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4年ぶりにサントメに訪問した様子をカフェタナカ公式YouTubeにアップしました下記リンクからご覧いただけます【カフェタナカ】サントメ訪問記2023①4年ぶりのサントメ島カフェタナカ希望の有機カカオ農園へ!理想のショコラとは?そんな問いの答えを探し求めた先で出会った「原種のまま残るサントメ島のカカオ」現地で働く女性の環境を垣間見て決意した「女性支援」この二つを実現するため、シェフ田中千尋の長年の夢であった「カフェタナカ希望の有機農園」を2019年開園。サントメ島の放棄され荒
金沢21世紀美術館は、いつ訪ねても多くの人々で賑わいを見せています。周囲には出店も出ていました。屋外のアート作品も大人気でした。外国人観光客、国内観光客、地元の人々、子ども連れファミリー、等々、様々な人々が楽しく現代アートに接するスポットとして一つの理想的な完成形がここに在ると感心しました。
鈴木大拙館の思索空間を縁取るようとりまく水辺の廊下から、白い塀と森と水が織り成す静謐な景色を眺めていると、まるで瞑想しているように心が洗われました。鈴木大拙館、是非一度お訪ねください。
金沢が生んだ世界的・仏教哲学者=鈴木大拙の思考や足跡を広く伝える文化施設が、鈴木大拙館です。館内には、書や写真・著作が展示されています。鈴木大拙を「知る」「学ぶ」と共に、思索空間で「考える」ことも推奨されている通常の博物館や記念館とは一線を画す空間がそこにはあります。建物は、国際的な建築家である谷口吉生氏の設計による虚飾を一切廃した潔いまでにシンプルな佇まいです。正門からエントランスに向かうアプローチ・・・ありがなく足下にある銘板・・・森と水と建築が織り成す空間に足を踏み入れ
旧中村邸から森山に沿った径を抜けていくと、やがて松風閣庭園と鈴木大拙館の裏手に辿りつきます。鬱蒼とした苔生す木立と古池が織り成す松風閣庭園の静寂に、暫し心を静めました。そして、いよいよ鈴木大拙館に向かいました。
2017年9月上旬に現代音楽ライヴハウスツアーで金沢を訪ねた際に、時間を見つけて鈴木大拙館を訪ねました。石川県立図書館の裏手に回り込むと、旧中村邸がひっそろと佇んでいました。その傍らに森山が繁っていて、その麓に径が延びていました。残暑の日差しが厳しい晴天の下で、日陰の径は格好の散歩道でした。
第3セクター鉄道であります南阿蘇鉄道高森線に関しました話題をご紹介しておりますが、前回は所有車両紹介、そして上の画像・以下画像にもあります、4年ぶりに再訪しました見晴台駅をご紹介しました。南阿蘇鉄道は、所有車両が10両でありますが、このうち5両がトロッコ列車「ゆうすげ号」用の車両、そして残り5両が一般用の車両でありまして、うち2両が最新型のMT-4000形気動車となっております。そんなMT-4000形気動車はATS-SK形・ATS-DK形を装備しているため、JR豊肥線に乗り入れも可
2019年秋の小浜島訪問記も最終回のvol.8となりました。帰る日になって、台風一過の快晴になりました。高台に在る小浜小中学校からの海の眺めです。石垣島往き高速船などが発着する小浜港も晴れました。但しよく見ると、台風の大波で転覆した釣り船が船底をさらけ出していることがわかります。高速船からの眺めはとても綺麗でした。光りが当たる角度や珊瑚の有無や水深などから海の色が刻一刻と変化します。小浜島の皆さん、また来ますね〜!
小浜島訪問記もvol.7となりました。台風18号の直撃を受けて携帯電話もインターネットも半日シャットアウトという環境に遭遇した旅でしたが、沖縄・八重山の料理やお酒を味わう時間を何とか持つことが出来て、想い出深い旅路をなりました。小浜島には居酒屋が何軒かあるのですが、その中で知人に連れて行っていただいた所が、"ゆうな"というお店でした。地元出身のステキなマダムと活きの良いお姉さんが切り盛りしている、おおらかな雰囲気のお店でした。ゴーヤーチャンプル・軟骨ソーキ・泡
小浜島訪問記もvol.6となりました。この旅路は、2019年9月29日(日)に小浜島入りしたのですが、着いた時は青空が広がっていましたが、天気予報は外れることなく台風18号の来襲をまともに受けることになったのでした。上下の写真は9月30日(月)に宿の窓から撮ったものですが、写真では判り難いですが、強風と驟雨が始まっていました。各種警報が発令されたので学校は休校となって、予定していた訪問授業(音楽づくりワークショップ)は翌日以降に延期になったのでした。そして午後
小浜島訪問記を続けています。この度の主目的は、文化庁支援プロジェクトによる学校訪問授業で、小浜小中学校に伺うということでした。ひろびろとした空、土の校庭、などなど、都会の学校とは全く異る空間の広がりが何とも羨ましい環境でした。これらの写真は青空ですが、実は今回の訪問は台風18号の先島諸島(八重山方面)直撃とすっかり重なってしまい、なかなか大変な滞在となったのでした。この抜けるような青空が、この日の夜から一変して、暴風雨が吹き荒れることになっていったので
小浜島訪問記もvol.4となりました。ようやく石垣島から小浜島に向かうことにします。石垣島や八重山の中心的存在です。大型機が離発着できるようになった新空港"南ぬ島石垣空港"から石垣島に着いた観光客の中で、更に他の離島、竹富島、小浜島、黒島、波照間島、西表島、などを訪ねる場合、離島ターミナルから高速船に乗ってそれぞれの島に向かうことになります。また、各島の間を通勤・通学する地元の方もあり、物資の輸送にも高速船が使われています。運行頻度はかなり高く、ちょっとしたバスターミ
小浜島訪問記がvol.3になりましたが・・・まだ石垣島をうろうろしています。離島に向かう船が発着する離島ターミナルの近く、石垣島の中心街に「730記念碑」交差点が在ります。この記念碑は、1978年07月30日に、自動車が右側通行から左側通行に変更された記念として建てられたものです。終戦後、沖縄は米軍に占領されていたため、アメリカ本土と同じく右側通行になっていました。1972年5月15日に日本に復帰した後も右側通行が続き、約6年後に左側通行へ戻りました。その転換の
小浜島訪問記vol.2・・・ですが、まだ石垣島の話題です。八重山の離島へのフェリーが発着するターミナルの近くで、この辺りに来た時は必ず立ち寄るファストフード店へ・・・沖縄と言えば先ずここにでしょ!ルートビア&チリチーズカーリーフライ@A&W
2019年秋に、久しぶりに沖縄方面に出向く機会がありました。私は以前にも何度も沖縄県を訪ねています。沖縄本島の読谷村のリゾートへの観光旅行や、大学等を会場とした研修会の講師としての訪問、石垣島への観光や学校訪問授業、石垣島の離島桟橋から足を伸ばして竹富島や西表島を観光、南大東島に滞在して小中学校全クラスを指導した訪問等々、様々な経験をしましたが、今回の小浜島は初めてでした。小浜島へは石垣島の離島ターミナルからフェリーで渡ってアプローチするので、先ずは南ぬ島石垣空港に降
2013年5月に私が始めてウクライナを訪ねる機会に恵まれて、同国東部ドンバス地方の中心都市=ドネツクで開催された国際現代音楽祭でオーケストラを指揮した経験は、今なお私の脳裏に鮮明に刻まれています。私の訪問の暫く後に、突如としてロシアによるウクライナへの介入が始まり、クリミア半島やドネツク等を中心として情勢が渾沌としたまま、その後もズルズル時が経過してきてしまいました。そして遂にこのところの各種報道の通り、ロシアの侵攻が本格化して、まるで人類史の時計が100年程逆回りして、帝国主義
今朝は、2019年4月の"モンゴル訪問記"の番外編をお届けしましょう。全4泊の中の1泊を、遊牧民の移動住居=ゲルを宿泊施設にしたゲル・リゾートで過ごしたことを本編で紹介しました。そのリゾートのセンターハウスに、まるでそこの主のように堂々とした猫が居ました。早朝に大草原を眺めながら自作曲をパソコン再生で聴くという念願の経験が叶った後、モンゴルの早朝の外気で冷えた身体を暖めるためにセンターハウスの一階のロビーに入りました。そして、その猫さんとしばらくまったり一緒に過ご
2019年4月の"モンゴル訪問記"を朝の記事シリーズとしてアップしてきましたが、そろそろ開きとなります。今日のvol.10が最終回です。今回のモンゴル訪問に至った切掛は、近年になって株式会社プリズムという素晴らしい会社を知ることができて、その幹部の方々との交流が始まったことでした。そのプリズム社は、日本におけるプロジェクションマッピングのパイオニアで、現在は創立地の札幌に加えて東京に大きな拠点を持ち、プロジェクションマッピングのみならず、照明、音響、舞台制作、企画制作
2019年4月のモンゴル訪問記を続けてきましたが、いつのまにかvol.9になります。今日は、今回の訪問で大変お世話になった株式会社プリズムとその関連のモンゴル現地法人、合同会社フレーによって建設され、運営が開始されているホワイトロックセンターをご紹介しましょう。ウランバートル市内中心部のナイラムダル公園の一画に在るご覧の通りの白亜のドーム形イベントスポットがホワイトロックセンター(WRC)です。大中小三つのドームを組み合わせた未来的フォルムのWRCに入
2019年4月のモンゴル訪問記を続けています。昨日の記事では、本場のホーミー、オルティンドー、馬頭琴を目の当たりに鑑賞できたことを振り返りましたが、その中で触れたベテランの至芸は、"トゥメン・エフ民族アンサンブル"の公演での鑑賞でした。古い建物ながら専用劇場をナイラムダム公園内に構える"トゥメン・エフ民族アンサンブル"は、観光客向けの約70分のステージを連日上演しているようでした。ホーミー、馬頭琴とオルティンド―、民族楽器合奏、チベット仏教楽器も含めたパフォー
2019年4月の"モンゴル訪問記"を続けています。今回の訪問の中で、音楽家の私として是非とも果たしたかった願い、「本場のホーミー、オルティンドー、馬頭琴を、目の当たりに鑑賞すること」は、幸いにも現実となりました。しかも、それぞれの、ベテランの至芸と若手のフレッシュなパフォーマンスの両方を、目の前で聴かせていただく機会に恵まれました。流石本番の味わいは素晴らしかったです。
2019年4月の"モンゴル訪問記"を続けています。滞在中の食事は、何度もモンゴル料理をいただきました。放牧の国ですから、肉食が名物料理のメインになります。羊肉料理、牛肉料理、それらの挽肉や干し肉を活用した料理、等々、様々な料理に遭遇しましたが、どれもなかなか美味しかったです。羊肉料理は、想像していたよりも独特の匂いが薄く、味も柔らかで、日本人の舌にも充分合うものに感じられました。上の写真は、ゲル・リゾート宿泊時にいただいたモンゴル料理の盛り合わせプレート(5人前)で
2019年4月の"モンゴル訪問記"訪問記を続けています。ゲル・リゾートに宿泊した後の半日は、大草原と岩山が織り成す風景が広がるテレルジ地方でのプチ観光を楽しむことが出来ました。車窓は大らかな大草原が続きました。あちらこちらで放牧の様子が見られました。やがて、亀の形の奇岩、その名も"亀岩"に着きました。そこは有名な観光スポットらしく、馬やラクダに乗るアトラクションもありました。ラクダは、ゴビ砂漠独特のふたこぶラクダで、背中の二つのこぶの間に
2019年4月の"モンゴル訪問記"続けています。4泊中の1泊をゲル・リゾートでゲルに宿泊できた翌朝、頑張って早起きに成功しました。大草原と岩山の囲まれたゲル・リゾートの早朝は、空は曇りがちで自然がまだまどろんでいるような雰囲気でした。その中で、密かに期してきた行動を、そっと実行しました。「モンゴルや中央アジアの草原と青空をイメージして作曲した《天風愛舞和庵〜胡琴協奏曲》(1998年東京フィル委嘱作品)の録音を、モンゴルの大草原を眺めながら聴く!」という