ブログ記事17件
ジャン=ジャック・アノー監督1327年,北イタリアのカトリック修道院で起きる殺人事件を修道士ウィリアム(ショーン・コネリー)と弟子アドソ(クリスチャン・スレーター)が解き明かしていくお話フランス・イタリア・西ドイツ映画です。アマデウスとはF・マーリー・エイブラハム1)つながりです。時代背景は中世になります。中世ヨーロッパは君主が国土を領主に与え,領主がその土地を支配し,軍事奉仕や税の提供を条件に農民に土地の使用権を与えるといった封建体制が基盤になっていました。
12月9日から11日まで開催された日本手芸普及協会カリグラフィー部門の作品展に行ってきました。今年は第5回目になりますが、毎回私も出展させていただいています。会場には額装作品、額装小作品、カード作品の合計200作ほど展示されていました。自身の作品のタイトルは「アルスポエティカ」。古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩に『ArsPoetica』があります。476行のとても長いラテン語の詩の中から391行~407行目を作品にしました。ArsP
三好達治・明治33年(1900年)8月23日生~昭和39年(1964年)4月5日没、享年63歳昭和8年(1933年)、結核転地療養時、33歳詩集『測量船』第一書房「今日の詩人叢書」第二巻、昭和5年(1930年)12月20日刊(外箱)詩集『南窗集』椎の木社・昭和7年8月1日刊『三好達治詩集『測量船』昭和5年(1930年)・その11(『測量船』再考)』三好達治・明治33年(1900年)8月23日生~昭和39年(1964年)4月5日没、享年63歳同人誌「青空」参加時の三好達治、25歳詩集
萩原朔太郎(1886-1942)、詩集『氷島』刊行前年、個人同人誌「生理」(昭和8年6月~昭和10年2月、全5号)創刊の頃、47歳。『萩原朔太郎詩集『氷島』昭和9年(1934年)・その2(初出一覧)』萩原朔太郎・明治19年(1886年)11月1日生~昭和17年(1942年)5月11日没、享年55歳詩集『月に吠える』刊行2年後、大正8年(1919年)、上田稲…ameblo.jp萩原朔太郎というとまず第一に詩人としての業績が思い出されるのは何といっても名誉なことで、萩原と同年生まれで萩原が
まぶしい陽射し、木陰の涼しさが恋しくなります。はやくも夏本番ですね!今日は、評論掲載のお知らせです。池田康氏編集・発行・洪水企画「みらいらん」10号に、西脇順三郎論「脳髄に咲く、永遠」を寄稿しました。今号の特集は、「西脇順三郎世界文学としての詩」。西脇順三郎(1894-1982)は、日本の詩の伝統にとらわれないシュールで斬新な言語感覚を持ち、西欧文学や芸術世界への広やかな知を基盤に多くのすぐれた詩を残しました。カルモヂインの田舎は大理石の産地で其
ステファヌ・マラルメ(StéphaneMallarmé,1842-1898)フランス19世紀の詩人、ステファヌ・マラルメ(1842-1898)は10代から詩作を始め、19歳の時に読んだシャルル・ボードレール(1821-1867)の詩集『悪の華』(発禁初版1857年、改訂増補公刊版1861)に決定的な影響を受けた人でしたが、生涯を高校の英語教師として過ごし、晩年に編纂して没後翌年の1899年に刊行された『詩集』全47篇が唯一詩集になりました。一方でマラルメは全詩集に収録しなかった多くの初期
SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生政治参加の「余裕がない」現実(withnews)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210309-00000006-withnews-soci
・メモ大学でのレポート作成のためとりあえず乱読した書籍。しかし乱読で終わらせるには惜しいので、レポートの提出が全て終わった2月以降に再読してみようと思う。アリストテレースの詩学は、彼が韻文の悲劇についてどう書くべきか、どういう要素にすべきか、何を書き、何を書いてはいけないかをオイディプイス王などの例を交えて詳説している。悲劇を構成する韻文詩については韻律さえ規則に従っていればいいように思えたが、アリストテレースは厳密に近い形でどうあるべきかのルールを定めていく。項目によっては納得でき
三好達治<明治33年=1900年8月23日生~昭和39年=1964年4月5日没>昭和8年(1933年)、結核転地療養時、33歳詩集『測量船』第一書房「今日の詩人叢書」第二巻、昭和5年(1930年)12月20日刊(外箱)詩集『南窗集』椎の木社・昭和7年8月1日刊三好達治については先日長々と読書感想文を載せましたが、追記したい文献があったのでご紹介します。三好の第1詩集『測量船』については三好達治の初期作品~晩年に至る詩業全般、また『測量船』に先立つモダニスム傾向の詩と『測量船』と同時
萩原朔太郎(1886-1942)、詩集『氷島』刊行1年前、個人出版誌「生理」(昭和8年6月~昭和10年2月、全5号)創刊の頃、47歳。萩原朔太郎というとまず第一に詩人としての業績が思い出されるのは何といっても名誉なことで、萩原と同年生まれで萩原が詩作を始める前に夭逝した石川啄木(1886-1913)を始め明治・大正・昭和の著名詩人の大半が詩作品そのものより伝記的な伝説から興味を持たれ広く読まれるきっかけになっているのに較べ、萩原にはそうした神話化が働いていないのです。つまり萩原は夭逝もしなけ
☆吉本隆明氏は、批評家・思想家として大きな功績があったが、詩人としても多くの優れた作品を残した。吉本隆明は、わたしにとって思想家としてよりも詩人として大きな存在だった。最近は、吉本隆明の詩をゆっくり、じっくり繰り返し読んでいる。今日は、1953年から1957年にかけて書かれた詩を集めた「吉本隆明詩集」の中から、吉本隆明の代表的な詩を1篇紹介します。最近、この詩を何回も読み直し、詩の言葉が自分にもたらすものは何なのか感じ取ろうとしている。異数の世界へおりてゆく
詩の言葉は残酷であっても繊細であれこの繊細さが読み手の憐憫さに訴える憐憫なリアリズムである
ふと目に留まった山部赤人の和歌から、令和時代の万葉集の読み方を考えてみた。藤盛槐enjuF.noteにて第3詩集『合歓』販売中。@enju1948#現代詩とは何か↓まあ一種の寝惚けた詩論としてお読みくださいwhttps://t.co/sPAdOR6DNa2020年05月26日19:03藤盛槐enjuF.noteにて第3詩集『合歓』販売中。@enju1948教科書でお馴染みのこの和歌、今読み返してふとよく考えてみれば、主体と客体の関係性について、物凄く深い指摘をして
テーマ1週目積読本又は読みかけの本2週目一度読了するも難解な為、再挑戦したい本←イマココ3週目ジャンル問わずオススメの本11日目はアリストテレス、ホラーティウスの『詩学・詩論』。『猫』の投稿で紹介した『必読書150』の中で文芸評論家渡部直己氏が本書を推薦していた。創作に携わる仕事を志す者なら、この本を読んでこの内容を乗り越えよ!的な熱い推薦文を書いていたように記憶している。彼の短文で推薦書の良い所や読み所を巧みに描写する技は素晴らしい。例えば、『それでも作家に
『右側の波に乗る』「流れに沿えないヤツはダメ。」思い出したのは、新婚時代、助手席に座っていた夫からの、私の運転に対するダメ出しの言葉。ほんとだ、イライラする。確かにダメやな、と思う。動く歩道やエスカレーターの右側(関西は左側?)で、ヤケにマイペースな人。確かに、右側は、「急ぐ人」のラインなだけであって、その正確なスピードは決まっていない。だけど、こんなに人がぎゅうぎゅうな駅で、前の人との間隔があいてたら、小走りでもして詰めるべきで、それをするどころか、悠々と大股でマイペースに歩い
【つづき】私は今、再び、遠回りの道を選ぼうとしています。私がこれまで考察してきた実存主義・自由・民主主義…これらは全て、哲学者たちが考えたことだったのです。去年から少しずつ、学び始めた、哲学。サルトルの復習に始まり、ハイデガー、デリダ、フッサール、カント…それは、目指すところが、「哲学詩」であるとか、詩とは哲学的思考を内包している為、といった今更の事ではなく。哲学とは、対話の繰り返しであり、伝えられてきたものを、自己のものとし、変化させることである。文学で独我論に
『哲学と詩〜遠回りが、一番、近い〜』ポエムが700個目になりました。百篇に一回、こうして詩論を書いていますが、前回の詩論が去年の5月28日でしたから、今回は随分と間が空いてしまいました。遠回りをしてしまったようです。この一年間と言えば。ベトナムから日本への本帰国という、突然の環境の変化。私にとってはこれが、詩作を間延びさせた最大要因だったと思うのですが。そんな日々の中でも、書くこと自体を投げたわけではありませんでした。・エッセイ・詩ではなく・ランダムに回顧
2018年12月28日10年前の私の日記に想う10年前の私から----------------------------------------------------------mixiより転載聖灰水曜日2009年01月24日T・S・エリオットの作品『聖灰水曜日』(詩)を読みました。わたしはふたたび、ふりかえることを願わないのでわたしは願わないのでわたしはふりかえることを願わないのでこの人の才や、かの人の能力をうらやんでかかるものを、もはや争っ
今日は9月最後の日ですね(台風最接近被災地の皆さま大丈夫でしょうか?)それに急に寒くなって秋めいて来ましたが皆さま体調崩してらっしゃいませんか?昨日は☔️の降る中現代詩詩論研究会に出席しましたその中で以前からよく知ってたにも関わらずもう一度読み返すと改めてじわじわと死にたくなるような寂しい気持ちがよくわかる詩のフレーズに触れたのでブログを書いてみたくなりました会場に入ってすぐ外国の方がいらしたので一瞬部屋を間違えたのかなと思いましたがロベルト・
昨日は地下鉄を乗りながらこの本を読んだ。トルコで買ったからトルコ語だったけどラテン語と一緒だった。『詩論』(しろん、詩について、ラテン語:ArsPoetica、アルス・ポエティカ(詩の芸術、技術)またはEpistulaAdPisonesまたはLetterstoPiso)とはホラティウスの詩についての論文。紀元前18年頃に書かれた。『詩論』から次の3つの有名な文学用語が生まれている。Inmediasres(物事の中途に)147-148行-古代の叙事詩でよく
「いちばんやさしい!楽しい!シルバー川柳入門」アマゾンの売れ筋ランキング「詩論」部門で現在7位!発売から1か月、じりじり上昇中!!口コミも、17に増えました!!皆様ありがとうございます!!ますますよろしくお願いいたします!!いちばんやさしい!楽しい!シルバー川柳入門/河出書房新社¥1,404Amazon.co.jp応援ポチッとお願いします(b^-゜)にほんブログ村川柳ブログランキングへ
『改めて、詩論』ポエムが400個目になりました。これを書いている私はいつもの部屋で、薔薇の花と湖を見つめています。ぼんやりとした空間の中でも日々色々なことが起こり、何かが刻々と変化しています。皆様は、お元気でしたか?今日の薔薇の花は、一段ときれいです。まだ開ききっていない、ピンクの薔薇の花です。朝、友人が市場で買ったものを、半分分けてくれたのです。ピンポンと玄関のチャイムが鳴り、さっきまでその友人と立ち話をしていました。娘の出産後から、生理痛がひどくなった私は、月に
ドラッグストアのウエルシアで、過日、冷凍の牛丼の素を買ってきた。今日の昼、食べるものがなかったので、ダメもとでご飯にこれを温めて、牛丼にして食べた。美味かった!期待していなかっただけに、嬉しかった。で、今日、さっそく、店へ買い出しへ。→休みの日も、畑や庭仕事で疲労困憊。その合間を縫うようにして読書。その意味で、よく読んだほうだと自分を褒めてやりたい。ま、楽しみで読んでるんだけどね。画像は、トウモロコシの苗を植えた光景。2017年4月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数
消えやすいよろこびを何でいうたつてゐるひまがあらうか、アイスクリイムを誰が噛むか。かなしみ悲は堅いから、あまり堅いからのこな嚥んだり噛んだり消化したり人はひとつのかなしみからいくつもの歌を考へだすのです。佐藤春夫「詩論」青幻舎刊『画家の詩、詩人の絵』2015年P.158こちらの本は、昨年同タイトルにて行われた展覧会の図録本詩と画の往還を味わうひととき展
Verbaquepraevisamremnoninvitasequentur.(Horace,Artpoétique)(I,xxvi)事実が明らかになれば、言葉はおのずから従う。(ホラティウス『詩論』311)無理に何かを表現しようと思って言葉を丁稚上げる前に、まずはよく観察して事実を見極めることですね。本当は、忘れた頃にこのような言葉を思い出して反省すべきなのですが、忘れた頃には、つまりは忘れてしまっているのです。そして適切でない言葉を発してしまいま