「そこでバラクはバラムに対して怒りを燃やし、手を打ち鳴らした。バラクはバラムに言った。『私の敵をのろうためにあなたを招いたのに、かえってあなたは三度までも彼らを祝福した。今、あなたは自分のところに下がれ。私はあなたを手厚くもてなすつもりでいたが、主がもう、そのもてなしを拒まれたのだ。』バラムはバラクに言った。『私はあなたがよこされた使者たちにこう言ったではありませんか。【たとい、バラクが私に銀や金の満ちた彼の家をくれても、主のことばにそむいては、善でも悪でも、私の心のままにすることはできません。