場面緘黙の子たちの中には「4月になったら話せる(ようになりたい)」と思っている子がたくさんいます。環境が変わることで「話せるようになる」ケースは多い実際、新しい
緘黙症状を改善させるための、最も基本的な4パターンを紹介します。500かどうかは分からないですが、緘黙症状改善のための練習方法は実際無数にあります。(基本的な考え方は、外部のページになりますが、こちらの記事が分かりやすいです)「人」×「場所」×「すること」の要素を組み合わせて「話しやすい条件」を作るこれが緘黙症状改善の基本です。このかけ算の組み合わせは、細かく見ていくと膨大な数になります。その中でもよく使う(=採用されやすい)型が4つあります。1.「放課後に教室
けんゆうの晩ごはんは、チキンハンバーグ。ハンバーグを作って見せてくれたのは初めて。ニューヨークの物価は高いので、ちょっと外食しただけでも、びっくりするくらいのお値段に。また、自分の食べたいものを自分の味で食べるには自分で作るほうがいいらしい。チキンハンバーグはたくさん作って保存して置けるからいいですよね。+++けんゆうはこの1週間プレゼンのための準備をしていてそれがやっと終わったらしいです。嬉しかったのは、「人の前で話すのが苦手だから人前
今日は何年も前からの知り合いに会いました。勤務先に生徒としていらっしゃいました。すでに退職しており、それでも元気な姿を見せてくださいましたので、とても励まされました。その方が言うには「昔英会話スクールに通っていたときはレッスン後に一緒にお茶した人たちが今ではなかなか会うこともできず、寂しいです」とのこと。似たようなことはほかの方々からも何度も聞きました。コロナ禍の副作用であったと恨めしい気持ちです。でも、何人かの知り合いがいるなら、もっともっと一緒に会う
ネイテイブの英語に触れる機会でもあり英語の会話力を上げる最良の機会の一つでもある英会話スクールでのレッスン。一度は英会話スクールに通うことを考えたことはあるのではないでしょうか。初めてスクールの受付に入ったときは緊張しませんでしたか。英会話ですから、当然外国人講師がいるわけで日本語が通じない人たちという印象があったのでは?自分の英語が通じなかったらどうしよう?意味の通じる英文を言えなかったらどうしよう?心配ごとはたくさんあったのではないでしょうか。